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デスパイアがハヤテたちを  2

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「お、お前……伊澄さんじゃないだろう! 伊澄さんはドコだ!? まっ……まさか……っ!?」
「……うふふふふ……一目で気づかれるとは思わなかったわぁ♪ 生きてるから安心なさい。殺せるワケがないじゃないのぉ。極上の『エサ』なんだからぁ。あれほどの霊能力、ワタクシの数百年の人生の中でも五指に入るわぁ♪」

伊澄さんの姿をしたデスパイア(魔物の総称)の言葉にホッとする。
最悪の事態は回避できたみたいだ。
……何とか2人を連れて逃げないと。
勝つのは無理でも逃げるのは可能かもしれない。
チャレンジする意味はある。
いや、チャレンジするだけじゃダメだ。
何としても成功させないと。
こうなった元凶は僕なんだから……!

「にらまれても全く恐くない……というより滑稽ねぇ♪ あらあら、こんなに大きくしちゃってぇ。あんなに出したのに……淫乱な子ねぇ♪」
「……や……やめろ……! さわるな……あ゛っ! さ……さわるなって言ってるだろう……ん゛ん゛っ……!」

デスパイアの手が胸を撫でるたびに、甘く切ない感覚が全身を駆け抜ける。
目覚めた時から勃起していた肉棒は、ますます硬くなっていく。
触手で床にあお向けにX形に拘束されているので、よけるのも逃げるのも無理。
……デスパイアの姿なら。
デスパイアの姿なら、こんなに感じないだろう。
雰囲気は違うけど容姿は完全に伊澄さんだから、伊澄さんに嬲られているように錯覚してしまう。
もちろん年下の女の子に嬲られるのも嫌だけど、デスパイアなんて魔物に嬲られるのに比べたら遥かにマシだ。

「ふふふふふ……蠱蟲(こちゅう)は完全に馴染んだようねぇ♪」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! こ……こちゅう……?」
「気絶してる間に蟲(むし)を1匹、寄生させてもらったわぁ♪ 身体がトンでもなく感じるでしょう? その内もっっと感じるようになるわよぉ♪」
「なっ……!?」

錯覚じゃなかったのか?
虫を寄生って寄生虫?
性感帯を発達させるってどんな虫なんだ?
今より敏感ってどれくらい?
もしかして伊澄さんやマリアさんも寄生されてるのか?

「パニックになってるみたいだけど大丈夫よぉ♪ 蠱蟲(こちゅう)に寄生されて死んだ人間も、発狂した人間もいないんわぁ。200年くらい生きた人間はいたけどねぇ♪」
「……にひゃくねん……? 人間が……?」
「そうよぉ? 蠱蟲に寄生された人間は、寄生される前の数十倍も生命力が強くなるわぁ。かわりに理性がすこ~~し減衰しちゃうけどねぇ♪ 言葉では理解しにくいからぁ……実例を見せて説明するわねぇ♪ ほ~~ら来なさい♪」
「~~~~~~!? ま……まり……あ……さん……?」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! え……ハヤテ君……?」

あまりにも驚きすぎて声が出せなかった。
何の前触れも無くマリアさんが現れたからじゃない。
デスパイアが自由自在に瞬間移動できるのは知ってたから。
現れたマリアさんが全裸だったからじゃない。
マリアさんがデスパイアに犯されるのを見ていたから。
マリアさんがオナニーしていたから……は微妙に違う。
僕も人目がなかったからオナニーしてるくらい身体が疼いているから、ただオナニーしていただけじゃこれほど驚かなかっただろう。
僕が絶句するほど驚愕した理由は簡単。
マリアさんの股間に男性器があったから。

「よだれダラダラたらしちゃって……そんなにオチンチンが疼くのかしらぁ? いいこと教えてあげるわぁ♪ そこの坊やの口に入れたら射精できるわぁ♪」
「……な……な……なに……を……あ゛ごあ゛っ!? あ゛お゛っ……あ゛っ……あ゛あ゛っ……!」
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」

涙ながらに謝罪しながらイラマチオを続けるマリアさん。
いきなり肉棒を口に入れられた僕は目を白黒させるだけ。
……どうしてマリアさんに肉棒が?
あのとき――数日前にマリアさんがデスパイアに犯されていたとき――はなかった……はず。
僕も犯されていたので断言はできないけど、あったら流石に気づいていただろう。
それなら付けられたのは昨日や一昨日?
あレ?
デスパイア蠱蟲(こちゅう)の実例とか言ってたよな?
それなら……まさか……まさか……!?

「大正解よぉ♪ 元々の蠱蟲(こちゅう)の効果じゃないけどねぇ。面白がって色々手を加えていたら、もっと面白いモノに仕上がっちゃったのよぉ♪ アナタには明日か、遅くても明後日には女性器ができるハズよぉ。ご主人さま同様、ワタクシのペットにしてあげるわぁ♪」
「……ハヤテ君の……くちっ……スゴイ……ッ!」
「ん゛ん゛っ!? ん゛っ……ん゛ん゛っ! ん゛ん゛ん゛っ……!」

すぐ近くで話しているのに、デスパイアの声が遠い。
マリアさんに口を犯されるのが気持ち良すぎる。
……ど……どうして……!?
触手を口に突っこまれた時は気持ち悪いだけだったのに。
まるで肉棒をしごかれてるみたいに気持ちイイ。
それ以上かもしれない。
もしかしてコレも蠱蟲(こちゅう)の効果なのか……?

「オチンチンがビクン、ビクンって嬉しそうに跳ねてるわよぉ♪ ご主人様のオチンチン、そんなにオイシイのぉ?」
「……ハヤテ君……わた、し……もう……もう……わた……しっ……! ~~~~~~!」
「~~~~~~!?」

ビュルビュルビュル……
ビュルビュルビュル……

マリアさんに口内で射精された僕は、その拍子にスイッチを押されたみたいに、全く同時に射精してしまった。
声にならない声で絶叫しながら僕の頭を動かし続けるマリアさん。
初めての口内射精に続く責めに僕は苦痛……を全く感じない。
苦痛なんてカケラもない。
100%快美感。
とてつもなく気持ちイイ。
全身が快楽器官になったみたいだ。

「まだ大きいわねぇ♪ ハヤテ君のお尻、入れてみたらぁ? ものすごく締まるから、きっと凄く気持ちイイわよぉ♪」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! ま……まり……あ……はぁっ……さ……はぁっ……ん……! あ゛あ゛……やめ……て……やめてぇ……うぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ……!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ハヤテ……くんの……お尻……すごいぃい゛い゛っ……!」

数年ぶりに受け入れる肉棒は、恐ろしく甘美な味だった。
あの時は痛いだけで快感なんて全然なかったのに。
金のために小学生の息子をゲイビデオに出演させた両親を心の底から憎んだのに。
……戻れなくなる。
元に戻れなくなる。
もう戻れなくなってるかもしれないけど、さらに戻れない所まで行ってしまう……。
叫びたいくらいの恐怖感に襲われているのに、同時に、今すぐ死んでも構わないという快感に包まれてる。
相反する感覚・感情が僕の中でせめぎ合う。

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