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珠晶のストレス発散

6KB  珠晶・利広・利達・文姫

奏国の首都、隆治山の山頂に蛇行して延びる清漢宮。
それが五百年もの治世を誇る宗王の居宮であり、その後宮の中心になっているのが典章殿。
その一室であたし――治世九十年の供王――は三人の男女に嬲られていた。
三人は号で呼ぶなら英清君、文公主、卓朗君。
名前で呼ぶなら利達、文姫、利広。
あたしは兄さま、姉さま、利広と呼んでいる。

「うわ、これ見てよ。ぐっちょぐちょ……こんなに濡らしてるのに、よく平然と父さま達の前で話せるわね。信じられない」
「白く濁って……まるで精液みたいな愛液だね。こんなに濃い愛液を見るのは初めてだよ。本当に淫らだね、珠晶は」

あたしの中に入っていた張型を間近で見ながら、姉さま達があたしに投げかける言葉を、あたしは全く聞いていなかった。
兄さまとの接吻があまりにも心地いいから。
……もっと……もっとぉ……もっとぉっ……!
あたしは接吻に弱い。
接吻だけで果てる事があるくらい弱い。
特に兄さま相手の接吻だと時間を忘れてしまう。
舌を入れられるのも、あたしの舌を強く吸われるのも、唾液を飲まされるのも、全て最高に感じる。

「兄さまとの接吻に夢中みたいだから、あたし達は胸や下を責めましょう。あたし、胸でいい?」
「ああ。わたしは珠晶の薄い茂みの奥に、潜りこむ事にするよ」
「……ふう」
「……兄さま……? もっと……あたし……兄さまと、もっと……あ゛ん゛っ!」

夜着の中に入ってきた姉さまの指が、あたしの胸の頂をひねった。
あたしの発情しきっている身体はそれだけで、頂点に達しそうになる。
いくら何でも早すぎて恥ずかしい……そう思って耐えようとしたけど、利広の指が秘部に入ってくると、もう駄目だった。
指を噛んで嬌声だけは出さなかったけれど、あたしが絶頂を迎えたことは、三人とも分かったようだ。
あたしが恐る恐る顔を上げると三人とも、あきれたように笑っていたから。

「……本当に……珠晶は……くっくっく……!」
「なっ何よ利広! 言いたい事があるなら率直に言いなさいよ!」
「耳まで真っ赤にして恥ずかしがらないでも大丈夫よ。わかってるから。いつも王として毅然と振る舞っている反動でしょ?」
「わたしや文姫は昭彰に相手してもらう事ができるし、利広はいくらでも相手を探せるが、珠晶は相手がいないからな。供麒が相手を務められれば最善なんだが」

兄さまの言葉に、首を横に振る。
あたしが供麒に抱かれるなんて、あり得ない。
今すぐ昭彰や供麒が失道するくらい非現実的な話だ。
……体格は立派なんだけど性格が、問題外の外の外よね。
主人を抱くような度胸があるとは到底思えない。
あたしを抱いて――そう告げられた衝撃で気絶する姿が目に浮かぶ。

「最初はどうするんだっけ? わたしが前で文姫が後ろ、兄さんは口だっけ?」
「ええと……そうと思うけど」
「利広。中で射精するなよ。後で私も入れるんだからな」
「はいはい」

夜着を脱いで褥に横たわると、秘部に張型を埋めた姉さまが、紅潮した顔で覆いかぶさってきた。
あたしの名を呼びながら口づけを迫る姉さまの唇を、喜んで受け入れる。
姉さまとの接吻では、兄さまとの接吻とは違う快感を得られる。
……姉さまが男性だったら良かったのに。
そしたら兄さまや利広みたいに、あたしの中にいっぱい、姉さまの分身をもらえたのに。

「いつ見ても薄い胸。まさに洗濯板ね」
「……姉さまだって大きくないじゃない。どちらかと言わなくても小さ……い゛っっ!」
「こらこら。こんなときに二人とも喧嘩しない。珠晶、入れやすいように体勢を変えてくれないか?」
「余計なことを言う珠晶の口はふさいでしまおう」
「んふぶっ……!」

あたしの口に兄さまの肉棒が入ってきた。
……く……くるし、い……っ!
兄さまの肉棒は大きい。
あたしが小さな口を精いっぱい開いて、何とか入るくらいの大きさ。
くわえていると顎が疲れてくる。

「ん゛ん゛っ……珠晶の、ここ……いい……い゛い゛っ……! あ゛あ゛っ……あ゛っ……あ゛あ゛あ゛っ……!」

あたしの秘部を犯している姉さまは、今にも果ててしまいそうな声を上げている。
……まだ始まったばかりなのに、変ね。
あたしの拙い愛撫――責められてばかりで責める機会は全然ない――に不思議なくらい反応するし。
ずいぶん感度が良くなって……恋人でも、できたのかしら?

「すっかりお尻の味を覚えたみたいだね、珠晶。そんなに甘い声を上げて……ほら。ここが感じるんだろう?」

利広が笑いながら突き上げたところは、お尻で最も感じる部分だった。
視界が白くなるほどの強烈な快感が、お尻から全身に広がっていく。
……弱いところ……ばかり……責めないでよ……利広……卑怯よ……。
やめるように言いたいけれど、兄さまの肉棒で口をふさがれているから言えない。
……口がふさがってなくても、言えないかもしれないけど。
それくらい気持ちいい。
初めてお尻を責められた時は屈辱や憤怒、恐怖で泣き叫んだのに。
浣腸され噴き出す姿を姉さまや兄さまに見られた時は、本気で利広に殺意を抱いたのに。

「いつも正論をはいている供王の口を私の肉棒がふさいでいる……よく考えると恐ろしい状況だな」
「……んぶ……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛ん゛っ……ぶふっ……!」

……そんなこと、言わないで……!
兄さまの馬鹿ぁっ……!
政務で顔を合わせる官吏の顔を思い出しちゃうじゃない……!
あたしを侮る官吏は登極直後は無数にいたけれど、今では全然いない。
どの官吏もあたしを信頼し、あたしの下で全力を尽くすようになった。

「供王が――『主上』と敬愛をこめて呼んでいる方が乱交しているのを見たら、供王の配下は何て言うだろうな?」
「~~~~~~!」





「……ぅ……ぅぅ……。にぃさ、ま……?」
「やっと起きたか。軽蔑される自分を想像しただけで絶頂に達し、気絶するとはな。どこまで被虐性が強いんだ」
「あ゛っ……! え……ええと……にっ兄さまが悪いのよ! あたしに恥ずかしいこと想像させて……あヒィッ!?」
「珠晶。私たちの事も忘れないでくれるかい?」
「いきなり果てるから驚いたわ。あたしも引きずられて果てちゃった」
「……ご……ごめんなさい……っ! 悪かったわっ……! 謝るから胸、やめてっ! お尻も……い゛や゛っ! また、あたし――……ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

その後あたしは三人に徹底的に責められた。
子どもみたいに泣きじゃくりながら犯され、果て、気絶して、たたき起こされる。
それを何度も何度も何度もくり返され、このまま死ぬんじゃないか……と思うころ、ようやく朝になり終わった。

「珠晶、早く起きないか。父さんと一緒に朝食を食べる約束をしてたじゃないか。ほら、起きて」
「……む、り……よ……。あたし……からだ……がたがた……」

やっと眠れると思ったら起こされて着替えさせられた。
疲れきっている身体に鞭打って朝食を食べている最中、宗王に何回も心配された。
当然だろう。
目の下にクマを作り、ハシの重さにフラつき、何もない所でハシを動かしてるんだから。
予定を変更しもう1日、奏にとどまる事になった。

「珠晶、どうする? 今夜もやろうか? 私たちは問題ない……というか大歓迎だけど」
「……やるわけ……ないでしょ……。何のために……予定を……変更したと……」
「そんなにフラフラだと騎獣から落ちそうだものね。供王が転落死なんて洒落にならないわ。だけど」
「文姫。静かにしろ。……寝てる」
「あら、ほんと。寝顔は可憐ね」

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