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やおい空手

5KB  やおい

「ほら、お前のメガネだ。これで自分がどんな格好か見え……おい! 見ろよ!」
「ぐっ……!」

自分の痴態が見たくなくて目をそらしたら、頭をつかんで無理やり姿見の方に向けられた。
いつも突きや蹴りの姿勢を確認するのに使っている大きな鏡には、男に犯されるオレの無様な姿が映っている。
先輩に尻を掘られるたびに大きく開き、喘ぎ声をもらす口。
圧倒的な快感に潤み、涙をこぼす目。
1度もさわられていないのに硬く勃起し、先走りを漏らしているチンコ。

「はははははっ! こいつ見た途端に締まりが良くなったぜ! 自分の恥ずかしい姿を見るのが好きらしい!」
「いやいや、その体勢……背面座位とか言ったっけ? それがイイんじゃねえの? 奥までチンコ突っこんでもらえるから」
「……ちが、う……! オレ……そんな……んぶっ!? んんぐっ……!」
「無駄口たたく余裕あったらナメろや」

抗議しようと開けた口に、先輩のモノが突っこまれた。
奥まで突き入れられて反射的に噛みそうになったけど、何とか我慢する。
以前かんだ時に、はく物がなくなるまで腹を殴られたから。

「だいぶ素直になったなあ。そろそろ客を取らせても大丈夫なんじゃねえの? 1人あたり5千……いや、1万円くらいで行けるんじゃねえか?」
「さすがに1万は無理だろ。6千か、7千が妥当じゃねえ? 先生はどう思う?」
「そうだな……まあ、最初は8千からスタートしよう。その後は売れ行き次第で」

先輩に尋ねられた先生は、明日の天気を教えるような軽い口調で言った。
表情も飄々としている。
教え子に売春させる鬼畜教師には、ぜんっぜん見えない。

「馬鹿だよなあ、お前。とっくに肉便器になっちまった友人のために正義感を発揮して、自分も便器になっちまうなんて。カワイイ恋人と仲良く、健全な高校生活を送ってれば良かったのによ」
「ちょっとくらい空手が使えるだけで悪を滅ぼすとか、漫画じゃねえんだから無理に決まってるだろうが。大体お前、売春組織の元締めに相談するとか、頭わいてんじゃねえの?」
「……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛っ……」

先輩たちの罵倒を無視して、オレはフェラチオを続ける。
……自分がスゲー馬鹿だった事なんて、言われなくても分かってるよ。
オレがこうなったのは、幼なじみで恋人の可南子に『兄の様子がおかしい』と相談されたのがキッカケだ。
薫さん(可南子の兄)には幼いころから頻繁に遊んでもらい、可南子と付き合う時にもサポートしてもらったので、オレは迷わずOK。
いろいろ2人で調べた結果、薫さんが売春しているらしい事がわかった。

「……という事なんです。協力してもらえませんか?」

オレと可南子だけでは解決できそうにないと判断したオレは、空手部の顧問である勅使河原先生に相談した。
相談相手に勅使河原先生を選んだのは、自分の周りの大人で最も頼りになると思ったから。
心技体3拍子そろった理想の空手家として、ものすごく尊敬していたし。
きっと協力してくれると思ったし、万一協力してもらえない場合も、秘密も守ってもらえると確信していた。
……理想の空手家は表の顔にすぎないなんて、想像もしなかった。
勅使河原先生の家にのこのこ行ったオレと可南子は、売春組織の一員である空手部の先輩たちに輪姦された。

「警察に行ったら、このDVD公開するから」

輪姦された翌日、部室に行ったオレは録画していた事を告げられて絶句した。
アヤシイ薬を注射されたオレたちは、輪姦されたのにイキまくったから。
アレを見てレイプされていると思う人は、1人もいないだろう。
ただの乱交パーティーと思われるのがオチ。
その後オレと可南子は何回も……いや何十回も犯されて、調教されて、イカされた。
助けるはずだった薫さんに犯されてオレがイッた事も、実の兄に犯されて可南子がイッた事もある。
……このままだとオレも可南子も狂っちまう。
不安と恐怖に駆られたオレは、先生のスキを見てDVDを奪うのを計画し、実行して、見事に失敗した。

「性根を一から治さないと駄目だな」

オレは両腕両足を砕かれた状態で『プロの調教師』と名乗る怪しい3人の男に預けられた。
……その後の半年は思い出したくない。
思い出したくないのに思い出してしまう。
夢に見て、泣きながら飛び起きる事もある。
ただ1つ言えるのは、もう2度とオレは先生に逆らえない。
逆らったら酷い目にあうことを、骨の髄まで教え込まれたから。
先輩には以前と同じように逆らえるけれど、先生に少しでも冷たい目で見られると、全身がガチガチに硬直してしまう。

「けっこうフェラチオ上達したじゃねえか……おおっ……出るっ……」
「口の中に出すなよ。後でフェラチオさせるんだからな」
「わかってんよっ! お゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

口から引き抜かれた瞬間、射精が始まって、オレのメガネや髪に精液がふりかかる。
……気持ちイイ。
完全に身体も精神も被虐モードに入ってしまっているオレは、白濁液で汚される事に大きな快感を覚えてしまう。
またオレ、イクかも……。
腹に当たりそうなほど急角度で勃起しているチンコは、今にも爆発しそうにビクビクと脈打っている。

「あ゛あ゛っ! せ……先生……オレ……もう……! ん゛あ゛あ゛っ!」
「まだ駄目だ。あと5分、我慢しろ」

許可を取らずに射精すると酷い目にあわされる!
そう思って懇願したオレに、先生は視線も向けなかった。
机に向かって、何事か真剣にメモしている。
……あと5分、持つか?
何とか耐えないと駄目だけど持たないかも……。
不安がっているオレを見た先輩は、ニヤリと嫌らしい笑みを浮かべると、オレのモノをいきなり握りしめた。

「ひああっ!? なっなに、を……あ゛あ゛ん゛っ! や……やめ――……あ゛あ゛あ゛っ……!」
「5分、我慢しろよ。我慢できなかったら媚薬クリームつきのアナルバイブと貞操帯で明日1日、過ごしてもらうからな」
「そっそんな……あ゛ん゛っ!? は……激し、い……! もっと……ゆっく……り……ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

チンコをしごかれて悶えるオレに、先生の非情な一言。
そして尻を掘っている先輩は、さっきまでとは打って変わり、激しいピストン運動をくり返す。
2メートル近い先輩の膝の上で、160ちょっとのオレの裸身が、激しく揺れ動く。
ただでさえ限界が近かったオレは、急速に頂点に近づいていく。
……駄目だ!
イッたら駄目だ!
必死に心はブレーキをかけているのに、身体はそれを無視して疾走を続ける。
そして最期の瞬間が訪れた。

やおいスイートナイツ

5KB  やおい  前回と設定が違うかも(全く覚えてない)

七瀬尚太……七瀬凛々子(スイートリップ)の弟  スイートハートに変身する  11歳
宮守勇人……宮守麻由希(スイートパッション)の弟  スイートパークに変身する  香那葉と付き合っている  11歳
宮守友樹……勇人の双子の弟  スイートワードに変身する  凛々子が好き  11歳



「女みたいな声でアンアン鳴いて。姉を犯しながら弟に犯されるのは最高のようだな」
「……う……うるせ、え……! うぁあっ! 姉貴……そっそんなにっ……!」

姉貴の中に出しそうになったけど何とか耐えた。
オレの身体は魔力を精力に変換するように改造されているから、射精すれば射精するほど魔力を失ってしまう。
いくら逃げ出すチャンスがあっても魔力がなかったら逃げられない。
だから射精の回数をできるだけ減らしたいんだけど、姉貴と友樹はそんな事お構いなしだ。
オレの尻を犯す友樹はもちろん、オレの下で喘いでいる姉貴も、アソコを締めて精液を搾り取ろうとする。

「たまには男の口も味わってみるか」
「んぶっ!? ん゛っ! ん゛ん゛っ……!」

いきなりオレの口の中にメッツァーのが入ってきた。
おぞましい感触にオレは吐き気を覚え……ない。
……く……くそ……なんで……なんで、こんなのが……気持ちイイんだ……!
オレの身体に施された改造は1つや2つじゃない。
その中で最も酷い改造の1つが口。
口の中をいじられるだけで、アレをいじられるような快感を得てしまう。

「男の子なのにフェラチオが大好きなのね、勇人。メッツァー様をくわえた途端、オチンチンが大きくなったわよ♪」
「ん゛ん゛っ! ん゛ん゛ん゛っ……! ん゛ん゛っ!」

以前の姉貴と同一人物とは思えないくらい妖艶な微笑。
恥ずかしすぎる指摘に反論できない。
口がメッツァーので塞がっているからじゃない。
それが100%事実だからだ。
ただでさえ快美感に酔っていたオレの身体は、メッツァーのイラマチオで一段と燃え上がり、自分ではコントロールできなくなってしまう。

「あんンッ! やっとやる気になったのね、勇人。嬉しい♪」
「ん゛っん゛っん゛っ! ん゛ん゛あ゛っっ! あがっがっあ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

ずっと耐えていたぶん射精の快感は凄まじかった。
耳の奥がキーンと鳴り視界が真っ赤に染まる。
息苦しいほど激しく甘い悦楽に、オレの意識はあっという間に呑みこまれてしまった。





「ゆ……勇人くん……」
「恋人が泣きながら呼んでるぞ。何か言ってやれ」
「……ん゛ん゛っ……んぶ……ん゛っ……ぶふっ……ん゛ん゛ん゛っ……」

メッツァーに言われるまでもなく、香那葉がオレを呼んでいる事に気づいている。
だけど香那葉を見るのは無理。
どんな顔したらイイか分からない。
絶対に助けるから安心しろ!
……力強く宣言しておいて、この体たらく。
穴があったら入りたい。
できれば今すぐ死にたい。
それくらい自分が情けなくて恥ずかしくて悔しい。

「勇人の口……スゴイ……キモチイイ……ずっと……こうしていたい……。うぁあっ……で……出る……出したくない……もっと……勇人の……。あ゛あ゛っ……出るぅっ……出ちゃうぅうっ……!」
「んぶぶっ……!」

ビュルビュルビュル……!

友樹のオチンチンがオレの口の中で爆発した。
あふれかえる生臭い精液を、オレはためらわず飲む。
メッツァーに命令されたからじゃない。
精液を体内に入れれば、少しは魔力が回復するからだ。
このピンチから脱出するために、仕方なく飲んでいる。
……仕方なく飲んでいる、はずなのに。

「瞳をトロンとさせて……そんなに弟の精液はうまいか? これからお前の水分補給は、弟の精液と小便にしてやろうか?」
「ん゛ん゛っ……ん゛っ……」

おぞましいメッツァーの言葉に、弱々しく首を横に振る。
……どうして……友樹の……。
メッツァーのをフェラチオしていた時の快感も、相当なものだった。
だけど今、友樹の精液を飲む際の快感に比べれば、ぜんっぜん大した事ない。
……あ゛あ゛……だ……出しちまう……。

ビュルビュルビュル……!

「弟の精液を飲んで射精か……心はともかく体は完全に堕ちきったな。さっさと心も堕ちてしまえば楽になるぞ?」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! う……うるせえ……」
「ちょっと勇人。私のもナメてよ。アンタので汚れたんだから」
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……! まってく、れ……ちょっと……休ませ……あぁうっ!? 尚太、やめろっ……! ぐっ……くあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……! ん゛ぐっ!」

オレの精液で汚れている姉貴のアソコを口に押しつけられ、尻を尚太の巨根でえぐられた。
それだけでオレの萎えかけていたチンチンは、ムクムクと大きく硬くなってしまう。
ベッドにあお向けに寝ているオレには、天井の鏡がよく見える。
……誰だよ……アレ。
親友にケツ掘られてチンコをビンビンにして気持ち悪い。
ど変態だな……。

「……いや……やめてください……勇人くん……助けて……助けてぇっ……」
「あきらめろ。お前を助けられるような状況じゃないのは一目瞭然だろうが。恋人と仲良く堕ちろ」
「……いや……あぁうっ! おま○こ……そんな……やめてください……! あ゛あ゛っ……イクッ……イッちゃうぅっ……!」

メッツァーに犯されながら達する香那葉。
快美感で頭がボンヤリしてるせいでハッキリ見えないのに、なぜか声だけは、よく聞こえる。
……香那葉……オレの時よりも……。
恋人のオレよりもメッツァーで甘く甲高い声を上げる香那葉に怒りが込み上げて……こない。
無理やり快感を流しこまれて頂点に追い上げられる苦痛・屈辱・絶望は、オレもよく分かっているから。
痛感させられているから。
調教を受けはじめてから2ヶ月のオレがこうなんだ。
オレよりずっと長く陵辱を受けている香那葉が耐えられるワケがない。
頭では理解できる。
頭では理解できるけど……。

「恋人が犯されてイッちゃったわよ? 香那葉ちゃんったら凄い乱れようねえ♪ やっぱアンタみたいなお子様よりメッツァー様のがイイわよね。100倍は……いいえ、比較すること自体メッツァー様に失礼ね。こんな肉奴隷と」
「……う……うる、さい……。オレは……ふあ゛あ゛っ!? 尚太……やめ……やめてくれぇっ……!」

顔の上から姉貴がどき、ようやく話せるようになったのに、尚太の激しいピストン運動で邪魔される。
オレのより一回りは大きい尚太ので腸壁をえぐられるたびに、全身を電撃のように鋭い快感が走り抜けた。
香那葉がメッツァー相手に悦んでいる事に対する悲哀が消えていく。
痛かった心がどす黒い快感に包まれ磨耗していく。
……ま、ずい……このまま……だと……。
心に取り返しがつかない傷をつけられるような、言い知れない恐怖感に襲われる。
こうやって姉貴たちも壊され、堕とされたに違いない。
オレの魂を構成する、最も大切な部分にヒビが入り、徐々にヒビが大きくなっていく。

やおいジャーナリスト

5KB  やおい

望……国会議員  28歳
航……望の秘書  24歳
健……望の弟  21歳
展……新聞記者  23歳
貴……望の父  国会議員  故人  レイプされている途中で殺された

鈴川潔……国会議員の大物

剛……調教師
聡……調教師
茂……調教師



「……おま、えら……オレたちを……ヤク中に……」
「大正解。さすが敏腕ジャーナリスト様。頭いいな」
「景品は僕たちの愛撫です。遠慮なく受け取ってください♪」
「……や……やめろ……さわるな……」

ゆっくり、ゆっくり近づいてくる剛と聡。
2人ともプロの調教師だ。
調教師といっても相手は馬じゃない。
相手は人間。
人間を調教して売春させる鬼畜……取材するまで想像した事すらなかったが、こういう連中が日本には相当いるらしい。
……全員、死刑にするべきだな。
ガラにもなく正義感にかられ、取材や調査を重ね、組織の黒幕に近づいて……こうなった。

「日本の腐り切ったジャーナリズムの中にも、貴方のように賢く強い人がいたんですね。驚きました」
「どーこが賢いんだよ? 本当に賢かったら、こうなってねーよ。これから犯される、調教されるっつー状況でチンコ大きくしやがって」

善良そうな童顔に微笑を浮かべ、丁寧な言葉づかいでオレを賞賛しているのが聡。
犯罪組織に関わっているとは思えない。
関わっているとすれば被害者の立場にいそうな、外見と雰囲気。
……見た目で判断するなんてオレは馬鹿か。
オレが拉致監禁されたのは、こいつに騙されたのが原因だ。

「サドを調教できるっつーから楽しみにしてたんだぜ? マゾより歯ごたえがあって、調教しがいがあるからな。だけど何だ、こいつ? どっから見てもマゾじゃねーか。身体ちっこいし女みたいなツラしてるし……とんだ期待はずれだぜ」

愚痴をこぼしながら、汚物を見るような目でオレを見ているのが剛。
誰でも道を開けそうなヤクザ顔と、ガキみたいな言動。
正直コイツに調教師が務まるのか疑問だが、聡の上司らしい。

「さわっただけで爆発しそうなくらい、ギンギンにおっ立てやがって。状況わかってんのか? これからテメエ犯されるんだぞ? ちょっとは抵抗してみろよ。せめて逃げる努力くらい、してみたらどーだ?」

……うるせえ。
逃げたいが逃げられねえんだよ。
拘束されているから……じゃない。
拘束なんて全然されていない。
完全に自由だ。
それなのに逃げない――逃げられない理由は単純。

「魂砕き(ソウル・ブレイカー)の効果はどうですか? 想像と全く違いますか? それとも想像通りですか?」
「1回も体験してねーのにメチャクチャ書きやがって。1回くらいは経験してから書けよな」

魂砕き(ソウル・ブレイカー)。
近ごろ若者の間で流行している、非合法のドラッグだ。
低価だが副作用が強力で、廃人になった人間や死んだ人間もいるらしい。
……これだけキク薬なら、そりゃ副作用もハンパじゃないだろう。
注射されて数分で全身が熱くなって、今は身体から力が抜けきっている。
逃げるどころか顔を上げるのも困難な状態だ。

「かなりのサドでSMが大好きらしいですね。たまには調教するんじゃなくて、される立場になってみませんか? 恋人の健さんと一緒に♪」
「……け、んは……どこに……あヒィッ!?」
「はははははっ! 『あヒィッ!?』とか笑えるな! くっくっく。安心しろ。おとなしくオレらに調教されていたら、ちゃんと会わせてやるよ。お前らなら奴隷島一の奴隷カップルになれるかもな」
「……どれいじま……?」
「おいおい知らねーのか? 意外に無知だな。ここは奴隷島っつって、死ぬまでエロい事し続ける奴隷を作ってるトコだよ」

……都市伝説じゃなかったのか。
実在するとは思わなかった。
もしかして奴隷島を運営する人間の中に鈴川がいるっていう話も事実なのか?
それが事実なら『一大スキャンダル』なんて形容が追いつかないほどの醜聞だぞ。
何とか健を助けて、黒幕を暴いて、望さんに知らせないと……。

「また何か考えてますね。もう脱走しないでくださいよ? また脱走したら今度こそ、貴方は処刑で僕たちは左遷です」
「そんなこと考えられねーぐらいトコトンやっちまえばいーんだよ。おら立て! だらしねーな!」

オレは大きな電動の巻き上げ機に、裸体をくくりつけられた。
天井の滑車に通された8本の革ベルトがキリキリ引き絞られると、不気味な機械音が部屋中に響く。
……えらい大きな音してるが、いきなり壊れないだろうな。
足が床から50センチほど離れると、巻き上げ機は停止した。
拘束具で大の字に固定されたオレの身体が、空中でユラユラと揺れる。

「貴方の姉――巴さんと言いましたか――も奴隷島で調教されています。ここは男専用の奴隷島なので、ここじゃない……もっと大きな奴隷島ですけどね。立派な奴隷同士として再会させてあげましょう♪」
「……あ……あね、きまで……。おま、えら……」
「口のきき方に気をつけろよ。そうだな……オレらを怒らせたらどんな目にあうか、実物を見せて説明してやる。ちょっと待ってろ」

剛は嫌らしい笑みを浮かべ部屋から出て行き、5分後に戻ってきた。
1人の少年を連れている。
……大学生か高校生?
いや……中学生にも見えるな。
こんな小さな子まで毒牙にかけてやがったのか!
クスリで消えかけていた怒りが燃え上がる。

「……こんな……ちいさ、な……子まで……」
「あははははっ。自分より年上の人間に『こんなに小さな子』はないでしょう♪ 彼は29歳……来月の誕生日で30歳になる立派な大人ですよ」
「……な……に……?」
「世の中にはちっこい男を何よりも好む変態がいるんだよ。そういうのに特化した奴隷を作るために、成長抑制剤を子どもの時から

投与し続けた結果がコイツだ。かなり評判いいぞ。きつい薬をずっと飲み続けたせいで、頭が少しかわいそうな事になっちまったけどな。あんまりナメた口きいてると、コイツみたいに薬づけにすんぞ? テメエみたいな年増はどうせ賞味期限が短いんだから、薬でちょっとくらい縮めても問題ねーしな。わかったか?」
「………………」

……な、んて……むごい……ことを。
非人道的な仕打ちに怒りが腹の底から込み上げ、何も言えない。
どれほど罵詈雑言を並べても表現できないクズだ、こいつら!
絶対に許せねえ!

「容姿は残念ですが、幼いころから調教を受けてきたので、技術は最高クラスですよ。1度、体験してみてください♪」
「……や……やめろ……。おい……やめてく、れ……。ぐあ゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

オレは少年――とてもじゃないが30歳近いように見えない――にフェラチオされた瞬間、暴発してしまった。
たまりにたまった性欲の爆発は、至上の快楽になってオレを打ちのめす。

神聖ローラ王国

6KB  エロなし

マルコ……男 17 魔術師
シオン……男 17 剣士
ハンス……男 10? 魔族
ニーナ……女 40 神聖ローラ王国の王
ダミアン……男 24 ニーナの息子 第一王子
カリーヌ……女 21 マルコの姉
コレット……女 14 シオンの妹
セシル……女 25 ニーナの娘 第一王女 
ミレーヌ……男 17 ニーナの息子 第二王子
レオナール……男 25 ダミアンの側近
リゼット……女 15 ニーナの娘 第二王女 マルコの恋人
ステファーヌ……男 ? レオナールの部下
ゾエ……同上
デジレ……同上
ドニ……同上
バルバラ……女 20? 魔族
ビクトル……男 28 マルコの師匠
ブレーズ……男 47 シオンの師匠
マリユス……男 65 フビライ帝国の皇帝
メラニー……男 17 シオン・マルコの友人
ラシェル……男 19 マルコ・マルコの友人 マルコが好き
ルイゾン……男 53 大臣
ロロット……女 22 ルイゾンの娘





「僕に国王なんて無理です! 考え直してください!」

僕は神聖ローラ王国の第二王子、ミレーヌ。
憂鬱な顔で僕の悲鳴を聞いているのは、神聖ローラ王国の15代目の国王ニーナ。
僕の母親だ。
僕の父上――14代目の国王が急死してから10年、国を栄えさせつづけてきた名君。
今年で40歳になるとは思えないほど若々しい。
……あと半年の命には全く見えない。

「兄上や姉上がいるじゃないですか!? リゼットもいますし……!」
「ダミアンやセシル、リゼットが国王になれば、必ず神聖ローラ王国は傾くでしょう。もしかしたら滅びるかもしれません。貴方はダミアンたちが王位にふさわしい人間だと思いますか?」
「そ、それは……」

厳しい口調で問われ、言葉に詰まる。
確かに兄上たちが国王になるのは不安だ。
兄上は良く言えば勇敢だけど、悪く言えば粗暴。
姉上は頭がいい代わりに、あきれるくらいプライドが高い。
リゼットは優しすぎて、精神的に無理そうだ。

「で、ですが、僕なんかに国王が務まるでしょうか?」

僕は自分で言うのは何だけど無能だ。
剣は全く使えない。
魔法も少ししか使えない。
頭もあまり良くない。
『ダミアン様やセシル様に比べてミレーヌ様は……』という陰口を何度も耳にしている。

「国王は中途半端な能力では務まりません。国王が務まるのは、よほどの天才か無能です」
「………………」

意外すぎる言葉に何も言えない。
そんな僕を見て、母上はニッコリと微笑んだ。

「1人の国士と見ればダミアンもセシルも優秀です。貴方より確実に上でしょう。しかし、あれくらいの能力では国王は務まりません。むしろ、あの程度の能力は治世の邪魔になるでしょうね」

兄上たちに劣等感を持ち続けてきた僕には、全く信じられない言葉。
だけど母上の目は真摯そのもので、僕をからかっているような気配は微塵も感じられない。

「それにダミアンたちはフビライ帝国の圧力に対抗するために、魔族の力を借りようとしています」
「それは、ただの噂では……? もしかして、事実なんですか?」

僕の質問に母上は、沈痛な表情でうなずいた。
そんな……。
神聖ローラ王国の東に位置するフビライ帝国は、昔はフビライ公国という小国だったらしい。
その小国で40年前、マリユスという軍人が軍事クーデターを起こした。
それから40年。
フビライ公国は何十倍にも領土を広げ、公国から王国、そして帝国に名前を変えて行った。
そして去年、神聖ローラ王国との同盟を破棄して、大軍を国境に移動させた。

「確かにフビライ帝国は強国です。しかし我が国の力なら、魔族の力など借りなくても、互角以上に戦えます。猫を追い払うのに虎を招く馬鹿が、どこに存在しますか」

母上は目の前に兄上たちが存在するかのように怒っている。
普段は穏やかな表情しか見せないのに……。
死期が迫り、焦っているんだろうか。

「……わかりました。少し時間をください。いろいろ考えてみます」
「いい返事を期待してますよ」



母上の御前を下がってから1時間後。
僕はリゼットとマルコ、シオンと話していた。
リゼットは僕の妹で、神聖ローラ王国の第二王女。
とても優しい子で、いい母親になるだろう。

「兄上なら立派な王になるでしょう。私はそう思います。マルコもそう思いません?」
「ええ。さすがニーナ様。見る目がおありです」

リゼットに賛同するのはマルコ。
僕と同い年(17歳)で、神聖ローラ王国一の魔術師と呼ばれている。
幼い頃から戦場に出ていて、その功績は数え切れないらしい。
半年前にリゼットと会った際お互いに一目ぼれ。
先月から付き合っているらしい。

「お世辞は言わないでくれ……。シオンはどう思う?」
「少し頼りないですが、ダミアン様やセシル様よりは、遥かにマシでしょう」

気持ちイイくらいストレートに言ってくれたのはシオン。
僕の乳兄弟で、赤ん坊の頃からずっと僕に仕えてくれている。
同い年のマルコとは容姿も性格も正反対だが、なぜか意気投合して、刎頚の友になったらしい。
国で5本の指に入る剣士と呼ばれている。
僕なんかには、剣どころか体の動きすら見えない。

「自分が1番よく分かってる。国王なんてガラじゃない。せいぜい……何だ? ノックしてから開けないか」

僕が話している最中に入ってきた侍女は、幽霊を見たような青い顔していた。
震える声で僕に言ったのは、兄上や姉上の来訪。
……来ると思った。
この様子から見て恐ろしく怒ってるんだろう。
当然だ。
できれば顔を合わせたくないけど、そういうワケには行かない。
通すように言う。

「ミレーヌ! 貴様、母上に何と言った!? 貴様などに国王が務まるはずが無いだろうがっ!」
「そうですわっ! 兄上やワタクシを差し置いて国王に名乗りを上げるなど……恥を知りなさいっ!」

部屋に入ってきた兄上と姉上は、あいさつもナシに僕を罵りはじめた。
その顔はリンゴのように赤い。
羅刹や夜叉はこうか……と思うくらいコワイ表情で、あらゆる罵詈雑言を並べまくる。
あまりにも的外れな罵倒に全く怒りが湧かない。
むしろ笑ってしまう。

「何を笑ってますのっ!? すぐに母上にお詫びを申し上げてきなさい! そしてワタクシや兄上に永遠の忠誠を誓いなさい! そうすれば許してあげますわ!」
「セシルさま。落ち着いてください。そう叫んでばかりでは、きれいな声がかれてしまいます」
「そ、そう? そうですわね。そうかもしれませんわ」

マルコが話しかけた途端、姉上は別人のように大人しくなった。
姉上はマルコにほれている。
マルコの顔を遠くから見ただけで機嫌が良くなるくらい。
……マルコとリゼットが付き合っている事を知った時の反応がコワイ。

「どうしてもオレに王位を渡さないなら、ここで斬り捨ててくれるわ!」
「ダミアンさま。やめてください」
「どけ! どかれば貴様から斬るぞ!」

ほえた兄上は本当に剣を抜いて構えた。
その殺気は明らかに本物。
本気で僕を殺す気だ。
僕と兄上の間に身体を入れていたシオンは、ため息をつくと、スラリと剣を抜く。

「待ってください、ダミアン様! シオンもやめるんだ!」
「そ、そうですわ、兄上! いくら何でも、それは……!」

あわてて姉上とマルコが止めに入る。
シオンは超一流の剣士だが、兄上の剣の腕も相当のレベルだ。
殺さずに倒そうとしたら、負けることは十分ありうる。

「わかりました、兄上。明日、母上に申し上げます。それで許してもらえますか?」

僕が王位につかないことを約束すると、ようやく兄上は剣を収めてくれた。
姉上と一緒に満足そうな顔で帰っていく。
後に残されたリゼット、マルコ、シオンは少し不満そうだった。
だけど仕方ない。
僕なんかに国王が務まるワケがない。

やおいA

5KB  スカトロ大  やおい

オレはカワイイと言われる事が多い。
女みたいな顔で身長が低くて(150ない)、おまけに声が少し高いから。
中学・高校で男子校に通っている時は、3ヶ月に1回くらいのペースで告白されてウンザリした。
電車の中で痴漢された経験もある。
もちろん思いっきり足を踏んで、駅員に突き出してやった。

「カワイイと大変ね」

そう同情してくれたのは恋人の巴。
オレが習っている合気道の道場の1人娘。
付き合い始めてから数年。
もちろんセックスもしてる。
そんな巴から相談されたのは拓人さん(巴の兄)のことだった。

(拓人さん、何やってるんだよ)

それが相談された後のオレの素直な気持ちだった。
出会い系を利用→レイプ→脅される。
ありがちすぎるエロ本みたいなストーリー。
もちろんレイプした連中が最悪だけど、引っかかる方もどうかしている。
巴が怒るので言わないけど。

「わかった。やってやるよ」

数日後、拓人さんが呼び出された時について行った。
オレと巴も何度か利用したSMホテル。
その一室でオレと拓人さんは、1人の男と向かい合った。
1人だけなら楽勝。
そう思って足を出そうとした瞬間、バチバチっと音がして、オレは気絶してしまった。

「おはよう」

目を覚ましたときオレは、裸で縛られていた。
手かせ足かせに付いた鎖が、天井と床につながっていて、全く動けない。
……拘束されてなくても動けなかったかもしれない。
オレは40度の熱があるみたいに、意識がボンヤリしていた。
なぜかチンチンがビンビンに立っている。

「君は合気道の達人らしいからね……多めに使わせてもらったよ」
「ごめん……ほんと……ごめん……!」

泣きながら謝る拓人さんの隣の男――佐々木と名乗った――はビンを振りながら言った。
媚薬の類はオレも使った事がある。
だけど……こんなにキクのは……。
佐々木はオレに浣腸器を見せつけ、ローションをゆっくり先端に塗る。
浣腸はした事はあるけど、された経験はない。

(抵抗しても無駄だ……クスリが切れるまで……おとなしく……)

全く抵抗せずに浣腸された。
おとなしい反応に佐々木は、拍子抜けしたような顔になった。
オレの尻に栓をすると、拓人さんと一緒に部屋から出て行く。
ギュルギュルギュル……と腹の中でクソが暴れまわる。
栓がなければ出しているくらいの時間が経過して、ようやく佐々木たちは戻ってきた。

「と……とも、え……? 見る……な……。見ないで……くれ……」

部屋に入ってきたのは拓人さんと佐々木。
佐々木の仲間らしい男が10人近く。
そして巴。
抵抗したときに殴られたのか、顔が少しはれている。
巴はオレより強いから、普通の男じゃ絶対に勝てないはず。

「君が裸で縛られている写真を見せたら暴れなくなったよ。暴言をはいたから少し殴ったけど」

佐々木が笑顔――動けたら間違いなく殺してるくらいムカつく笑顔――で言う。
オレの反応を楽しむように、ゆっくりゆっくり移動して、オレの後ろに回った。
そして栓を抜く。
何とか耐えようと力を入れたけど、無駄な努力だった。
ブリブリブリッ……と大きな音とともにウンコが飛び出していく。

「見ろよ! ウンコしながら腰を振ってるぜ!」
「Sって聞いてたけどドMじゃねえか」
「う゛ぅ……あ゛あ゛っ……ぁ……あ゛っ……」

嘲笑されて自分の動きに気づいて、止めようとするけど止まらない。
ウンコが出るたびに全身が痺れるくらい気持ちよくて、勝手に腰が揺れてしまう。
射精に近い快感が延々と続く。
巴が泣き叫んでる声を聞きながら気を失いかけたオレに、佐々木は再び浣腸をした。
腹の中に冷たい液体が入ってくる。

「お前くらいカワイイと、かなり売れるだろうな。今から楽しみだよ」

アヌスがキレイになると、佐々木を始めとする男たちが次々に犯してきた。
媚薬の効果でオレは何をされても感じてしまう。
巴が裸にされて縛られて、媚薬を打たれて責められている。
それを見せられても何もできない。
拓人さんも裸で拘束されて、アナルバイブを突っこまれて悶えている。

「……やめろ……オレが……やる……から……巴たち……に、は……んぐっ!?」

何とか止めようと声を絞り出しているオレの口に、男のモノが深々と突き刺さった。
のどの奥を突かれて吐き気がする。
そんなオレの様子に気づいているのか気づいていないのか、男は頭をつかんで激しく揺さぶった。
イラマチオ。
最初は苦しいだけだったのが、だんだん気持ち良くなっていく……。

(……どうして……こんな……うう……ダメだ……もう……オレ……!)

ビュルビュルビュル……オレが射精した後、オレを犯していた2人も射精した。
尻の中と口の中に精液があふれかえる。
口からチンチンが出て行って精液を吐き出したら、いきなり腹を蹴られた。
とっさに腹をおさえて丸まろうとしたけど、ぜんぜん身体は言うことを聞いてくれない。
怒鳴られながら蹴られ続ける。

「お゛え゛え゛エエエ……!」 ビチャビチャビチャ……
「誰がゲロしろって言ったよ!? ちゃんと精液を飲めって言ったんだろうが!」
「まあまあ。いいじゃないですか。これはこれで興奮しますよ」
「ちっ! 次は飲めよ! いいな!? 返事は!? 返事しろ! おらっ!」
「がふっ!」

胃液と精液をはきながら苦しむオレの腹に、一段と強い蹴りが入る。
またゲロをはいたオレを、佐々木は抱き上げた。
壊れ物を扱うように優しくベットに移す。
オレが移されたベットの隣のベットでは、巴が犯されていた。
マンコと尻……サンドイッチされている巴は、どう見ても感じている。

「うぁあっ! やめて……あたし、ダメッ! もう……イクッ! イクッ! イッちゃうぅ~~!」

巴は清楚でセックスなんて経験どころか知識もないように見える。
武道一筋で軽率に遊んだり絶対しないイメージ。
だけど実際はトンでもなくスケベだった。
オレが驚くくらいのマゾで、浣腸も鞭も蝋燭もあっさり受け入れて悶えまくった。
そんな巴が、これほど強力な媚薬を使った責めに、耐えられるわけがない。

「あ゛あ゛っ! イクッ! またイクッ! イッちゃうぅっ! ふああああ~~!」
「恋人に負けずに何回もイってね?」
「う゛ぅ……あ゛あ゛あ゛っ……!」

透き通るような笑みを浮かべながら、佐々木のモノがオレの尻の中に入ってきた。
射精したばっかりなのに、蹴られまくった直後なのに、オレは目がくらむような快感に襲われる。
オレの中で暴れまわる快楽の嵐は、治まるどころか強くなっていく。
ずっと犯されていたい……そんな気持ちが湧き出してくる。
おとなしく嬲られてチャンスを待つ……そんな気持ちが消えていく。

ハプニングバー

3KB  オリジナル

直矢……大学受験に失敗
将矢……高校受験に成功
悠矢……中学受験に失敗
朋矢……3人の義理の父(母の再婚相手)

樹里杏……ハプニングバーのオーナー
剛……調教師




直矢「……こ……ここで働くんですか……?」
朋矢「ああ」
直矢「……この店、未成年はダメなんじゃ……?」
朋矢「黙ってりゃわかんねえよ」
直矢「……でも……」



朋矢「うるせえな! 大学受験に失敗したら就職する。ずっと前から決めてた事じゃねえか!」
直矢「……そ、そうですけど……」
朋矢「今から探すのは大変と思ってオレがわざわざ探して見つけてきてやったんだ。それなのに文句あんのか? オマエ何様だ!?」
直矢「……す、すみません……」
朋矢「ここで働け。いいな?」
直矢「……はい」



樹里杏「その子が直矢くんか」
朋矢「樹里杏さん! お、おはようございます! こ、ここ、こいつが……!」
樹里杏「うん。写真以上の逸品だ。これなら十分だな」
朋矢「じゃ、じゃあ……!」
樹里杏「ああ。借金はチャラにしてやるよ」



朋矢「あっありがとうございますっ! この恩は一生忘れませんっ!」
樹里杏「感謝するなら息子にしたら?」
朋矢「は、はい。……悪いな、直矢」
直矢「………………」
樹里杏「これから仕事について話すから帰ってくれるか?」
朋矢「はっはいっ!」 (走り去る)



樹里杏「最悪の父親だねえ。借金の代わりに息子を売春組織に売っちゃうなんて……」
直矢「…………………」
樹里杏「ここが何をする店かは聞いているのかな?」
直矢「す、少しは……」
樹里杏「そうか。それなら早速レッスンを始めようか?」



直矢「え?」
樹里杏「普通なら皿洗いや掃除なんかの雑用からなんだけど、君の場合すでに予約が入ってるんだよ」
直矢「予約ですか……?」
樹里杏「うん。デビューする前に予約なんて珍しいんだけどね。『どうしても君と1週間後ヤりたい!』というお客様がいるんだよ」
直矢「…………………」



樹里杏「来た早々で悪いけどヤッてくれるかな?」
直矢「………………はい」
樹里杏「よし。剛」
剛「はい」
樹里杏「1週間で仕上げてくれ。頼む」



剛「いいんですか? かなり急ピッチで進める事になります。壊れかねませんよ?」
樹里杏「わかってるよ。これだけの素材だ。ただワガママ言ってる人間がアレだ、仕方ない……」
剛「……はあ。わかりました。おい、脱げ」
直矢「は、はい……」
剛「後で文句を言わないでくださいね」



樹里杏「ああ。そうだ、言い忘れていた。調教の過程を1から見たいらしい。ビデオカメラを置かせてくれないか?」
剛「何個ですか?」
樹里杏「30個……」
剛「……はあぁ……」
樹里杏「報酬は奮発する。頼む」



剛「わかりましたよ。やりゃいいんでしょ、やりゃあ……」
樹里杏「悪いな」
直矢「……あの」
剛「ああ? 何だ?」
直矢「ぬ、脱ぎましたけど……」



剛「ずいぶん素直だな。もしかして、こういう経験は初めてじゃないのか?」
直矢「い、いえ、は、初めてです……」
剛「大体は少し無駄な抵抗するもんだけどな?」
直矢「えと……僕、金が必要なので……」
剛「何で?」



直矢「母が病気で入院してて……父が無職ですし……弟たちも学校に行かせないと……」
剛「なるほどな。死に物狂いで金を稼ぐ理由があるってわけだ。それなら手加減はいらねーな?」
直矢「……は、はい……」
剛「よし。じゃあコレを飲め」
直矢「これは……?」



剛「質問は俺が許した時だけだ!」
直矢「すっすいません」 ゴクゴクゴク……
剛「ついてこい」
直矢「は、はい」
剛「フェラチオとかの知識はあるのか?」



直矢「まあ、その、一応……エロ本とかで……」
剛「そうか。ま、読むのとヤるのじゃ大違いだが……よし、ここでヤるぞ」
直矢「ひっ……!」
剛「何だ? どうした?」
直矢「あ、あああ、あれは何ですか?」
剛「ああ、アレか。拷問用の道具だ。心配するな。俺たちの言う事を素直に聞いてりゃ関係ねえ」

やおい(スイートナイツ)

5KB

七瀬尚太……七瀬凛々子(スイートリップ)の弟  スイートハートに変身する  11歳
宮守勇人……宮守麻由希(スイートパッション)の弟  スイートパークに変身する  11歳
宮守友樹……勇人の双子の弟  スイートワードに変身する  11歳



ココノ「メッツァー様。新たに誕生した魔法戦士の正体が判明しました」
メッツァー「誰だ?」
ココノ「スイートリップの弟と、スイートパッションの弟です」
メッツァー「……そうか」
ココノ「驚かないのですか? わたしは下魔の報告を聞いたとき絶句したんですが」



メッツァー「そうじゃないかと思っていた」
ココノ「そ、そうですか」
メッツァー「詳細を言え」
ココノ「はい。最初にメッツァー様に攻撃したのがスイートハート。スイートリップの弟で、本名は七瀬尚太です」
メッツァー「うむ」



ココノ「メッツァー様の魔法を防いだのがスイートパーク。スイートパッションの弟で、本名は宮守友樹です」
メッツァー「ふむ」
ココノ「私たちが引き上げるとき追撃してきたのがスイートワード。スイートパークの双子の兄で、本名は宮守勇人です」
メッツァー「3人の歳は?」
ココノ「3人とも11歳で、同じ学校に通っています」



メッツァー「くっくっく。11であの強さか。笑うしかないな」
ココノ「末恐ろしいですね」
メッツァー「ああ」
ココノ「どうしますか?」
メッツァー「サキュバスとディラックを呼ぶ」



ココノ「上魔と下魔はどうしますか?」
メッツァー「下魔は足手まとい以外の何物でもない。上魔のみ召喚しろ」
ココノ「はい」
メッツァー「魔法戦士6人が相手だ。強力な上魔を選べよ」
ココノ「わかりました」



同時刻  麻由希の家
麻由希「ほら。早く言いなさいよ」
勇人「お、押すな馬鹿。ちょっと、その、心の準備が……」
麻由希「なに寝ぼけたこと言ってんの。早く言わないと香那葉ちゃん帰っちゃうじゃない。全く戦闘のときは馬鹿みたいに強気なくせに、どうして恋愛だけは弱気なのよ?」
勇人「馬鹿! こ、声が大きい。香那葉さんに聞こえたら」
香那葉「麻由希さん、どうしたんですか?」



勇人「!」
麻由希「香那葉ちゃん。ちょうど良かった。あのね、勇人が……むぐっ」
勇人「ば、ばば、馬鹿っ! 言うなっ!」
香那葉「? どうしたの、勇人くん」
勇人「な、ななな、何でもありません! はい!」
香那葉「そ、そう?」



麻由希「馬鹿。何のために凛々子さんたちを家に招待したと思ってんのよ」
勇人「……こ、これからの戦いのためだろ?」
麻由希「それなら一泊する必要ないじゃない。このチャンスに香那葉ちゃんとの距離を縮めるんじゃなかったの?」
勇人「………………」
麻由希「香那葉ちゃん、カワイイからすっごくモテるのよ。モタモタしていたら取られちゃうわよ。香那葉ちゃんが男と付き合ってるの、見たい?」



勇人「み、見たいわけ無いだろ!」
麻由希「それならハッキリしっかりストレートに言いなさい。香那葉ちゃん鈍いから、遠回りな告白だと気づかれないかもしれないわ」
勇人「……で……でも……断られたら……」
麻由希「大丈夫よ」
勇人「何でだよ?」



麻由希「女の勘よ」
勇人「凛々子さんならともかく、姉貴に女の勘とか言われても……痛っ!」
麻由希「自分の部屋に戻ってなさい。香那葉ちゃん連れて行くから」
勇人「う、うん」
麻由希「友樹はうまくやってるかな」



凛々子「そうなんだ。友樹くんって物知りなんだね」
友樹「そ、そんなこと、ないです……」
凛々子「尚太も見習いなさい」
尚太「………………」
凛々子「尚太、聞いてる? 尚太」



尚太「ん? 何か言った?」
凛々子「もう。本ばかり読んでないで、人の話を聞きなさい」
尚太「だってこの本すっごく面白いから……。借りてもいい?」
友樹「いいよ」
尚太「ありがとう!」



凛々子「友樹くん、いいの? 大事な本なんでしょ?」
友樹「い、いいです」
尚太「お礼にお姉ちゃんを貸すよ」
友樹「ええっ……!?」
凛々子「尚太」



尚太「本を返すときに返して。それまで楽しんでよ。一緒にお風呂に入ったり、ひとつの布団で寝たり……」
友樹「~~~~~~!」
凛々子「尚太、馬鹿なこと言わないの。……友樹くん? どうしたの友樹くん?」
友樹「………………」
尚太「幸せな妄想に完全にフリーズしちゃってるね」



凛々子「え?」
尚太「友樹、お姉ちゃんが好きだから」
凛々子「………………え?」
尚太「気づかなかったの?」
凛々子「……う、嘘よね……?」



尚太「ホントだよ。信じられないなら本人に聞いてみれば? 目の前にいるんだから」
凛々子「……ええと……その……でも……」
友樹「………………」
尚太「………………」
麻由希「何この空気」



尚太「あ、麻由希さん。香那葉さんと勇人は?」
麻由希「2階で2人で話してるわ」
尚太「うまく行きますかね?」
麻由希「たぶん五分五分よ。それで、どうして凛々子さんたち固まってるの?」
尚太「友樹の気持ちに気づいたお姉ちゃんがフリーズ。友樹はその前から妄想でフリーズ」
麻由希「も、妄想?」



凛々子「麻由希ちゃん。ひとつ聞きたい事あるんだけど、いいかな?」
麻由希「え? あ、は、はい。わたしに答えられる事なら何でも」
凛々子「友樹くんは私のこと、好きなの?」
麻由希「……え……と……。それは私に聞くよりも友樹に聞いた方が……」
凛々子「……そうだね。ごめん、麻由希ちゃん、ちょっと友樹くん借りるね」


麻由希「どうぞ。煮るなり焼くなり好きにしてください。気に入ったらお持ち帰りもOKです」
凛々子「……な、何もしないよ。ヘンな麻由希ちゃん」 (友樹を引っ張っていく)
尚太「2つもカップルが生まれるとは思いませんでしたね」
麻由希「どっちも成就するか分からないわよ?」
尚太「友樹はともかく勇人は大丈夫ですよ。香那葉さんが戻ってきません」



麻由希「両方とも上手く行ったら私たちだけ恋人いない事になるわね」
尚太「あまりモノ同士くっつきますか?」
麻由希「そんな理由で付き合うのは嫌よ。やっぱり付き合うなら好きな人とじゃないと」
尚太「麻由希さん、好きな人いますか?」
麻由希「……今はいないわ。尚太くんは?」
尚太「いません」

やおい柔道家

5KB スカトロ

安倍和樹……1年前のオリンピックで金メダルを獲得した柔道家  22歳
安倍大樹……和樹の弟  17歳
天野次郎……和樹に負けてオリンピックに出れなかった柔道家  30歳
石川陸斗……調教師



次郎「どうした! それで本気か!?」
和樹「……う゛ぅう゛っ……ぐっ……!」 グルルルル……
次郎「また場外か。オール1本勝ちで金メダルを獲得した『神童』とは思えない醜態だな」
和樹「……じ……次郎さん……。お願いします……ト……トイレに行かせてください……!」
次郎「オレから1本とったら行かせてやるって言ったろ?」



和樹「……む、無理です……。もう……僕……ん゛ん゛っ……!」 ギュルルルル……
次郎「もらすなよ。万一もらしたら糞まみれの畳を写真に撮ってバラまくぞ。あの写真と一緒にな」
和樹「やっやめてくださいっ……!」
次郎「マスゴミどもが狂喜乱舞する様が目に浮かぶぜ。神童サマのセックス写真だからな」
和樹「……お願いします……誰にも見せないでください……!」



次郎「しかも相手が義理とはいえ妹、それも中学生だ。日本中が……いや、世界中が驚くだろうな。お前も妹も死ぬまで苦しむ事になる」
和樹「……やめてください……お願いします……あ゛っ……!?」
次郎「さっきから何度も言ってるじゃねえか。オレから1本とれ。そうすれば全部まとめてプレゼントしてやるって」
和樹「や、やめてくださいっ! あ゛っう゛ぅう゛っ! ん゛ん゛ん゛っ……!」 ギュルギュルギュル……



次郎「ちょっと立ち技が得意だからって寝技の練習をサボるから、こういときに困るんだよ。自業自得だな」
和樹「う゛っ! う゛ぅう゛ぅう゛っ……!」
次郎「おお。やるじゃねえか。ちっこい身体のどこに、そんな力があるんだろうな?」
和樹「はぁっ! はぁっ! う゛う゛う゛っ!」
次郎「やっぱりどっかの週刊誌が書いてたみたいにドーピングか? 汚い野郎だ。そんなに金メダルが欲しかったのか?」



和樹「……ち……違います……ぐうぅっ!? あ゛っあ゛あ゛あ゛っ……!」 グルルルルルルル……!
次郎「何が違うんだ? オレの最後の機会をクスリなんかで奪いやがって……! テメエみたいなクズは死ねっ!」
和樹「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」 ブリ……ブリブリ……ブリブリブリッ……
次郎「………………ふ……ははは……ははははははははっっ……!」
和樹「……あ゛あ゛……あ゛あ゛あ゛……あ゛……」 ブリブリ……



次郎「ざまぁねえな神童! 神聖な畳の上で糞ひり出しやがって! 柔道着が茶色くなっちまってるぞ!」
和樹「………………」
次郎「ちっ! おい!」
和樹「ごっ……!?」
次郎「呆然としてるんじゃねえよ、馬鹿! さっさとフロ行ってきたねえの洗ってこい!」



和樹「……は……はい……」
次郎「あ。待て。オレも行く」
和樹「……え?」
次郎「また脱糞されちゃたまんねえからな。何も出なくなるまで浣腸してやるよ」
和樹「……そんな……」



1時間後
次郎「おお、来てたのか。声をかけてくれりゃ良かったのに」
陸斗「楽しそうだったので遠慮しました」
次郎「こいつが安倍和樹……って紹介する必要ねえか。超有名人だもんな。おい、あいさつ」
和樹「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
陸斗「完全にクスリが回っているようですね。どのように使いました?」



次郎「浣腸液に混ぜて注入してやった。最初は全く反応なくて焦ったぞ。前のクスリより悪くなってねえか?」
陸斗「確かに即効性は落ちましたが、その代わり効いている時間が以前の3倍近くに伸びました」
次郎「ホントか? そりゃ助かる。前のは速攻で効くのはイイが、切れるのも速攻だったからな。これでヤりやすくなる。ぐふふふふ……」
陸斗「用法・用量は絶対に守ってくださいよ」
次郎「わかってる」



陸斗「3ヶ月で可能な限りの調教を、ということですが」
次郎「ああ。オレはもちろん、オレ以外の男のも悦んでしゃぶるように調教してくれ」
陸斗「……難しいですね。半年いただけませんか? 半年あれば、満足していただける水準まで仕上げられます」
次郎「3ヶ月じゃ無理なのか?」
陸斗「並の男なら十分できるのですが、柔道の金メダリストですからね。かなり強靭な精神力の持ち主でしょう?」



次郎「大した事ねえよ」
和樹「う゛う゛っ!? ん゛っ! ん゛ん゛っ! ん゛っ! ん゛ん゛ん゛っん゛ん゛っっ!」 ビュルビュルビュル……
次郎「ホモじゃねえのに、大嫌いな男に少し手コキされたくらいで、出しちまう坊やだ。体力は相当あるが精神的には子ども以外の何者でもねえよ。薬バンバン使ってハードスケジュールで調教しまくったらイチコロだろ?」
陸斗「体力があるからとハードに責めては、精神が壊れかねません。精神面が子どもなら特に危険です。薬は多すぎると、ただの毒になってしまいます」
次郎「面倒くせえなあ」



陸斗「これだけの逸材を短期間で潰すのは、あまりにもモッタイナイでしょう? 半年、いただけませんか? 必ず満足していただける奴隷にします」
次郎「……仕方ねえなあ……。半年だぞ? 半年たってもダメだったら金一切はらわねえからな? それでもイイか? それなら半年やる」
陸斗「ありがとうございます」
次郎「半年間がんばってこい。次に会うとき、どうなってるか今から楽しみで仕方ねえよ。くっくっくっくっく……!」



和樹「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
次郎「半年後から1年、オレの奴隷として働いてもらう。その後あの写真を全部やる。それでイイな?」
和樹「……僕がいない間……大樹のこと……」
次郎「ああ。任せろ。オレがちゃんと面倒を見てやる」
和樹「……お願いします……」



陸斗「大樹って弟の事ですよね? その子とは血縁関係は……」
次郎「あるだろ。あるよな?」
和樹「……はい……」
陸斗「なかなか複雑な家庭ですね。その子や義理の妹さんとセットで売ったら、トンでもない金額つきそうですね」
和樹「~~~~~~!? や、やめてくださいっっ! 大樹たちには何もしないでくださいっ!」
陸斗「冗談ですよ、冗談」

やおい(ジブリール)その2

5KB

大見英樹……魔法戦士ジブリール  14歳
大見直樹……健一の弟  12歳
大見麗子……健一の母  33歳
神野和彦……魔法戦士育成機関の一員  25歳
黒須哲也……魔法戦士エスカレイヤー  17歳

デスパイア……ある日いきなり現れた化け物の総称
ゆらぎ……デスパイアの力で化け物になった人間
魔法戦士……科学力では倒せないデスパイアを唯一倒せる存在



哲也「急にどうした?」
和彦「1ヶ月でどれくらい成長したか見たくなってな。どこにいる?」
哲也「あっちで気絶してる」
和彦「……相変わらず激しい訓練だな。毎日のように苦情が来るわけだ」
哲也「訓練で死ぬ寸前のところまで追いこむと、実戦で死ににくくなる。訓練のための訓練なんて無益を通りこして有害だろ。自分だけ死ぬなら自業自得だが、こっちの足を引っ張られたら困る」



和彦「もう実戦は経験してるんだよな?」
哲也「ああ。3週間前に1回。10日前に1回」
和彦「どうだった?」
哲也「最初は恐怖でブルブル震えながら真っ青になってたが、次はだいぶ落ち着いてたな。一般人を避難させる途中ゆらぎに遭遇したが、一撃で倒しやがった」
和彦「一撃か。スゴイな」



哲也「あまりにも凄かったから帰った後で怒ってやった」
和彦「なに?」
哲也「威力が大きすぎて、ゆらぎの後ろの民家が半壊した」
和彦「……それは、また……何というか……」
哲也「まだまだ魔力に振りまわされている状態だな。ゆらぎが相手なら勝てるが、デスパイアだと勝てないだろうな」



和彦「そうか。魔力回路はどうだ?」
哲也「最高だ!」
和彦「……そうか」
哲也「昼間とのギャップがたまんねえな。お前も1回ヤッてみろ。とにかく抜群で最高で無敵だから」
和彦「わけ分からん。戦闘に響かない程度にしろよ。腰が痛くて戦えませんでした、なんて笑い話にもならないからな」
哲也「ああ」



英樹「……和彦さん……来てたんですか……?」
哲也「おお。やっと起きたか。遅いぞ」
英樹「すみません」
哲也「精度を重視するのは悪くないが、相手の動きに間に合わなかったら無意味だ。精度を重視するか速度を重視するか、瞬時に判断できるように心がけろ」
英樹「はい」



和彦「1ヶ月前とは別人のように成長しましたね」
英樹「そ、そうですか? 自分では全く成長していないような気するんですが……」
和彦「成長してますよ、間違いなく。哲也を抜く日も遠くないでしょう」
英樹「ええっ!?」
哲也「……おい。言いすぎだろ、こら」



英樹「!」
哲也「!」
和彦「……デスパイアですか?」
英樹「はい」
哲也「フラックスプロージョン・エクスチェンジ!」



英樹「フレックスプロージョン・エクスチェンジ!」
和彦「すぐに応援を向かわせるので無理はしないでくださいね!」
英樹「はい!」
哲也「行くぞ!」
英樹「はいっ!」



10分後
エスカレイヤー「Dハーケン!」
ジブリール「Dカッター!」
デスパイア「ぐああっ! がっ!」 (縦5メートル横3メートルほどの触手)
エスカレイヤー「Dスライサー!」
デスパイア「ぐああああ~~~~~~!」



ジブリール「……終わった?」
エスカレイヤー「いや、まだだ」
デスパイア「ぐううううっ……!」
ジブリール「いくら殺しても生き返るなんて……」
エスカレイヤー「結構な数のデスパイアと戦ってきたが、こういうのは初めてだな」



ジブリール「!」
エスカレイヤー「!」
ジブリール「エスカレイヤー。今、あ、あっちに現れたデスパイア……」
エスカレイヤー「ああ。恐ろしく強いな」
ジブリール「行ってください」



エスカレイヤー「なに?」
ジブリール「こいつの相手は僕がしますから、エスカレイヤーは行ってください」
エスカレイヤー「お前を1人だけでデスパイアと戦わせるのは……」
ジブリール「大丈夫です。行ってください」
エスカレイヤー「……わかった。倒そうと思うな。足止めするだけで十分だ」



ジブリール「スピードゲインLV1」
デスパイア「スピードでかきまわす気か?」
ジブリール「えっ……!?」
デスパイア「しゃべるデスパイアと会ったのは初めてか? それとも魔力が変化するデスパイアと会ったのが初めてか?」
ジブリール「ど、どうして……」



デスパイア「本来の力を隠していた理由か? 単純かつ情けない理由だ。昔オレは弱かった。相手を油断させて、すきを突くしかなかった。だから強くなった今でも弱く見せる。それだけの話だ」
ジブリール「カードゲインLV1ッ!」
デスパイア「防御力を上げて耐える気か? 甘いな」
ジブリール「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ……!?」



デスパイア「ほう。今の攻撃を耐えるか」
ジブリール「……ぐっ……う゛っ……う゛う゛っ……!」
デスパイア「あきらめろ。両腕が使えない状態でどう戦う?」
ジブリール「……戦うのは無理だけど……それ以外なら……」
デスパイア「なに?」



ジブリール「バインドパルサーッ!」
デスパイア「これは……」
ジブリール「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
デスパイア「拘束魔法か。その歳でこれだけの魔法を使うとは……だが」
ジブリール「……う゛ぐぅっ……! ぶ――……ぐっ……お゛え゛え゛え゛え゛えぇっ……!」 ビチャビチャビチャ……



デスパイア「やはり嘔吐したか。大ケガしている状態で強力な魔法を使うのは自殺行為だぞ。魔力回路が寸断され、死ぬ事もあり得る」
ジブリール「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! デスパイアに……負けるくらいなら……死んだ方が、マシ……!」
デスパイア「いい根性だ。気に入った。オレの側近にしてやろう」
ジブリール「………え? あ゛っ……!?」
デスパイア「拘束魔法は効く相手と効かない相手にハッキリ別れる。効かない相手には使っても魔力の無駄づかいだ。覚えておけ」



ジブリール「……や、やめてっ! やめてぇっ!」
デスパイア「魔力が完全につきているせいで、コスチュームがただの布になっているな」 (ジブリールの服を破り捨てながら)
ジブリール「あ゛あ゛っ……!」
デスパイア「お前、名前は?」
ジブリール「……そんなこと……どうして……あ゛あ゛っ!」



デスパイア「名前が分からないと責めにくい」
ジブリール「……い、言いたくない……ん゛っ! ん゛ん゛っ! う゛ぎぃっ!?」
デスパイア「言わないと左足も折る。両腕両足を失いたいか?」
ジブリール「……ジブリール……ジブリールだ……! ん゛ぐっ! あ゛お゛っ……!」
デスパイア「……ジブリールか……いい名前だな」

やおい(らきすた)

6KB

かがみ「つかさに……恋人……?」
まつり「同じ学校の子らしいわよ。名前は……何だっけ?」
いのり「きよし君でしょ」
まつり「そうそう、きよし君。かがみのクラスにそういう名前の子、いない?」
かがみ「………………」



まつり「かがみ? かがみ。かがみ!」
かがみ「………………え?」
まつり「そんなにつかさに恋人ができたのがショックだったの?」
かがみ「……べ、別に……!」
まつり「顔が鬼みたいになってるわよ」



かがみ「なってないっ!」
まつり「なってるわよ」
かがみ「なってないってばっ!」
いのり「落ち着きなさい、かがみ」
かがみ「落ち着いてるわよっ!」



まつり「落ち着いてないってば」
かがみ「~~~~~~!」
いのり「まつり! からかわないの」
まつり「はいはい」
かがみ「………………」



まつり「つかさに恋人ができるなんてねー。かがみより早いとは思わなかったわ」
いのり「まつりよりも早いとも思わなかったわ」
まつり「私は恋人いたわよっ! 今は付き合ってないだけでっ!」
いのり「つかさも18歳だもん。恋人ができるのは不思議じゃないわよね。そう思わない、かがみ?」
かがみ「思わない」



まつり「即答か……」
かがみ「つかさに恋人なんて早すぎるわ。あの子すっごくお人よしだから、きっと男にだまされてるんだわ。そうに決まってる」
まつり「わかりやすい反応ねー」
かがみ「お姉ちゃんたちは心配じゃないの?」
まつり「心配する理由が見つからないんだけど」



つかさ「オフロ出たよー」
かがみ「つかさっっ!」
つかさ「うわっ!? な、なに……お姉ちゃん、わたし何かした?」
かがみ「恋人ができたってホント!?」
つかさ「え?」



かがみ「ホントなの!?」
つかさ「まつりお姉ちゃん……」
まつり「ごめん。言っちゃった」
つかさ「もう……」
かがみ「……ホントなのね」



つかさ「う、うん」
まつり「同じ学校の子?」
つかさ「うん。2年生」
いのり「あら。学年が違うの? どうやって知り合ったの?」
つかさ「わたしが不良に絡まれているところを助けてくれたの」



まつり「……もしかして、それで一目ぼれ?」
つかさ「……うん」
いのり「ベタベタねえ」
まつり「どこの少女漫画のヒロインなのよ」
つかさ「い、いいじゃない、別に。一目ぼれの何が悪いの?」



いのり「悪いなんて言ってないじゃない。素敵よ」
まつり「うん。私と姉さんは祝福するわ。……かがみは?」
かがみ「反対に決まってるじゃない」
つかさ「え?」
かがみ「今すぐ別れなさい、つかさ」



つかさ「………………え?」
かがみ「きっとその不良とグルね。つかさに近づくために芝居したに違いないわ」
つかさ「……なに言ってるの、お姉ちゃん?」
かがみ「つかさが言いにくいなら私が代わりに言ってあげる。2年の何組?」
つかさ「や、やめてよ! 何でそんなこと言うの!?」



かがみ「今のつかさは冷静な判断ができなくなってるわ。わたしに任せなさい」
つかさ「お姉ちゃんっ!」
かがみ「言いたくなかったら言わなくても良いわ。自分で調べるから」
つかさ「待って、お姉ちゃんっ!」
かがみ「つかさのためよ」



翌日  放課後  学校(屋上)
かがみ「急に呼び出して悪かったわね」
きよし「い、いえ」
かがみ「わたしのこと知ってる?」
きよし「つかささんの、双子のお姉さんですよね?」
かがみ「ええ」



かがみ「………………」
きよし「………………」
かがみ「………………」
きよし「……あの、話って何ですか?」
かがみ「アンタ空手部よね?」



きよし「え? あ、はい。そうですけど……?」
かがみ「そんなに小さいのに戦えるの?」
きよし「は、はい。体格だけじゃ勝負は決まらないので……」
かがみ「へえ。面白そうね。見せて」
きよし「え?」



かがみ「相手は用意してあるわ。とおる君」
きよし「~~~~~~!?」
とおる「………………」
かがみ「殺さないように注意して」
とおる「わかった」



きよし「ま、待ってください! いくら何でも……うわっ!?」
とおる「………………」
きよし「くっ! う゛っ! ぐっ!」
とおる「右腕と左腕、どっちだ?」
きよし「え?」



とおる「面倒だ。両方やる」
きよし「がふぅっ!? あ゛――……! ~~~~~~!?」
かがみ「ああ……いつ聞いても骨折の音はイイわねえ」
とおる「そうだな」 ボギィッ
きよし「~~~~~~!」



かがみ「何が体格じゃ勝負は決まらないよ。手も足も出ないじゃないの。口だけって最低の男ね」
とおる「強かったぞ」
かがみ「え?」
とおる「体格が同じなら負けたかもしれない。努力家だな」
かがみ「あ、そう。それじゃさっさと犯しちゃって」



とおる「ああ」
きよし「う゛う゛っ! ぐっ……う゛っ……う゛っ……! あ゛っ!?」
とおる「すぐに終わる。抵抗するな」
きよし「や、ちょ、何をっ……!? や、やめてっ! 誰か助け――……ぐぶっ!?」
とおる「黙れ」



きよし「お゛っえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇっっ……! う゛ぐぅっ!」 ビチャビチャビチャ……
かがみ「あははははっ! カワイイ顔がゲロまみれねえ。記念に写真とっといてあげる」 パシャ、パシャ、パシャ
とおる「オレの顔が入らないよう注意してくれよ」
かがみ「わかってるわよ」 パシャ、パシャ、パシャ
きよし「……や……やめて……とらないで……ん゛っ! ん゛ん゛っ……!」



とおる「入れるぞ。力を抜け」
きよし「やっ……やああっ! ~~~~~~!」
とおる「力を抜け」
かがみ「アンタのじゃ力を抜いても痛いわよ」 パシャ、パシャ、パシャ、パシャ、パシャ、パシャ
とおる「……もう、これくらいで許してやらないか?」



かがみ「なに言ってんの?」
とおる「これだけやっておけば2度と」
かがみ「わたしとヤりたくないの?」
とおる「……わかったよ」
かがみ「よろしい♪」



きよし「んがぁっ! お゛ごぉっ! え゛ぐぅっ! ん゛お゛っ! い゛ぎぃっ!」
かがみ「うーん……体位を変えて。後背位から騎乗位に」
とおる「わかった」
かがみ「同じ構図だと飽きられちゃうからね」
とおる「また売るつもりか?」



かがみ「当たり前じゃない。腹の中はどす黒いけど見た目はイイからね、こいつ。そこそこ売れると思うわよ」
とおる「顔は隠してやれよ」
かがみ「もちろん隠すわよ。しばらくは」
とおる「後で顔つきで売る気か? 卑怯だな」
かがみ「賢明と言ってほしいわね」



翌日  夜  柊家
つかさ「お姉ちゃん、時間ある……?」
かがみ「なに? 宿題?」
つかさ「違うよ……きよし君のこと……」
かがみ「きよし君?」
つかさ「きよし君、両腕を骨折して入院したの……」



かがみ「あら。それは気の毒ね。部活中の事故?」
つかさ「………………」
かがみ「なに?」
つかさ「何か、知らない?」
かがみ「何かって?」



つかさ「き、きよし君がケガした理由」
かがみ「わたしが知ってるわけ無いじゃない」
つかさ「……きよし君、どんな風にケガしたのか、誰にも言わないんだって」
かがみ「へえ。折った人間に弱みでも握られたのかしら」
つかさ「………………」



かがみ「なに? もしかして私を疑ってるの?」
つかさ「………………」
かがみ「確かに殺したいと思ってたけど、実行には移さないわよ。私がそんなに馬鹿に見える?」
つかさ「……見えない」
かがみ「でしょ? 私ならもっとスマートにやるわよ。暴力に訴えるなんて最低の人間がやることじゃない」

やおい(王子)

男×男

コーネリアス……ジェファール王国の13代目  故人  享年41
サラ……コーネリアスの妻  35歳
カイン……コーネリアスの長男  剣士  17歳
リーフ……コーネリアスの次男  軍師  14歳
ロシェ……コーネリアスの三男  12歳

ガリウス……ガブール王国の2代目  40歳
ルドラ……ガブールの長男  25歳
ハリス……ガブールの次男  22歳

ボルグ……調教師
ミランダ……ボルグの娘

ブラッド……魔族
パティ……ブラッドの妹



リーフ「目的は何だ?」
ルドラ「はあ?」
リーフ「お前が僕たちの助命をガリウスに進言したのは聞いている。だけど、お前が利益もなく僕たちを助けるとは思えない。僕たちに何をやらせる気だ?」
ルドラ「そんなこと今さら言わせるなよ。前々から何度も何度も言ってるじゃねえか。お前らの身体だよ」
リーフ「………………」



ルドラ「どうした? まさか冗談だと思ってたのか? おいおい、勘弁してくれよ。オレもハリスも本気だぞ。ハリスなんか戦争が始まる前から、調教師を呼ぶくらい気合を入れてた」
リーフ「……そんな、くだらない理由で……」
ルドラ「全然くだらなくねえよ。くだらないと思うのはお前が童貞だからだ。1回でも経験すれば分かるさ」
リーフ「……狂ってる……」
ルドラ「それじゃ早速やるか。服を脱げ」



リーフ「………………」
ルドラ「どうした? 早く脱げよ。弟を先に犯してやろうか?」
リーフ「く……」 (服を脱ぎはじめる)
ルドラ「ヘンなこと考えなきゃずっと生かしといてやるよ。忠誠を誓うならそれなりの地位も与えてやる。お前の智謀、眠らせとくにゃちょっとばかり惜しいからな」
リーフ「……これで、いいか?」



ルドラ「チンコ隠すなよ。手どけろ」
リーフ「………………」
ルドラ「………………デカイな。オレのも結構なサイズだが、それ以上だな。すげえアンバランスだが、これはこれで……」
リーフ「な、何だ、それは?」
ルドラ「何も知らねえんだな。ローションだ」



リーフ「……や、やめろっ! そんなモノぬるな……! ん゛ん゛っ!」
ルドラ「どうだ? いいだろ? 最高級のローションだからな」
リーフ「ん゛っ! ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛っ……! ん゛っっ!」
ルドラ「乳首にも塗っといてやるよ」
リーフ「や、やめろっ……! 気持ち悪い……ひぃっ!?」



ルドラ「気持ち悪い? 気持ちイイの間違いだろ?」
リーフ「どっどこを、さわって……! ん゛あ゛っ!? あ゛っあ゛っ……!」
ルドラ「たっぷり付けておかないと裂けちまうからな」
リーフ「ん゛ん゛っ! や、やめろぉっ! やめてくれっ……!」
ルドラ「これくらいで十分か。おい。四つんばいになって尻こっちに向けろ」



リーフ「……な……何をするんだ……?」 (四つんばいになりながら)
ルドラ「こっち見んな。目つぶってリラックスしてろ」
リーフ「………………」
ルドラ「入れるぞ」
リーフ「……え? い、入れる……? 何を……~~~~~~!?」



ルドラ「きっついな」
リーフ「……お゛っ……お゛お゛っ……おごご……! お゛え゛……え゛っ……え゛っ!」
ルドラ「動くぞ」
リーフ「へげぇっっ! ん゛ぎい゛っ! げぇっ! あ゛ぎい゛っ! ひぃっ! ひぎィッ!」
ハリス「やってますね、兄上。天才少年のアナルはどうですか?」



ルドラ「最高だな」
ハリス「そうですか」
ルドラ「カインはどうだった?」
ハリス「最高でした。身体を鍛えているせいか肛門の締まりがトンでもなく良くて、ちぎられるかと思いましたよ」
ルドラ「くっくっく。サラは?」



ハリス「最初は泣き叫んでましたが、途中からは言葉をなくして呆然と見ていました。よほどショックが大きかったのか、終わってから声をかけても全く反応しなくて困りましたよ」
ルドラ「壊すなよ」
ハリス「わかってます。アメとムチで上手く飼いならしますよ。おや?」
ルドラ「どうした?」
ハリス「リーフのが完全に勃起してますね。アレを使ったんですか? 薬は邪道とか言ってませんでしたっけ?」



ルドラ「最初だけだ。最初にイイ思いをさせてやると、後の調教がやりやすくなるからな」
ハリス「なるほど」
ルドラ「おい。出したいか?」
リーフ「………………」
ルドラ「おい」



ハリス「ほとんど失神してますね」
ルドラ「意外に軟弱だな。こら起きろ!」
リーフ「がっ!? えげぇっ! ごっ! お゛ぐぅっ! お゛お゛っ! あ゛があ゛っ!」
ルドラ「いくら頭が良くても体力がないと、この乱世は生き残れないぞ。オレが一からしっかり鍛え直してやろう。感謝しろ」
リーフ「あ゛お゛っ! お゛お゛っ! お゛っ! ぎっ! お゛あ゛っ! あ゛がぁっ……! 」 ビュルビュルビュル……



ルドラ「お゛お゛っ……!」 ビュルビュルビュル……
リーフ「~~~~~~!」 ビュルビュルビュル……
ハリス「へえ」
ルドラ「……ふう。良かったぞ、リーフ。お前はどうだった?」
リーフ「………………」



ルドラ「起きろ」
リーフ「お゛ごぉっ!?」
ハリス「ものすごく良かったようですよ。特に兄上の精液。連続で射精してましたから」
ルドラ「そうか、そうか。カワイイやつだ。もっと良くしてやろう」
リーフ「……え゛……が……。や、やめ……やめ……て……。し……しぬ……しぬぅ……」



ルドラ「これくらいじゃ死なねえよ」
リーフ「……も……うごか、ないで……」
ルドラ「どうしても無理って言うなら止めてやるよ。だがオレは満足してねえからな。残りをロシェとサラにぶつけてやる」
リーフ「……や、やめ……て……。ロシェ……と……母上……には……」
ルドラ「お前がオレを満足させてくれるのか?」



リーフ「……は、い……」
ルドラ「さっきより激しくやっていいか?」
リーフ「……は……はい……」
ルドラ「もう気絶するなよ。また気絶したらロシェとサラのどっちかを犯す。2回気絶したら2人とも犯す。わかったか?」
リーフ「……はい……」



ルドラ「口だけの脅迫じゃねえからな。わかったか?」
リーフ「……わ……わかりました……がんばります……」
ルドラ「よし」
リーフ「お゛お゛っっ! お゛っ……お゛お゛っ……お゛ごぉっ! あぐぅっ! ぐぐ……ぐっ……! ん゛がぁっ! お゛お゛っお゛げぇっ……!」
ルドラ「まだまだ全力じゃないぞ。大丈夫か?」

魔法戦士ジブリール

大見英樹……魔法戦士ジブリール  14歳
大見直樹……健一の弟  12歳
大見麗子……健一の母  33歳
神野和彦……魔法戦士育成機関の一員  25歳
黒須哲也……魔法戦士エスカレイヤー  17歳

デスパイア……ある日いきなり現れた化け物の総称
ゆらぎ……デスパイアの力で化け物になった人間
魔法戦士……科学力では倒せないデスパイアを唯一倒せる存在 



麗子「英樹を魔法戦士に、ですか……?」
和彦「はい」
麗子「英樹は14歳です。早すぎませんか?」
和彦「確かに早いですが、早すぎるということはありません。最年少の魔法戦士は11歳です」
麗子「……そうですか。英樹、覚悟はできてるのね?」



英樹「うん」
麗子「後で『こんなに辛いのは嫌だから帰る』なんて言っても無理なのよ? デスパイアを滅ぼすまでは戦いつづけなくちゃいけないわ。わかってる?」
英樹「うん」
麗子「……そう。わかりました。英樹をお願いします」
和彦「ありがとうございます」



直樹「お兄ちゃん……」
英樹「直樹。母さんを頼む」
直樹「……うん……」
英樹「泣くなよ。男だろ」
直樹「……うん……」



麗子「いつから行かせたら……」
和彦「できれば今日、わたしが帰るときに同行してくれると助かります」
麗子「きょ、今日ですか?」
和彦「はい。一刻も早く魔法戦士として戦えるようになってもらわないと……」
麗子「……それほど状況が酷いんですか? 報道では好転しつつある、みたいなことを言ってたと思いますけど……」



和彦「報道は半分以上が嘘と言っても過言ではありません」
麗子「………………」
和彦「ここみたいな都市部はマシですが、地方は相当やばい状況ですね。ありのままに伝えるとパニックが発生しかねません」
麗子「……そんなに……」
和彦「でなければ中学生や小学生を戦わせませんよ」



麗子「英樹。すぐに行く?」
英樹「うん」
麗子「……わかったわ。準備をするので少し待ってください」
和彦「はい」
直樹「……お兄ちゃん……」



英樹「いつまで泣いてるんだよ」
直樹「……お兄ちゃん……死なないでね……。お兄ちゃんまで死んだら……僕……僕……!」
英樹「縁起でもないことを言わないでくれよ」
直樹「だって……お父さんやお姉ちゃんみたいに……お兄ちゃんが死んだら……」
英樹「……絶対に死なないとは約束できないよ。そんなに僕は強くないし、敵は弱くないだろうし。だけど死なないように努力する。石にかじりついてでも生き残る気でやる。だからお前も強くなれ」



直樹「強く……?」
英樹「ああ。もちろんデスパイアを倒せるくらい強くなれとは言わない。デスパイアを前にしても脅えないくらい――自分の命を守って、余裕があったら隣の人も守れるくらい」
直樹「……うん。がんばる……」
英樹「帰ってきたときに弱いままだったら殴るからな?」
直樹「……うん」



数時間後
英樹「じ、じぶりーる?」
和彦「魔法戦士ジブリール。これが君の名称です。覚えてください」
哲也「カッコイイ名前じゃねえか。良かったな、英樹」
英樹「……は……はい……」
哲也「身体が熱くなってきたか?」



英樹「……す……少し……あ゛っ!?」
哲也「少しじゃないだろ。ズボンの上から分かるくらい、チンコ大きくしやがって」
英樹「や、やめてくださいっ! あ゛あ゛っ……!」
哲也「抵抗すんな。魔法戦士になりたいんだろ?」
英樹「……は、はい」



哲也「抵抗する気持ちも十二分に理解できるけどな。生まれて初めてセックスする相手が男! オレなら迷わず帰ってるね」
英樹「……ぼ……僕は帰りません……。絶対に魔法戦士になって……デスパイアを……う゛っ! う゛う゛っ……!」
哲也「セックスしないと魔法を使えないとか、ふざけてるよな。初めて聞いたとき反射的に殴っちまったよ」
英樹「あ゛あ゛あ゛っ! ぼ、僕っ! もう……ダメですっ! 出るっ! 出るぅっ……!」 ビュルビュルビュル……
哲也「おお」



英樹「はぁっ! はぁっ! はぁっ!」
哲也「初めての射精はどうだった? 頭の中、真っ白になったか?」
英樹「はぁっ! はぁっ! はぁっ!」
哲也「聞いてねえな」
和彦「哲也。一緒にフロに入ってこい」



哲也「フロか。いいな。よし、行こうぜ」
英樹「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! は……はい……」
和彦「やりすぎるなよ。明日から訓練なんだからな」
哲也「わかってるよ。おい、さっさと行くぞ」
英樹「……ひ、引っ張らないでください……」



風呂場
英樹「す、すっごく広いですね……」
哲也「30人が1度に入れるらしいな。湯加減はどうだ?」
英樹「いいです。ありがとうございます。……あの、聞きたい事があるんですけど、いいですか?」
哲也「何だ?」
英樹「和彦さんってどういう方なんですか?」



哲也「どういうって……最初に説明されただろ?」
英樹「そ、そうなんですけど、いまいち分からなくて……。偉い人と友達みたいに話してたり、僕なんかに敬語を使ったり……」
哲也「あいつは何でも屋だ」
英樹「何でも屋」
哲也「ここ、すげえ人材不足なんだよ。中学生のお前をスカウトしたり、その相手にオレなんかを選んでる時点で気づいてると思うが」



英樹「は、はあ」
哲也「だから何でも一通りできる和彦みたいな人間はメチャクチャありがたい存在なんだ。お前の言う『偉い人』なんて和彦がいなかったら何もできねえよ」
英樹「そうなんですか……。でも、そんなにスゴイ人が何で僕に敬語を……?」
哲也「そりゃただの性格だ」
英樹「性格ですか?」



哲也「昔っからの癖らしい。年下だろうが部下だろうが敬語を使っちまう。何度か直そうとしたらしいが、いつの間にか敬語に戻っちまう。今では完全にあきらめてるな。あいつが敬語を使わないのはオレくらいだ」
英樹「どうして哲也さんには敬語を使わないんでしょうか?」
哲也「オレに殴られたくないからだろ」
英樹「……は?」
哲也「何度も敬語を使うなって言ったのに、敬語を使って話しかけてくるのにムカついて、1度ぶん殴った事があるんだよ」
英樹「ええっ……!?」
哲也「その後は敬語ほとんど使わなくなったな」

サンダークラップス!

ブルー・バレット(青の銃弾)……本名は中原大介  16歳
フレア・スター(星の閃光)……本名は直樹(名字は不明)  14歳
グラビティ・ボーイ(重力少年)……本名は佐々木拓也  12歳
ホワイト・クロス(白い十字架)……本名は佐々木和也  12歳  拓也の双子の弟





ブルー・バレット「マジストレートにデータ・ダイナスティか……」
フレア・スター「偽名ですね、間違いなく」
ブルー・バレット「ああ」
ホワイト・クロス「どうして分かるんですか?」
ブルー・バレット「大物すぎる」



ホワイト・クロス「え?」
ブルー・バレット「マジストレートはヨーロッパ最古にして最大の犯罪組織シークレットガバルの首領の名前だ」
フレア・スター「データ・ダイナスティはヨーロッパのどこかに隠れ潜み、人類撲滅を画策し続ける機械生命体の名前だよ。その起源はエジプト文明発祥より古く、地球最大の謎と言われている。世界中のスーパーヒーローの最大の宿敵」
ホワイト・クロス「なるほど」
グラビティ・ボーイ「……おい。何がなるほどなんだ?」



ホワイト・クロス「そんな大物が2人もそろってるなんて変でしょ?」
グラビティ・ボーイ「日本で何か大きなことを計画しているかもしれないだろ?」
フレア・スター「本物が2人も直々に動くような計画なら、世界中のオフビートが日本に集まってるよ」
ブルー・バレット「そんな話は全く聞いてない。100%偽者だな」
グラビティ・ボーイ「……どうして偽名なんて……」



ブルー・バレット「少しでも自分を大きく見せようと思ってるんだろ。そんな事したら、より小さく見られるだけなのにな」
グラビティ・ボーイ「だますのも馬鹿だけど、だまされるのはもっと馬鹿だなあ。何を考えて生きてるんだろ?」
ホワイト・クロス「どうするんですか? 僕たちだけで行くんですか? それとも今回も」
グラビティ・ボーイ「今回はオレたちだけで十分だろ?」
ホワイト・クロス「……でも、もし強いオフビートがいたら……」



グラビティ・ボーイ「大丈夫だって。なあ?」
ブルー・バレット「ああ。今回はオレたちだけで大丈夫と思う」
フレア・スター「………………」
ブルー・バレット「どうした、フレア・スター?」
フレア・スター「………………」



ブルー・バレット「フレア・スター!」
フレア・スター「え? なに?」
ブルー・バレット「何か気になる事があるのか?」
フレア・スター「何となく嫌な予感が……」
グラビティ・ボーイ「また?」



ホワイト・クロス「フレア・スターの予感は当たることが多いから、注意した方がいいですね」
グラビティ・ボーイ「油断禁物ってやつだな」
ホワイト・クロス「先月みたいに独断で動いたらダメだよ?」
グラビティ・ボーイ「わかってるって。同じ失敗をくり返すほどオレは馬鹿じゃねえよ」
ホワイト・クロス「……同じセリフを聞いた事があるような……」



翌日
ブルー・バレット「そっちはどうだ?」
グラビティ・ボーイ「誰もいない……というか、何もない。きれいさっぱり片付けられてる」
ホワイト・クロス「こちらもです……どういうことでしょうか……? 場所、ここで間違いないですよね?」
ブルー・バレット「ああ。間違いない」
フレア・スター「! 静かにしてっ!」



グラビティ・ボーイ「ど、どうした?」
ホワイト・クロス「何ですか?」
フレア・スター「誰か、来る……」
ブルー・バレット「何人だ?」
フレア・スター「1人だけど……グラビティ・ボーイ。敵が見えた瞬間、全力で攻撃して」



グラビティ・ボーイ「え?」
フレア・スター「ホワイト・クロスは障壁をいつでも張れるように」
ホワイト・クロス「は、はい」
ブルー・バレット「……そんなに強そうか?」
フレア・スター「……はい。4対1で互角と思います」



グラビティ・ボーイ「う、嘘だろ?」
ホワイト・クロス「……そんなに強いのなら逃げた方が……」
フレア・スター「逃げたら確実に1人か2人、死ぬよ。グラビティ・ボーイ」
グラビティ・ボーイ「うん。わかってる……」
?「久しぶりですね」



グラビティ・ボーイ「はああああああっ……!」
?「!?」
ブルー・バレット「や、やったかっ……?」
フレア・スター「……いや……」
?「ずいぶん手荒な歓迎ですね。私じゃなかったら死んでましたよ」



フレア・スター「……その声……レインボー・ヴォイス……?」
レインボー・ヴォイス「はい」
ブルー・バレット「お前、こんなところで何してるんだ……?」
レインボー・ヴォイス「それはこっちのセリフと思いますけどねえ。人の家に無断で入って家人に攻撃とは」
ブルー・バレット「ひ、人の家? ここがお前の?」



レインボー・ヴォイス「いえ。私の家ではありません。私の主人が、この家の主です」
ブルー・バレット「……お前の主人は、マジストレートか? データ・ダイナスティか?」
レインボー・ヴォイス「両方です」
ブルー・バレット「……本当か?」
レインボー・ヴォイス「なぜ私が嘘をつかなければいけないんですか?」



フレア・スター「人類を滅ぼしかねない超大物が2人も、こんな小さな町に何の用だ?」
レインボー・ヴォイス「さあ?」
ブルー・バレット「聞いてないのか?」
レインボー・ヴォイス「ええ。わたしは面白い事が始まるような気がしたので来ただけです。大雑把には説明されましたが、細かいところは全く知りません」
ブルー・バレット「大雑把にでも教えてもらえると嬉しいんだがな……」



レインボー・ヴォイス「わたしに勝ったら教えてあげますよ」
ブルー・バレット「………………」
レインボー・ヴォイス「どうしました? 4対1ですよ? ああ、わたしの能力が分からないので慎重になってるんですね? わかりました。特別サービスで教えてあげましょう。わたしの能力は口から発する7種類の『声』です」
ブルー・バレット「なっ……?」
ホワイト・クロス「じ、自分の能力を説明するなんて……」



グラビティ・ボーイ「信じるな、馬鹿! きっと口からデマカセだ!」
レインボー・ヴォイス「嘘ではありませんよ。しかし……そうですね。言葉だけでは信用できないのも無理はありません。実際に見せて、いや、体感してもらった方が説明しやすいし、貴方たちも理解しやすいでしょう」
フレア・スター「ホワイト・クロス! 障壁を!」
ホワイト・クロス「はいっ!」
レインボー・ヴォイス「ふふふ……カワイイですね。そんな薄い壁で私の攻撃を防げると思っているなんて」

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