2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

やおいポップ

6KB  双竜紋なかったら

「あまりにも『死神』らしくないので、少々驚いただけだ……。世界を救った勇者が肉欲に狂う姿など、余の長い人生の中でも見た事がない。楽しませてもらおう……」
「ガラじゃない事をしている自覚はあるんですがね……ただ殺すだけでは、ボクの気がすまないんですよ。まず精神を殺し、それから肉体を殺さないと。ジワジワといたぶり殺さなければ満足できません」

キルバーンは苛立ちを堪えきれないように、先生の尻を蹴り上げた。
裸で四つんばいだった先生は、あっけなく床に転がる。
……真っ赤に充血した肉棒から精液を出しながら。
それを見たバーンが低い声で笑い、キルバーンが凄く満足げに笑う。
反射的に殴りたくなるようなムカつく顔。
だけどオレは殴れない。
鎖でハリツケに×の形に拘束されているから。

「クックック……カワイイかわいい弟子の前で無様な姿をさらす気分はどうだい?」
「……見ないでください……ポップ……。お願いします……」
「せ、先生……ひぃっ!? あ゛あ゛っあ゛あ゛っあ゛あ゛っ……! アヒィィイッ!」

別人のように憔悴した先生にかける言葉を探すオレに、いきなり強烈な衝撃が襲いかかった。
……や……やめて、くれっ!
止まってくれぇっ……!
直腸をえぐる張型の振動は止まらない。
止まるどころか徐々に激しくなっていく。
ヤッヤバイッ!
このままじゃあ……オレ……先生の前で……!

「たっ……頼む……キルバーン……ッ! とめ……とめ、てぇっ! うごへえぇっ……!?」
「フフフフフ……せっかく先生が見本を自分の身体で示してくれたんだ。キミも後ろだけでイキたまえ。強情だね……これで、どうかな?」
「~~~~~~!? ~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

一段と張型の振動が激しくなった瞬間、オレは声も出せないくらいの絶頂感に呑みこまれる。
今日はもう5回目なのに精液は、あきれるくらい大量だった。
……そんな目で見ないでください先生。
頭が壊れそうなくらい気持ちイイ射精の最中なのに、なぜか先生の悲しそうな顔はハッキリと見えた。
それは全くオレの慰めにならない。
むしろオレの心を磨耗させる。

「二人の後穴に入れているのは、魔法力を吸収して動く張型だったか……?」
「ええ。二人とも相当の魔法力の持ち主なので、いくら動かしても止まりませんよ」
「……た……頼む……キルバーン……。もう……やめてやってくれ……。あのままでは……狂ってしまう……」
「ボクが命令した通りに動けるかい? 動けると誓えば、キミに任せてあげるよ」
「………………わかった」





「やっやめてください先生っ! どうしちまったんですか!? しっかりしてください……!」
「……ず、ずっと愛してました……ポップ……。わ……私の気持ちを……受け取ってください……」

延々と続く射精を終えると同時に失神してしまったオレは、目が覚めたら見た事がない部屋に移されていた。
まるで王様が使用するような豪華な部屋。
そのベッドにオレは寝かされていた。
なぜか女物の服を着せられていた。
状況を理解できず戸惑っていると先生が部屋に入ってきて突然オレの唇を強引に……。

「ん゛っ……ん゛ぐっ……ん゛ん゛っ……ぶはっ! せ……先生……どう、して……あ゛ん゛っ! あ゛っ……あ゛あ゛ん゛っっ……!」
「服の上から胸をさわられて……お、おおお、女の子のような声を出して……。そういうところも素敵ですよ……ポッポップ……」
「ん゛ん゛ん゛っ……!」

先生にディープキスされながら乳首を揉まれてオレは、こらえきれずに鳴いてしまう。
ディープキスにも乳首責めにも弱いから……というのは説明ができない。
キルバーンに責められた時は、もうちょっと耐えられた。
誰よりも尊敬する先生が相手だから。
……そういう感情はなかった。
なかったと思うけど、自覚してなかっただけかもしれない。
そういう意味でスキだったのかもしれない。
そんなことを考えてしまうくらいオレの身体は蕩けていた。
マァムと無理やりヤらされた時より遥かに気持ちイイ……ッ!

「お……女物の服装は私がキルバーンに頼んだのですが……こっ恐いくらい似合ってますね……。下着もちゃんとショーツを……た、たた、確かめて……みましょうか……」
「あ゛っ!? やっやめてください……先生……っ! ひあ゛あ゛っ……!? あ゛っあ゛っあ゛っ! いあアァああアッ……!」

いきなり先生はオレのスカートの中に潜りこみ、下着の上からオレの肉棒をしごいた。
すでに勃起してしまったいたオレのは、先生の手でさらに硬くなっていく。
今すぐ射精してしまいそうなのを、歯を食いしばって耐える。
……先生の手でイクなんて絶対に嫌だ。
まだキルバーンに犯されてイク方がマシ……あ゛あ゛っ……でも、もう……っ!

「ポップの精液……飲ませてください……んぶっ。ん゛っ……ん゛ん゛っ……」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……! せっ先生っ……すみませ……っ! ~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

下着をずらしてオレのを先生が口にふくんだ瞬間、オレのガマンは砕け散った。
先生の口内にあふれんばかりの精液をぶちまけてしまう。
……イイ。
先生の口……イイ……ッ!
肉棒が精液を放つたびに先生は、タイミングよく肉棒を吸い上げる。
それがトンでもなく心地イイ。
身体中の細胞が全て精液になって、体外に出て行くみたいだ。
射精すれば射精するほど魔法力を失い、ここから脱出できる確率が低下する。
それは忘れていない。
忘れていないからこそ射精が最高に感じる。
自分の置かれている状況が悪くなれば悪くなるほど興奮するように……絶望感すら快感に変換できるように、キルバーンに調教され尽くしてしまったから。

「あ゛っ愛して、ます……ポップ……。私と一緒に堕ちましょう……?」
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ! だ……だめ……です……先生……! あきらめたら……きっとダイたちも……が、がんばって……」

死んだ魚のような目の先生をはげますオレ。
だけど口調は徐々に弱くなってしまう。
ダイやマァムの現状を知っているから。
竜の騎士で『闘いの遺伝子』を持っているダイは、その力を受け継いだ子を量産し、魔王軍の力にするため種馬のように酷使されている。
人間なら100%即死する量の媚薬を投与され、キチガイのようにモンスター相手に腰を振っている姿は、しばらく目に焼きついて離れなかった。
……再びバーンと戦うのは絶対に無理だろう。
現実的に不可能どころか、物理的に不可能と思う。

「ポップ……見て……おなか……大きくなったでしょ……? 来月……出産の予定なの……。あなたの子なんだから、ぜったい見にきてね……ふフhuふフふ……」

ふくらんだ腹を愛しそうに撫でるマァムの瞳からは、完全に正気が消え去っていた。
妊娠しているのがオレの子というのは相当アヤシイ。
たぶん……いや、確実にオレの子じゃないだろう。
確かにオレは1度マァムを抱いた。
抱かされた。
だけどマァムはその前もその後も、モンスターに陵辱されまくっている。
モンスターたちは当たり前のように全員マァムに膣内射精(なかだし)していた。
どうして知っているのか簡単だ。
その横でオレもモンスターに犯されていたから。
オレも犯されているのに気づいたマァムは、それまで無抵抗だったのが嘘のように抵抗しまくった。
……オレが悦んでモンスターに抱きつき、自分で腰を振っているのを見たマァムの表情は、数ヶ月前なのに今でも忘れられない。
まるで世界の破滅を悟ったような、絶望に満ちた顔。
それからだ。
マァムがおかしな言動を取るようになったのは。
オレが肉欲に屈服しきっているのを見て、張りつめていたモノが切れてしまったのかもしれない。

ヤンデレかがみ

5KB

「あら……つかさ。入ってたの」
「……おっ……お姉ちゃん……!? ご……ごめんねっ! すぐに出るから……!」

私は言葉とは裏腹に、湯船から一歩も動けない。
まるでヘビににらまれたカエル。
……コワイよ……お姉ちゃん。
そんな目で見ないで……!
妖しく光る瞳から目をそらしたいけど、凍ってしまったみたいに顔が動かない。
わたしが恐怖でブルブル震えていると、ゆっっくりお姉ちゃんが近づいてきた。

「そんなに震えちゃって……ちゃんと温まらないと風邪を引くわよ? 一緒に入りましょう? いいわよね?」
「………………うん」

お姉ちゃんの問いに私は、馬鹿みたいに首を何度も縦に振った。
本当はものすごく嫌だけど、嫌なんて絶対に言えない。
……今日は何もしないよね?
学校であんなにイジメたんだから。
貞操帯が壊れるくらい激しくイジメたんだから、もうイジメられないはず……。

「ごめんなさい、つかさ」
「……な、ななな、何? 何のこと……?」
「昼間……学校で私……あんなに、つかさを……」
「……お姉ちゃん……」
「おわびに慰めてあげる」
「……え? あ゛っ!? やっやめて……! おねえちゃ……だめぇっ……! ん゛ぐっ!?」

いきなり後ろから抱きつかれた私は、あわててお姉ちゃんを振りほどこうとした。
その瞬間キスされた。
何をされたか理解するより早く、お姉ちゃんの舌が私の口に入ってくる。
……だ……だめ。
ディープキスは……わたし……っ!

「んむ……ん゛っ……ん゛あ゛っ……ん゛っ……んんん……! はぁっ……はぁっ……はぁっ……! お……おねえちゃん……あヒィッ!」
「ホントつかさはキスに弱いわね。キスだけでスイッチ入っちゃう子なんて、聞いた事ないわよ」
「お姉ちゃん……や、やめて……んぶっ」

弱々しく抗議したら、また口を唇でふさがれた。
さっきと同じように舌が入ってくる。
ディープキスの甘美な味を覚えちゃった私の身体は、お姉ちゃんの舌を跳ねのけられない。
跳ねのけるどころか、自分から舌を出しちゃう。
……私のカラダ、エッチすぎる。
心が泣き叫んでるのを無視して暴走するカラダがうらめしい。
どうして私こんなにエッチに生まれちゃったんだろう?
どうして私お姉ちゃんの妹に生まれちゃったんだろう?
酷すぎる現実から空想に逃避する私を、お姉ちゃんの指が引き止める。

「こんなに狭い穴に太いバイブが入るなんて、人間の身体って不思議ね。受け入れて気持ちよくなっちゃうのは、もっと不思議だけど……ふふふ……」
「おね、えちゃん……っ! お尻……やだっ……! きたな……あ゛っ……汚いよ……あ゛ん゛っ!」

お姉ちゃんの指が2本、お尻の中に入れられた。
本来は出すトコに入れられる。
最初は異物感に泣きわめいたけれど、今は違う意味の涙がこぼれて止まらない。
アソコより感じるようになっちゃったから。
……ぜっったいに誰にも言えないけど、大きいのを出すときも凄く気持ち良くなっちゃう。
終わるころにはアソコから熱い液が、トロトロとあふれている。

「お昼に浣腸しまくってから、1回もトイレに行ってないでしょ? 大丈夫よ。ほら、もっと感じちゃいなさい」
「あ゛っあ゛っ! あ゛あ゛っ! あ゛あ゛ん゛っ……!」





お尻だけで2回もイッちゃった後、私とお姉ちゃんはオフロから出た。
……心身ともに疲れきった身体を少しでも癒すためにお風呂に入ったのに、余計に疲れちゃった。
もう寝よう今すぐ寝よう。
私はできるだけ早く服を着て脱衣所を出る。
そして両親のセックス現場に出くわした。

「……お母さん……」
「いっいやぁっ! つかさ……見ないでっ……あなた……とめ……やめ、てぇっ……! ~~~~~~!」
「おお……相変わらずキレイね、お母さん。とても40歳には見えない絶頂シーン。写真に撮って残しておきたいくらい」
「あははははっ。それは面白いな。次する時に頼もうかな」

お父さんはお姉ちゃんの提案が本当に気に入ったみたい。
何で撮影するかお姉ちゃんと話しはじめた。
……ここに、いたくない。
1秒でも早く離れたい。
私は荒々しく足音を立て、自分の部屋に向かう。
お母さんが快感に潤む瞳を向けてきたような気がするけど、気づかないフリをした。
どんな顔したらイイのか分からなかったから。

「あ、つかさ。お風呂でたの。それじゃあ行こうか、まつり」
「………………」

いのりお姉ちゃんの誘いに、まつりお姉ちゃんは答えなかった。
いや、答えられなかった。
ギャグボールで口をふさがれていたから。
うなだれていた頭を首輪から伸びた鎖で引っぱられ、苦しそうに顔を歪めるまつりお姉ちゃん。
……また何かやったのかな?
私はぜんっぜん知らなかったけど、いのりお姉ちゃんとまつりお姉ちゃんは何年も前から、こういう関係だったらしい。
ソウイウ時はご主人様と奴隷そのものなのに、普段は普通の姉妹みたいに振る舞っている。
血のつながった姉なのに、まるで宇宙人みたいに何を考えているか分からない。
少し前にちょっと説明してもらったけれど、ほとんど理解できなかった。
お父さん、いのりお姉ちゃん、まつりお姉ちゃん、お姉ちゃん……この家にはキチガイと呼ばれそうな人の方が多い。
お母さんと私の方が異常に感じる事がある。

「というか私も異常だよね……女の子と付き合ってたんだから」
「同性愛が異常なんて偏見よ」
「~~~~~~!?」

ひとり言に返事があって、私は文字通り飛び上がった。
言葉が出ないくらいの驚愕。
……ぜ、ぜんっぜん気づかなかった。
いつから、いたんだろう?

「お、お姉ちゃん。何か用? 何も用なかったら私もう寝たいんだけど」
「用があるから来たのよ。みゆきのこと」
「!」

みゆき。
高良みゆき。
私のクラスメイトで大親友で……恋人だった女の子。
私なんかにはモッタイナイくらいの完璧な女の子で、告白された時はドッキリと思い込んだ。

「……ゆ……ゆきちゃんは……どうしてるの……?」

ゆきちゃんは私と付き合いはじめた直後、それを知ったお姉ちゃんが呼んだ男の人に輪姦された。
ゆきちゃんの絶叫とお姉ちゃんの哄笑は、今でも夢に見る。
……その後ゆきちゃんが何をしているのか、何をされているのか全く知らない。
聞いたら例外なく圧倒的な暴力で返されるから、最近はほとんど口にしないようになっていた。
だけど口にしないだけで、もちろん常に気にしていた。
恋人だから。
今でも愛してるから。
ゆきちゃんに処女をあげられたのが、私の人生で最も幸福な事だから。

たまにお手つき  3

6KB

「ほんま浣腸の味を覚えてしもたねえ、たまちゃん♪ 最初はキャンキャン子犬みたいに一生懸命にほえて、うちを威嚇しとったのに。今のたまちゃんもええけど、あの頃のたまちゃんも可愛かったわぁ♪」
「……桜乃さま……これ……捨ててきます……」

桜乃様がウットリと思い出にひたっているけど、私はそれどころじゃない。
これを早く捨ててしまわないと。
……また竹千代様が喜んでしまわれる。
初めて私が竹千代様に抱かれた日から3ヶ月。
毎晩のように竹千代様に抱かれ私は、笑うしかないくらい肢体を開発された。
そして竹千代様は桜乃様にさまざまな知識――トンでもなく間違った知識――を教えられて、ものすごく歪んだ性癖の持ち主になってしまっている。
こんなモノに興奮する将軍様なんて聞いた事もない……。

「性癖など人それぞれだ。私も絶対に人に言えないような性癖を1つ、持っているしな♪ 付き合える範囲で、相手してやってくれ」

意を決して進言したけど将軍様(うえさま)に一笑にふされた。
あまりにも爽やかな笑顔に、お世話役を辞任したいと申し出る事ができなかった。
女性なのに男として扱われ、第25代将軍になられた気の毒なお方。
以前の数倍の熱心さで武芸や学問に打ちこむ竹千代様を、ことのほか喜んでおられる。
……そこに水を差すなんて私には無理。
3年前まで見習い女中に過ぎなかった私を大抜擢してくださった恩を、あだで返すような真似をするワケには……でも、このままだと……。

「どうしたのだ、たま? 暗い顔をして。お、それは……」
「たっ竹千代様!? ご無礼を……!」

考え事をしていた私は、廊下で竹千代様と衝突してしまった。
あわてて床に膝をつくと、視界に小さなリモコンが入ってくる。
……私の二穴に入っているバイブを、どれだけ離れていても動かせる、超々高機能(桜乃さま談)なやつ。
竹千代様の許しを得て上げた私の顔は、きっと蒼白だったに違いない。
昨夜から延々と微弱な振動で甘い熱を蓄積していた私の身体は、ちょっとの刺激で爆発しそうだったから。

「ちゃんと前を見て歩かないと駄目だぞ。これは余からの罰だ」 カチカチッ
「ひぃっ……!? あ゛っ……あ゛っ……あ゛あ゛っあ゛っあ゛あ゛っ! た、竹千代様……もうしわ、け……ありませ……ふあ゛あ゛っ……! ゆ……許して……ください……っ! おっお願いっ……しま、す……あ゛あ゛ん゛っ!」

竹千代様は前のバイブを止め、アナルバイブをMAXにした。
お尻だけなら痛いだけで全く気持ちよくない……と言えたのは2ヶ月前まで。
その後の一月は苦痛と快感は半分ずつ。
さらに後の一月というか最近は、快感の方が圧倒的に大きい。
わずかな苦痛は、本来そういう場所じゃないお尻で感じちゃってるという背徳感を、引き立ててしまう。
今も凄く気持ちイイ。
……廊下なのに。
いつ誰が通るか分からない廊下でお尻を責められてる。
極めて異常な状況なのに、私の身体は止まらない。
快楽の頂上に向かい疾走していく。
ああ……もう……だめぇっ……!
イクッ……イッちゃうぅっ……!

「おっと」
「あ゛っ……!? はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! た……竹千代様……?」
「どうしたのだ、たま? 物欲しげに腰を振って。……もしかして、このような場所で果てたかったのか?」
「~~~~~~!」

竹千代様の言葉に私は、弾かれたように顔をそらした。
……わ……わたし。
快感にトロけた頭で、自分のあさましさを心から呪う。
こんな私が次の将軍になられる竹千代様のおそばに……駄目だ。
このままじゃあ竹千代様を駄目にしちゃう……!

「た……竹千代様……。お願いします……。わたしに……宿下がりの(休暇をとる)許可を……ください……」
「……ど、どうしたのだ、たま? 余の言葉が気に入らなかったのか……? す、すまん! ちょっと……その……調子に乗ってしまった! 許してくれ、たま! この通りだ……!」

あわてながら竹千代様は私に深々と頭を下げた。
それを見て私は、たまらない罪悪感に襲われる。
……お世話役に過ぎない私に、そんな事をする必要なんて全然ないです。
そう言おうとして開いた口を、いきなり手でふさがれた。
だ、だれ……!?

「こんなとこで何をやっとるんどすか、たまちゃん? 竹千代様も……誰かに見られたら大変どす。さ、こちらに……」
「う、うむ」
「………………」
「………………」

桜乃様は杏さんと一緒だった。
杏さんは耳まで顔を真っ赤にしてて、息もかなり荒い。
……また嬲られてるんだ。
杏さんは世話親である桜乃様の下でバリバリ働いている。
以前はそう思っていたけれど、全然そうじゃないことを杏さん本人に教えられて、心臓が止まるかと思うくらいビックリしたのは1ヶ月前。

「身体はええカンジになってきたのに心は強情やねえ、たまちゃん。芯が強いんはちょおええ事やけど、あまりにもワガママやと、ああやって罰を与えるからな?」
「……あ、んず……さん……」

私は自分の前に広がる光景が信じられなかった。
あまりにも意外な、衝撃的な光景だったから。
……わたしは杏さんに憧れていた。
普段の生活態度はちょっと微妙だけど仕事は抜群。
世話親の桜乃様との関係はいろいろな意味で奇抜だけれど、お二人とも仲がいいと思っていた。
自分も桜乃様のような世話親を見つけ、杏さんみたいな女性になれれば……そう思っていたのに。

「ちっ! 何回いったら理解するんだよオイ!? ちゃんと舌を使えって言ってるだろうがっ! テメエだけ気持ち良くなってるんじゃねぇよっ! おら、おら、おらぁっ!」
「ん゛っん゛っん゛ん゛っ……! んぶっ! ん゛ぐっ……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛ん゛っ……ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」
「……またイキやがった。浣腸されてサンドイッチされんの、そんなに気持ちイイか? 完全に変態になっちまったなあコイツ」
「最初はケダモノとか変態とか罵倒してくれたのが嘘みてぇだな。お゛っ……お゛お゛っ……出すぞっ……。全部のめよ……はいたら歯を全部ぶち割ってやるからな……お゛お゛お゛っ……!」

ビュルビュルビュル……
ゴクゴクゴク……

3人の男性に輪姦されている杏さんは、どう見ても悦んでいた。
口に出された精液を飲みこむ際も、何か凄く貴重な飲み物を飲んでいるかのように、幸せそうな表情を浮かべている。
事前に「輪姦」と聞かされていなかったら、合意の上で乱交していると思ってしまったかもしれない。
……杏さんも、そうなんだ。
ちょっと度が過ぎるくらい理知的だった杏さんの狂態を見て、安堵と絶望という相反する気持ちが生まれた。
安堵は「快楽に弱いのは自分だけじゃない」と思えたから。
絶望は「杏さんみたいな人でも犯されたら悦んじゃうんだ……」と思ったから。

「ええカンジに仕上がっとあるなぁ♪」
「桜乃さま。ええ。最初は抵抗したのですが、もう完全に心が折れてますね」
「瀬奈ちゃんは?」
「……申し訳ありません。壊してしまいました。注意された通り軽い陵辱から入ったのですが……」
「~~~~~~!?」

男性の視線を追った私は、そこにボロ雑巾のように倒れている瀬奈さんを見て、反射的に駆け寄った。
桜乃さまに「うちが許可せん限り離れやんように」と言われたことは、まるっきり忘れて。
……ひ……ひどい……ひどすぎる。
あまりにも悲惨な瀬奈さんの姿に、私は言葉も出ない。
何でこんなムゴイ事ができるのか分からない。
あの人たちは人間なの……?

ネギパーティー敗北

8KB  調がネギを犯す

「アンドロギュヌス(両性具有)になった感想は……ふふふ……聞く必要はありませんね。小さな胸をパンパンにふくらませて……母乳を出したくて仕方ないでしょう? おやおや……アソコもびしょ濡れじゃありませんか」
「……お……お願い……します……! む、ね……もん……で……くださ……い……! おかしく……なっちゃいま……す……!」

調(しらべ)の声はほとんど聞こえない。
調の声が小さいのが理由の1つ。
もう1つは体内で渦巻く熱で、頭も身体も壊れそうだから。
それを発散すること以外、何も考えられない。
懇願している相手がフェイト――大切な仲間・生徒を酷い目にあわせている元凶――の部下という事に対する抵抗も、頭の片隅に引っかかっているだけ。

「二度と逃亡を図らない、フェイト様の命令に逆らわないと誓えば、拘束を解いてあげましょう。誓いますか?」
「ちっ誓います……! だから……だから早くっ……!」

微笑みながら質問した調が手にしているのは、鵬法璽(エンノモス・アエトスフラーギス)――契約した者の言葉を絶対に遵守させる封印級の魔導具。
それの前で服従を口にしたら、何があっても逆らえない奴隷になってしまう。
それを理解しながら、僕は即答した。
ここで僕が壊れてしまったら明日菜さんたちを助けられない。
……それは建前。
1秒でも早くオナニーしたい!
それが本音だった。

「これほど簡単に屈服させられるとは……いささか拍子抜けですね」
「あ゛あ゛っ……はぁん゛っっ! あ゛っ……あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……

調に拘束を解かれた僕は迷わず胸を揉みしだき、たまりにたまった母乳をはき出した。
それと同時に硬く勃起しきっていたオチンチンが爆発する。
母乳と精液で白い水たまりが、できてしまう。
……き……きもちいい……っ!
アンドロギュヌスに改造され少しふくらんだ胸から生じた快美感で、僕はあっさり気絶してしまう。
意識が消える寸前、鵬法璽が輝くのを見て、凄まじい絶望感を覚えた。





「メイド服、非常に似合ってますよ。しかし……ふふふ……その姿だと、元々男性だったのが信じられないですね。美少女にしか見えません」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! 調さん……アソコと……お尻の……とめ、て……くだ……さい……! このままじゃ……あ、るけ……はぁあ゛っっ!」

失神した直後たたき起こされた僕は、すぐにメイド服を着せられた。
ずっと裸で責められていたので、たとえメイド服でも着れるのが嬉しかった。
……実際に着て、自分の身体が変わってしまったことを痛感した。
服が肌に当たるだけで、たまらなく気持ちいい。
ついさっき射精したばかりなのにオチンチンは完全に勃起して、アソコからは熱い愛液がドロドロとあふれだし、太ももを伝い落ちてる。
膝がガクガクと揺れ、今にも膝をついてしまいそう……。

「仮にもフェイト様の前に立ちふさがった者でしょう。少しは意地を見せなさい。罰として少し振動を強くします」
「……やっやめっ……ひぃい゛っっ……!? あ゛っ……あ゛あ゛ん゛っ! とめ……とめ、てぇっ……! イ……イクッ! イッちゃうぅっ……!」

ビュルビュルビュル……

アソコとお尻に入れられたバイブの振動が激しくなると、あっという間に僕はイってしまった。
……ぼ、僕……なんて……。
自分の身体のもろさが情けなくてボロボロと大粒の涙をこぼしていると、調に思いっきり頬を平手で打たれた。
何をされたか理解するより早く、もう一方の頬も打たれる。

「全く……どうしようもないクズですね。おとなしく臣従を誓ったので、あなたの仲間を丁寧に取り扱うよう、フェイトさまに進言したのですが……。これでは……」
「……な……なか……ま……? 明日菜……さん……たち、ですか……?」

ようやくバイブの振動が止まり、僕はわずかに理性を取り戻した。
明日菜さん、刹那さん、木乃香さん、コタロー君、千雨さん、茶々丸さん、夕映さん、ハルナさん……大事な大事な生徒であり、仲間でもあった人たちの顔を思い出す。
……今頃どんな目にあってるんだろう。
フェイトに敗北して捕らえられた直後は時間があれば常に考えていたのに、凄絶な調教を受けるうちに徐々に考える時間が減っていき、最近はほとんど考えなく……考えられなくなっていた。
無事だったら何よりだけど……無事なワケないよね……。

「この部屋にいます。会ってみますか?」
「……こ……この部屋って……あヒィッ……!? あ゛っ! あ゛あ゛っ……!」

足がガクガクで立ってられず、赤ちゃんみたいにハイハイで移動した先は、見た事がありすぎる部屋だった。
……な……何で?
僕が潤んだ瞳を向けると、調は意味ありげに微笑む。
そして次の瞬間、バイブの振動をMAXにした。
今度こそガマン……!
そんな決意も空しく、僕の身体は限界に向けて突っ走っていく。
ま……また……イッちゃうぅっ……!

「ネ、ネギッ! アンタどうして……!?」
「……明日菜……さん……? いっいやっ! 見ないでっ! 見ないでくださいっ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……

いきなり開いたドアの向こうには、明日菜さんがいた。
突然の再会に僕は喜ぶ……どころじゃない。
明日菜さんにだけはイク姿を見られたくない!
歯を食いしばり、手を握りしめて我慢できたのは、ほんの一瞬だ。
愕然とする明日菜さんの目の前で僕は、快楽の極みに達してしまった。
射精する寸前にメイド服がなぜか消失し、僕がぶちまけた精液の大半は、明日菜さんの顔や身体にかかってしまう。

「……ネ……ネギ……。あんた……」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! ご……ごめんなさい……明日菜さん……! ごめんなさい……っ!」

僕は肩で息をしながら、明日菜さんに土下座して謝った。
何を謝っているのか、よく分からない。
よく分からないけど、謝らないとダメなのは凄くわかる。

「ちょっちょっと……ネギ……な、なに謝ってるのよ!? 確かに……その……こ……こうなっちゃったのは……あの……アレだけど……。じっ自分を責めるんじゃないわよ! 私たちは仕方なくアンタについて来たんじゃなくて、自分の意志でついて来たんだからね。そこらへん勘違いするんじゃないわよ」
「あ……明日菜さん……」
「……意外な言葉に感動しているところ悪いのですが……あちらを見てもらえますか?」

明日菜さんの優しい言葉に、さっきまでと違う涙を流していた僕は、調に無理やり部屋の中を見せられた。
そこは麻帆良学園の教室と、全く同じ作りの部屋だった。
偶然のハズがない。
僕に精神的なダメージを与えるために用意した部屋だろう。
……その狙いは残酷なくらい的確。
明日菜さんとの再会で少し立ち直った僕の心は、その部屋を見渡した瞬間、完璧に打ちのめされた。
教師として振る舞っていた時の自分たちを思い出したからじゃない。
僕が何よりも見たくなった……そしてあるんじゃないかと危惧していた光景が、そこに広がっていたから。

「あ……せ……先生……? み……見ないでく、れ……ふあ゛あ゛っ! やめろ……あ゛あ゛っ……また……~~~~~~!」
「……ネギ……お……遅い……わよ……。わたし……化け物の子ども……。あは……ははは……はハhahaハは……!」

魔物に犯されている千雨さんとアーニャ。
千雨さんは魔物に犯され、断続的な絶頂に突入してしまったみたいだ。
ひっきりなしに甘い声で鳴きながら、裸身を激しく痙攣させている。
いつもの大人びた、ものすごく頼りになる千雨さんとは、まるで別人。
……あの千雨さんは、こうなっちゃうなんて。
どれだけ非情な調教を受けたのか……想像しただけで申し訳なくて死にたくなる……。
アーニャは千雨さんと対照的に、魔物に犯されてるのに何も感じてないように見える。
その腹は異常にふくらんでいる。
妊娠していると言っても、いくら何でも……。
出産するときに死んでしまいそうな、たまらなく嫌な予感がする。
明らかに常軌を逸している瞳と笑い声が、その予感を増幅する。

「ハ……ハルナ……そこ、は……っ! あ゛あ゛っ! のどか……だめ、です……お尻……だめぇっ……!」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! なに言ってるのよ……ゆえ……!? オチンチン痛いくらい締めつけて……ふふふ……こんなに男の子がいいなんて……! もっと早く改造してもらえば良かったわね……! そう思わない……のどか……!?」
「ごめんなさい……ゆえ……! オチンチン……いいの……! 止まらない……止まらないよぉ……っ!」

部屋の中央でのどかさんとハルナさんが、夕映さんを犯している。
……記憶を取り戻した直後にこんな目にあって、夕映さんは何を思っているんだろう?
目の前が暗くなる。
こんな事になるくらいなら、記憶をなくしたままの方が良かった。
その方が何倍もマシだった。
今さら言っても空しすぎるけど……。

「ゆえ、も……イイんでしょ……!? イヤイヤ言いながら腰を振って……! ほら、ほら、ほら……イッちゃいなさい……!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!? あ゛っあ゛っあ゛っ! イ、イクッ! イクですっ! イッちゃうぅっ……!」
「……ゆえ……わたし、も……っ! でっ出るぅっ……! ~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!
ビュルビュルビュル……!
ビュルビュルビュル……!

激しく動いていた3人が、同時にピタリと静止する。
そして次の瞬間、ガクガクと痙攣した。
夕映さんの小ぶりな胸の頂からは、大量の母乳が噴出してる。
……僕と同じ改造されたんだ。
母乳を噴く際の凄絶な快感も、僕と同様なんだろう。
声にならない声で絶叫しながら、心配になるくらい激しく裸身を震わせている。
夕映さんの二穴を犯していたハルナさん、のどかさんも同じ。
ほうけた顔で、夕映さんの中で射精した余韻にひたっている。

やおい燈路おかし

5KB  紫呉&慊人×燈路&杞紗

「男に掘られて射精……くっくっく……! いいなあ、最高だ。だけどひー君。君、さっちゃんに見られてるの、忘れてないかい? ほら、見てごらん。呆然としちゃってる♪ まあ、お姫様の自分を助けに来たナイト様が、魔王に犯されて悦んでるのを見せられたんだ。当然だね♪」
「……うう……言わないで……あぐっ! もう……やめて……はぁあ゛っっ……!」

紫呉のが直腸の壁をえぐるたびに、オレの中で甘い電流が駆け回る。
無理やり自分の股間を見せられた。
射精したばかりのチンチンは、白く汚れている。
そして射精する前と同じように、硬く勃起していた。
……な……なんで?
オナニーの時はすぐに小さくなったのに……。

「さすが草摩家に代々伝わる媚薬。トンでもない威力だね♪ この歳でこんなに元気になっちゃうなんて……副作用がすこーしコワイけど」
「何をしてるんだ、紫呉。もっと激しく犯してやれっ。二度と馬鹿な真似をしないようにな……!」
「……あ……慊人(あきと)さん……。お願いします……もう燈路ちゃんを……ひぃっ!? いっいやぁっ……燈路ちゃん……助けてぇっ……!」

いきなり悲鳴を上げた杞紗を見ると、その股間に手を入れて慊人が何かしている。
何をしているか見当もつかないけど、ろくでもない事に決まってる。
そうじゃなかったら杞紗が、あんな反応するワケがない。
もちろんオレは迷わず助け……られない。
すぐ近く……5メートルも離れていない場所にいるのに、助けられない。
当然だ。
オレが助けてほしい状況なんだから……。

「あーあーさっちゃん、あんなに慊人に嬲られちゃって。また言葉を失っちゃうかもしれないね♪ まあ、仕方ないか。自業自得だよ。まだ中学生なのに、小学生のひー君たぶらかして、いかがわしい事やっちゃってたんだから♪」
「……だから……そんなこと……してな……あ゛あ゛っ!? ひっひあ゛あ゛っ……! チンチン……こすらな……あ゛ん゛っ!」

オレと杞紗はキスしてただけ。
それ以上のことは絶対にしてない。
しようとも、していない。
……そりゃあオレは、少しやりたいと思ったけど。
だけど実際にはやってない。
それなのに断定して罰を加えるなんてメチャクチャだ。
杞紗をボコボコに殴ったのより一段と酷い。

「何か言いたそうだね、燈路。聞かないよ。くだらない言い訳なんて、聞いても時間の無駄だからね。こうして杞紗に制裁を加える方が何倍も有意義だよ。それなりに楽しいしね」
「あ゛あ゛っ! や……やめ……やめて、ください……慊人さん……! わたし……また……あ゛っ! あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

慊人に抱きかかえられている杞紗が、甘い声で鳴きながら全身を震わせる。
……またイッちゃったんだ、杞紗。
オレと同じクスリを飲まされたせいだろう。
杞紗は慊人の責めに恐いくらい反応しまくってる。
最初は裸を見られただけで恐怖と羞恥に震えていたのに、今はそれどころじゃない。
汗で濡れ光る裸身を、オレや紫呉にさらしている。
……なんて、キレイなんだろう。
オレは自分の置かれている状況を忘れて、杞紗の裸体に見とれる。

「本当にカワイイねえ、さっちゃんは。きっと将来は美人になるだろうね♪ ボクも1度くらい、相手させてほしいなぁ」
「そんな目で見なくても、後でお前に抱かせてやる。二度と僕の目を盗んでフシダラな真似をしないよう、徹底的に身体にたたきこんでおけ。ただし燈路への調教が甘いようなら、考え直すからな」
「ほほう、それはそれは。そう言われては熱を入れないワケには行きませんね。ひー君、悪いけど僕の欲望の犠牲になって♪」
「……まっ待って……ぐれに……あヒィッ!? あ゛あ゛っ! あ゛っ! あ゛あ゛あ゛っ! ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」

いきなり紫呉が腰の動きを激しくしたせいで、オレは情けない声で鳴いてしまう。
あわてて抑え様としたけど、うまく行かない。
さっきまでの悠然とした律動で熱く疼いていたオレの身体は、紫呉の激しいピストン運動を、拒むどころか悦んで受け入れてしまう。
……こ、このままだと、また杞紗の前でイッちゃう。
もう杞紗に見られるのは嫌だ。
そう思っていたのに……いや、そう思っているのを表情から読み取ったのか、慊人は杞紗を抱きかかえたまま、オレの目前に移動してきた。
目と鼻の先に杞紗。
普通はたまらなく嬉しい状況なのに、今のオレにとっては地獄以外の何物でもない。
杞紗の悲しそうな顔を見てられずに顔をそむけると、紫呉に体勢を変えられた。

「さっきまでのが後背位で、これが背面座位って言うんだよ。知ってた? こうすれば結合部がよく見えるよね、さっちゃん♪ 凛々しくてカワイイけど少し情けないナイト様、どう見える? お尻にオチンチン入れられて悦んでるの、ちゃんと見えてる? ねえ? ちゃんと返事してくれないと分からないよ? ねえ?」
「………………」
「無言で首ふってても分からないだろう。お前には口がないのか? ちゃんと答えろ」
「なっ……!? やっやめろっ! 杞紗にそれ以上やったら……アヒィィイッ……!?」
「お姫様の大ピンチに騎士道精神に火がついちゃった? だけど残念♪ 漫画みたいに奇跡の大逆転は起きないんだよ。現実は厳しいねえ♪ あ。さっちゃんゲロはいちゃったね♪ 今日の朝食は……アレはパンかな?」
「……うう……杞紗……ごめん……」

杞紗は何度も腹を蹴られて、嘔吐しながら床を転げまわってる。
その顔は激痛と恐怖で歪みきっているけど、それを見る慊人と紫呉の表情は、ものすごく爽やかな微笑。
……ものすごくコワイ。
まだ激怒していたら理解できるのに。
どうして笑いながら暴行・強姦できるんだろう……。
オレや杞紗が泣いているのが見えてないのか、見ているけど脳がちゃんと受け取っていないのか……何も分からない。
あらゆる全て全部わからない。

「おやおや、ひー君どうしたのかな? 脅えた子犬みたいな瞳で見られたら、おじさん困っちゃうよ。いつもの小生意気なひー君も殴りたいくらい可愛かったけど、今のひー君は潰したいくらいカワイイね♪」
「ひぃっ……!」「何を遊んでるんだ、紫呉。馬鹿は馬鹿なりに俊敏に動けと、いつも言ってるだろうが。杞紗もだ。いつまで嘔吐している。自分が汚したモノは自分で掃除しろよ。……ああ、そうだ。せっかく髪の毛が長いんだ。それを使おう」
「……え……? きゃっ!? いっいやっ! やめて……やめてください……! きたない……くさい……」
「うわぁ……髪の毛を雑巾みたいに使うとは、斬新というか残酷というか。さっちゃんのキレイな髪の毛がゲロまみれになっちゃったね♪ アレじゃひー君も幻滅じゃない?」
「……き……さ……。杞紗……ごめん……。オレの……せいで……」

たまにお手つき  2

5KB

「も、ものすごく下着が濡れておるぞ。こ……これは一体……?」
「たまちゃんが早く竹千代様のお相手をしたいと思っている証拠どす。もっと責めてあげてください。こうやって……あん♪」
「……や……やめて……はぁっ……くだ……さい……竹千代様……。わたし……これ以上……されたら……あ゛ん゛っ! あ゛あ゛

ん゛っ……!」

下着ごしにアソコを乱暴に擦られる。
普通の状態なら痛いだけなのに、今はトンでもなく心地いい。
……イ……イク。
絶頂に達する姿なんて竹千代様には絶対に見られたくない!
そう思って我慢に我慢を重ねてきたけど、もう限界。

「……竹千代様……すっすいません……わたし……だめぇっっ! ~~~~~~!」
「うあっ……!? た、たま! どうしたんだ!?」
「あわてなくても大丈夫どす、竹千代様。たまちゃんは無事、法悦に至りました。次は竹千代様の腰のモノで、たまちゃんを法悦に導いてください♪」

……竹千代様の前で果ててしまった。
恥ずかしすぎる。
穴があったら入りたい。
今すぐ自害して果てたい。
だけど私が自害したら竹千代様は絶対に傷ついてしまうし……どうすれば……。

「たまちゃんの裸体はちょお素晴らしいどすなぁ♪ 竹千代様もそう思われまへんか?」
「……ああ。たまの裸はぶっちゃけ何回も、何十回も想像していた。その想像の通り……いや、想像以上に美しいな。まるで美の化身だ。今まで1人も男がいなかったのが信じられない」

強烈な絶頂感に半失神している間に、わたしは下着をはぎ取られた。
一糸まとわぬ裸身を竹千代様に見られている。
言語に絶する羞恥を覚えるべきシチュエーションなのに、獣心香で完全に狂ってしまった私の身体は、それすら快美感に変えて受け取ってしまう。
……き……気持ちイイ。
ものすごく気持ちイイ。
見られているだけで果ててしまいそう……。

「こ、ここか? あれ……? く……くそ……!」
「落ち着いてください、竹千代様。ここ、ここどす。ゆったりと心を広くお持ちになって、たまちゃんを心ゆくまで堪能しておくれやす♪」
「……たま、入れるぞ? 余の初めての相手はお前だ……!」
「あ゛あ゛っ……! あ゛っ! あ゛あ゛あ゛っ……!」

竹千代様の肉棒が私の処女口を押し広げて、私の中に入ってきた。
……ぜんっぜん痛くない。
処女を喪失する際は凄く痛いって聞いていたのに。
実際まるちゃんが私を助けようとして桜乃さま配下の男たちに輪姦されたとき、処女のまるさんは凄く苦しんでいた。
処女を奪われる際の絶叫+激痛に歪む顔は、その日から何日か夢に出てきたから、ハッキリと覚えている。

「たまちゃんも竹千代様と同じく初体験やのに、ぜんっぜん痛そうやないねぇ♪ 身体の相性が抜群なんやろか? それとも……竹千代様に対する愛情がそれだけ深いとか♪」
「そっそうなのか、たま!?」
「あぁうっ! た……たけ……ちよ、さま……あヒィッ! あまり……動かな……ふあ゛あ゛っ……!」

竹千代様のが私の中で動くたびに、まぶたの裏で白い光が明滅する。
何かに抱きついていないと消えてしまいそうで、思わず竹千代様に抱きついてしまう。
……なんて、恐れ多いことを。
次の将軍になられる竹千代様に抱きつくなんて。
中臈(ちゅうろう)ならともかく世話役に過ぎない私が……ああ……でも……。

「そんなに強く抱きついて……まるで恋人に抱かれてるみたいやね、たまちゃん♪ もしかして竹千代様のこと密かに想っとったの? 身分が違いすぎるから何も言わずに我慢する気やったとか……」
「そうなのか、たま? 馬鹿だな。正直にいえば即座に側室にしてやったのに」
「……ち……ちが……あはあっ! 竹千代様……お願いします……動かないでくださ……あうあ゛っっ……! また……果ててしまい、ます……っ!」

……竹千代様の勘違いを訂正したいのに、竹千代様が少し動かれただけで、わたし……わたし……。
今日は危険日。
竹千代様の精液を中で出されたら、妊娠してしまうかもしれない。
それだけは避けないと……!

「……竹千代様……ぬ……ぬ、いて……ください……! 口や手で奉仕しますから……どうか……中では……ん゛あ゛あ゛っ! 竹千代様……お願いっ……!」
「ぜんっぜん男心を理解してないどすなぁ、たまちゃん。抱かれとる時にそんな表情で、そんなこと言ったら……♪」
「……たま……余の……余の……子種を……受け取ってくれ……! おああっ……!」
「~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

竹千代様の肉棒は激しく脈動しながら、わたしの膣内(なか)に精液をぶちまけた。
ぶちまけてしまった。
……ああ……これで、私は。
今までの私の努力が水泡に帰したこと。
これからの私の人生がイバラの道であること。
2つの事実が私に、圧倒的な絶望感を与えた。
……おかしくなっている私の身体は、それを容易に快感に変換する。
私は1回目よりも一段と深く、大きな絶頂感に呑みこまれ、あっさりと気を失って……しまえればマシだったのに。

「まだ前でしか奉仕してないのに気絶するなんて、トンでもないどすえ、たまちゃん♪ 竹千代様、次は後ろ……お尻を味わってください。こっちはこっちの楽しみがありますえ♪」
「し、尻だと……!?」
「……さ……さくら、の……さま……。も……もう……許してください……。私をどこまで……」

指1本も動かせないほど疲れきっている私は、抵抗するどころか逃げる事もできない。
泣きながら懇願するのが精いっぱい。
私とは対照的に桜乃様は元気そのもの。
桜乃様も獣心香の影響で発情しているらしく、ずっと自分を慰めている。
それで何回も果てているみたいなのに、ちっとも疲れているように見えない。
むしろ元気になっているような……。

「うちは女の子のカワイイ姿を見ていたら、何十時間でも何百時間でも戦えますえ♪」
「……何の話だ、桜乃?」
「こっちの話どす。竹千代様、こちらの物をたまちゃんに使ってあげてください。きっと素晴らしい声で鳴いてくれるどす♪」
「さっ桜乃様……それは……!? い、や……嫌です……! そんなの……絶対に……!」

桜乃様が竹千代様に手渡したのはイチジク浣腸。
お通じが悪いときに何回か使ったので、その効果がどういう物かは知ってる。
……あのとき異常に興奮していたのは、そういう趣味だったの桜乃様?
桜乃様が変態なのは知っていたけど、そこまで変態だったなんて!
その上、竹千代様を自分と同じ道に引きずりこもうなんて……許せません!

たまにお手つき

5KB  竹千代様&桜乃×たま

「たま、余の初めての相手になってくれ。この通りだ」
「竹千代様……何度も説明したじゃないですか。そういう事は御中臈(おちゅうろう)の方に頼んでください」

将軍の側室は基本的に将軍付の中臈から選ばれる。
将軍が目に適った者の名を御年寄に告げると、その日の夕刻には寝間の準備をして寝所である「御小座敷」に待機。
御台所付の中臈が将軍の目に適った場合は、将軍付御年寄が御台所付御年寄に掛け合って寝間の準備が行なわれる。
寝間を終えた中臈は「お手つき」と呼ばれ、懐妊して女子を出産すれば「お腹様」(おはらさま)、男子を出産すれば「お部屋様」(おへやさま)となり、ようやく正式な側室となる。
さらに我が子が世子となり、やがて将軍ともなれば、落飾した側室でも将軍生母として尼御台(あまみだい、落飾した御台所)をはるかに凌ぐ絶大な権威と権力を持つ。
五代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院はその最たる例で、従一位に叙せられている。

「そんなwikipediaのコピペな説明は、もう嫌だ! たま自身の気持ちを言ってくれ。余の初めての相手はそんなに嫌か? 父上の命令で仕方なく仕えているだけなのか? 正直に言ってくれ。やめたいのなら、すぐに辞めさせてやる」
「まっ待ってください、竹千代様。おっしゃっている事がメチャクチャです。落ち着いて……~~~~~~!?」

いきなり背筋を甘い電流が駆け上がり、思わず私は姿勢を崩してしまった。
……な、何?
竹千代様の前で無礼な真似を見せたらダメ!
あわてて姿勢を元に……戻せない。
灼け痺れているような、異様な感覚が全身を支配している。

「た、たま? どうしたんだ? 大丈夫か? たま? たま!?」
「……だ……だいじょ、うぶ……です……」

狼狽して私の顔をのぞきこむ竹千代様。
安心していただこうと何とか声を絞り出したけれど、実際は全く大丈夫じゃない。
体内の熱は収まるどころか、徐々に膨張しているような気がする。
……ど……どうして……こんな……あ、れ?
私を抱きしめている竹千代様の服から、かいだ事のない匂いが。

「……た……竹千代様……。服に何か、香を……?」
「え? あ、ああ。桜乃にもらった獣心香という香をたきしめている」

……桜乃様ににもらった香?
何か頭の中で危険信号がものすごい音で鳴っている。
桜乃様、竹千代様を応援してましたよね。
ま、まさか……!?

「た、竹千代様……申し訳ありません……。わたし……少し……あうっ。ううう……」
「た、たま! 待っていろ! 今すぐに医者を」
「その必要はないどす、竹千代様」
「さっ桜乃!?」

立ち上がるのに失敗して倒れたので見えないけど、桜乃さまが来られたみたい。
これで大丈夫……と安心するべきなのかもしれないけれど、わたしの中では不安が凄い勢いで大きくなっていく。
……桜乃さま、何しに来たんですか?
まさか私と竹千代様を……。
い、いくら桜乃様でも、そこまで非常識なことは計画しないですよね?

「大変なのだ桜乃! た、たまが……! たまが急に……!」
「だから大丈夫どす、竹千代様。香が効きすぎたようどすなぁ、たまちゃん。いま楽にしてあげますえ♪」
「……なっ……!? ちょ……や……やめてください……桜乃さま……! どうして脱がせるんですか……!?」

桜乃様は満面の笑みを浮かべながら、わたしの着物を脱がせていく。
もちろん私はあわてて抵抗するけれど、香のせいで力が抜けているせいで、ほとんど抵抗できない。
……た、竹千代様の前でこんなこと。
というか桜乃さま本当に私と竹千代様を!?
わたしは世話役に大抜擢されたことで、嫉妬の目で見られまくっている。
それなのに竹千代様のご寵愛をいただいたら、余計に反感が高まるのは火を見るよりも明らか。
命が何個あっても足りないような事態になりかねない。
何回も愚痴ってるんだから、そんなの桜乃様は承知されていると思っていたのに……!

「始める前に全て脱ぐなんて風情ない事おびただしいどすが、着物を汚さないために堪忍してな? そのぶん気持ちええ事たっっぷりヤッてあげるから許して♪ 竹千代様も、服をお脱ぎになってください」
「さ……さささ、桜乃……!? こ……これは一体……。どういう事なのだ……!?」
「竹千代様のご希望を叶えるために一芝居うたせていただきました♪ あの香には女人を素直にする効果があったんどす。今のたまちゃんは竹千代様への愛情で、身体が溶けている状態。たまちゃんを不憫に思われますなら、どうかご寵愛を……♪」
「……そ……そうなのか……。よ、よよよ、よし! そそそそそ、それなら余ががががが……」

竹千代様は桜乃様の妄言を真に受けてしまわれたらしく、耳まで顔を紅潮させると、震える手で着物を脱ぎはじめた。
それを見て会心の笑みを浮かべた桜乃様も、着物をいそいそと脱いでいく。
……ま……まずい。
このままじゃあ私は……竹千代様も……大変なことに……。
何を考えてるんですか桜乃さま……!

「たまちゃん安心し。これは将軍様(うえさま)も同意なされている事どす。何も心配せず、竹千代様に愛してもらいなはれ♪」
「……そ……そんな……! 嘘ですよね……ひゃあっ!? たっ竹千代様……おやめくださ……あ゛ん゛っ……!」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! たま……たま……好きだ……! ずっと……余と一緒にいてくれ……! 余の子を産んでくれ……。たまの子ならきっと、素晴らしい将軍になるはずだ……」

熱に浮かされたような口調でつぶやきながら、竹千代様は私の身体を撫でさする。
そういう方面の知識が全然ないのか、その手の動きは、処女の私にすら稚拙に感じる。
……まるで幼児が母親に甘えているような。
そんな無邪気そのものの刺激に何で、私は悦んでるんですか……!?
自分の反応が信じられない。
私だって年ごろの乙女なんだから、そういう知識はあるし、自慰の経験もある。
だけどコレは……こんなの知らない。
自分がどうなるか分からないのが、たまらなく恐い。
自分をそうしているのが竹千代様なのが、ものすごく悲しい。
恐れ多い事だけど、竹千代様を弟のように想っていたから……。

「竹千代様……そんな手つきじゃたまちゃんは満足させられないどすえ? 満足させるどころか、一段と身体の疼きが高まるだけどす。そうやって責めるのが目的なら構わないどすが、たまちゃんを苦しめるのは本意じゃないどすなぁ?」
「も、もちろんだ! たまを喜ばせるには、どうするのが得策なのだ? 教えてくれ、桜乃!」
「もちろん教えるどす♪ ウチはそのために来たのどす。ほな、まずはカワイイかわいい胸から責めましょか? 貧乳は感度がいいから、すぐに悦んでくれますえ♪ ああ……身体がポカポカ火照ってきました。ウチにも獣心香が効いてきたみたいどす♪」

やおいシンジ陵辱

5KB  カヲル×シンジ

「わ……わかったよ……! 父さんたちの研究は全部カヲル君に伝える……! 邪魔しろって言われたら邪魔する! だから……だから、もうアスカや綾波には……ひぃっ!? あ゛あ゛あ゛っ! ど……どうし……てっ……!?」
「素直なシンジ君にご褒美だよ♪」

カヲル君はニッコリ笑って、リモコンをいじる。
それと同時に僕のお尻の中で怪しい物体――『ばいぶ』と言うらしい――が今まで以上に激しく振動しはじめた。
脳まで揺らすような激しい衝撃が僕を貫く。
鎖で拘束されてなかったら、あまりのショックでひっくり返ったかもしれない。
……と……とまって!
このままじゃあ僕……おかしくなっちゃう……!

「オチンチンがブルブル震えてるよ♪ 先走りの量も一段と増えたし……そろそろ射精しそうだね。またカワイイ顔、見れるんだ。嬉しいなあ。あ。今度は録画しておこう♪ いつでもシンジ君の艶やかな表情を観賞できるように」
「~~~~~~! ~~~~~~!」

やめて!
そんなの撮らないで!
……体内で荒れ狂う快感の嵐に翻弄される僕は、懇願する事すらできない。
馬鹿みたいに首を横に振りたくって、嫌だという感情を表現するのが精いっぱい。
何でこんな事になったんだろう。
アスカや綾波と一緒に、カヲル君の家に招待されただけなのに……。

「ああ……いや……そんな……激しく、しないで……。また……わたし……イク……イッちゃうぅっ……」

綾波の声がかすかに聞こえる。
僕のすぐそばで犯されている綾波の声が少ししか聞こえないのは、僕の意識が遠のいているのが原因?
叫び続けたせいで綾波の声がかれているのが原因?
……両方かな。
昨夜から数時間――たぶん数時間と思うけど実際は分からない――陵辱を受け続けている僕らの身体は、とっくに限界を超えている。
犯される前に注射された薬がなかったら、100%途中で気絶していたに違いない。

「やめて……やめなさい……。もう……いいでしょ……。どれだけ私たちを汚したら満足するの……。ああん……ああ、シンジ……。助けて……わたし……し、ぬ……。死んじゃう……」

綾波の隣で犯されているアスカの声も、力を失いきっている。
普段の活発なアスカや、陵辱される前の強いアスカは、影も形もない。
……当然だよな。
僕や綾波より遥かに激しく強姦魔たちに抵抗したアスカは、そのぶん激しい陵辱にさらされた。
僕がカヲル君だけで、綾波が2人の男だったのに、アスカは1人で10人近く相手させられていた。
カヲル君の話では、僕の数倍クスリを注射されたらしい。
……それでピンピンしていたら化け物だ。

「カヲルく、ん……! 僕はいいから……アスカや綾波は……ふあ゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

もう何度目かも分からない射精。
たぶん5回はしてると思うけど、その量は1回目と全く変わってないように見える。
射精の際の快美感は、衰えるどころか膨張しているような気がする。
……僕のカラダ、元に戻るのかな。
戻らないような絶望感に襲われる。
たとえカラダは戻っても、ズタズタに裂かれた心は、治らないかもしれない……。

「素直になってくれたから、もう拘束は必要ないね」
「……あ……」
「おっと。大丈夫かい?」

ずっと鎖で大の字にされていた僕は、拘束を解かれた途端、床に倒れそうになった。
それを受け止めたのはカヲルくん。
カヲル君は僕を受け止めると、優しく微笑んで僕の唇を奪った。
そのまま舌を入れ、僕の舌を絡めとる。
……男の子とディープキス。
昨日までは想像もしてなかった行為だけど、僕は全く驚かなかった。
カヲル君の気持ちは長時間の陵辱で、骨身にしみて理解していたから。

「ずっと作り物は辛かっただろう? さあ、僕のを受け入れて」
「………………うん」

僕が素直にあお向けに寝ると、カヲル君は少し拍子抜けしたような顔をした。
……僕が抵抗すると思ったのかな?
抵抗なんて、しないよ。
しても無駄……というか、抵抗する気力が残ってない……。





「ごめんなさい、シンジ! 本当にごめんなさい……! まさかゼーレがあんな非道な手段を取るなんて……」
「ユイ……もう泣くな。お前は悪くない。悪いのは全てゼーレだ。シンジ達をあんな目にあわせおって……! 絶対に許さんぞ!」
「……やめてよ、父さん……。僕たちの……その……アレ……全部、録画されたんだから……。父さんたちも見たんでしょ? あんなの全世界に公開されたら僕たち、生きていけないよ……。アスカ今もう危ないんだから……」
「……そ、それは……」

カヲル君の家でゼーレの人間に陵辱された数日後。
解放された僕たちは警察に保護され、病院で治療され、事情聴取を受け、ようやく帰宅を許された。
……帰りたくなかったのが正直な気持ちだ。
あんな目にあって普通の生活に戻れるとは思えない。
あそこで死にたかったのが正直な気持ち。
自分たちの研究が原因だと自責の念に駆られている父さんたちには、絶対に言えないけど。

「アスカ……大丈夫かな……。病院で何度も自殺しようと……。まさか……今ごろ……」
「だ、大丈夫よ、シンジ。ちゃんと心身両面でサポートする人間を何人もつけたから。今は何も考えず、ゆっくり休みなさい」
「……休めないよ。寝たら絶対に夢にやつらが出てくるんだから……」

現実には僕を犯さなかった男たち――アスカや綾波を犯していた連中――に輪姦される夢を見て、泣き叫びながら飛び起きる。
解放された後それがずっと続いてる。
……寝るのが恐くて恐くて仕方ない。
布団の中で恐怖に震えながら横になっているのは、今すぐ自殺したいって思うくらい辛い。
何回も自殺をはかるアスカの気持ちが、手に取るように理解できる。
それでも自殺しないのは母さんのため。
ただでさえ自分を責めすぎている母さんは、僕が自殺したら絶対に後追い自殺をしてしまいそうだから。
その後を父さんを追うのも簡単に想像できる。
だから自殺しない。
自殺できない。
……こんなに辛い目にあうなんて、想像もしてなかった。
つい1週間前は、平和な日常生活を送っていたのに……何でこんな事に……。

超Sリト

5KB  スカトロ大  Sリト&モモ

「あ、モモさん。カラダ大丈夫?」
「……美柑さん……カラダって……? ~~~~~~!」

自分の痴態を思い出した私は、顔から火が出そうな羞恥に襲われた。
……あ……あんな姿を見られたなんて!
穴があったら入りたい……!

「……あ……あの……モモさん……。ええと……あんまり……その……気にしな」
「あっ。起きたんだ、モモ。凄かったね。あんな声を出すモモ、初めて見たからビックリしちゃった♪ いっっぱい出して……もしかして便秘だった? 臭いも強烈だったから、消臭剤1本まるまる使っちゃったよ♪」
「ラ、ラララ、ララさん!」
「……お願いします。ひとおもいに殺してください」

……ヤミさんやナナはいつも、こんな恥ずかしい思いしてたんだ。
イジメるのは楽しいし、ナナたちも悦んでたから平気でやってたけど、今度からは注意しよう。

「リトさんやナナは、どこですか? もう終わったんですか?」
「……ふう……」
「まだ終わってないみたいですね」

深く嘆息した美柑さんに聞くと、苦虫を噛み潰したような表情でうなずかれた。
……意外と長時間なんですね、あれ。
ワルクナール・S。
浴びた者は一時的に性格が超ドSになるスプレー。
ルンさんがお姉様にかけようとして銀河通販で購入したのを、あやまってリトさんに大量に浴びせてしまったのが始まり。
超ドSになったリトさんはまずルンさんを犯した。

「何やってるのリト!?」

学校の屋上でSMプレイに興じているリトさんを見たお姉様は、心臓が止まるかと思うくらいビックリしたらしい。
……当然の反応と思う。
リトさんはお姉様や私、ナナやヤミさんと肉体関係を持った後でも、リトさんのままだった。
日常生活はもちろん、ベッドの上でも優しくて常識的。
物足りなくてアドバイスした事があるくらい。
その人がSMなんて私でも驚く。

「ちょっとは胸あるんだな、美柑。しっかり成長してて嬉しいぞ。どれ味は……」
「やっやめてリトッ! 正気に戻って! 私たち兄妹なんだよ!? ララさん、これ取ってっ! モモさんも……ひゃあっ!?」

お姉様が強引に帰宅させられたリトさんは、ルンさんへの陵辱を途中でやめさせられた鬱憤を晴らすかのように、お姉様に襲いかかった。
お姉様を気絶するまで責めつくすと、次はナナ、その次は私。
そして私の次が美柑さんだった。
美柑さんを拘束するように言われたお姉様は最初は嫌がったけど、超ドSモードなリトさんに鋭い視線を向けられると、あっという間に陥落。
……ナナが真性のマゾだから目立たないだけで、お姉様も相当マゾよね。

「……リト……やめて……もう……わたし……! イ……イクッ! イッちゃうぅっ……!」

お姉様の発明品で拘束された美柑さんは、リトさんの軽い責めで簡単に達してしまった。
……いくら何でも早すぎる。
リトさんを油断させる演技?
そんな疑惑を抱くぐらい早い絶頂だった。
それがゲスの勘ぐりだと分かったのは10分後。
初体験にも関わらず美柑さんはイってしまった。
……あのナナですら2回目だったのに。

「……美柑……本当にリトが好きなんだね……」
「そ、そうですね……」

状況を忘れて感動するお姉様。
その視線の先では、開通したばかりのアソコで精液を受けた美柑さんが、リトさんとディープキスしている。
この上なく幸せそうな顔。
……良かったですね、美柑さん。
ルンさんには感謝しないとダメかもしれないですね……。
そう思っていた私が羞恥の底の底に突き落とされたのは、その後。

「……じょ……冗談ですよね……? 私はヤミさんやナナじゃなくて……あっ!? お、お姉様、離してください! いやっ! いやぁっ……!」
「たまには浣腸する方じゃなくて、される方に回れよ。いつも言ってるじゃないか、モモ。体験してみたら意外に気に入りますよとか何とか」

チュルチュルチュルチュルチュルチュルチュルチュルチュル………………
出産間近の妊婦のような腹になるまで、私は薬液を浣腸され続けた。
そしてトイレに行きたかったらフェラチオしろと言われた。
……フェラチオしてもトイレに行かせてもらえないだろうな。
フェラチオしながら私は絶望的な予想をしていた。
わたし自身、同じ方法でヤミさんやナナに究極の屈辱を与えてきたから。
だから超ドSのリトさんの思考は、手に取るように推測できた。
推測できたけど必死でフェラチオした。

「うああ……お尻……イイです……気持ちイイ……! お尻から出て行くのが凄く……ふあ゛あ゛っ!」
「ウンチしてるのを見られるのが、そんなに気持ちイイのか? ララもナナもあきれて言葉も出ないって顔してるぞ? 何か言ってやれ」
「……ああ……お姉様……見て……ウンチしてる私の顔……見て……! ナナも……ナナも……こんなに良かったの……? こんなに気持ちイイのなら……私も……もっと早く……あんンッ! お……大きいの……出そう……! ウンチでイッちゃうぅっ……! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

リトさんをフェラチオでイカせたけれど、やっぱりトイレに行かせてもらえなかった私は、お姉様たちが見つめる中で恥をさらした。
間違いなく今までの人生で、最も屈辱的な時間。
そして最高に甘美な時間だった。
最後に大きなモノをひり出した私は、圧倒的な解放感に包まれて、眠るように気を失った。
……2度と思い出したくない。
だけど今後、これでオナニーする時が絶対に来るに違いない。
私はSだと思ってたけど、実はマゾッ気も相当あったみたい。
お姉様やナナの妹なんだから、当然といえば当然かも……。

「そろそろ出ようよ。のぼせちゃう」
「その前に……さっきから聞きたかったんですが、どうして美柑さんまでお風呂に入ってるんですか? 汚れた私を洗うだけならお姉様だけで十分でしょう?」
「……それは……その……私も色々よごれちゃったから……。あと……あの場にいたくなかったし……」

耳まで赤くなってうつむく美柑さん。
男なら絶対に押し倒すんじゃないかと思うほど嗜虐欲をそそる。
女の私ですらディープキスしたくなる。
……私ってやっぱりSに近いのかな?
MでもありSでもあるって我ながら不思議。
だけど正直かなり嬉しい。
これからの性生活が今まで以上に充実しそうな予感が凄い。

「どうせ脱ぐんだから服はいいよね? バスタオルだけで」
「ナナ、大丈夫でしょうか? 1人で相手してるんですよね?」
「モモさんが気絶した直後にヤミさんが来てくれたから2人だよ。……今のリトさんだと、2人でも辛いかもしれないけど……」

ヤミさんはナナに負けず劣らずマゾですからね。
『金色の闇』と呼ばれる、宇宙で最も危険視される殺し屋が真性のマゾ。
あまりにもギャップが大きくて最初は驚いた。

ヤンデレなララ

6KB  ララ&モモ×リト&ナナ

「あ゛あ゛っ……ラ……ララ……そこ、は……! あぁうっ! やめて……くれ……!」
「完璧にアヌス大好きっ子になっちゃったね、リト♪」
「女体化したリトさんの悶える姿も素敵でしたが、やはり本来の姿が1番ですね。あらあら、そんな甘い声を出して。乳首、いいですか?」
「モモ……それ、やめてくれ……ん゛あ゛あ゛っ! あ゛あ゛っ! あんンッ……!」

肛門をアナルバイブでえぐられ、胸をローターで責められ、オレは半分くらい失神していた。
何度も――何十回も射精したせいで、身体が鉛のように重い。
もう拘束具を全てはずされているのに、抵抗する事も逃げる事もできない。
やめるよう懇願する事しか、できない。
……なんて、情けないんだ。
恋人を守れず、並べて嬲られている。

「だずげでリドォッ! 私う゛ぎゃがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぐぎごげあ゛~~~~~~!? あ゛っあ゛づい゛っ! お゛なが、やげぢゃう゛っ! ごん゛なの……っ! ~~~~~~!」

オレの隣で猿山に犯されていたナナが、精液をアソコにぶちまけられて達する。
ララの発明品で絶倫になった猿山の精液は、凄まじい量だった。
小さなナナのアソコには全く収まらず、結合部から大量にあふれでる。
それだけ出しても猿山は全くペースを落とさず、ナナを犯し続ける。
絶望的な絶頂感に、声も出せず痙攣しているナナが、それを防げるハズがない。
虚ろな瞳で猿山に陵辱されつづける。

「すぐ横に恋人のリトがいるのにイキまくっちゃって……ナナって少しエッチすぎ。リトの恋人にふさわしくないね」
「ばっ……馬鹿なこと……言うな……! お前らが……ナナを、あんな風に……ひぃぃっ!?」
「リトさん、人聞きの悪いこと言わないでくれませんか? 私たちはナナに聞いただけです。まあ身体にも少し聞きましたが……ああなったのはナナの本質が淫らだからです。私たちはソレを引き出したに過ぎません。リトさんの前で純朴そうに振る舞っていたのは、その方がリトさんに受けると判断したからでしょう」

ナナはそんなん考える人間じゃねーよ!
……怒鳴りながら張り倒したいけど、できない。
身体が動かないからじゃない。
身体が動いても今のオレは、モモに逆らえないだろう。
それくらいモモにたたきこまれる快感は、圧倒的な大きさだった。

「胸でそんなに喘いで……あら? あまりにも感じたせいか、少し母乳が出てきましたね。女体化していた時の調教の成果が、意外なところに残ってましたね。ふふふ……おいしい。これから毎朝、これを飲ませていただきましょうか」
「……モ、モ……やめ……あ゛あ゛あ゛っ! だめ、だ……オレ……おかしく……なっちまう……っ! ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」
「おかしくなっちゃっても大丈夫だよ、リト! 私とモモが、ちゃ~~んと治してあげるから♪ もし治らなくても、死ぬまで面倒みてあげるし!」

恐ろしいことを明るく宣言したララは、アナルバイブのスイッチを入れた。
そして今まで以上の激しさで、アナルバイブを抜き差しする。
胸だけでも射精しそうなくらい気持ちよかったのに、ソレが一気に何倍にも増幅された。
当然オレは射精……しない。
いや、できない。
チンコの根元に射精防止のリングをつけられているから。

「ララ……オレ……出した、い……! りんぐ……取ってくれ……! お゛あ゛あ゛っっ……!」
「え~~? もう射精したくないって言ったの、リトでしょう? だから付けてあげたのに。あ、そうだ。それ通販で買ったんだけど、私ちょっと改造したの。どんな風に改造したかって言うと……うふふふふ♪ ほ~~ら!」
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!?」

チンコの根元に装着されているリングが、ブルブルと激しく震えはじめた。
すでに痛いほど勃起していたチンコは、ますます硬さ・大きさを増してしまう。
……も……もう、ダメだ。
このままじゃあ……おかしくなっちまう……!

「わかった……ラ、ラ……わかった……から……! も……もう……ナナとは……別れる……! お前だけ……愛するから……! だから……もう……!」
「……ホント? ホントにホントにナナと別れる? また嘘だったら……」

ララは見る者を凍らせそうな冷たい目で、オレをジッと見つめる。
あまりにもララらしくない目。
だけど最近――オレとナナの交際が発覚してから――嫌になるくらい見た目。
……うう……嘘ってバレたら、どうなるんだ?
オレはナナと別れる気はカケラもない。
この1ヶ月ナナの凄まじい姿を見たし、オレの恥ずかしすぎる姿をナナに見られたけど、オレの想いは以前と全く変わっていない。
ナナはオレに幻滅してるんじゃないか……と思っていたけど杞憂だったし。

「あ、あああ、謝るなよ! 確かに……その……いろいろショックだったけど……アレは全部わたしを助けるためだったんだろ!? 今でも私はお前が好きだから!」

昨日ナナと2人で牢獄(触手いり)に閉じこめられた際の、ナナのセリフ。
元恋人を慰めるだけの言葉には聞こえなかった。
ナナとは別れない!
ナナ以外とは絶対に付き合わない!
決意は変わらない。
決意は変わらないけど……意地を張り通した結果、仲良く廃人になるのはゴメンだ。
降参したフリで何とか切り抜け
ないと……。

「……わかったよ。ゆるしてあげる。リトが壊れちゃったら、さびしいし……泥棒猫も一応は妹だし。ただし! 2人ともコレつけるのが条件!」
「……な……何だ……それ……?」
「銀河通販で買ったアダルトグッズ、貞操帯です♪ 宇宙で最も人気のあるアダルト専門店だけに、いろいろ機能が充実してるんですよ。リトさんとナナがコレをつけて日常生活を送るのを想像すると……ああ……ゾクゾクします♪」

ララが取り出した貞操帯っていう物は、見るからに怪しげな物体だった。
……な……何かコワイな。
どSのモモがあれだけ反応してるんだから、トンでもなくヤバイ代物かもしれない。
だけど……ここは受け入れるしか、ない。
オレもナナも正直とっくに限界だ……。

「……わ……わかった……。つける……だから……あ゛あ゛あ゛っ!? やっやめ――……ひあ゛あ゛っ!」
「あん。動かないでくださいよ、リトさん。リングがはずせないじゃないですか」
「オチンチンの前にいない方がいいよ、モモ。たぶん外した瞬間に射精しちゃうから♪」
「わかってます、お姉様。ほら……はずしますよ、リトさん。たまりにたまったモノを、全て出しちゃってください♪」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

延々と焦らされていたオレはララの予想通り、リングをはずされると同時に射精してしまった。
あふれだした先走りで白くなっているチンコがビクビクと震えながら、ドロドロの濃い精液を、思いっきり吐き出しまくる。
その大半はチンコの間近にいた、モモの顔を直撃した。

「……ああ……リトさんの精液……いい匂い……♪ 長い間ガマンしていたせいで……凄く濃いし……♪ これを子宮で受け止めたら……♪」
「モモがリトの愛人になるのは、私とリトが結婚して、私が妊娠した後だからね。ナナみたいに抜け駆けしないでね」
「わかってます、お姉様。私をナナみたいな、本能だけで動くケダモノと一緒にしないでください」
「……ケダモノって……ナナは……そ、そんな……」
「アレがケダモノじゃなくて何ですか?」

モモの汚物を見るような冷たい視線の先では、もう何度目かも分からない絶頂にナナが突入している。
手足を猿山に絡め、ウットリとディープキスしているナナは、恋人に抱かれているように見えた。
……オレに抱かれている時よりも遥かに気持ちよさそうで、幸せそうだな。
頭では理解できる。
さんざんモモに調教されたナナの身体は、以前とは別物になってる。
ララにバレてから――つまりナナがモモの調教を受けてから――セックスしてなかったから昨日やってビックリした。
あまりにも反応が良すぎるから、何かクスリとか使われてるかと心配した。

「……そんなに変わったか……私のカラダ……? あはは……もちろん自覚してたけど……。リトに言われると……こたえるな……」

やおい新八

やおい  5KB  神威&阿伏兎×神楽&新八

「なるほど、なるほど。確かに男を犯すのは、女を犯すのとは別の楽しみがあるね。食わず嫌いで損したよ」
「うぁあっ……やめ……ろ……! やめてく、れ……! 僕……あぁうっ……!」

神威の肉棒でお尻を犯されるたびに僕は、呼吸が苦しくなるほどの快感を覚えてしまう。
初めて挿入された時の激痛は、今はキレイに消え去っている。
……男に犯されているという屈辱感も、気を抜いたら消えてしまいそうだ。
死にかけていた銀さんを助けないと駄目なのに。
目の前で嬲られている神楽ちゃんを助けたいのに。
身体は全く言うことを聞いてくれない。
仲間を助けるどころか、圧倒的な快感に流されて、神楽の律動に合わせてしまいそう。

「あっちはもう駄目そうだな。まあ地球人がオレたち夜兎用の媚薬を使われたんだ。今まで持っただけでも大したモンか。お前みたいに甘ったれた馬鹿の仲間とは思えねーな。おい」
「……しん……ぱ……ち……。……しっかり……する……アル……。いま……わたし、が……ぎゃがっ!?」

ボギィッ!

僕に向かい手を伸ばしていた神楽ちゃんの肩が、一瞬で握りつぶされた。
神楽ちゃんを犯している阿伏兎の手で。
阿伏兎は神楽ちゃんに少しでも苦痛を与えようと、粉砕した鎖骨を乱暴に扱う。
殺される寸前の獣のような絶叫が、部屋中に響きわたる。

「あーあー酷いねえ」
「お、まえ……神楽ちゃんの……兄……だろ……!? あ、れ……見て……何とも……お゛っっ! お、おおお、思わないのか……!?」
「……オレが今さら兄妹愛に目覚めて、神楽を助けるような人間に見える? 薬が脳まで回っちゃったかな? やっぱり地球人には強かったか……ああ、お日様も完全に沈んじゃったね」

神威に頭をつかまれ、無理やり顔を上げさせられる。
快感に痺れている頭では、何を見ているのか全く理解できなかった。
だけどメガネを渡され、何度か頬をはられている間に、少しずつ視界が良くなっていく。
頭の中も少しは正常になった時、僕は思わず笑ってしまった。
全ての努力が水の泡になったのを理解したから。

「不自由な身体をそんなに躍らせおって……それほどワシのが愛しいか? やはり薄汚れた遊女は、母親には到底なれぬな。我が子が苦しんでいる横で悦ぶとは……」
「あ゛あ゛っ……せ……晴太……! ごめんなさい……わ……わたしっ……! ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」
「……か、あ……ちゃ……ん……。ど……して……。オイ……ラ……」

鳳仙の上で淫らに舞っていた日輪さんが、一段と甘い声を上げて硬直する。
また昇りつめてしまったらしい。
最初は抵抗していたのに2度、3度と昇りつめた辺りから怪しくなって、今は快楽の虜になってしまっているみたいだ。
すぐ横に血まみれの晴太くんが寝ているのに、全く助けようと動かない。
果てた直後にも関わらず、さらに快感を得ようと腰を振りはじめる。

「夜王をフヌケにした女『吉原の太陽』が聞いて呆れるな。ただの色情狂じゃないか。場末の遊女にすら劣るな」
「……ふざけ……る……な……! お前らが……クス、リ……を……ひぃっ! ん゛ん゛あ゛っ……!」

四つんばいで犯されていた僕は、不意に抱き上げられて、情けない悲鳴を上げてしまった。
そのまま後ろに倒れて、神威の上に座るような格好になる。
……これエロ本で見た事あるな。
背面座位って言うんだっけ……?
あまりにも残酷な現実から逃避しかけている僕のモノを、いきなり神楽ちゃんがパクリと口にくわえた。

「~~~~~~!? かっ神楽ちゃ……何で……あ゛ん゛っ! ダメ……だよ……! そんな……あ゛あ゛あ゛っ……! あ゛あ゛っ!」
「悪いな、坊主。冗談で仲間にフェラしたらイカせてやるって言ったら、こうなっちまってな。どうやら限界だったみたいだ。夜兎にしては貧弱な精神だが……まあ地球(ぬるま湯)で育てば、この程度になっちまうか。再教育に苦労しそうだな。今から気が重いぜ」

阿伏兎は本当にダルそうに、ため息をついている。
だけど僕はそれどころじゃない。
あの神楽ちゃんにフェラチオされてる。
……嫌だ。
嫌すぎる。
吐き気がする。

「……やめて……ほんと、やめて……! 神楽ちゃん嫌だ駄目やめて本当に許してぇっ!」
「おいおい、そんなに嫌がるのは失礼だろう。さすがに兄として見過ごせないな。妹の何がそんなに気に入らないんだい?」

神威の馬鹿げた発言に反論している余裕は全然ない。
ただでさえ痛いほど勃起していた僕のモノは、神楽ちゃんの口の中で爆発寸前になっていた。
……こんな状況じゃなかったら狂喜乱舞できたのに。
僕は神楽ちゃんが好きだ。
最初は妹みたいに思っていたのに、半年前くらいから女の子として見るようになって、ちょっと前にコレは恋愛感情だと自覚した。
……こんな事になるくらいなら、告白しておけば良かった。
後悔しても、もう遅い。
遅すぎる。

「……神楽ちゃ……あ゛あ゛っ! やめて……もう……あ゛あ゛あ゛――……あ゛あ゛ん゛っっ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」
「んぶっ!? んぐ――……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛っ……うぐ……ん゛ん゛ん゛っ……!」

ゴクゴク……ゴクゴク……ゴクゴク……

近ごろ全然オナニーしてなかったせいか薬の影響か分からないけど、僕の射精は延々と続いた。
実際は数十秒かもしれないけれど僕には数分、いや数十分にも感じられた。
我慢しまくったせいか、快感の度合いもハンパじゃなく深く、大きい。
好きな女の子にフェラチオされて射精したんだから当然かもしれない。
僕の精液を神楽ちゃんは、全く苦しそうな顔をせず、むしろ嬉しそうに飲んでくれた。
……これが2人きりだったら至福の時間なのに。
ようやく僕が射精を終え、神楽ちゃんが僕のモノを口から出すと、愉快そうに神威が拍手した。

「何も言われてないのに全部のむとはエライね。大好きな男の子の精液はおいしかったかい?」
「………………うる、さい……アル……」
「……だ……だいす、きな……男って……?」
「あれ? 気づいてなかったのかな? 神楽は君のこと、好きなんだよ。オレは一目で気づいたけどね。ちょっとは戦闘以外の事も気にしないと駄目だよ」
「……団長だけには言われたくないセリフだなオイ」

エロなし

5KB

「これが何か、わかるか?」

未だに嘔吐を続ける私の目の前にダミアンは、ニワトリの卵のような物体を突きつける。
それは色は茶褐色で、軟体動物がはった跡のようなヌメヌメとした奇妙な光沢があった。
そして表面は無数の血管か植物の根をはりつけたような凹凸で埋めつくされている。
誰もが見ただけで吐き気を覚えるような、おぞましい物体だった。
……ア……アレは……まさか……!?

「こいつは蠱蟲(こちゅう)の卵だ。蠱蟲は知ってるな?」
「………………ああ」

何とか答えを絞り出すと、ダミアンは嗜虐的な笑みを浮かべた。
きっと私の顔は蒼白になっているに違いない。
蠱蟲。
魔族が人間の怨念・妄執・厭悪を材料にして作ったと言われ、最低最悪の媚毒として非常に有名。
使用しなくても所持しているだけで、厳罰を与えられる危険生物。
犠牲者を実際に見た事はないが、その様子を記した書物は読んだ事がある。
何度も読むのを中断せざるを得ない、極めて悲惨な姿が記されていた。

「こいつに寄生された女を1度だけ見た事があるが、色情狂としか表現できないキチガイだったな。朝から晩まで一晩中、男をくわえてやがった。男が寄生されたら、どうなるのかな?」

ダミアンはおかしくて仕方ないというように喉の奥で笑いを噛み殺しながら、私の耳元でささやいた。
……貴様こそキチガイだ。
人質を取られてなければ、間違いなく罵倒しただろう。
罵倒ですまさず斬り殺したかもしれない。
あのミーナ様の息子とは思えないクズ。
自分に従わない人間を屈服させるために、蠱蟲を使うなんて……!

「オレを新王と認め、オレの親衛隊の隊長になり、オレの夜伽を務めるか。これに寄生されるか。好きな方を選べ。返事は明日ま

で待ってやろう。人生をかけた決断だからな。よく考えて」
「考える必要はない!」
「……ほう。どうする?」
「蠱蟲に寄生される。貴様のオモチャになってやる。ただしビクトルたちに手を出さないと誓え。指1本ふれてみろ。必ず殺す」
「………………くっくっく……! 本当に面白い男だな。よかろう。お前の許可が出ない限り、カワイイ恋人たちには手を出さない。神々に誓ってやる」

蠱蟲は宿主が死ぬまで活動を続ける。
蠱蟲に寄生されている限り、どれだけ苦しくても、狂うことも自殺する事もできない。
老衰で死ぬまでの長い時間、男に嬲られ続ける事になる。
……それでもダミアンに仕えるよりはマシだろう。
プライドを捨てて送る、平穏な人生など真っ平だ。

「おい。入れやすい体勢にしろ」

ダミアンの命令を受けた兵士たちは、あわてて私の身体を拘束する。
左右から手首を押さえこみ、上側にひざまずいた男の膝上に頭と肩を乗せられて、自分の下肢が目に入る姿勢を取らされた。
顔を背けられないよう、頭部もガッシリと固定された。
……ずいぶん慣れているな。
兵士たちの素早い動きにあきれる。
ダミアンが兵士達に協力させて、気に入らない人間を犯すのは、どうやら日常茶飯事らしい。

「立派な騎士様が家畜に堕ちる瞬間だ。お前ら、目に焼きつけておけ」

限界まで広げられた足の間に身体を入れたダミアンは、手に持った蠱蟲を見せつけるように持ち上げた。
恐怖感を与えたいのか、なかなか動かさない。
……さっさとしろ、愚か者。
私がそんなことで動揺する人間に見えるのか?
人を見る目がなさすぎる。
こいつが玉座にいるのは長くないだろうな。
魔族に裏切られて殺されるのが目に見える。

「……入れるぞ」

私が何も反応しないのに苛立ったダミアンは、乱暴に蠱蟲を肛門に押しつけた。
排泄器官に潜り込もうとする異物に、猛烈な吐き気を覚える。
苦しげな顔を見せるとダミアンが喜ぶと我慢していると、蠱蟲はまるで意志があるかのように自ら形を変え、ダミアンの手から私の

体内に移動していく。
……ぎもぢ、わるい゛……!
ヌルリとした感触と気色悪い凹凸に、ますます吐き気が強まる。
人外の生物に身体を侵されることに、本能的な恐怖と苦痛を覚え、視界が赤黒く染まっていく。

「うまく奥まで入ったな。一月ほどで孵化するらしい。指折り数えて待っていろ。その時が、お前の新しい人生が始まる時だ。本当の自分に会わせてやる」

蠱蟲を体内に入れ終えたダミアンは、兵士にいくつかの命令を与えると、興味をなくしたように牢を出て行く。
その後わたしは風呂に入れられ、傷も治癒魔術で治された。
そして新しい監禁場所に連れて行かれた。

「ラシェル様!? ご無事でしたか……!」

連行された物置のような小部屋には、私の部下であり、恋人のビクトルがいた。
一目で強姦されたと分かるビクトルは、自分の酷い有様など全く気にせず、ひたすら謝罪しつづける。
ビクトルを救おうとして私が捕まり、蠱蟲を寄生させられた事を、ダミアンが説明したらしい。
……姑息な真似を。
ビクトルを非難し絶望させ、私とビクトルの関係を裂くのが狙いだろう。
あまりにも見え透いた手口に怒りを通り越して、あきれてしまう。
そんな方法で私の心が手に入れられると、あいつは本気で思っているのだろうか。

「私は大丈夫だから、もう泣くな。私があのような卑劣極まりない男に負けるワケがないだろう。どうしても自分が悪いと思うのなら、いつも以上に笑顔を見せてくれ。お前の笑顔が私の最高の娯楽なのだからな。それとも私にはもう、笑顔を見せたくないのか?」
「そっそんなことは……! でも……僕……僕!」

1度は泣き止んだビクトルだったが、すぐに再び泣きはじめた。
優しく抱きしめてやると、痛いほど私に抱きついて、声を上げて泣きわめく。
人一倍マジメで責任感が強いビクトルにとって、今回のことは酷くこたえたようだ。

「ラシェルさま……申し訳ありませんが……」
「ああ。すまない」

ここに私を連行した2人の兵士は、本当に申し訳なさそうに頭を下げ、しばらく頭を上げなかった。
ようやく顔を上げると、苦虫を噛み潰したような表情で、私を拘束していく。
記憶にない顔だが、もしかしたら私が指導した兵士なのかもしれない。
……当然だが全員がダミアンに心から従っているワケじゃないようだな。
隙を見てダミアンを殺し、マルコたちと協力して魔族を滅ぼせば、元の神聖ローラ王国に戻るはずだ。
戻さなければいけない。
それが神聖ローラ王国一の家柄を誇る名門に生まれた、私の使命だ。

やおい空手

5KB  やおい

「ほら、お前のメガネだ。これで自分がどんな格好か見え……おい! 見ろよ!」
「ぐっ……!」

自分の痴態が見たくなくて目をそらしたら、頭をつかんで無理やり姿見の方に向けられた。
いつも突きや蹴りの姿勢を確認するのに使っている大きな鏡には、男に犯されるオレの無様な姿が映っている。
先輩に尻を掘られるたびに大きく開き、喘ぎ声をもらす口。
圧倒的な快感に潤み、涙をこぼす目。
1度もさわられていないのに硬く勃起し、先走りを漏らしているチンコ。

「はははははっ! こいつ見た途端に締まりが良くなったぜ! 自分の恥ずかしい姿を見るのが好きらしい!」
「いやいや、その体勢……背面座位とか言ったっけ? それがイイんじゃねえの? 奥までチンコ突っこんでもらえるから」
「……ちが、う……! オレ……そんな……んぶっ!? んんぐっ……!」
「無駄口たたく余裕あったらナメろや」

抗議しようと開けた口に、先輩のモノが突っこまれた。
奥まで突き入れられて反射的に噛みそうになったけど、何とか我慢する。
以前かんだ時に、はく物がなくなるまで腹を殴られたから。

「だいぶ素直になったなあ。そろそろ客を取らせても大丈夫なんじゃねえの? 1人あたり5千……いや、1万円くらいで行けるんじゃねえか?」
「さすがに1万は無理だろ。6千か、7千が妥当じゃねえ? 先生はどう思う?」
「そうだな……まあ、最初は8千からスタートしよう。その後は売れ行き次第で」

先輩に尋ねられた先生は、明日の天気を教えるような軽い口調で言った。
表情も飄々としている。
教え子に売春させる鬼畜教師には、ぜんっぜん見えない。

「馬鹿だよなあ、お前。とっくに肉便器になっちまった友人のために正義感を発揮して、自分も便器になっちまうなんて。カワイイ恋人と仲良く、健全な高校生活を送ってれば良かったのによ」
「ちょっとくらい空手が使えるだけで悪を滅ぼすとか、漫画じゃねえんだから無理に決まってるだろうが。大体お前、売春組織の元締めに相談するとか、頭わいてんじゃねえの?」
「……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛っ……」

先輩たちの罵倒を無視して、オレはフェラチオを続ける。
……自分がスゲー馬鹿だった事なんて、言われなくても分かってるよ。
オレがこうなったのは、幼なじみで恋人の可南子に『兄の様子がおかしい』と相談されたのがキッカケだ。
薫さん(可南子の兄)には幼いころから頻繁に遊んでもらい、可南子と付き合う時にもサポートしてもらったので、オレは迷わずOK。
いろいろ2人で調べた結果、薫さんが売春しているらしい事がわかった。

「……という事なんです。協力してもらえませんか?」

オレと可南子だけでは解決できそうにないと判断したオレは、空手部の顧問である勅使河原先生に相談した。
相談相手に勅使河原先生を選んだのは、自分の周りの大人で最も頼りになると思ったから。
心技体3拍子そろった理想の空手家として、ものすごく尊敬していたし。
きっと協力してくれると思ったし、万一協力してもらえない場合も、秘密も守ってもらえると確信していた。
……理想の空手家は表の顔にすぎないなんて、想像もしなかった。
勅使河原先生の家にのこのこ行ったオレと可南子は、売春組織の一員である空手部の先輩たちに輪姦された。

「警察に行ったら、このDVD公開するから」

輪姦された翌日、部室に行ったオレは録画していた事を告げられて絶句した。
アヤシイ薬を注射されたオレたちは、輪姦されたのにイキまくったから。
アレを見てレイプされていると思う人は、1人もいないだろう。
ただの乱交パーティーと思われるのがオチ。
その後オレと可南子は何回も……いや何十回も犯されて、調教されて、イカされた。
助けるはずだった薫さんに犯されてオレがイッた事も、実の兄に犯されて可南子がイッた事もある。
……このままだとオレも可南子も狂っちまう。
不安と恐怖に駆られたオレは、先生のスキを見てDVDを奪うのを計画し、実行して、見事に失敗した。

「性根を一から治さないと駄目だな」

オレは両腕両足を砕かれた状態で『プロの調教師』と名乗る怪しい3人の男に預けられた。
……その後の半年は思い出したくない。
思い出したくないのに思い出してしまう。
夢に見て、泣きながら飛び起きる事もある。
ただ1つ言えるのは、もう2度とオレは先生に逆らえない。
逆らったら酷い目にあうことを、骨の髄まで教え込まれたから。
先輩には以前と同じように逆らえるけれど、先生に少しでも冷たい目で見られると、全身がガチガチに硬直してしまう。

「けっこうフェラチオ上達したじゃねえか……おおっ……出るっ……」
「口の中に出すなよ。後でフェラチオさせるんだからな」
「わかってんよっ! お゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

口から引き抜かれた瞬間、射精が始まって、オレのメガネや髪に精液がふりかかる。
……気持ちイイ。
完全に身体も精神も被虐モードに入ってしまっているオレは、白濁液で汚される事に大きな快感を覚えてしまう。
またオレ、イクかも……。
腹に当たりそうなほど急角度で勃起しているチンコは、今にも爆発しそうにビクビクと脈打っている。

「あ゛あ゛っ! せ……先生……オレ……もう……! ん゛あ゛あ゛っ!」
「まだ駄目だ。あと5分、我慢しろ」

許可を取らずに射精すると酷い目にあわされる!
そう思って懇願したオレに、先生は視線も向けなかった。
机に向かって、何事か真剣にメモしている。
……あと5分、持つか?
何とか耐えないと駄目だけど持たないかも……。
不安がっているオレを見た先輩は、ニヤリと嫌らしい笑みを浮かべると、オレのモノをいきなり握りしめた。

「ひああっ!? なっなに、を……あ゛あ゛ん゛っ! や……やめ――……あ゛あ゛あ゛っ……!」
「5分、我慢しろよ。我慢できなかったら媚薬クリームつきのアナルバイブと貞操帯で明日1日、過ごしてもらうからな」
「そっそんな……あ゛ん゛っ!? は……激し、い……! もっと……ゆっく……り……ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

チンコをしごかれて悶えるオレに、先生の非情な一言。
そして尻を掘っている先輩は、さっきまでとは打って変わり、激しいピストン運動をくり返す。
2メートル近い先輩の膝の上で、160ちょっとのオレの裸身が、激しく揺れ動く。
ただでさえ限界が近かったオレは、急速に頂点に近づいていく。
……駄目だ!
イッたら駄目だ!
必死に心はブレーキをかけているのに、身体はそれを無視して疾走を続ける。
そして最期の瞬間が訪れた。

やおい祐麒

5KB  スカトロ大  祐麒が柏木に

柏木先輩に告白されたのは3ヶ月前、柏木先輩が卒業する前日。
今までに見た事がないくらい真剣な顔だったので、冗談じゃないと分かった。
キッパリ断った。
あいまいに答えるのは失礼と思ったから。
男同士なのにとか変態とかは、カケラも思わなかった。
オレも同性愛と同等……いや、同性愛以上にアレな愛を抱えていたから。
柏木先輩がオレに寄せる想いは、キスとか普段の言動で、少しは想像できていたし。

「昨日のことは忘れてくれ」

翌日。
卒業式を終えた柏木先輩の顔は晴れ晴れとしていた。
昨日のことを引きずっていたら嫌だなと思っていたので、正直ほっとした。
さすが柏木先輩と思った。
その1ヶ月後、アリスが柏木先輩に告白してフラれたという噂が流れた。

「私にそんな事する勇気があると思う?」

恐る恐る聞いたオレに、アリスは笑いながら答えた。
……嘘だ。
笑顔がいつもと違う事から、噂は事実だと確信した。
だけど何も言わなかった。
柏木先輩をふったオレがアリスを慰めるのは、酷い侮辱のような気がしたから。
その1ヵ月後、オレは柏木先輩に犯された。

「君の心が手に入らないのなら、せめて身体だけはと思ったのさ。男に生まれた事を幸運だったと思えるくらいの快感を、君の身体にたたきこんであげるよ」

犯されたショックで放心状態のオレに柏木は笑いかけた。
背筋がゾッとするくらい冷たい笑顔。
……あのときの答えは間違ってなかった。
今でも確信しているけど、どうしても想像してしまう。
あのときOKしていたら、もっと違う未来が待ってたんだろうなって……。

「すっかり『雄』になっちゃったね、ユキチ♪」

初めて犯されてから3週間後。
柏木先輩の本気の調教――海外から輸入した媚薬とかプロの調教師とか――によってオレの身体は、根本的に作り変えられていた。
心から反発しているのに身体だけは反応する。
そんな状態に苦しんでいるオレの前に、アリスと日光・月光先輩が現れた。
驚いて固まっていると、柏木先輩に頭をつかまれた。

「何をしてるんだい? 僕が出すまで続けるように言ったじゃないか」
「ん゛ん゛っ! ん゛っ……ん゛ん゛っ……ん゛っ…! ん゛ん゛ん゛っ!」

親友や先輩の目の前でイラマチオ。
極めて異常な状況にオレは、心底おびえていた。
脅えていたのに身体は全く別の……正反対の反応を示してしまう。
なえていたチンコがアリスたちが現れる前と同じくらい、いや、それ以上に勃起する。
それを見たアリスは、アイドルのように整った美貌に、嘲笑を浮かべた。

「自業自得だよ、ユキチ。身の程を知らずに光の君の求愛を断るから、そうなったんだ。私はユキチなら良かったのに……!」

アリスは素早く服を脱ぐと、オレの尻に意外に大きなモノを突き入れた。
相手の事なんかカケラも考えてない乱暴なピストン運動。
普通は苦痛しか感じないハズの動きにオレは、涙が出るくらいの快感を覚えていた。
気が狂うんじゃないかって思うくらい、じらされていたから。
……アリスに犯させるつもりで抱かなかったのか。
オレは自分でも不思議に思うほどショックを受けていた。

「あはははは……ユキチは僕以外でも悦ぶんだな。お尻を埋めてくれるモノなら、何でもOKなのか?」
「んぶっ! ん゛っ……ん゛ぐっ……!」

柏木先輩ので口をふさがれながら、オレは首を必死に横に振った。
……オレ、柏木先輩が好きだったんだ。
自分の事なのに今さら理解できた。
もちろん柏木先輩がオレに向けるのとは違う『好き』だけど、好きだったんだ。
こんな目にあわされている今でも好きなんだ。
だから……こんなに……。

「そろそろ出すよ……全部のんでね」
「ユキチのお尻……凄くキツイ……ああ……もう……出るぅっ……」

柏木先輩とアリスが口と尻に射精する。
それと同時にオレは射精……しなかった。
その前から延々と射精する状態(トコロテンと言うらしい)だったから。
柏木先輩とアリスのが出て行くと、代わりに日光・月光先輩のが入ってきた。
さっきまでのより一回り……いや、二回りは大きいチンコを、オレは苦しみながらも受け入れてしまう。

「うわ……日光・月光先輩のって私でも辛いのに」
「極めて柔軟だが締まりも悪くないと、調教師が感嘆していたよ。次の『パーティー』にぜひ出演してほしいとも言っていた」
「その時はぜひ招待してください。学校を休んででも見に行きます」

アリスと柏木先輩の会話が遠い。
目と鼻の先で話しているのに、ドア越しに聞いているように遠く感じる。
……快感で気絶しかけてる。
気絶したら『お仕置き』される……!
オレは残り少ない気力を総動員して、何とか意識を保とうと努力する。

「ここがユキチのトイレだよ」

1週間前オレは、柏木先輩の命令を守れず気絶してしまった。
それに対する『お仕置き』は浣腸+庭で脱糞。
薬で無理やり排泄を禁じられていたオレの身体は、自分でも驚くくらいの糞便を吐き出し、見ている人たちを驚かせた。
見ている人たち――柏木先輩の両親とか使用人とか――は驚きながらも口々にオレを罵倒した。

「高校生にもなって人前で排泄なんて……なに考えてるのかしら……」
「アレが花寺の今年の生徒会長か!? ど変態じゃないか!」
「ちょっと嫌だ……あの子、勃起してるわ。信じられない」
「馬鹿みたいに口ポカンと開いて、よだれ垂れ流して。キチガイなんじゃないか」

事前に罵倒するように柏木先輩に言われていたのかもしれない。
オレの無様すぎる姿に、自然と罵倒が湧き上がったのかもしれない。
どっちか分からないけど、断言できるのが1つ。
大勢に脱糞を見られ、罵倒されている瞬間のオレが、最高の快美感を得ていたこと。
この状態が永遠に続いてほしいと思うくらい甘美な、魔のエクスタシーだった。

「またオレ、ウンコ出るぅっ! ぶりぶりウンコ出るぅっ! 太いのが……太いのがっ! アヒィィイッ……! キンモチ、イギい゛い゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!
ビュルビュルビュル……!
ビュルビュルビュル……!

オレは射精しつづけた。
恥ずかしい姿を見られたくないと、無意味に我慢しまくったのが完全に逆効果だったらしい。
浣腸液にまぜた媚薬が、身体の隅々まで回り、発狂寸前の快楽を引き出した。
長い長い排泄&射精が終わり、精液と糞便の中に崩れ落ちるオレには、しばらく誰も近づかなかったらしい。
あまりの狂態におじけづいたんだろう。

やおいサイト

5KB  やおい  サイトがジョゼフに

「すっかり従順になっていたのに、主人に見られて元に戻ってしまったようだな。身体は別のようだが」
「うぁあっ! やめ……やめろ……! ルイズ……見ないでくれ……! あ゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

尻の中でジョゼフのモノが爆発すると、オレは簡単に限界を超えてしまった。
敵に抱かれて悦ぶオレを、ルイズは『信じられない』という表情で見ている。
信じられないのも当然だ。
自分でも信じられない変わり方だから。
シェフィールドに魔法具を使われ、ジョゼフに毎日のように犯されたとはいえ、普通の男はこうならないと思う。
実際ギーシュは未だに苦しそうだった。

「男もかなり抱いてきたが、貴様ほど淫乱な男はいなかったな」

先日のジョゼフの言葉が頭によぎる。
ギーシュたち同じ近衛隊の人間に輪姦されてイキまくったオレに、ジョゼフはあきれたように吐き捨てた。
魔法薬(ポーション)で獣のように狂っていたギーシュたちは、オレをまるで人形のように乱暴に扱った。
だけどオレはそれでも全く苦しまず、よがり続けた。
オレは魔法薬を使われてなかったのに。

「……ふう。アンリエッタ」
「はい♪」

射精を終えたジョゼフに声をかけられると、姫様は迷わずジョゼフのモノを口にふくんだ。
まるで恋人に奉仕するように、ジョゼフの精液をナメ取っていく。
祖国を滅ぼされた女王の面影は、微塵も残っていない。
……姫様が、ああなんだ。
オレだって……。
折れそうになる心を、ルイズの存在が立て直す。
何とかルイズだけでも助けないと……。

「……サイト……姫様……」
「貴女だけ我慢しても無駄って言った意味がわかったかしら? 貴女も素直になりなさい。そうすれば使い魔のモノを、ここに入れさせてあげるわ」
「……い……いや……そんなこと……ひぃっ!? あ゛っ! あ゛あ゛っ……!」

シェフィールドの手が下着の中に潜り込むと、ルイズは甲高い嬌声を上げてのけ反った。
耳元で何かささやかれると、キッと鋭い視線をシェフィールドに向ける。
そして怒りをシェフィールドにぶつけ……なかった。
ぶつけられなかった。

「何もされてないのにグショグショ……そんなに使い魔の痴態は興奮した? それなら今度、彼と並べて犯してあげましょうか? きっと最高に気持ちイイわよ?」
「ん゛ん゛っ! ん゛っ! ん゛ん゛っ……!」

ルイズは唇をかみしめ、頭をブンブン横に振りたくる。
声に出して抗議しないのは、口を開くと喘ぎ声がもれるからだろう。
いつも強い意志を宿していた瞳が快感に潤む姿は、たまらなく魅惑的だ。
いつしかオレは、射精直後にも関わらず勃起してしまっていた。
……オレは、何て。
あまりにも淫乱な自分の身体に情けなくて、笑ってしまう。
恋人であり主人でもあるルイズが責められてるのに、怒るどころか興奮するなんて……!

「サイト殿……そんなにルイズばかり見てないで、ワタクシも見てくれませんか? 貴女を想って、こんなに大きくしているワタクシを……♪」
「……姫様……」

ベッドにあお向けに拘束されているオレに、姫様がのしかかってきた。
女王として君臨していた時と同じような服装。
違うのは一点だけ。
股間に穴が開いている。
その穴からは太いチンコが顔を出していた。
今か今かと出番を待ちわびて、期待に先っぽが濡れている。

「ジョゼフ様のペニスとは比較にならない粗末なモノですが……失礼します♪」
「う゛う゛ぅっ……!」

姫様のがオレの中に入ってきた。
ジョゼフのよりは一回り小さいけれど、それはジョゼフのが規格外なだけ。
姫様のも十分に大きい。
シェフィールドが魔法具でクリトリスを改造したというソレは、姫様に絶大な快感を与えるらしい。
姫様はオレに入れた途端、射精した。

「自分だけ満足して休むなど、奴隷の風上にも置けないクズだな。従軍慰安婦として壊れるまで使ってやろうか?」
「すっすみませんっ!」

射精の余韻にひたっていた姫様は、ジョゼフの叱責を受けると、あわてて動きはじめた。
過度の快感に顔を歪めつつ、オレに快感を与えようと腰を振る。
その合間に胸に手を伸ばしてきた。
……ま、まずい!
そこは、やめてくれ……!

「姫様……だめで……あ゛ん゛っ! う゛う゛っ……あ゛っ! あヒィッ……!」
「……サイト殿、ものすごく乳首が感じるんですわね♪ ワタクシも凄く弱くて、ジョゼフ様におねだりしすぎて叱られますけど、サイト殿は男性なのに……♪」
「ふあ゛あ゛っ! い……言わないで……く……はぁあ゛っっ……! ん゛あ゛あ゛っ!」

シェフィールドに魔法具でいじられた胸は少しだけ――ルイズと同じくらい――ふくらんでいる。
その頂点はオレの2番目の弱点になっていた。
姫様が指ではさみ、転がしているだけなのに、視界が真っ白になってしまう。
何もかも忘れて、快感に浸りたくなる。
……オレ、男なのに。
何でこんなに胸が感じるんだ。

「胸も弱いが尻はさらに弱いぞ。もっと激しく動いてやれ。泣いて悦ぶ」
「はい♪」
「……ひ……姫様……やめてくだ、さい……! オレ……これ以上されたら……ひあ゛あ゛あ゛っ……!」
オレの懇願は、姫様の律動で断ち切られた。
乳首以上の快楽器官に変えられた尻が、姫様のモノに悦び勇んで絡みつく。
……ルイズが、見てるんだから。
動いたらダメだ動いたらダメだ動いたらダメだ……。
頭の中で呪文のように唱えて、姫様に合わせて動こうとする身体を、必死に抑えようとする。
……無駄な努力だった。

「ああ……サイト殿、そんなに腰を動かして……♪」
「もう拘束は必要ないな」

オレが快感に屈服したのを確認すると、ジョゼフはオレの拘束を解いた。
シェフィールドを殺して、ジョゼフを人質にして、姫様とルイズを連れて逃げる。
姫様とルイズに会わせると言われて思いついた計画。
……そんなに上手く物事が進んだら、こうなってないよな……。
快感に蕩けている頭でボンヤリ考える。
オレは拘束具を全部はずされると、姫様の上に自分から腰を下ろした。
入り口から奥まで一気に貫かれる感覚に、キチガイじみた声を上げてしまう。

Appendix

Categories Archives

Profile

AZAEL

FC2ブログへようこそ!

Extra

プロフィール

AZAEL

Author:AZAEL
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索