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やおいスイートナイツ

5KB  やおい  前回と設定が違うかも(全く覚えてない)

七瀬尚太……七瀬凛々子(スイートリップ)の弟  スイートハートに変身する  11歳
宮守勇人……宮守麻由希(スイートパッション)の弟  スイートパークに変身する  香那葉と付き合っている  11歳
宮守友樹……勇人の双子の弟  スイートワードに変身する  凛々子が好き  11歳



「女みたいな声でアンアン鳴いて。姉を犯しながら弟に犯されるのは最高のようだな」
「……う……うるせ、え……! うぁあっ! 姉貴……そっそんなにっ……!」

姉貴の中に出しそうになったけど何とか耐えた。
オレの身体は魔力を精力に変換するように改造されているから、射精すれば射精するほど魔力を失ってしまう。
いくら逃げ出すチャンスがあっても魔力がなかったら逃げられない。
だから射精の回数をできるだけ減らしたいんだけど、姉貴と友樹はそんな事お構いなしだ。
オレの尻を犯す友樹はもちろん、オレの下で喘いでいる姉貴も、アソコを締めて精液を搾り取ろうとする。

「たまには男の口も味わってみるか」
「んぶっ!? ん゛っ! ん゛ん゛っ……!」

いきなりオレの口の中にメッツァーのが入ってきた。
おぞましい感触にオレは吐き気を覚え……ない。
……く……くそ……なんで……なんで、こんなのが……気持ちイイんだ……!
オレの身体に施された改造は1つや2つじゃない。
その中で最も酷い改造の1つが口。
口の中をいじられるだけで、アレをいじられるような快感を得てしまう。

「男の子なのにフェラチオが大好きなのね、勇人。メッツァー様をくわえた途端、オチンチンが大きくなったわよ♪」
「ん゛ん゛っ! ん゛ん゛ん゛っ……! ん゛ん゛っ!」

以前の姉貴と同一人物とは思えないくらい妖艶な微笑。
恥ずかしすぎる指摘に反論できない。
口がメッツァーので塞がっているからじゃない。
それが100%事実だからだ。
ただでさえ快美感に酔っていたオレの身体は、メッツァーのイラマチオで一段と燃え上がり、自分ではコントロールできなくなってしまう。

「あんンッ! やっとやる気になったのね、勇人。嬉しい♪」
「ん゛っん゛っん゛っ! ん゛ん゛あ゛っっ! あがっがっあ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

ずっと耐えていたぶん射精の快感は凄まじかった。
耳の奥がキーンと鳴り視界が真っ赤に染まる。
息苦しいほど激しく甘い悦楽に、オレの意識はあっという間に呑みこまれてしまった。





「ゆ……勇人くん……」
「恋人が泣きながら呼んでるぞ。何か言ってやれ」
「……ん゛ん゛っ……んぶ……ん゛っ……ぶふっ……ん゛ん゛ん゛っ……」

メッツァーに言われるまでもなく、香那葉がオレを呼んでいる事に気づいている。
だけど香那葉を見るのは無理。
どんな顔したらイイか分からない。
絶対に助けるから安心しろ!
……力強く宣言しておいて、この体たらく。
穴があったら入りたい。
できれば今すぐ死にたい。
それくらい自分が情けなくて恥ずかしくて悔しい。

「勇人の口……スゴイ……キモチイイ……ずっと……こうしていたい……。うぁあっ……で……出る……出したくない……もっと……勇人の……。あ゛あ゛っ……出るぅっ……出ちゃうぅうっ……!」
「んぶぶっ……!」

ビュルビュルビュル……!

友樹のオチンチンがオレの口の中で爆発した。
あふれかえる生臭い精液を、オレはためらわず飲む。
メッツァーに命令されたからじゃない。
精液を体内に入れれば、少しは魔力が回復するからだ。
このピンチから脱出するために、仕方なく飲んでいる。
……仕方なく飲んでいる、はずなのに。

「瞳をトロンとさせて……そんなに弟の精液はうまいか? これからお前の水分補給は、弟の精液と小便にしてやろうか?」
「ん゛ん゛っ……ん゛っ……」

おぞましいメッツァーの言葉に、弱々しく首を横に振る。
……どうして……友樹の……。
メッツァーのをフェラチオしていた時の快感も、相当なものだった。
だけど今、友樹の精液を飲む際の快感に比べれば、ぜんっぜん大した事ない。
……あ゛あ゛……だ……出しちまう……。

ビュルビュルビュル……!

「弟の精液を飲んで射精か……心はともかく体は完全に堕ちきったな。さっさと心も堕ちてしまえば楽になるぞ?」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! う……うるせえ……」
「ちょっと勇人。私のもナメてよ。アンタので汚れたんだから」
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……! まってく、れ……ちょっと……休ませ……あぁうっ!? 尚太、やめろっ……! ぐっ……くあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……! ん゛ぐっ!」

オレの精液で汚れている姉貴のアソコを口に押しつけられ、尻を尚太の巨根でえぐられた。
それだけでオレの萎えかけていたチンチンは、ムクムクと大きく硬くなってしまう。
ベッドにあお向けに寝ているオレには、天井の鏡がよく見える。
……誰だよ……アレ。
親友にケツ掘られてチンコをビンビンにして気持ち悪い。
ど変態だな……。

「……いや……やめてください……勇人くん……助けて……助けてぇっ……」
「あきらめろ。お前を助けられるような状況じゃないのは一目瞭然だろうが。恋人と仲良く堕ちろ」
「……いや……あぁうっ! おま○こ……そんな……やめてください……! あ゛あ゛っ……イクッ……イッちゃうぅっ……!」

メッツァーに犯されながら達する香那葉。
快美感で頭がボンヤリしてるせいでハッキリ見えないのに、なぜか声だけは、よく聞こえる。
……香那葉……オレの時よりも……。
恋人のオレよりもメッツァーで甘く甲高い声を上げる香那葉に怒りが込み上げて……こない。
無理やり快感を流しこまれて頂点に追い上げられる苦痛・屈辱・絶望は、オレもよく分かっているから。
痛感させられているから。
調教を受けはじめてから2ヶ月のオレがこうなんだ。
オレよりずっと長く陵辱を受けている香那葉が耐えられるワケがない。
頭では理解できる。
頭では理解できるけど……。

「恋人が犯されてイッちゃったわよ? 香那葉ちゃんったら凄い乱れようねえ♪ やっぱアンタみたいなお子様よりメッツァー様のがイイわよね。100倍は……いいえ、比較すること自体メッツァー様に失礼ね。こんな肉奴隷と」
「……う……うる、さい……。オレは……ふあ゛あ゛っ!? 尚太……やめ……やめてくれぇっ……!」

顔の上から姉貴がどき、ようやく話せるようになったのに、尚太の激しいピストン運動で邪魔される。
オレのより一回りは大きい尚太ので腸壁をえぐられるたびに、全身を電撃のように鋭い快感が走り抜けた。
香那葉がメッツァー相手に悦んでいる事に対する悲哀が消えていく。
痛かった心がどす黒い快感に包まれ磨耗していく。
……ま、ずい……このまま……だと……。
心に取り返しがつかない傷をつけられるような、言い知れない恐怖感に襲われる。
こうやって姉貴たちも壊され、堕とされたに違いない。
オレの魂を構成する、最も大切な部分にヒビが入り、徐々にヒビが大きくなっていく。

やおいジャーナリスト

5KB  やおい

望……国会議員  28歳
航……望の秘書  24歳
健……望の弟  21歳
展……新聞記者  23歳
貴……望の父  国会議員  故人  レイプされている途中で殺された

鈴川潔……国会議員の大物

剛……調教師
聡……調教師
茂……調教師



「……おま、えら……オレたちを……ヤク中に……」
「大正解。さすが敏腕ジャーナリスト様。頭いいな」
「景品は僕たちの愛撫です。遠慮なく受け取ってください♪」
「……や……やめろ……さわるな……」

ゆっくり、ゆっくり近づいてくる剛と聡。
2人ともプロの調教師だ。
調教師といっても相手は馬じゃない。
相手は人間。
人間を調教して売春させる鬼畜……取材するまで想像した事すらなかったが、こういう連中が日本には相当いるらしい。
……全員、死刑にするべきだな。
ガラにもなく正義感にかられ、取材や調査を重ね、組織の黒幕に近づいて……こうなった。

「日本の腐り切ったジャーナリズムの中にも、貴方のように賢く強い人がいたんですね。驚きました」
「どーこが賢いんだよ? 本当に賢かったら、こうなってねーよ。これから犯される、調教されるっつー状況でチンコ大きくしやがって」

善良そうな童顔に微笑を浮かべ、丁寧な言葉づかいでオレを賞賛しているのが聡。
犯罪組織に関わっているとは思えない。
関わっているとすれば被害者の立場にいそうな、外見と雰囲気。
……見た目で判断するなんてオレは馬鹿か。
オレが拉致監禁されたのは、こいつに騙されたのが原因だ。

「サドを調教できるっつーから楽しみにしてたんだぜ? マゾより歯ごたえがあって、調教しがいがあるからな。だけど何だ、こいつ? どっから見てもマゾじゃねーか。身体ちっこいし女みたいなツラしてるし……とんだ期待はずれだぜ」

愚痴をこぼしながら、汚物を見るような目でオレを見ているのが剛。
誰でも道を開けそうなヤクザ顔と、ガキみたいな言動。
正直コイツに調教師が務まるのか疑問だが、聡の上司らしい。

「さわっただけで爆発しそうなくらい、ギンギンにおっ立てやがって。状況わかってんのか? これからテメエ犯されるんだぞ? ちょっとは抵抗してみろよ。せめて逃げる努力くらい、してみたらどーだ?」

……うるせえ。
逃げたいが逃げられねえんだよ。
拘束されているから……じゃない。
拘束なんて全然されていない。
完全に自由だ。
それなのに逃げない――逃げられない理由は単純。

「魂砕き(ソウル・ブレイカー)の効果はどうですか? 想像と全く違いますか? それとも想像通りですか?」
「1回も体験してねーのにメチャクチャ書きやがって。1回くらいは経験してから書けよな」

魂砕き(ソウル・ブレイカー)。
近ごろ若者の間で流行している、非合法のドラッグだ。
低価だが副作用が強力で、廃人になった人間や死んだ人間もいるらしい。
……これだけキク薬なら、そりゃ副作用もハンパじゃないだろう。
注射されて数分で全身が熱くなって、今は身体から力が抜けきっている。
逃げるどころか顔を上げるのも困難な状態だ。

「かなりのサドでSMが大好きらしいですね。たまには調教するんじゃなくて、される立場になってみませんか? 恋人の健さんと一緒に♪」
「……け、んは……どこに……あヒィッ!?」
「はははははっ! 『あヒィッ!?』とか笑えるな! くっくっく。安心しろ。おとなしくオレらに調教されていたら、ちゃんと会わせてやるよ。お前らなら奴隷島一の奴隷カップルになれるかもな」
「……どれいじま……?」
「おいおい知らねーのか? 意外に無知だな。ここは奴隷島っつって、死ぬまでエロい事し続ける奴隷を作ってるトコだよ」

……都市伝説じゃなかったのか。
実在するとは思わなかった。
もしかして奴隷島を運営する人間の中に鈴川がいるっていう話も事実なのか?
それが事実なら『一大スキャンダル』なんて形容が追いつかないほどの醜聞だぞ。
何とか健を助けて、黒幕を暴いて、望さんに知らせないと……。

「また何か考えてますね。もう脱走しないでくださいよ? また脱走したら今度こそ、貴方は処刑で僕たちは左遷です」
「そんなこと考えられねーぐらいトコトンやっちまえばいーんだよ。おら立て! だらしねーな!」

オレは大きな電動の巻き上げ機に、裸体をくくりつけられた。
天井の滑車に通された8本の革ベルトがキリキリ引き絞られると、不気味な機械音が部屋中に響く。
……えらい大きな音してるが、いきなり壊れないだろうな。
足が床から50センチほど離れると、巻き上げ機は停止した。
拘束具で大の字に固定されたオレの身体が、空中でユラユラと揺れる。

「貴方の姉――巴さんと言いましたか――も奴隷島で調教されています。ここは男専用の奴隷島なので、ここじゃない……もっと大きな奴隷島ですけどね。立派な奴隷同士として再会させてあげましょう♪」
「……あ……あね、きまで……。おま、えら……」
「口のきき方に気をつけろよ。そうだな……オレらを怒らせたらどんな目にあうか、実物を見せて説明してやる。ちょっと待ってろ」

剛は嫌らしい笑みを浮かべ部屋から出て行き、5分後に戻ってきた。
1人の少年を連れている。
……大学生か高校生?
いや……中学生にも見えるな。
こんな小さな子まで毒牙にかけてやがったのか!
クスリで消えかけていた怒りが燃え上がる。

「……こんな……ちいさ、な……子まで……」
「あははははっ。自分より年上の人間に『こんなに小さな子』はないでしょう♪ 彼は29歳……来月の誕生日で30歳になる立派な大人ですよ」
「……な……に……?」
「世の中にはちっこい男を何よりも好む変態がいるんだよ。そういうのに特化した奴隷を作るために、成長抑制剤を子どもの時から

投与し続けた結果がコイツだ。かなり評判いいぞ。きつい薬をずっと飲み続けたせいで、頭が少しかわいそうな事になっちまったけどな。あんまりナメた口きいてると、コイツみたいに薬づけにすんぞ? テメエみたいな年増はどうせ賞味期限が短いんだから、薬でちょっとくらい縮めても問題ねーしな。わかったか?」
「………………」

……な、んて……むごい……ことを。
非人道的な仕打ちに怒りが腹の底から込み上げ、何も言えない。
どれほど罵詈雑言を並べても表現できないクズだ、こいつら!
絶対に許せねえ!

「容姿は残念ですが、幼いころから調教を受けてきたので、技術は最高クラスですよ。1度、体験してみてください♪」
「……や……やめろ……。おい……やめてく、れ……。ぐあ゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

オレは少年――とてもじゃないが30歳近いように見えない――にフェラチオされた瞬間、暴発してしまった。
たまりにたまった性欲の爆発は、至上の快楽になってオレを打ちのめす。

桐乃レイプ

5KB  7巻136ページから改変  桐乃を京介がレイプ

「っくく……なーにィ? 妹に彼氏ができて、嫉妬しちゃったわけぇ~~? キャハハハハ! きっも~~! 超マジ顔で妹に迫って『本当に……彼氏、できたのか?』だって!」
「……うるせえよ……」
「はぁ? なに怒って……ちょっちょっと?」

どす黒い感情の赴くまま、桐乃の腕をつかんで自室に向かう。
後ろから桐乃の抗議する声が聞こえるが無視。
……2度と『彼氏を作る』とか言えねーようにしてやる。
そんなに露出が多い大胆な服を着てるんだ。
期待してたんだろ?

「い、いきなり何よ……うぐっ!? げほっ……げほっげほっげほっ! な……何すんのよ……! がふっ! ぐぶっ! がっ! ふぶっ! あぐぅっ……!」

抵抗されないよう、何度も何度も念入りに殴っておく。
顔は殴らない。
バレる可能性が高くなるし、何よりボコボコの顔が相手だと、勃起する自信がない。
腹を集中的に責める。
『腹パン』という性癖に最近ハマっているオレにとっては、腹を殴るという行為は、かなりの達成感というか充実感を与えてくれた。
このまま永遠に殴り続けていたい……そんな願望が頭をチラつく。

「……も……もう……やめ、て……。かふ……。お、なか……いた……い……」

ようやく我に返ったとき桐乃は、数人にボコられたんじゃねーかってくらいズタボロだった。
激痛にのた打ちまわりながら嘔吐したのか、ゲロがあちこちに吐かれてる。
やりすぎた……とは思わない。
後で掃除するのが面倒だな。
オレが思ったのは、それくらいだった。
今までの桐乃のムカつく言動を考えれば、これくらいじゃあ全然たりない。

「桐乃。今からオレは、お前を犯す。誰にも言うな。いいか? 言ったら殺す。わかったか?」
「………………」
「返事は?」
「げぶぅっ!」

無言で見上げるだけで返事しない桐乃の腹を、サッカーボールのように思いっきり蹴り飛ばす。
腹部にめりこむ足の感触が、たまらなく心地いい。
桐乃が目を大きく見開き、魚のように口をパクパクと開閉してるのを見ると、背筋をゾクゾクする快感が駆け上がる。
もっと味わいたくなって、何度も蹴ってしまう。
……いかん。
これ癖になりそうだ。

「けっこう胸あるな、お前」
「………………」

服をはぎ取られ胸を揉まれても、桐乃は全く反応しない。
死体のようにグッタリして、虚ろな瞳で何やら小声でブツブツつぶやいている。
……つまらねーな。
抵抗されるのはムカつくが、こう無反応だと空しい。
今度からは注意しよう。

「これがお前の処女を奪うんだ。よーく見とけ」
「……ぁ……」

服を脱いでオレのを桐乃の鼻先に突きつけると、ようやく桐乃が少しだけ反応した。
本当に少しだけだが。
……エロゲーならともかく、リアルで妹相手に童貞を捨てる男なんてオレくらいだろうな。
ため息をはく。
正直こいつで初体験ってのは嫌だが、これからもコイツの悪行三昧につき合わされるのは、もっとゴメンだ。
先行投資と思ってあきらめよう……。

「力を入れてると痛い……って言う必要ねーな。そんだけ脱力してたら痛くねーだろ。じゃあ入れるぞ」
「………………ぁ……ぐ……。お゛っ……」

オレの童貞卒業と桐乃の処女喪失は、あっけないくらい簡単に終わった。
オレのは強い抵抗を受ける事もなく、桐乃の最奥に到達する。
……どういう事だ?
コイツまさか、処女じゃなかったのか?
誰と関係したんだ?
それともエロゲーでのオナニーに夢中になりすぎて、自分で破っちまったのか?

「おい。お前、処女じゃなかったのか?」
「………………」

桐乃は無言で虚空を見ている。
オレの声が聞こえてるのか怪しい。
……こんな初体験のオレは、世界一不幸な少年かもな。
桐乃の付き合いで見たアニメのヒロインみたいな事を考えながら、桐乃の中に精液をぶちまけた。





「今日の事は誰にも言うなよ。言ったら写真、ネットに流すからな。お前の名前とセットで」
「……わかってるわよ……」

桐乃は苦しそうに顔を歪めながら首肯した。
両手を腹に当てて身体を丸めている。
また殴られるんじゃないかと脅えてるのは明白だ。
……犯したのは正解だったな。
あそこ自体はオナホールより劣る出来だったが、それ以外の過程で凄い楽しめたし。

「腹、痛いのか? どんな風に痛い?」
「……ズキンズキンする……。おなか、から……痛いのが広がって……から、だ、じゅう……。ううあぁ……」

額が脂汗で光っているのを見ると、かなり痛いらしい。
だが同情する気持ちはカケラもない。
……いい気味だ。
もっと苦しめ。
お前のワガママのせいでオレはその苦痛の数倍の激痛を、数か月にわたって食らい続けたんだからな!
それに比べれば腹が痛いくらい大した事ないだろう。
血を吐いてないんだから、内臓には損傷ないだろうし。
たとえ損傷あっても病院には行かせないけどな。
どうしてケガしたのか追求されると困る。

「……どう……して……こんなこと……」
「ああ? そんな事もわかんねーのか?」
「ひぃっ……!? ご、ごめんなさい……っ! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……!」

ちょっと低い声を出しただけで桐乃は、土下座して謝罪しはじめた。
……やべえ。
おれ今スゲー楽しい。
もっと早くこうすれば良かったな。
兄貴なんだから妹は大事にしないと……なんてアホな思い込み、さっさと捨てちまえば良かった。
過去の自分をグーで殴りたい。

「賢い賢い桐乃様なら、オレなんかが説明しなくても分かるんじゃねーの? なあ? いつまで下を向いてんだ? オレの顔なんか醜くて見れないって言いたいのか? そうなのか? おい?」
「……そ、そんな……痛っ!? か……髪……引っぱらないで……! 痛い……!」

桐乃の髪をつかんで、無理やり顔を上げさせる。
恐怖と苦痛に満ちた表情に、嗜虐心が再び湧き起こる。
気づいたら髪をつかんで振り回してた。
……恋人にするのは全ての面で最悪すぎるが、オモチャとしては最高だなコイツ。
さんざん迷惑かけられたんだから、しばらく遊ばせてもらう事にするか。

「お前これからもオレを、便利な道具みたいに扱うつもり? それとも兄貴として敬う? どっちだ?」
「……あ……あたし……。あんたの……こと……。道具みたいに……扱ってなんか……」
「した覚えないって言うのか? ぶざけんなっ!」
「ひぃっ!? いっいやぁっ! ごめんなさい! ごめんなさいっ! 許してぇっ!」

怒鳴りながら桐乃の髪を再びつかむ。
振りまわしながら怒鳴りまくる。
興奮しすぎて支離滅裂な罵倒。
……こんなに大声を出して誰かに聞かれたらマズイだろう。
頭の片隅の冷静な部分が必死に警告しているが、オレは止まらない。
止まれない。
自制するには今の桐乃のセリフは、あまりにも酷すぎた。
やっぱコイツ駄目だ!
駄目すぎる!
死んだ方がマシだ人間のクズだ否ヒトじゃない死ね死ね死ね……!
手元にナイフがあったら100%間違いなく、それで桐乃をメッタ刺しにしただろう。

黒猫レイプ5?

5KB  5巻178ページから妄想  京介が黒猫レイプ

「み、身の程を知りなさい莫迦……な、何故この私がそんな……人間風情に……破廉恥な事をすると思うの……」
「遠慮するな。作画資料を提供してやる」

ゲーム製作の過程で協力するのが難しい以上、こういうところで力にならないとな。
テキパキと服を脱いでいき、トランクスだけ身につけて黒猫の前に立つ。
好きなだけ参考にしてくれ……って、あれ?
なぜか黒猫は耳まで顔を赤くして、うつむいている。
……どうしたんだ?
もしかしてオレ、また何かマズイ事やっちまったか?

「何やってんですか高坂先輩!? 早く服ちゃんと着てください! 自分が何やってるのか理解してます!?」
「……なに怒ってんだ?」

黒猫に負けないくらい赤い顔――赤すぎてリンゴみたいだ――で瀬菜に怒鳴られる。
……やっぱ何かまずったか?
助けを求めるように真壁君たちの方に視線をやると、部長が『任せておけ!』という感じのイイ笑顔でうなずいてくれた。

「まあまあ落ち着け。兄弟が言うのも一理ある。エロ同人を作るために実践で勉強するのはスゲー大事だ。創作なんだからリアルである必要はねーが、リアリティは重要な要素だからな。自慢じゃねーけどオレ、エロゲー作る時はいつも真壁とヤッてから作るぞ。その方がイイのが作れる」
「ふざけないでください部長! だからって………………え゛?」
「ぶ、ぶぶぶ、部長っ! どうして言っちゃうんですかーーー!?」

堂々と自分たちの関係を明かす部長。
驚愕と歓喜に震える瀬菜。
絶望し天をあおぐ真壁君。
……本当に付き合ってたのか、あの2人。
瀬菜の――腐女子特有の、痛すぎる妄想と思っていたのに……。
だけどじゃあ何であの時、真壁君は茫然自失だったんだ?
自分たちの関係がバレた! っていう絶望感で目の前が暗くなったのか?
まあ、いいか。
今は黒猫を優先だ。

「……せ……せん、ぱ……い……。ほんと、うに……その……。あの……」
「どうした? オレだけ下着姿だと、そういうシーンの妄想がしにくいか? お前も脱ぐ……のは無理か」
「………………わた、しの……家……」
「え?」
「……わたしの家……今日は誰もいないから……」





「お前メチャメチャ白いな。たまに『陶器のような肌』みたいな表現を見るけど、お前みたいのを言うんだろうな」
「……あ……あまり……見ないで頂戴……」

オレの視線に気づくと黒猫は、書くのを中断して自分の身体を両手で抱きしめた。
さらに少しでも見られる面積を減らそうと身体をよじる。
……そんな事やってないで書けよ早く。
本当に恥ずかしがり屋だな。
それなのにコスプレ大好きでゴスロリ衣装いつも着てるとか、わけ分からんなコイツ。

「何やってんだよ早く書けって。誰か帰ってきたらどーすんだ? こんな格好で2人でいるとこ見られたら言い訳できねーぞ?」
「……わ……わかってるわよ……莫迦……」

言っておくがオレも黒猫も裸じゃない。
下着姿だ。
オレは裸の方が参考になると思ったんだが、提案した瞬間えらい勢いで怒鳴られた。
お前キャラ変わりすぎ……とツッコミを入れるのも困難なくらい激しい罵倒。
思わずアメリカに行った妹を思い出してしまった。

「やっぱり素っ裸のが参考になるだろ」
「……だから、それは問題外と言って……~~~~~~!?」

オレのを見た黒猫の反応は凄かった。
まず硬直。
次に声にならない声で絶叫。
そして弾かれたように飛びのき、歯がカチカチ鳴るくらい震えまくる。
……オレは化け物か。
あまりにも大きな反応に苦笑いしながら近づくと、黒猫はイヤイヤと首を横に振る。

「見てるだけじゃあ参考にならねーと思うんだよ。実際に経験してみるのが1番じゃねーか? 誰もいない自宅に誘って、下着姿を見せるくらいなんだから、お前も少しはそーいうの期待してたんだろ?」
「……ち……ちが……んっ!?」

蒼白な顔で否定する唇を奪う。
黒猫は何をされたか理解できないのか硬直していたが、舌を入れようとすると、さすがに抵抗した。
……いきなりディープキスは無理か。
まあ麻奈実みたいにチョロイ女は珍しい……というか、あんな女ばっかりだと萎える。
少しは抵抗してくれた方が面白い。

「ブラジャー取れ。胸みせろ」
「……い……いや……。許して……」

黒猫は大粒の涙を流しながら、捨てられた子犬のように弱々しい瞳で、オレに懇願する。
……そんな顔すると余計に嗜虐心あおるだけって想像できねーかな?
想像できねーんだろうな。

「脱げないなら脱がしてやるよ」
「……や……やめ……がぶっ!? げふっ! ごぶぅっ……!」

無駄な抵抗にムカついたので、何発か殴る。
最後に思いっきり腹を蹴り上げてやると、黒猫は腹をおさえながら嘔吐した。
……きたねーなオイ。
スカトロ属性はあるがゲロ属性はないので不快感しか覚えない。
吐いたモノの中には、朝食や昼食の残骸らしきものが混ざっている。
ゲロ特有の悪臭にイライラがつのったオレは、黒猫の髪をつかんでゲロに擦りつけた。

「お前が出したもんだ。お前がキレイにしろ」
「……が、はっ……。い……いや……やめて……」

日本人形のように綺麗な黒髪がゲロまみれになっていく。
悲しすぎる現実に泣いている黒猫を見ていると、ムクムクとドス黒い情念が、オレの奥底から湧き上がる。
股間を見るとオレのモノは、腹につきそうな急角度で勃起していた。
……やっぱコイツの面倒を見てきて良かったぜ。
犯して汚して嬲りぬいてやる……!

「入れるぞ。いいな?」
「……お願い……せめて……優しく……がっ……!? ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

後ろから貫くと黒猫は、殺される獣のような、生々しい絶叫を上げた。
……き、きついな。
麻奈実のも狭かったが、これは一段と狭い。
あの時は少し前戯したが、今回はしてないのが原因か?
黒猫は激痛で呼吸もできないようだが、オレも正直かなり痛い。
もちろん快感も多少あるが……。

「ど、どうだ初体験は? ゲームの製作につながりそうか……ってオイ!?」
「………………」

後背位ではなく正常位なら少しはマシかもしれない。
そう思ってモノを抜き、体勢を変えて驚いた。
黒猫の顔がまるで死体のように見えたから。
あわてて呼吸を確かめたら、弱々しいが呼吸してる。
……よ、よかった。
レイプでショック死とかマジで勘弁だぜ。

黒猫レイプ3

5KB  桐乃・京介×黒猫・黒猫妹

黒猫はやつれていた。
頬肉がそぎ落とされたせいで、目が人形のように大きく見え、凄惨な美しさを漂わせている。
……翼をもがれた天使。
1週間前に黒猫を買った男がそんな表現をしていた。
その時は大げさだと思ったが、大げさじゃなかったな。
確かに『天使』と表現したくなるような、可憐さと気品が残っている。

「何の用事……? 疲れてるんだから手短にお願い……」
「そんなに警戒しないでよ。今日はあんたにご褒美をあげようと思って来たんだから♪」
「褒美ですって……?」
「ええ。あんたが売春しまくってるおかげで、私のエロゲーライフは充実する一方だから、あんたにも少しは幸せを分けてあげようと思ったのよ♪ 感謝しなさい」

桐乃の理不尽な発言に、黒猫は何も言わなかった。
当初は嘲笑して桐乃を激怒させていたが、たび重なる拷問で学習したらしい。
……よく今まで耐えたもんだ。
オレもたいがいSだと思うが、そのオレですら、黒猫に対する桐乃の拷問にはドン引きした。
動揺している顔を見せるワケには行かないから平気なフリしてたが、後で何度か吐いた。

「まず服を脱ぎなさい」
「……わかったわ」

一瞬だけ桐乃に強い視線を投げかけ、黒猫はゴスロリ衣装を脱ぎはじめた。
肩、腕、胸、腹、腰、足……あらゆる所にミミズ腫れが走っている。
今日の客は鞭が大好きなどSだったらしい。
服に擦れるだけでも痛いだろうに、黒猫は全く痛そうな顔を見せない。
……あきれるほど強靭な精神力だな。
桐乃とは別ベクトルで、こいつはスゴイと思う。

「あんたへの褒美は、この子たちよ♪ 入ってきなさい!」
「……るり姉……」
「……ねーさま……」
「………………この子たちが、褒美?」
「そ、そうよ。その子たちに愛してもらいなさい!」

妹が2人も裸で登場したのに、動揺しているように見えない黒猫。
黒猫が泣き叫ぶのを期待していた桐乃は、あからさまに動揺している。
……お前がパニックになって、どうするんだよ。
確かに不可解な反応だが落ち着け。
どSのくせに打たれ弱いやつだ。
いや、どSだから打たれ弱いのか?
まあ、どっちでもイイか。

「妹たちが出てくるの、わかってたのか?」
「まさか。私は予知能力を持ってないのだから、わかるワケがないでしょう。予想はしていたけれど」
「予想?」
「今朝この子たち、明らかに挙動不審だったから。もしかしたらと思ったのよ。それに貴方たちが『妹には手を出さない』という約束を律儀に守るとは、全く思えなかったし」
「……全く信用してなかったのか? それなのに大人しく、オレたちの言いなりになっていたのか?」
「人間の……いえ、生物の屑を信頼する者など、天地魔界を探しても存在しないわ。おとなしく従っていたのは、それ以外に選択肢がなかったからよ」

バッサリ切り捨てる黒猫。
……無表情だから分からんが、実は激怒しているのか?
そういえば声が少し震えている。
妹のために精いっぱい怒りを堪えているのかもな。
健気な努力に涙が出そうだが、オレの妹はそんな事に心を打たれる人間じゃない。
むしろ燃え上がるタイプだ。

「命よりも大事なカワイイかわいい妹たちに愛されて、思いっきり悶えなさい。最初から最後まで録画して、姉妹レズDVDにして売ってあげるわ」
「……おい。さすがに少し無理ないか……?」

『18歳以上です』と強弁するには、あまりにも幼すぎる。
エロゲーみたいに1万とんで8歳とか設定するのは無理なんだぞ。
売りはじめた直後から話題になって警察に目をつけられるのがオチだ。

「仕方ないわねえ。私らだけで観賞するか。ほら、これ打ちなさい」

桐乃は媚薬の入った注射器を投げる。
いつもの濃度の3倍だ。
桐乃は5倍と言ったが何とか3倍で納得させた。
……本来なら2倍にしたかったんだが。
いつもの濃度でも副作用がハンパない薬だからな。
黒猫は理性を残したまま堕としたいんだが……。
黒猫の壊れた姿は正直、見たくない。

「……るり姉……」
「……ねーさま……」
「大丈夫よ。心配しないで」

心配する妹たちに優しく微笑むと、黒猫は自分の腕に注射器を突きたてた。





「があ゛あ゛っ! い゛っい゛ぐっ! い゛ぐっ! い゛っじゃうぅうっ! びぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ!」
「10回目~~。2時間もたってないのに10回もイって恥ずかしくないの? 妹ちゃんたちアンタの無様な姿にドン引きしてるわよ? ちょっと! なに止まってるの! 責めなさい! 責めまくりなさい!」

人間とは思えない奇声を上げ、拘束する鎖を引きちぎりそうな勢いで悶える黒猫に、妹たちは脅えきっていた。
たびたび責める手を止め、桐乃に鞭で打たれている。
泣きじゃくりながら姉を責める少女はオレから見ても悲惨だが、今の黒猫には妹を気にする余裕なんて全然ない。
……やっぱり多すぎたな。
この後で黒猫に理性が残ってる可能性は50%……いや、よくて40%だな。
麻奈実みたいにぶっ壊れちまって、死ぬまで精神病院のコースになりそうだ。

「さんざん手こずらせてくれたけど、これで黒いのもジ・エンドね♪ 次は誰にする?」
「……そうだな……」
「私は沙織が……こら! なに休んでんの!?」
「あ゛ぐぅっ!」

下の妹の背中を、桐乃が鞭で打つ。
手加減なんてカケラも考えてない桐乃の鞭が、小学生の背中を無残に切り裂く。
激痛で動けなくなった所を、さらに桐乃が打ちすえる。
……おいおい、サボタージュしてると思ってるんじゃねえだろうな。
――動かないんじゃなくて動けないんだぞ、あれ。
そう指摘したいが無理。
どSスイッチが入っている桐乃に下手に手を出すと、こっちに矛先が向きかねない。
まあ鞭で死ぬ事はないだろうし、放置するか。

「だずげでぇっ! じん゛じゃう゛っ! あ゛がぎゃがががあ゛あ゛あ゛~~~~~~!」
「11回目ね。なかなか責めるの、うまいじゃない。その調子でがんばったら、アンタだけ帰してあげるわ♪」
「……お……おねが、い……」
「は?」
「これ以上るり姉を……し……死んじゃう、から……ぎゃあ゛っっ!?」

顔面に鞭を食らい、顔を押さえながら転げまわる。
……余計なことを。
さすが黒猫の妹、空気が読めない。
たとえ読めても無視してしまう。
ある意味では立派だが、この状況では事態を悪化させるだけだ……って。

「おい! やりすぎだ! やめろ!」
「うるさいわね! ちょっ……何するのよ!? 離しなさいっ!」

黒猫レイプ2

5KB  黒猫

「あっ貴女が傷つけたいのは私でしょう! どうして妹を巻き込むのよ!?」
「はっ。そんな事も分からないの? さすが泥棒猫。頭が悪いわね。ちょっとは頭を使えば?」

キチガイの考える事なんて推測どころか想像する事すら不可能よ!
……そう怒鳴りたいのを何とか堪える。
兄を友人に取られたからって、友人を輪姦させる女。
激昂させないよう注意しないと、何をしでかすか分からない。

「……ば、莫迦な私には全く分からないわ。教えていただけるかしら?」
「1番アンタが傷つきそうだからに決まってるじゃない。アンタって何しても平然としてるからね。内心は涙目のくせにさ。暴力に負けない自分カッコイイ! とか考えてんじゃないの? キモッ!」
「……そんなこと考えてないわよ。わ、わかったわ。これからは今まで以上におとなしくする。貴女に絶対に逆らわないと誓うわ。だから妹は帰してあげて……」
「今すぐ帰らせるのは無理よ。猿みたいに必死にオナニーしてるんだから。あ。イッたわね。なかなかカワイイ顔でイクじゃない。アンタの妹とは思えないわね。ほら、見てみなさい。見ろって言ってんのよ。アンタを犯した連中にあの子、犯させてみる? あの中には真性のロリコンも」
「わっわかったわ」

モニターの中では私の妹が自慰に没頭していた。
自慰なんて経験どころか知識もなかっただろう妹が、誘拐されて自慰に没頭している。
極めて異常な光景に胸が痛くなる。
……私みたいに薬を使われたんでしょうね。
私ですら抵抗できなかった魔の薬に、まだ小学生の妹が抵抗できるハズがない。

「しかめっ面しちゃって……そんなに妹の痴態を見るの辛い? まあ、赤の他人の私でも恥ずかしくなっちゃうくらい無様だもんね。自分が痛めつけられる方がマシよね。じゃあ服を脱ぎなさい」
「………………」

……何が『じゃあ』よ。
私を裸にしたいなら最初から、そう言いなさい。
莫迦じゃないの。

「今日はこれで可愛がってあげる。顔に傷つくと後が面倒だから両手でガードしなさい。顔以外をガードしちゃ駄目よ。わかった? じゃあ行くわよっ!」
「ちょっと待ちな……あぐぅっ!」

私の言葉を断ち切ったのは鞭。
乗馬に使われるよな鞭が、縦横無尽に私の裸身に襲いかかる。
……い゛っ……痛い゛っ!
少しは手加減なさい……!
私の白い陶器のような肌に、赤いミミズばれが次々にできていく。

「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! け……けっこう……疲れるわね……これ……」

鞭が止まるまでの時間は、1時間にも2時間にも思えるくらい長く感じた。
それくらい鞭の与える激痛は凄まじかった。
小説やゲームで想像していたような、生易しいモノじゃなかった。
胸、おなか、脇腹、背中、太もも、お尻……身体中が灼けるように痛い。





「明日は体育があるのよね? 休んだから駄目よ。着替えの時に傷跡やピアスに驚かれたら『彼につけられたの』って嬉しそうに言いなさい。当然だけどアイツの名前は出すな。わかったわね?」
「……わかったわよ」

さんざん鞭で打たれてから……数時間後?
正確な時間は見当もつかない。
ピアスを乳首につけられたり妹と百合させられたり浣腸されたりで何度も気絶したから。
今は服を着て、妹が隣にいて、帰る途中。
妹はさっきから1回も口をきかない。
……トラウマにならないとイイけど、それは無理な注文よね。
自慰を姉に見られて、姉と愛し合って、姉を姉に浣腸して、姉に浣腸されて、お互いの崩壊を見て。
自殺を図らないか見てないと……。

「今日はあんまり話せなかったわね。次はゆっくり話しましょうね~~」
「~~~~~~!」

妹は少し顔を近づけられただけで、弾かれたように飛びのき、頭を抱えてガタガタ震えはじめた。
そして何かブツブツつぶやきながら、地面に突っ伏してしまう。
……酷い脅え方ね。
当然の反応だけど。
私が抱きしめてあげると、痛いくらい強く抱きついてきた。
この小さな身体のどこに、こんな力があるんだろうというくらい強く。

「……もう妹は許してあげて。私が何でもするから……」
「何でも? へえ。本当に『何でも』するのね? 嘘ついたら妹ちゃんを輪姦するわよ。いい?」
「……ええ」

覚悟を決めて首肯する。
……こんな茶番に付き合って苦しむのは、私だけで十分。

「そーねえ……来月、冬コミあるわよね? そのときアンタの経験に基づいたエロ同人誌を売ってくれる?」
「……は? け……経験って……」
「この間レイプされてイキまくった事に決まってんじゃない。アンタ見た目だけはイイからさ。グチャグチャに輪姦されてイキまくりました~~とか大々的に宣伝してエロ同人誌にすれば、凄い売れるんじゃない? フカシじゃなくて本当に経験してるんだから、細かい事までしっかり書けるでしょ? つーか書け。読んだ人間がアンタの無様な格好を想像できるくらいのモンじゃないと認めないからね。じゃあ、私こっちだから。ばいば~~い」

言うだけ言うと帰っていく。
その後ろ姿を見ているうちに、どす黒い気持ちが湧いてきた。
……ここで殺してしまえば。
幸い他に人はいない。
うまく後始末すれば……!

~~~~~~♪

「~~~~~~!?」

いきなり携帯音が鳴って、我に返った。
いつの間にか進めていた足を止める。
……危なかった。
取り返しの付かない事をするところだった。
人間の屑でも京介の妹なんだから……。

「……何の用……?」
『何の用じゃねえ! 約束すっぽかして今まで何してやがった!? 何回メールしたと思ってんだ!?』
「……ごめんなさい。ちょっと……いろいろ……う゛ぅ」

京介の声を聞いていたら、涙がポロポロこぼれ出した。
……ごめんなさい……京介。
わたし……。

『お、おい黒猫! もしかしてお前、また……!?』
「……ええ……犯されたわ……。妹と一緒に……」
『~~~~~~!?』

電話の向こうから絶句する気配が伝わってくる。
……その気持ちは痛いほど理解できる。
私もそこまで無茶な事はしないと思ってた。
……あんな目にあったのに、なんて甘い。
自分の見通しの甘さに反吐が出る。

『……桐乃、は……。桐乃か……?』
「違うわ。前と同じ男たちよ。おそらく私のクラスメイトが黒幕でしょうね」
『……そう、か……』

聞かれたら言いなさいと厳命された通りに言ったけれど、京介は納得していない様子。
……まあ……そうでしょうね。
私が京介と付き合いはじめてからのアノ子の言動を考えれば、怪しまない方がおかしいわ。
だけど打ち明けるワケには行かない。
ただでさえ壊れているのに、最愛の兄である京介に責められたら、どこまで壊れるか想像もできない。
私と京介を殺して自殺しかねない。

どS京介×どM黒猫

5KB  京介×黒猫

「黒猫……」
「ちょっ……ちょっと待ちなさい。今日は妹が……んんっ! ん゛っ……!」

わたしが京介の恋人になってから3ヶ月。
私たちの関係は様々な面で変化していた。
1つ目は私が彼を『先輩』ではなく『京介』と名前で呼ぶようになったこと。
2つ目は京介が頻繁に私の家に来るようになったこと。
3つ目は……私が凄くキスが好きになり『キス魔』なんて不名誉な名称で呼ばれるようになったこと。

「キスだけでウットリしちまって……ヤバイくらいカワイイぞ、黒猫」
「……いや……言わないで……ん゛ん゛っ……」

舌を絡め取られて吸われると、気力が吸われるような、心地いい脱力感を覚える。
ジーンと痺れるような妖しい感覚が腰の最奥に染み入っていく。
……いや……わたし……もう……。
キスだけで秘部から熱いモノがあふれ、ショーツを濡らす。
変化した事の4つ目は、私の身体が酷く敏感に開発されたこと。

「おいおい。もう乳首が思いっきり立っちまってるぞ。エロすぎるだろ」
「……私をこんな身体にしたのは、京介じゃない……あ゛あ゛あ゛っっ!」

下着の中で痛いほど硬く疼いていた乳首が、京介につままれる。
それだけで私は、白いのどを晒し上げるように顔をのけぞり返し、絶頂を告げる末期の叫びを上げてしまった。
京介は早すぎる私の絶頂に驚いて手を止め……ない。
私の絶頂が少しでも長く、深いモノになるように、両手を緩急つけて動かす。

「……黒猫……」
「んむっ! ん゛っ……ん゛ん゛……っ!」

ようやく引いていく絶頂感に呼応するように優しく舌を吸われ、撫でるようなタッチで胸を揉まれ、甘美な心地よさに包まれた。
流しこまれる京介の唾液を迷わず受け入れ、のどを鳴らして応える。
………………あ、れ?
ぼやける視界の中に、京介の笑顔が見える。
……わたし……気絶してた……?

「胸だけでイッたから驚いたぞ。メチャメチャたまってたんだな。家に来るように誘ったのは、これが目当てだったのか?」
「……ち……ちが、う……わよ……。ばか……」
「本当か~~? オレを誘いながら、ここを濡らしてたんじゃねえの?」
「~~~~~~!」

下着ごしにアソコを京介に撫でられ私は、危うく再び昇りつめる所だった。
さわらないで!
今は駄目!
そう怒鳴ってやりたいけれど、快美感で痺れている身体は、全く私の言うことを聞いてくれない。

「たまるのも仕方ねえけどな。ここ最近やってなかったし。オレはどうしても我慢できない時はオナニーしてたけど、黒猫はやってないのか?」
「……してた、けど……でも……違うし……」
「は? 違う? 何と違うんだ?」
「……鈍感」

貴方に抱かれる快感を覚えたら自慰しても空しいだけ。
……そう言いたいけど恥ずかしいから言えない。
そんな微妙な乙女心を少しは理解してほしいわ。
全く朴念仁なんだから。
……そこが素敵なんだけど。

「黒猫もオナニーしてるのか……自然っつーか当然だけど……そうか……。よし! 見せてくれ!」
「……え……? な……何を見せるの……?」
「決まってるじゃねえか! お前のオナニーだ!」
「………………え゛?」

……なに言ってるの?
頭おかしくなった?
『エロゲーを作ろう』とか『オレのコスプレ写真コーナー』とか言い出した時と同じ表情だったから、おかしな事を言い出すんじゃないかと思ったけど……さすがに予想外。

「どうせなら……そうだな。黒猫。こっちでヤッてくれ」
「……ま……待って……。やるなんて……わたし……一言も……」





「……ほ……本当に、やらないと……駄目……?」
「ああ」
「……京介の……変態……」

わたしは上半身ハダカ下半身ショーツだけという格好で、自室の床に座りこんでいる。
正面には服装をチェックする大きな鏡。
斜め前には京介。
自分のアソコを見ながらオナニーして達しろ。
そうすれば抱いてやる。
……そんなことを言われて従う私は、本当に愚か者だと思う。
京介と付き合うようになって――正確には京介と肉体関係を持つようになって――格段に幸福感は増したけど、その代わりに知能とか理性をガリガリ削り取られているような気がする。
昔の私が今の私を見れば『醜悪』と一言で切り捨てそう……。

「黒猫は恥ずかしい方が感じるんだから問題ないじゃねえか。見ろ。下着の染みが広がる一方だ。奥が透けて見えて、カワイイ2枚の肉貝にピッタリと布地が張りついて、クッキリとクレヴァスが浮かび上がってる。それに」
「もっもう、やめてっ……。よ……よく……そんなこと言えるわね……。恥ずかしくないの……?」
「恥ずかしいに決まってるだろうが。顔から火が出そうだ。お前を喜ばせるために、死に物狂いで努力してるんだ。感謝しやがれ」

……努力する方向が間違いまくってるわよ。
全く……自分の嗜虐欲を満たしたいだけなのに理論武装して。
見苦しすぎるわ。
……『私を悦ばせる』という建前が本質をとらえているのが、余計に腹立たしい。
わたしが京介に痴態を見せた回数は、両手で数えられないくらいだから、知られてるのが当然だけど。

「……ね……ねえ……やっぱりショーツ、脱ぎたいわ……」
「何だ? 直接いじって早くイキたいのか?」
「そ、そうじゃなくて……濡れてて気持ち悪いのよ……」

淫らな液体で濡れそぼったショーツをはいているのは、ある意味では全裸より恥ずかしい。
……直接さわりたいのも事実だけど。

「わかったよ。ゆっくり脱げよ。オレを楽しませるためにストリップしてると思え」
「……ど変態……」

……うわ……スゴイ。
いつもショーツはいたままオナニーをするのでビショビショになるけど、今日は特に濡れ方が酷い。
量も凄いけど質もアレね……。
まるで精液みたいに白く、濃い。
こんなのを京介に見られたら何て言われるか……と思ってたら、いつの間にか京介がそばにいた。
こんな時だけ素早く動き、私の手からショーツを奪う。

「か、返して……返しなさい……」
「……はぁっ」
「~~~~~~! な……何よ……何とか言いなさいよ……」

……あきれたように、ため息をつかないでよ!
ストレートに罵倒されるより傷つくじゃない……!

「何か言ってほしいのか? それなら……そうだな。両手でアソコを開いて、中を見せてくれるか?」
「なっ……!? な……なんで、そんな……恥ずかしすぎるわよ……。馬鹿じゃないの……」
「ヤリたくなかったら構わないぜ。オレは帰る。1人で寂しく自慰するんだな」
「………………わ……わかったわ……」

……ど……どこまで変態なのよ!
私は両手を秘部に持っていき、京介に見えるように広げた。
……は、恥ずかしすぎる……っ!
絶大な羞恥に意識が遠のく。
人間が羞恥で死ぬ人間なら、わたしは100%死んでいただろう。

「ははっ。スゲエな。白く濁った愛液がドロリとあふれ出して、まるで膣内射精(なかだし)された後みたいだな」

黒猫レイプ

5KB  黒猫

わたしは暗闇の中で目を覚ました。
いや、目が覚めているのか、まだ夢の中にいるのか、よく分からない。
……なに、これ……?
妙に息苦しい。
得体の知れない感覚が、身体にまとわりついている。

「……わたし……たしか……え?」

起き上がろうとして、身体が動かない事に気づいた。
無理に動かそうという気力も湧いてこない。
何も見えない……自分が目を開いているのか閉じているのかすら分からない。
いま自分がどういう状態なのか、全く判断できなかった。
だけど不思議と不安や恐怖は感じない。

「……がっこうから……かえ、る……とちゅ……う……で……」

眠る前のことを思い出そうとするけど、うまく行かない。
意識を混濁させるほどの倦怠感と、身体を芯から溶かすような、心地いい陶酔感が邪魔をする。

「……え……? な……なに……?」

何か柔らかいものが、身体をくすぐるように這いまわり始めた。
足の裏、太もも、脇腹、わきの下、のど、耳、肩……。
何度も何度も往復し、あるいは円を描くように這いまわると、腰の芯がジーンと溶け、熱いものが溢れていく。
……こ……恐い。
自慰とは桁違いの快感は私を、根こそぎ変えてしまうような……。

「……や……やめ……やめな、さい……。わたしを……だれ、だと……おもってるの……。あ゛あ゛っ!?」

なけなしの気力を振り絞った制止は、全く効果がなかった。
それどころか逆効果。
はい回っていた『何か』が今まで以上に激しく動くようになった。
その結果、断続的に走る快感がより強く鋭くなり、わたしの理性を切り裂いていく。

「ん゛あ゛あ゛っ……!」

刺激を受けた乳首がキュンッと勃起する。
ただでさえ敏感な私の胸は、一段と敏感になっていた。
左右の乳首を同時に責められると、妖しい甘美さに腰を震わせ、尾を引くような声で鳴いてしまう。

「……やっやめなさいっ……やめろと言っているのが聞こえないのっ……。やめないと……あ゛あ゛っ……だ……だめぇっ……」

わたしの抗議を嘲笑うかのように、今度は続けざまに乳房に『何か』が這いのぼってきた。
周囲から先端に何度もはき上げられ、より硬く大きく乳首は勃起していく。
比例して増大した快感に私は四肢を突っ張らせ、裸身を反り返らせる。
その後グッタリと弛緩すると、再び同等の快感に襲われ、同様の反応を示してしまう。
……あ……遊ばれてる……。
屈辱感に涙を流す私を、新たな屈辱が襲う。

「あ゛っ!? や……やめなさい……そこは……だめ、よ……。そこは……」

最も大事な箇所に近づいてくる『何か』を防ぐために、足を閉じようとするけど、やはり動かない。
厳密には少し動くけど、本当に少しだけ。
少し動かしただけで動かなくなり、ジャラジャラという音が聞こえる。
……鎖で拘束されてるのね……。
私はようやく自分がどんな状況なのか自覚した。
手かせ足枷みたいな物で、ベッドの上に大の字に拘束されている。
そして筆みたいな柔らかい物で、全身を愛撫されている。
身体に加えられている刺激は全部で4ヶ所。
つまり相手は1人じゃない。

「……人間風情が……ハレンチな……ふあ゛あ゛っ!?」

ブーンというモーター音が聞こえた直後、わたしの身体を得体の知れない感覚が貫いた。
今まで経験した事がない異質な刺激に私は裸身を震わせ、汗みずくの顔を狂おしく左右に振りたてる。
さらに硬く勃起した乳首を両方同時に撫で上げられ、わたしは凄まじい快感にのけ反った。
……イ……イッちゃうぅっ!こんなのでイキたくない……!

「あ゛あ゛っ! ん゛あ゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

必死になって1歩手前で耐えたけれど、粘っこい責めに根負けした。
獣のような声を上げ、最高の瞬間を、強姦魔の手で迎えてしまう。
赤く染まったマブタの裏で、京介の残像が粉々に砕け散った。




「……なあ……黒猫……。これ、お前か……?」
「ええ」

わたしが即答すると京介は顔を覆い、号泣しはじめた。
……恋人が自分以外と身体を重ねるのって、そんなにショックなのかしら?
私達がいるのは京介の部屋。
2人で見ていた――今は私だけ見ている――パソコンの画面には、京介以外に抱かれて悶える私の姿。
まるで恋人に抱かれているように甘い声を上げ、自分で腰を動かし悦んでいる。

「……やってる最中も思ったけど、こうして映像で見ると、本当に滑稽ね……」

……女じゃなくて牝ね。
牝犬や牝豚という表現が的確。
それくらい映像の中の私は無様だった。

「……すまねえ……黒猫……すまねえ……」
「どうして京介が謝るの? 浮気したのは私よ?」

いきなり謝りだした京介に困惑する。
……浮気したと断定され責められ、殴られるかもしれないと思ってたのに。
私が帰宅途中に拉致され、陵辱されたのは1ヶ月前。
10人以上の男に何時間も犯され続けた私は、翌朝ようやく解放された。

「お前が絶頂に達する場面も、喜んでフェラチオしている場面も、男の上で腰を振っている場面も、全て録画させてもらった」

だから警察に行っても無駄だ。
そう勝ち誇った顔で断言し、意気揚々と立ち去る男を見ていたら、笑いが込み上げてきた。
……警察なんか行くワケがないじゃない。
録画されてなくても行かないわよ。
行けるワケがない。

「処女なのに乱交パーティーに参加するなんて」
「黒猫! もう何も言うな! やめてくれぇっ……!」
「……痛いわよ、京介」

……いきなり抱きしめないでよ。
驚くじゃない。
男なのにオイオイ泣いちゃって子どもみたい。
そんなだから私みたいな女に引っかかっちゃうのよ……。

「アヤシイ薬とか使われたんだろ? 身体、大丈夫か?」
「……よく分かったわね」
「何もないのに黒猫がああなるなんて、あり得ないからな」

……わかったようなこと言っちゃって。
キスしかやってないのに、何でそんなこと分かるのよ。
媚薬(笑)なんか使われても、本当に強い女性なら耐えられるに決まってる。
エロゲーやエロ本みたいにアヘアヘ言っちゃうのは、私みたいに弱くて淫乱な子くらいよ。
……こんな私が、京介にふさわしいハズがない。

夫婦なんだから

5KB  晶子と小梅

意外な人物の登場に、絶頂の余韻はどこかに消し飛んでしまった。
……な……何でたまちゃんと宗谷さんが、ここに……!?
晶子さんに責められるのも、絶頂をねだるのも、獣みたいに鳴いて果てるのも、全部みられた……!?

「素敵な格好ね、小梅さん。なだらかな胸も可憐な秘部も丸見え♪」
「~~~~~~! みっ見ないで、宗谷さんっ! 見ないでぇっ……!」
「隠さないで。もっと小梅さんの裸、見たいわ。たまちゃん。小梅さんの右腕を押さえててくれる?」
「あ、ああ」
「いやあっ! たまちゃん、離してっ! 何でこんな事するのっ!?」
「……すまん……鈴川……。すまん……」

たまちゃんは沈痛な表情で謝罪しながらも、全く力をゆるめてくれない。
たまちゃんと対照的に笑顔満開の晶子さんに、左腕を押さえられた。
二人とも非力だから、いつもの私なら力ずくで何とかなる。
だけど今の私には無理。
延々と快楽責めされたせいで、ほとんど体力が残ってないから。

「体力も腕力も凄いから男性みたいな体つきかと思ってたけど、とっても女の子らしいカワイイ肢体ね♪ あら? 陰毛が全然ない……いえ、これは剃ってるのね」
「小梅さんには似合わないので全部そりました。その方がカワイイでしょう?」
「そうね。子どもっぽい小梅さんにピッタリ♪」
「……み……見ない、で……。お願いっ……み……見ないで……」

死にそうなくらい恥ずかしかった。
自分でもマトモに見た事がない秘部を、息がかかるくらいの至近距離で、大切な仲間に観察される。
身を切られるような羞恥の極致に、涙が止まらない。

「……ど……どう……して……こんなこと……するの……? わたし……恥ずかしい……死にたい……」
「そんなに恥ずかしがらなくても……ああ、そういうこと。小梅さんが裸なのに私たちが服を着ているのは変よね。たまちゃん、私たちも裸になりましょう♪」

宗谷さんは1人で納得すると、さっさと服を脱ぎはじめた。
わたしや晶子さんが見ているのに、全く恥ずかしそうに見えない。
むしろ楽しそうに見える。

「たまちゃん、何してるの? 早く脱がないと♪」
「……お……お雪……その……わたし……やはり……」
「たまちゃん?」
「~~~~~~! わっわかった!」

宗谷さんが満面の笑みを浮かべると、たまちゃんは顔を蒼白にし、あわてて服を脱ぎはじめた。
あわてすぎて脱ぐのに手間取り、宗谷さんに手伝ってもらってる。
いつも宗谷さんに弱いけど今日は特に………………え?

「……た……たまちゃん……そ、れ……」
「見ないでくれ、鈴川! あ゛あ゛っ!  や、やめろ、お雪! 頼む! 後生だ!」
「小梅さん、これが何か知ってるわよね?」

ものすごく知ってる。
貞操帯。
自慰や強姦を防止するための道具。
晶子さんに無理やり装着させられて、学校に行くのを強要された事がある。
随喜液まみれの張型を挿入した上で装着したので、1日中ものすごく大変だった。
何度も挙動不審な言動を取ってしまい、みんなに怪しまれた。
疲れきって帰宅した後、晶子さんに気絶するまで責められた。
……何でたまちゃんが貞操帯を……?まさか晶子さん私だけじゃ満足できないからって、たまちゃんを……?
許せない……!

「晶子さん……!」
「……何か誤解してるわね、小梅さん。石垣さんに貞操帯を着けるよう命令したのはワタクシじゃありませんわ。宗谷さんです。ちなみにワタクシに『小梅さんには、この貞操帯が似合うわ』とプレゼントしてくれたのも宗谷さんです。それに」
「んむっ!? ん゛っ! ん゛ん゛っ……」

いきなり晶子さんに唇を奪われた。
あわてて逃げようとするけど、頭をつかまれて動けない。
あの晶子さんとは思えないほどの力。

「ワタクシが小梅さん以外の人に手を出すワケがないでしょう? ワタクシは小梅さんの夫なんですから」
「ん゛あ゛っ! ん゛あ゛あ゛っ! あ゛あ゛っ! や、やめて、晶子さんっ……! たまちゃん達が……見てる……っ! あ゛ん゛っ!」

晶子さんの指が2本、秘部に突き入れられた。
それだけで私の視界はドス黒い官能の膜に覆われてしまう。
あまりにも貪欲な自分の身体に、恐怖が込み上げる。
……どれだけ昇りつめたら満足するんだろう。
もう5回は絶頂に達したのに。

「とってもカワイイ声で鳴くのね、小梅さん。顔も凄く……♪ たまちゃんとイイ勝負ね。ねえ、晶子さん。私にも責めさせてくださらない?」
「……それは」
「胸だけにするから。秘部には絶対に手を出さない。それでも駄目?」
「……いいですわ。いろいろ宗谷さんには世話になりましたから。だだし! 口は絶対に奪わないこと。わかりました?」
「ええ。それでは小梅さん、よろしくお願いします♪」
「……ま……待って……宗谷さ、ん……。いや……やめて……お願いっ……ん゛ん゛あ゛っ!」

わたしの懇願をあっさり無視して、宗谷さんは胸を揉みはじめた。
私の胸は小さい。
年下の胡蝶ちゃん、鏡子ちゃんよりも小さい。
……それなのに感度は抜群って、どういう事だろう……?
初めて晶子さんに犯された時、わたしは胸で何回も達してしまった。
秘部よりも胸で喘ぐ私の反応が面白かったのか、それから晶子さんは私を責めるとき、いつも胸を集中的に責める。
その結果ますます感度が良くなった私の胸――成長したのは感度だけで大きさは全く成長してない――を責める宗谷さんは、あきれたように笑った。

「恐ろしく胸が弱いのね、小梅さん。うらやましいわ。たまちゃんも私も胸、あんまり感じないの」
「石垣さんも感じないの? 小さい方が敏感なのかと思ってたわ。あまりワタクシ感じないから」
「たまちゃんは胸は感じないけど、お尻がトンでもなく感じるのよね。小梅さんは?」
「お尻はあんまり……。苦しむ顔がたまらなく魅力的だから、浣腸はよくするんだけど。あ。待って。宗谷さん」
「どうしたの?」
「あと少しで達するところだったわ。小梅さん。イキそうになったら言わないと駄目じゃないの。最近は言えてたのに、どうしたの? 宗谷さん達がいるから恥ずかしいの?」

……わかってるなら聞かないで。
果てたくて仕方ないけど、宗谷さん達の前で言うのは恥ずかしすぎる。
たまちゃんの顔が間近にあるのが、特に良くない。
両腕を1人で押さえてるから仕方ないけど。

ふたりエッチ陵辱

5KB  優良・梨香

「優良さんもずいぶんカジュアルSEXに慣れたわね♪ 真さん以外であんなに乱れるなんて。まあ、もともと素質があったんでしょうね。あなたの姉なんだから♪ いたっ!? ちょっと! そんなとこ噛まないで!」
「……ご……ごめんなさい……あ゛っ……う゛ぅう゛っ……ん゛っ……!」

お尻とアソコで振動するバイブが気持ち良すぎて、梓のクリトリスを噛んでしまった。
ナメさせたいなら、これを止めなさいよ!
そう怒鳴りたいけど我慢する。
……おとなしく言うこと聞いて、写真と映像を取り返す。
早く手を打たないと、あたしはともかく姉貴がヤバイ。

「梨香ちゃんが見てるのに、そんなに喘いで恥ずかしくないんですか?」
「あ゛あ゛あ゛っ! あ゛っ! あ゛あ゛っ! あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

あたしの視線もカケルの言葉も、全く姉貴に届いていない。
それらを受け取る理性が完全に消失してるから。
……あたしの言葉、覚えてるかしら?
覚えてなさそうね。
お義兄さん一筋だったのが、見事に裏目に出てる。
このまま調教され続けたら、本当にマゾ奴隷になっちゃいそう。

「……ね……ねえ……。あたしも……そろそろ……」
「そうね」
「……え?」

……いつもは延々ウンザリするくらい焦らすのに、今日はどうしたの?
まあ、いいわ。
こんな時間さっさと終わらせ……え?
てっきりカケル以外の男を呼ぶと思った梓は、ペニスバンドを装着して戻ってきた。
まさか……!

「あお向けに寝なさい」
「は、はい。……あ……あの……もしかして――……あんンッ!」
「……バイブを抜くだけで、こんなに愛液を噴き出して……本当に淫乱な身体ね」

……バイブを入れたまま生活するように命令したの誰よ。
会社でも家でも大変だったんだから。
貞操帯でふさがれているから、オナニーする事もできなかったし。

「その首輪には高圧電流を流せるように、電極が仕込んであるのよ♪」
「……え?」
「聞こえなかった? さっき渡した首輪――あなたが今している首輪には電極が組み込んであって、高圧電流を流せるのよ♪」
「なっ……!? ど……どうして……そんな……」
「優良さんから聞いてるわ。しばらく従順にふるまって、写真や映像の隠し場所を聞きだして、それらを持って警察に行くんですってね」
「~~~~~~!?」
「残念だったわね。まだ優良さんが堕ちてないと思ってたみたいだけど――思いたかったのかもしれないけど――彼女はすでに、私たちの奴隷なのよ。体はもちろん心もね♪ 貴女に計画を持ちかけられた直後に、私たちに連絡してきたんだから。さて、悪い子にオシオキしないと。覚悟はいい? いいわよね。それじゃあ行くわよ♪」





「ごっごめんなさい! すみませんでした! あたしが悪かったです! もう2度と逆らいません! だから許してください!」

あたしが目を覚ますと、梓は土下座して謝罪するように要求してきた。
迷わず従った。
梓たちを安心させ、油断させるための演技……じゃない。
あたしを突き動かしているのは、さっきの電流への恐怖だった。

「り、梨香を許してあげてください! お願いします! おね……があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!?」
「姉貴!?」
「なに他人事みたいに言ってるの。連帯責任よ。妹と同じ苦しみを味わいなさい」

姉貴は梓の言葉を聞いていない。
いや、聞こえていない。
脊髄をビリビリと走り抜ける衝撃に白目をむき、ヨダレまきちらして転げまわっているから。
それを見ていても、あたしの中には全く憤怒が湧き起こらない。
今までは姉貴が理不尽な目にあっているのを見ると、目がくらむような怒りを覚えたのに。
あたしが今できるのは謝罪だけ。
謝りまくって姉貴だけは助ける。

「あたしが悪いんです! 姉貴は悪くありません!」
「本当に悪かったと思ってるの? また演技じゃないでしょうね」
「おっ思ってます!」
「それなら覚せい剤を打たせなさい」
「……なっ……!?」
「覚せい剤を打ってセックスすると最高に気持ちイイと言うわ。体験してみたいけど後が恐いから、あなた先に体験してみなさい」

覚せい剤を利用したセックスは気持ちイイ。
よく聞くけど当然あたしは経験ない。
いくらセックスに開放的・積極的と言っても、限度はあるから。
アヤシイ店で売ってる合法ドラッグは経験あるけど、あまり気持ち良くなかった。
覚せい剤なら気持ちイイかもしれない。
そう思った事は正直ある。
あるけど。

「……そ、それは……ちょっと……」
「そう。じゃあ優良さんに打ってもらいましょう。『真さんにバラされたくなかったら~~』とか言えば、二つ返事でOKするでしょう♪」
「………………わ……わかった、わ……。あたしが、やる……」

姉貴は自分が調教されている事を、お義兄さんに知られていないと思ってる。
お義兄さん全て知ってるのに。
自殺を考えるくらいショックを受けたお義兄さんの不審な言動は、会社でも評判になっている。
お義兄さんを想っている奈央ちゃん、みゆきちゃんはメチャクチャ心配してる。
……2人とも、おかしな事は考えないでしょうね。
あたしみたいに『ミイラ取りがミイラ』になったらシャレにならない。

「ブルブル震えちゃって、意外とカワイイ所あるわね♪ 大丈夫よ。貴女なら裏に行っても十二分に通用するから♪」
「う、裏?」

……裏社会のこと?
風俗とか水商売で生活費を稼いだり、ヤクザの情婦になったり?
付き合ったっていうかセックスした男の中には、裏社会の人間っぽい人もいた。
乱交パーティーなんかで知り合った友人の中には、自分から進んで裏社会に進んだ子もいる。
だけど自分がそっちに進む事なんて……。

「優良さんに代わってもらう?」
「………………」

無言で首を横に振る。
……姉貴がそんな境遇でやって行けるワケがない。
あっという間に壊れるに決まってる。
あたしなら何とか大丈夫。

「本当に梨香ちゃんは優良さんが大事なのね。優良さんのせいで酷い目にあったのに、まだ優良さんのために耐えるなんて……もしかして優良さんが好き? 姉妹で百合?」
「……なに寝ぼけたこと言ってるのよ。とうとう脳みそ腐った?」

あまりにも馬鹿げた言葉に、反射的に罵倒してしまう。
また電流を流されると思ったけど、意外にも梓は怒らなかった。
怒るどころか笑っている。
……思いきり引っぱたきなるくらいムカつく笑顔ね。
なに考えてるのかしら?

合宿レイプ

5KB  小梅・晶子

「東邦星華女学院って良家の子女――『女学生』が集まる学校じゃねえか。何でそんなトコの生徒が、野球やってるんだ? 合宿まで開いて」
「知らねえよ、そんなの。ただ感謝すりゃいいだろ。俺たちに絶好の機会を与えてくれた事をよ」
「そうだな。全員いいとこのお嬢様だろうから、身代金ガッポリもらえそうだ。お、やっと起きたか。失神するまで果て続けるとは、えらい淫乱な身体してるな。おめえ、本当にあの小笠原家の令嬢か?」
「………………あ゛っっ! やっやめてっ……! あ゛あ゛あ゛っ!」

せめてもの意地で男の言葉を無視したら、いきなり胸を乱暴につかまれた。
相手を気持ちよくする事なんて全く考えてない、ただ苦痛を与える事だけを目的にした、暴力的な手つき。
それで――そんなことで、ワタクシの身体は息が苦しくなるほど熱を帯びる。
甘く痺れる感覚がさざ波のように全身に広がっていく。

「ほんと歳の割に育ってるなあ。そのぶん頭は足りねえが」
「頭に行くぶんの栄養まで、胸に行っちまったんじゃねえか?」
「……やっ……やめなさ、い……っ! あんンッ! やめてぇっ……!」
「いい加減おめえ素直になれよ。あいつらみたいに楽しんだ方が得だぞ?」

男がワタクシの頭をつかんで、無理やり『あいつら』――胡蝶ちゃんと鏡子ちゃんの方に向ける。

「ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ! 鏡子、そこ、イイッ! わたしイクッ! またイクッ! イッちゃうぅっ!」
「こっ胡蝶っ! わたしもイクッ! 一緒にぃっ! あ゛あ゛ん゛っ! イク~~~~~~!」

2人は全く同時に昇りつめた。
ガクガク頭を前後に振りながら絶叫し、背骨が折れそうなくらい上体をのけ反らす。
……ごめんなさい……胡蝶ちゃん……鏡子ちゃん……。
私のせいで……ごめんなさい……ごめんなさい……。
謝罪しながら泣くワタクシを、男たちは不思議なものを見るような目で見ている。

「お前は別に悪くねえよ。そんなに自分を責めるなって。悪いのは……お前ら全員の運だな。俺たちみたいなロクデナシに目をつけられちまって。あと1ヶ月……せめて2週間ズレていれば、何も起きなかったのにな」
「お嬢さま学校にいたら絶対に味わえない悦楽を体験できたんだから、いいじゃねえか。ほれ。もう1回」
「やっやめなさいっ! もうアヘンは……ん゛ぐっ!?」
「うるせえ黙れ。おめえも吸え」

……やっ……やめてっ……おか、しく……っ!
おかしくなっちゃう……やめてっ……!
アヘンを吸入させられたワタクシは、たちまち新たな恍惚感に襲われ、甘ったるい嗚咽をもらす。
さっきまで頭を占めていた罪悪感が急速に消えていく。
男たちが観察しているにも関わらず、自慰を始めてしまう。

「おいおい。後輩たちの身の安全より自分の快感が大事か。あきれた先輩だな」
「ワタクシが3人分やるから胡蝶ちゃんたちには手を出さないでっ! とか凛々しく言い放ってコレかよ」
「……い……言わないで……したくない……したくないの……。なのに……手が……手が……止まらない、の……」
「1人で喘ぐのは退屈だろ。仲間と絡ませてやるよ。そうだな……愛しい『小梅さん』にするか」





「ひっ酷いっ! だましたのねっ! 私が言うこと聞いたら晶子さん達には何もしないって約束したのにっ……ん゛っ!? あっ晶子さんっ! 何するの……うむっ!?」

約束を破った男たちに猛抗議する小梅さんを、唇を合わせて制止する。
小梅さんは突然の奇行に驚きの声を上げるけど、それに構わず再び唇を重ねる。
恐る恐る舌を入れて絡ませると、身体中に甘い電流が駆け抜けた。
……これが……小梅さんの、味……!
男たちの揶揄する声が遠くに聞こえる。
それくらい――意識が遠のくくらい、小梅さんとの口づけは甘美だった。

「……小梅さん……好き……好きなの……! ずっと前から……貴女が好きだったの……!」
「な、なに言ってるの、晶子さん……? しっかりして! 落ち着いて……ん゛ん゛っ……!」
「落ち着けるワケないじゃない……! ずっと……ずっと、こうなるのを、夢に見てたんだから……!」

東邦星華女学院の入学式で小梅さんを見たワタクシは、心臓を打ち抜かれるような衝撃を覚えた。
まさに一目ぼれ。
その日から眠れない夜、自分を慰める時に想像するのは、必ず小梅さんの淫らな姿だった。
小梅さんに愛されるのを想像しながら果てる。
ワタクシに愛されて小梅さんが果てるのを想像して果てる。
どちらも10回や20回じゃない。

「ワタクシのワガママのせいで酷い目にあわせてゴメンなさい、小梅さん。おわびに精いっぱい、奉仕させていただきますわ。何もかも忘れて悦んで」
「……そ……そんな……あ、晶子さん! 正気に戻って! あきらめたら駄目だよ!」

……小梅さんは凄いわね、まだ抵抗できるなんて。
完全にアヘンが回ってるのは一目瞭然なのに。
胸の頂点の突起は硬く勃起し、その周りの乳輪はハッキリふくらんでいる。
……おいしそうな乳房……。
お世辞にも大きいとは言えない。
私より遥かに小さい。
クラスでも小さい方だと思う。
だけど……小梅さんの胸。

「こ、こここ、小梅、さん……その……ワタクシ……」
「な、なに? 晶子さん? あ゛っっ!?」

痛々しいほど尖りきっている乳首を絞り出すように揉み上げる。
コレをされたワタクシはジーンと腰の芯が疼いてしまい、そのまま追い立てられていき、凄まじい絶頂に呑みこまれた。
だから小梅さんも……そう思って試した結果は、ワタクシと全く同じだった。
快楽に蕩けていた小梅さんの身体から一段と力が抜け、非力なワタクシでも思い通りに動かせるようになる。
どれほど責めても弱々しく言葉で抵抗するだけ。

「……ああ……やめて……晶子さん……やめて……わたし……イク……イク……イクッ……! あ゛っ……? ど……どうして……」
「イキたいの、小梅さん? それならハッキリ『イキたい』と言って。言ったらイカせてあげる」
「……イ……イキたい……」
「声が小さくて聞こえないわ。もっと大きな声で」
「イ、イキたい」
「聞こえないわ。もっと大きな声で」
「イッイキたい! イカせてっ! もう我慢できないのっ……!」

みなみけ売春

7KB  ハルカ・チアキ

「ちゃんと飲んだみたいだね。まるでオシッコもらしたみたいに下着がグショグショだ」
「おいタケル! チアキにもアレを飲ませたのか!?」
「ああ。薬の力を借りないとチアキちゃん、壊れちゃうかもしれないだろう? 小学生なんだから」
「チアキには酷い事しないって言ったじゃないですかっ……!」

ハルカ姉様とカナがタケルに猛抗議している。
私のために二人が頑張ってるのは嬉しいけど、私はほとんど聞いていなかった。
スカートの中で動くタケルの指が、あまりにも気持ちイイから。
恥ずかしい声が出るのを耐えるだけで精一杯。

「もちろん僕は丁寧に愛するよ? もろい貴重品を扱うようにね。ただ……今日の客は少し趣味が特殊だからね。素面だと辛いと思ったんだよ。何しろチアキちゃんは、今日が初体験だからね。おっと……あと少しでイッちゃうところだったね。なかなか色っぽい顔してくれるじゃないか、チアキちゃん。普段とのギャップにゾクゾクするよ」
「大丈夫、チアキ!? チアキ!」

ハルカ姉様が泣きながら私の顔をのぞきこむ。
大丈夫です、ハルカ姉様。
そう言ってハルカ姉様に笑いかけるのが正解だろう。
……無理。
絶対に無理。
さっきまでの……いや、今も続く快感の嵐で意識が朦朧としているから。

「あ、来たみたいだね。ちょっと行ってくるよ。逃げちゃ駄目だからね?」
「逃げられるワケないじゃないかっ……!」

カナの怒鳴り声を笑い流しながら、タケルは部屋から出て行った。
今日の客――私たち三姉妹を買った人間を迎えに行ったんだろう。
……どんな連中だろう。
私みたいな小学生が相手と聞いて喜ぶんだから、よほどの変態だろう。
バカ野郎なんて言葉が生ぬるく感じるくらいの、筋金入りの変態に違いない。

「……ごめんなさい……チアキ……。ごめんなさい……」
「ハ、ハルカが謝る事ないだろう? 悪いのはタケル……と、親父たちじゃないか……」
「……私にも責任あるわよ……。お父さん達が借金してるのに気づかなかったんだから……」

私が……私たちが売春なんてバカな方法で金を稼いでいるのは、両親が借金したから。
何千万もの金をヤバイところから借りたけど返せなくなって、逃げたけど捕まって、今はヤクザに監禁されているらしい。
そのヤクザから命令されたタケルがハルカ姉様に売春を持ちかけて、カナも誘いこんで、わたしも……。

「自分を責めないでください、ハルカ姉様……。わたしは大丈夫です。ハルカ姉様と一緒なら耐えられます」
「チアキッ……!」
「……おい。私もいるんだぞ。忘れるな」

……大丈夫。
ハルカ姉様と一緒なら耐えられる。
バカ野郎のカナもいるし。
三人で協力して借金を返して、また元の生活に戻るんだ。

「おおっ! 本当に小学生がいる!」
「ハルカちゃんに似てるねえ」

タケルと一緒に男たちが入ってきた。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10。
10人。
タケルを入れて11人。
……思ってたより多い。
ハルカ姉様も私と同じように思ったみたいで、タケルに抗議している。

「おじさん、どういうことですか!? 5人って言ってたじゃないですか! どうして10人もいるんですか!?」
「落ち着いて、ハルカちゃん。嘘はついてないよ。確かにハルカちゃんに伝えた時は5人だったけど、その後10人に増えたんだよ。これじゃあチアキちゃんにも何人か相手してもらわないと駄目だねえ。困った困った」
「……わ、わたしとハルカが5人ずつ相手すれば……」
「ははは……カナちゃん。それ本気で言ってる? 無理に決まってるじゃないか」

その後タケルたちとハルカ姉様が話し合い、ハルカ姉様とカナが4人ずつ、わたしが2人を相手する事になった。

「カワイイねえチアキちゃん。お人形みたいだ」
「その制服、凄く似合ってるよ」

ベッドに座っている私をしきりに褒める男たちは、予想と違い普通だった。
街で普通に見かけるような平凡なサラリーマンといった感じ。
女の子を買うクズには全く見えない。
……そこが恐い。
見た目も異常な方が恐くないのに。

「このホテルに学校から直行だったんだよね? お風呂に入った?」
「……入ってない……」
「それじゃあオジサンたちと一緒にお風呂に入ろうか」
「待てよ。せっかく制服を着てるんだから、この格好で1回ぬいてもらおう。小学校の制服に精液ぶちまけたい」
「……勘弁してくれ。そんなの死んでもゴメンだ」

にらみながら切り捨てる。。
怒るかもしれないと思ったけど、2人とも怒らなかった。
むしろニヤニヤと嫌な笑いを浮かべている。
……な、何だ、こいつら。
気味悪いな……。

「タケル君が言ってた通り気が強いねえ。チアキちゃんみたいに生意気な子を無理やり鳴かせるのが、オジサンは何よりも好きなんだよ」
「わかったよ、チアキちゃん。一緒におフロ入ろう。身体の隅々までキレイに洗ってあげるよ」





「ぜんっぜん胸ないねえチアキちゃん。まあ、まだ小学生だから仕方ないか。ハルカちゃんの妹なんだから、将来は期待できそうだ」
「陰毛も全然ないね。それなのに下着こんなに濡らして……どんな味かな?」
「~~~~~~!? やっやめろバカ野郎!」

ショーツを口に入れようとした男の足を、思いっきり蹴飛ばす。
私たちは今、脱衣所にいる。
私も男たちも裸。
すぐに風呂に入ると思ったら制止されて、ジロジロと身体中を見られた。

「ずいぶん素直にアソコも胸も見せてくれたけど、どうしたの? てっきり凄い抵抗すると思ったのに」
「……うるさいバカ野郎。わたしの勝手だろ」
「もしかしてチアキちゃん見られるの好きなの? 見られただけで感じちゃったり?」
「なっ……!? バッバカ野郎! 抵抗しても無駄だから抵抗しなかっただけ……あ゛っ!?」
「だってもう、こんなに濡らしてるじゃないか。まだオレたち何もしてないのに」

これはタケルにアヤシイ薬を飲まされたからだ!
……そう怒鳴りたいけど怒鳴れない。
薬でそういう気分になってるって分かると、萎える人がいるから絶対に言っちゃ駄目だよ言ったらハルカちゃんを酷い目にあわせるからね。
わたしを脅すタケルは笑っていたけど、目は笑っていなかった。
ただの脅しと思うけど、本当にハルカ姉様が酷い目にあわされるかもしれない。
絶対に隠し通さないと……。

「……わ……わたしは……その……び、敏感なんだよ。だから……だから……あ゛あ゛っ! さ……さわるなバカ野郎っ……!」
「はっはっは! そうか敏感なのか。それは幸運だな」
「それじゃあ風呂に入ろうか。チアキちゃんはシャワーオナニーとか好きかな? やりたかったらオジサンたちは気にせずに、やりなさい」

ウチより遥かに広い浴室には先客がいた。
お風呂に行く後ろ姿を見ていたから、それには驚かなかった。
おかしな事を男たちに強要されているのも……まあ、予想してた。
お風呂場で男たちと絡むハルカ姉様たちの映像を、タケルに見せられていたし。
だけど映像・想像と実際に見るのでは、インパクトが桁違いだった。

「……ハ、ハルカ姉様……」
「お姉ちゃん凄いねえチアキちゃん。4人も同時に相手しちゃって」
「おま○こ、お尻、右手、左手。4ヶ所で一生懸命に奉仕している姿は、横から見ると滑稽だね。当事者になると興奮するのかもしれないけど。あれ、チアキちゃん。どうして泣いてるの?」
「……う……うるさいっ……」

涙が止まらない。
男たちに犯されているハルカ姉様の姿は、あまりにも無残だった。
言葉や写真、映像で教えられた時とは、桁違いの喪失感。
……本当に……ハルカ姉様……もう……。
犯されているハルカ姉様が苦しんでいたら、そこまでショックを受けなかったかもしれない。
だけど実際のハルカ姉様は苦しむどころか。

「そんなに腰ガンガン動かして恥ずかしくないの? 妹が見てるんだよ?」
「ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ! 見ないでチアキッ! わたしっ……たまんないのぉっ! おおおべえぇっ!? げぶうっ……!」
「せめて恥ずかしい声が出ないように、口ふさいでやるよ。感謝しろ」

口に男のを突っこまれても、ハルカ姉様はそれまでと同じように、自分から身体を動かしている。
ふさがれた口から漏れる声は、明らかに快感に酔っている。
処女の私にも理解できるくらい……理解できてしまうくらい、ハルカ姉様は悦んでいた。

「お姉ちゃんに負けないくらい乱れようね、チアキちゃん。チアキちゃんくらいエッチな身体なら、すぐにハルカちゃんを追い抜けるよ」
「お前は上半身を洗え。オレは下半身を洗う」
「了解」
「……ん゛っ……ん゛っん゛っ……ん゛ん゛っ……!」

男たちは私の身体を分担して洗いはじめた。
おかしな事をされると覚悟していたのに、普通に洗っているので安心……できなかった。
ボディシャンプーで泡まみれのスポンジで胸やアソコを洗われただけで、恐いくらいの快感が全身を走り抜ける。
……こ……このままだと……イって……っ! ~~~~~~!
ハルカ姉様を想いながらオナニーした時とは段違いの絶頂が、わたしの脳裏を灼きつくした。

ネギま部が敗北した後

5KB  千雨・刹那・アーニャ・このか

「……だ……だいじょう、ぶ……だ……! 痛くて……な、泣いてるんじゃ……ないから……! 先生は、どうだ……気持ちいいか……?」
「健気やなぁ。処女を奪われた直後に相手の気持ちを考えるなんて」
「よほど彼のことが好きなんだろうね」
「……千雨ちゃん……」

激痛に襲われているはずなのに千雨ちゃんの顔は、満足感に満ちている。
……よっぽどネギが好きなのね。
千雨ちゃんもネギが好きだったのは意外だった。
どちらかと言えばネギに……というか私たちに批判的だと思っていたから。

「自分が処女を捧げたのが好きな人じゃないどころか、人間ですらないのに気づいたら、どんな顔するやろうなぁ♪」

……嗜虐的な笑顔を浮かべている月詠の顔を、殴りたくて仕方ない。
だけど駄目。
我慢しないと。
どんな目にあっているか全員を確認するまでは我慢しないと。

「そんな顔しないでも大丈夫だよ。彼女のアーティファクトは、なかなか使えそうだからね。殺しはしないよ」
「……殺しはしない……命だけは助ける……心が壊れても構わないってこと?」
「当然やんか。まさか心までサポートせぇとか寝ぼけたこと言わんよなぁ? あんたらはウチらに負けたんやから、たとえ殺されても文句を言えへん立場なんやで?」

あきれたように笑う月詠の言葉に、唇を噛みしめる。
……反論できない。
確かに私たちは負けた。
私が捕まってなかったら勝てたかも……そんな想像が空しくなるくらいの完敗。
死んだ人も石化された人も、1人もいないんだから。

「……いいよ……先生なら……中に……。あ゛あ゛っ……! 熱い……先生の……精液……」
「あーあーあんなに精液ぶちまけられて。危険日やったら完璧にできてもうとるなぁ」
「ツクヨミさん。彼女のところに案内して」
「彼女? 誰ですか?」
「君の恋人だよ。神鳴流の剣士」
「~~~~~~!?」

フェイトの言葉を聞いた月詠は急に立ち止まったかと思うと、リンゴのように顔を紅潮させた。
まるで恋する乙女みたいな表情。
……何……?
あまりの豹変ぶりに固まる私。
フェイトも心なしか動揺しているように見える。
いつも無表情なのに。

「い、いややわ~~フェイトはん! センパイがウチの、こ、こ、こここ、恋人て……!」
「……痛いよ、ツクヨミさん。そんなに背中たたかないで」





「うふふふふ……センパイ、だいぶ気持ちええみたいですな♪」
「……や……やめろ……月詠……さわ、るな……ん゛あ゛あ゛っ……!」

刹那さんが閉じこめられていた部屋は、千雨ちゃんが閉じ込められていた部屋と同じような、どの家にも存在する普通の部屋だった。
てっきり刹那さんの力を封じるような特殊な部屋だと思っていたから意外。
だけど今、刹那さんが月詠にいいように嬲られているのを見ると、刹那さんの身体そのものに何か仕こんであるのかもしれない。

「意外に鋭いね、神楽坂明日菜。正解だよ。ある植物が彼女の体内に埋められている」
「……あ、ある植物って何よ?」

わたしの問いをフェイトは無視する。
……無視するくらいなら中途半端に教えるな!

「かわええな~~センパイ。ホントかわええわ~~。ウチはセンパイに出会うために生まれてきたと思いますわ~~」
「……や……やめろ……胸に、さわるな……! う゛ぅう゛っ……出る……っ! 出るぅっ……!」

ビュルビュルビュル……!

……な……何……!?
月詠に胸を揉まれていた刹那さんが絶叫したと思ったら、胸から何か噴き出した。
あれ……母乳?
何で?
母乳なんて子ども、いないと……。
まさか……刹那さん……!?

「彼女は妊娠してないよ。アレが出るようになったのはツクヨミさんの趣味だ」
「……そ……そうなの……。よかった……」
「まあ彼女には遠からず出産してもらう事になるだろうけどね。彼女ほど優秀な母体なら、かなり子に期待できる」
「なっ……女の子を何だと思ってるのよ!?」





「うふふふふ……ネギ君、かわええなぁ。胸いじられて女の子みたいな声を出して。お尻も感じそうやなあ」
「……このか……さ、ん……正気にもど……んむっ!?」
「こっこのか! 何キスしてんのよ!? あたしが今してるんだから、あっちで見てなさいよ!」
「いけず言うたら嫌やわあ、アーニャちゃん。アーニャちゃんだってウチがネギ君としとる時、キスしとったやん。舌まで入れる熱~~いキス♪」

ネギの部屋では、ネギがアーニャちゃん、このかを抱かれていた。
……ネギが抱かれていた、に訂正した方が正確かも。
ネギの上で激しく動くアーニャちゃん。
一方このかはネギにディープキスして唾液も飲ませてる。
二人に共通しているのは、瞳が酷く濁っていること。

「……催眠術……?」
「似たようなものだね。彼女たちのネギ君に対する愛情を、少し歪んだ方向に誘導した。二人とも拍子抜けするほど簡単にかかってくれたよ」
「センパイほどじゃないけど、ネギ君もかわええなぁ♪ ウチ、ネギ君になら1回くらい抱かれても構わへんわ」

舌なめずりしながら、熱い視線をネギに向ける月詠。
……何なのよ、こいつ!
刹那さんが好きな同性愛者(偏執狂)じゃないの?
ネギをそんな目で見ないでよ。
ネギが汚れるわ!

「神楽坂明日菜。そう考えるのは無理ないし、僕も少しは同意するけど、そんな目でツクヨミさんを見ない方がいい。しかし見られただけで怒るとは……本当にネギ君が好きなんだね」
「……べ、別に好きじゃないわよ。誤解しないで。大事なパートナーが変人に目をつけられるのが嫌なだけ」
「変人は酷いわぁ。ウチは誰かさんとちごて、自分に素直なだけです。あ。『大事なパートナー』が限界みたいやね。あーあー……あんなに腰を振って……天才魔法少年も、ああなるとカワイイもんですなぁ」

わたしはネギの方を見なかった。
声や音で何がどうなってるか大体わかるから。
……ネギが私以外でイクところを、絶対に見たくなかったから。
ふふふ……あたしってこんなにネギが好きだったんだ。
もっと早く自覚して、ネギに告白して、そういう関係になれば良かった。

「今からでも遅くないと思うよ?」
「……アンタたちの前でネギとして、ネギの子を産めって言うの? お断りよ。そんなの完全にモルモットじゃない」
「理解してないのかい? これから君たちが生きるのはモルモットの道だ。早く人間の誇りとか面倒なものは、捨てた方がいいよ」

……本気で同情してるわね、こいつ。
ものすごくムカつく。
思いっきり罵倒される方がまだマシだわ。
勝ち誇っちゃって。
何とか一泡ふかせられないかしら?

「……馬鹿なことは考えない方がいい。君やネギ君は貴重だから殺さないけれど、他の子たちは殺しても別に構わないんだから」

たまき暴走

5KB  タマ姉・瑠璃・郁乃

「良かったわよ、タカ坊」
「……そう。タマ姉、あのさ」
「却下」

言い出す前に希望を砕かれて肩を落とす。
オレとタマ姉は今、ベッドの上で抱き合っている。
二人とも裸。
ついさっきまで身体を重ねていたから、まだ肌が汗で濡れている。
何度も射精したから腰が重い……。

「あそこまでヒートアップしたら、最後まで行かないと終わらないわ」
「………………」

……そうかもしれない。
オレたちが横になっているベッドから少し離れた床で、二人の男女が絡んでいる。
男は雄二。
オレの親友でタマ姉の弟。
射精が近いのか腰の動きは凄く早い。

「……助けて……さんちゃん……イルファ……ウチ……ウチ……また、イって……あんンッ……」

雄二の下で喘いでいるのは瑠璃ちゃん。
珊瑚ちゃんたちに助けを求めながらも、身体を雄二に合わせて動かしている。
少しでも気持ち良くなりたいと思っているのは明らかだ。
初めて雄二に犯された時は強姦魔とか変態とか変質者とか、罵倒の限りを尽くしていたのに。
……女の子って悲しい生き物だな。

「うおお……出すよ……瑠璃ちゃん……! 受け取ってくれ……うおおおおっ……!」
「あっあかんっ! ウチ……今日……危ない……あかん……あかんって……! う゛う゛ぅあ゛あ゛~~~~~~!」

瑠璃ちゃんの絶叫を無視して、雄二は瑠璃ちゃんの中に射精する。
煮えたぎった精液をぶちまけられる衝撃で、瑠璃ちゃんも絶頂に達したみたいだ。
憎悪する男の精液を膣内射精されて昇りつめる。
そんなのエロ本やエロゲーの中だけの話と思っていた。
最近まで現実に存在するなんて知らなかった。
……知りたくなかった。

「タカ坊、どうしたの? 顔色が悪いわよ。大丈夫?」
「タマ姉。愛佳は今、どこで何してるの?」
「……それを聞いて、どうするの?」

菩薩のように穏やかに微笑んでいたタマ姉の顔が豹変する。
……愛佳と付き合うようになったのが三ヶ月前。
初めて愛佳としたのが二ヶ月前。
愛佳とデートしているところをタマ姉たちに拉致されて、タマ姉にオレが、愛佳が雄二にレイプされたのが一ヶ月前。
愛佳がオレの目の前で雄二に膣内射精(なかだし)されてイッたのが二週間前。
……それから1回もオレは愛佳と会っていない。

「あの子のことは忘れなさいって言ったでしょう?」
「忘れられないよ。忘れられるハズないじゃないか。付き合ってたんだから」
「……仕方ないわねえ。ついて来なさい」

タマ姉はオレの手を引いてベッドから降りるとドアに……って!

「タマ姉オレたちハダカ服なしで外でたら警察が」
「落ち着きなさい、タカ坊。外なんか行かないから。行くのは地下室よ」
「ち、地下室? あそこに愛佳いるの?」

絶対に思い出したくないけれど、夢に出るくらい衝撃的な記憶が脳裏をよぎった。
……行きたくないな。
あそこに行くと必ず悪いことが起きる。
前回も前々回も行ったことを後悔した。
今回も……。

「そうよ。どうする? 行く?」
「……行くよ」





「あははははははははは♪ 郁乃、カワイイ声でイクんだね♪ もっと今の声、聞かせてよ♪ ほらほら♪ ここがイイんでしょ♪ ほらほらほら♪」
「あ゛あ゛あ゛っ! はぁっ……あ゛っ……ん゛ん゛っ! やめ……おねえ、ちゃん……だめぇっ……!」

地下室にいたのは愛佳だけじゃなかった。
愛佳の妹の郁乃が、愛佳に責められていた。
ベッドにあお向けに寝ている妹の胸をナメ、アソコを指でいじっている愛佳の顔は、明らかに正気を失っている。

「どれだけ嬲ってもタカ坊をあきらめるって言わないから搦め手で責めたのよ。そしたら予想以上に効いちゃって。壊れちゃった」
「……からめ、て……って……何……?」
「オレが委員ちょの前で、郁乃ちゃんを犯したのさ」
「~~~~~~!?」

いつの間にか後ろにいた雄二の言葉に絶句する。
……それじゃあ、壊れても不思議じゃない。
むしろ壊れるのが自然だ。
それくらい愛佳は郁乃を溺愛していた。
その郁乃が自分のせいで処女を失う場面を見せつけられたら……。

「あ、タカ君、タマお姉ちゃん。終わったの?」
「……このみ……」
「ちょっと、このみ。どこ行ってたのよ? この子たち見てるように言ったじゃない」
「ごめんなさい。これ、捨ててきたの」

このみがそう言って見せたのは……バケツ?
これで何を……あ。
まさか……。

「浣腸したの? そういえば少し臭いかも……」
「脱臭剤たくさん噴いたんだけど……。あ、浣腸したのは私じゃないよ」
「……このみじゃなかったら……まさか……愛佳……?」

恐る恐る聞くと、このみは『当然じゃない』という顔でうなずいた。
……そうだよな。
この部屋にいたのは愛佳、郁乃、このみの三人なんだから。
手足をベッドに縛りつけられている郁乃が浣腸できるワケないし。
……それにしても……愛佳……。

「妹に浣腸するなんて……本当にぶっ壊れちまったんだな、委員ちょ」
「アンタのせいでしょ。あんなにショッキングな方法で犯すから」
「なっ……できるだけダメージ与えそうな方法でやれって言ったのは姉貴だろ!? それにオレがやり終わった後、委員ちょに何か言ってたよな? アレが決定打になったんじゃねえのか?」
「ねえねえ、タカ君。まだ……その、できる? わたし久しぶりに……し、してほしいんだけど……」
「………………」

このみ、タマ姉、雄二が何かしゃべってる。
しゃべってるけど、ほとんど聞こえない。
オレの意識は愛佳と郁乃に向けられていた。
……なんで、こうなったんだ?
愛佳と付き合うようになったのも。
郁乃が初めて素直な笑顔を見せてくれたのも。
どっちも昔のことじゃない。
つい最近まで三人で、よく話してたじゃないか。
あまり意味のない会話が、ものすごく楽しかった……。

「イッイクッ! またイクッ! イッちゃうぅっ! ふあ゛あ゛っ! おねえ、ちゃっ! イッたからっ! もうイッたからっ! やめてぇっ! だめぇっ! あたしっ! 壊れちゃうっ……!」
「うふふふふふふふふふふふふふふふ♪」

次々に送りこまれる快感に気絶する事もできない郁乃。
理性がカケラも感じられない声で笑いながら、淡々と責めつづける愛佳。
……見ていられない。
見たくない。
だけど、目を離せない。

「そんなに熱心に見ちゃって。どうしたの、タカ坊? もしかしてタカ坊も、あんな風に責められたい?」
「げっ……貴明、お前そういう趣味あんのか」
「……そういう趣味って何だよ……」
「あれだ。女装男子とか男の娘ってやつ。女みたいな服を着て、女に責められたいんだろ?」
「え゛え゛っ……タカ君、そういうの好きなの? よ、よく……わからないけど、このみで良かったら相手するよ!」

黒ユージ

5KB  ユージ・珠姫

「で、でも! 普通に告白すれば付き合ってくれるかもしれないじゃない。私たちみたいに無理やり……しなくても」
「サヤ先輩、まだ理解してないんですか? 本当に馬鹿ですね。オレはタマちゃんを恋人にしたいんじゃない。ペットにしたいんです。それに獣心香を使えばタマちゃんも悦んで――あ、キリノ先輩。今の良かったですよ。その調子です」

フェラチオの上達をほめられたキリノ先輩は、悲しそうな顔でオレを見上げた。
レイプされて調教される過程で得た技術をほめられても、嬉しいワケないか。
……タマちゃんはどんな顔で、オレのをナメてくれるかな?
純情、可憐、清楚、無垢。
処女を犯すのは興奮するけど、特にタマちゃんは別格だ。
恐ろしく剣道の強い女の子を犯す……妄想するだけで背筋がゾクゾクする。

「……キリノ先輩、出しますよ……。ふ――……ん゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

口の中に精液をぶちまけられたキリノ先輩は、嫌悪感に顔を歪める。
だけど吐き出さない。
はき出したらオレに殴られるから。
屈辱感に涙を流しながら、精液を何とか飲みこむ。
……だいぶ素直になったな。
最初は殴っても蹴っても絶対に飲まなかった。
代わりにサヤ先輩を殴ってようやく飲んだ。

「次の日曜日、オレの家に来てください。タマちゃんを呼びますから。4人で楽しみましょう」
「……本当に……やるの……? タマちゃんを……」
「どうしても嫌なら来なくても構わないですよ? オレ1人で犯しますから。ただし学校に行けなくなるのは覚悟しておいてください」

オレが脅すとキリノ先輩とサヤ先輩は、オレに従うと約束した。
まあ、当然だな。
キリノ先輩たちが調教される姿を、大量に写真や映像にして残してある。
もちろん相手がオレだと分からないように編集して。
あれらを学校に送りつけたら間違いなくキリノ先輩たちは停学で、剣道部は活動停止になるだろう。
見かけによらずデリケートなサヤ先輩や、剣道を愛しているキリノ先輩が、そんなことを受け入れられるワケがない。





次の日曜日。
朝からタマちゃんがやってきた。
タマちゃんを呼ぶのは簡単だった。
ブレイバーの激レアDVDがあるんだけど、俺の家に見に来ない?
そう言っただけ。
ブレイバーを愛している――もしかしたら剣道以上かもしれない――タマちゃんは迷わずOKした。
気持ちいいくらいの即答だった。

「ユージ君。それ、何?」
「お香だよ。気持ちをリラックスさせてくれるんだ」
「そう……」

獣心香。
乳香、竜涎香、蛇の皮、いもりの肉、馬の精、人の経血を材料として作られている媚薬。
その効果はキリノ先輩やサヤ先輩で実証ずみ。
二人とも狂ったように悶えてくれた。
……タマちゃんはどんな顔で乱れてくれるかな……。
オレが黒い欲望に燃えているのにタマちゃんは全く気づいていない。

「お菓子とジュースを持ってくるね。タマちゃんは何がいい? ……タマちゃん?」
「………………」

タマちゃんはオレの言葉なんか聞いてなかった。
食い入るようにテレビ画面を見ている。
……ブレイバーが本当に好きなんだね、タマちゃん。
ブレイバー以上に面白い物があることを、オレが教えてあげるよ。
自室から出てリビングに行く。
獣心香の効果が現れるまでに色々やっておくか。
そう思っていると携帯電話が鳴った。
キリノ先輩からだ。

「もしもし。おはようございます。サヤ先輩と一緒ですか? そうですか。それは良かった。いま玄関を開けますね」

玄関のドアを大きな音が出ないよう、ゆっくり開ける。
キリノ先輩たちが来たことをタマちゃんに知られたくない。
いいタイミングでキリノ先輩たちを使って、タマちゃんを驚かせたいから。

「オレが呼ぶまで居間で、適当に時間を潰しててください」
「……わかった」
「………………」

キリノ先輩とサヤ先輩は何か思いつめた様子。
何か考えてそうだけど……まあ、いいか。
キリノ先輩たちが考える事なんて、たかが知れてる。
それよりも今はタマちゃんだ。
……そろそろ効果が出てるかな?

「タマちゃん、どう? 面白い?」
「……はぁっ……はぁっ……ぅ……ん゛ん゛っ……はぁっ……!」

……だいぶ効いてるみたいだな。
タマちゃんは耳まで顔を赤くして、小刻みに身体を震わせている。
無理やり発情させられ、暴走する自分の身体に気を取られて、オレが入ってきた事に気づいていない。
……タマちゃんも立派な女の子なんだな。
当たり前の事実にオレは目を細める。

「タマちゃん、どうしたの? 顔が赤いよ? 熱があるんじゃない?」
「……あ……ユージ君……。あたし……何か、ヘン……。あ゛っ!?」
「うーん……熱はないみたいだね……」
「……ユ、ユユユ、ユージ君……て……手が……あ゛ん゛っ……!」

右手をタマちゃんのオデコに当てながら、左手でタマちゃんの胸を服の上から撫でる。
……ほんっっとうにペッタンコだな。
小学生の低学年まで一緒にお風呂に入っていたけれど、あの頃とほとんど変わってない気がする。
当時は女の子の胸に興味なかったら、あまり見てなくて断言できないけど。
……まあ、いいか。
これはこれでイイ。
キリノ先輩やサヤ先輩みたいに大きい方が好みだけど、たまには小さいのも……。

「……ユージく……んっ……! やめ……やめて……だめぇっ……! あたし……むね……ん゛ん゛あ゛っ……!」
「……え……? タマちゃん……?」

……もしかして服の上から、胸を撫でられているだけでイッたの?
いくら何でも敏感すぎる。
貧乳は感度いいって聞いた事あるけど本当だったのか。
いや、タマちゃんが例外なのかも。
いつもオナニーで胸ばっかりだから感度が良くなったとか……。

「タマちゃんって凄くエッチなんだね。オレは心配して撫でてただけなのにイクなんて。幻滅したよ」
「……ち……ちが……。ち、がう……ユージくん……。ちがうの……」

タマちゃんはポロポロ涙をこぼしながら『ちがう』と言いつづける。
……エッチな女の子って言われるのが、ものすごく嫌みたいだな。
オナニーする時も罪悪感に苛まれながら、していたのかもしれない。
タマちゃん変なところでマジメだから。
無意味な罪悪感なんて木っ端微塵にしてあげるよ、タマちゃん。

「タマちゃんはエッチじゃないんだ? じゃあ濡れてないよね? ちょっと下着をさわらせてもらうよ」
「……い゛っい゛や゛っ! やめてっ! だめぇっ……!」
「何これ……? ビショビショだよ、タマちゃん。どこがエッチじゃないの?」

汚いゴミを見るような目でタマちゃんを見ると、タマちゃんは大声で泣きはじめた。
……タマちゃんって、オレのこと好きなのかな?
さっきから少し反応が変な気がする。

夜伽

5KB  リクオ・つらら・毛倡妓

「つらら、本当にボクでいいの? あと2時間もすればボクは、夜のボクに変わると思う。つららは妖怪のボクの方が好きなんじゃ……いたっ!? 毛倡妓! 何するの!?」
「リクオ様。少しは女心を理解する努力をしないと駄目ですよ? つららは、人間のリクオ様を愛してるんです。もちろん夜の――妖怪のリクオ様も愛してますが、1番は人間のリクオ様です。つらら、そうよね?」
「……ええ……そ、そう……」
「どこ見てるのよ? リクオ様は、こっちよ。ちゃんとリクオ様を見て言いなさい」
「……む……無茶、言わないで……!」

……ここに立ってるだけで心臓が破裂しそうなんだから。
わたしがリクオ様の夜伽をするなんて。
正式に奴良組の跡目である『若頭』を襲名したリクオ様の夜伽を毛倡妓がする。
それを聞いた私は迷わず自分がすると叫んだ。
リクオ様が私以外の女性を抱くなんて、想像するのも嫌だったから。

「リクオ様。私たちは自分で脱いだ方がいいですか? それとも自分で脱がせたいですか?」
「……え……? あ……そ……その……自分で脱いだ方が……いいんじゃないかな……」
「わかりました。つらら」
「……え……ええ……」

毛倡妓はリクオ様に見せつけるように、ゆっくりと寝巻きを脱いでいく。
その姿は妖艶としか言えない。
女の私でも目を奪われるんだからリクオ様も……そう思ってリクオ様を見ると、毛倡妓に見とれていた。
……毛倡妓みたいな異性が好みなんですね、リクオ様。
それじゃあ私みたいな洗濯板は……。

「つらら、何してるの? 早く脱ぎなさいよ。……若、すっごい熱い目で見てるわよ? 良かったわね。うふふふ……」
「……え……? リクオ様……?」

リクオ様の顔を見ると、リクオ様は弾かれたように視線をそらした。
……リクオ様、私の身体に興味があるんですか?
何か……ものすごく嬉しいです、わたし。
私は勇気を出して寝巻きを全て脱ぎ、一糸まとわぬ裸になった。
同じく全裸になっている毛倡妓の横に正座する。

「それでは……始めさせていただきますね、リクオ様」
「……う……うん……。あ゛……うわっ」

毛倡妓は布団の上に座っているリクオ様に近づくと、リクオ様の寝巻きをテキパキと脱がしはじめる。
わたしも手伝おうとしたけど、手伝う暇がなかった。
それくらいの早業で、リクオ様を裸にした。
リクオ様は耳まで真っ赤にして股間を両手で隠し、私は胸やアソコを腕や手で覆い隠してる。
毛倡妓だけは微塵も隠していない。
豊満な胸もピンク色のアソコも丸見え。
……ちょっと恥じらいが、なさすぎるんじゃない?
そう言うと一笑に付された。

「これから私たちはリクオ様に抱かれるのよ。大事なところを隠してちゃ始まらないじゃないの。ほーら。隠さずにリクオ様に見せなさい。リクオ様も見せてください。つらら! リクオ様の左腕つかんで! 離しちゃ駄目よ!」
「わっわかったわ。リクオ様、ごめんなさいっ!」
「ちょっ……ちょっと、つらら……! 毛倡妓も……あ゛っ! み、見ないでっ……!」

毛倡妓がリクオ様の右腕を動かすと、リクオ様のオチンチンが見えた。
……お……大きい。
想像してたのより、ずっと大きい。
あんなに大きいのが私の中に入るの……?

「なかなか立派じゃないですか、リクオ様。その歳でこの大きさなら、大人になる頃には、さぞかし……うふふふふ……」
「け、毛倡妓?」
「毛倡妓。笑ってないで教えてください。これから何をすれば、いいんですか?」

わたしもリクオ様も性的な知識ほとんど無いから、貴女がリードしてくれないと困るんだけど。
……リクオ様と互いに裸で密着してるのは少し……アレだし。
リクオ様の左腕が当たっている胸が、とても、すごく、ものすごく……!

「つらら、大丈夫? 顔が真っ赤だけど……もしかして熱あるんじゃない? 辛いなら無理せずに」
「だっ大丈夫です! 心配しないでください! け、毛倡妓! この後どうするんですか!? 教えてください!」
「何よ、えらい張り切ってるわね。そうね。じゃあリクオ様のオチンチン、ナメて」
「はい! ………………え゛?」

……い、今、何て言ったの?
わたしの聞き間違い?
リクオ様のオチンチンをナメて……とか聞こえたんだけど。

「け、毛倡妓。今なんて言いました? リクオ様のをナメて……とか聞こえたんですけど」
「? そう言ったんだけど。奉仕の基本中の基本よ」
「なっ……!? だ、だって……それ……トイレで、汚い……え゛え゛っ!? 毛倡妓……あなた私をからかって遊んでるでしょう!?」
「疑り深いわね……いいわ。私が手本を見せてあげる。リクオ様、失礼します」
「~~~~~~!?」
「~~~~~~!?」

……ほ、ほんとに、口に入れた……!?
私もリクオ様もあまりにも衝撃的な光景に言葉が出ない。
そんな私たちに気づいているのか気づいていないのか、毛倡妓は首をゆっくり動かしはじめた。

「ん゛ん゛っ……う゛ぅう゛っ……あ゛っ……はぁっ……! あ゛あ゛っ……あふ……ひぃっ!」
「リ、リクオ様、大丈夫ですか? 苦しいんですか? 毛倡妓を止めましょうか?」
「……だ……だいじょう、ぶ……だよ……あ゛っ! 苦しくは……ないから……はぁあ゛っっ……! なっ何か出るっ! 出るぅっ!」
「ん゛ぶっ!」

しきりに声を上げ顔を歪めていたリクオ様が、一段と大きな声を上げると、いきなり硬直してしまった。
それと同時に毛倡妓が奇声をもらす。
しばらく二人とも身体を震わせるだけで、何も言わなかった。

「つらら……リクオ様の子種、あげるわ。手を出しなさい」
「こ、子種?」
「これよ」
「………………これが、子種なの? 精液?」

毛倡妓はうなずきながら、口の中から白い液体を手のひらに出している。
ドロドロした白い液体。
何か変な臭いがする。
これを飲めばリクオ様の子を孕める……!
わたしは喜び勇んで飲み、その不味さに顔を歪める。
……ま……まずい……。
まずいけど、リクオ様の子種なんだから、大事にしないと……!
私ががんばって子種を飲んでいると、毛倡妓が不思議そうな顔で聞いてきた。

「つらら、どうして飲んでるの? リクオ様の精液、そんなにオイシイ?」
「なに言ってるんですか、毛倡妓。リクオ様の子を孕むために飲んでいるに決まっているじゃないですか」
「……つらら。覚えておきなさい。精液を飲んでも孕めないわ」
「………………え゛?」

珠晶のストレス発散

6KB  珠晶・利広・利達・文姫

奏国の首都、隆治山の山頂に蛇行して延びる清漢宮。
それが五百年もの治世を誇る宗王の居宮であり、その後宮の中心になっているのが典章殿。
その一室であたし――治世九十年の供王――は三人の男女に嬲られていた。
三人は号で呼ぶなら英清君、文公主、卓朗君。
名前で呼ぶなら利達、文姫、利広。
あたしは兄さま、姉さま、利広と呼んでいる。

「うわ、これ見てよ。ぐっちょぐちょ……こんなに濡らしてるのに、よく平然と父さま達の前で話せるわね。信じられない」
「白く濁って……まるで精液みたいな愛液だね。こんなに濃い愛液を見るのは初めてだよ。本当に淫らだね、珠晶は」

あたしの中に入っていた張型を間近で見ながら、姉さま達があたしに投げかける言葉を、あたしは全く聞いていなかった。
兄さまとの接吻があまりにも心地いいから。
……もっと……もっとぉ……もっとぉっ……!
あたしは接吻に弱い。
接吻だけで果てる事があるくらい弱い。
特に兄さま相手の接吻だと時間を忘れてしまう。
舌を入れられるのも、あたしの舌を強く吸われるのも、唾液を飲まされるのも、全て最高に感じる。

「兄さまとの接吻に夢中みたいだから、あたし達は胸や下を責めましょう。あたし、胸でいい?」
「ああ。わたしは珠晶の薄い茂みの奥に、潜りこむ事にするよ」
「……ふう」
「……兄さま……? もっと……あたし……兄さまと、もっと……あ゛ん゛っ!」

夜着の中に入ってきた姉さまの指が、あたしの胸の頂をひねった。
あたしの発情しきっている身体はそれだけで、頂点に達しそうになる。
いくら何でも早すぎて恥ずかしい……そう思って耐えようとしたけど、利広の指が秘部に入ってくると、もう駄目だった。
指を噛んで嬌声だけは出さなかったけれど、あたしが絶頂を迎えたことは、三人とも分かったようだ。
あたしが恐る恐る顔を上げると三人とも、あきれたように笑っていたから。

「……本当に……珠晶は……くっくっく……!」
「なっ何よ利広! 言いたい事があるなら率直に言いなさいよ!」
「耳まで真っ赤にして恥ずかしがらないでも大丈夫よ。わかってるから。いつも王として毅然と振る舞っている反動でしょ?」
「わたしや文姫は昭彰に相手してもらう事ができるし、利広はいくらでも相手を探せるが、珠晶は相手がいないからな。供麒が相手を務められれば最善なんだが」

兄さまの言葉に、首を横に振る。
あたしが供麒に抱かれるなんて、あり得ない。
今すぐ昭彰や供麒が失道するくらい非現実的な話だ。
……体格は立派なんだけど性格が、問題外の外の外よね。
主人を抱くような度胸があるとは到底思えない。
あたしを抱いて――そう告げられた衝撃で気絶する姿が目に浮かぶ。

「最初はどうするんだっけ? わたしが前で文姫が後ろ、兄さんは口だっけ?」
「ええと……そうと思うけど」
「利広。中で射精するなよ。後で私も入れるんだからな」
「はいはい」

夜着を脱いで褥に横たわると、秘部に張型を埋めた姉さまが、紅潮した顔で覆いかぶさってきた。
あたしの名を呼びながら口づけを迫る姉さまの唇を、喜んで受け入れる。
姉さまとの接吻では、兄さまとの接吻とは違う快感を得られる。
……姉さまが男性だったら良かったのに。
そしたら兄さまや利広みたいに、あたしの中にいっぱい、姉さまの分身をもらえたのに。

「いつ見ても薄い胸。まさに洗濯板ね」
「……姉さまだって大きくないじゃない。どちらかと言わなくても小さ……い゛っっ!」
「こらこら。こんなときに二人とも喧嘩しない。珠晶、入れやすいように体勢を変えてくれないか?」
「余計なことを言う珠晶の口はふさいでしまおう」
「んふぶっ……!」

あたしの口に兄さまの肉棒が入ってきた。
……く……くるし、い……っ!
兄さまの肉棒は大きい。
あたしが小さな口を精いっぱい開いて、何とか入るくらいの大きさ。
くわえていると顎が疲れてくる。

「ん゛ん゛っ……珠晶の、ここ……いい……い゛い゛っ……! あ゛あ゛っ……あ゛っ……あ゛あ゛あ゛っ……!」

あたしの秘部を犯している姉さまは、今にも果ててしまいそうな声を上げている。
……まだ始まったばかりなのに、変ね。
あたしの拙い愛撫――責められてばかりで責める機会は全然ない――に不思議なくらい反応するし。
ずいぶん感度が良くなって……恋人でも、できたのかしら?

「すっかりお尻の味を覚えたみたいだね、珠晶。そんなに甘い声を上げて……ほら。ここが感じるんだろう?」

利広が笑いながら突き上げたところは、お尻で最も感じる部分だった。
視界が白くなるほどの強烈な快感が、お尻から全身に広がっていく。
……弱いところ……ばかり……責めないでよ……利広……卑怯よ……。
やめるように言いたいけれど、兄さまの肉棒で口をふさがれているから言えない。
……口がふさがってなくても、言えないかもしれないけど。
それくらい気持ちいい。
初めてお尻を責められた時は屈辱や憤怒、恐怖で泣き叫んだのに。
浣腸され噴き出す姿を姉さまや兄さまに見られた時は、本気で利広に殺意を抱いたのに。

「いつも正論をはいている供王の口を私の肉棒がふさいでいる……よく考えると恐ろしい状況だな」
「……んぶ……ん゛ん゛っ……ん゛っ……ん゛ん゛ん゛っ……ぶふっ……!」

……そんなこと、言わないで……!
兄さまの馬鹿ぁっ……!
政務で顔を合わせる官吏の顔を思い出しちゃうじゃない……!
あたしを侮る官吏は登極直後は無数にいたけれど、今では全然いない。
どの官吏もあたしを信頼し、あたしの下で全力を尽くすようになった。

「供王が――『主上』と敬愛をこめて呼んでいる方が乱交しているのを見たら、供王の配下は何て言うだろうな?」
「~~~~~~!」





「……ぅ……ぅぅ……。にぃさ、ま……?」
「やっと起きたか。軽蔑される自分を想像しただけで絶頂に達し、気絶するとはな。どこまで被虐性が強いんだ」
「あ゛っ……! え……ええと……にっ兄さまが悪いのよ! あたしに恥ずかしいこと想像させて……あヒィッ!?」
「珠晶。私たちの事も忘れないでくれるかい?」
「いきなり果てるから驚いたわ。あたしも引きずられて果てちゃった」
「……ご……ごめんなさい……っ! 悪かったわっ……! 謝るから胸、やめてっ! お尻も……い゛や゛っ! また、あたし――……ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

その後あたしは三人に徹底的に責められた。
子どもみたいに泣きじゃくりながら犯され、果て、気絶して、たたき起こされる。
それを何度も何度も何度もくり返され、このまま死ぬんじゃないか……と思うころ、ようやく朝になり終わった。

「珠晶、早く起きないか。父さんと一緒に朝食を食べる約束をしてたじゃないか。ほら、起きて」
「……む、り……よ……。あたし……からだ……がたがた……」

やっと眠れると思ったら起こされて着替えさせられた。
疲れきっている身体に鞭打って朝食を食べている最中、宗王に何回も心配された。
当然だろう。
目の下にクマを作り、ハシの重さにフラつき、何もない所でハシを動かしてるんだから。
予定を変更しもう1日、奏にとどまる事になった。

「珠晶、どうする? 今夜もやろうか? 私たちは問題ない……というか大歓迎だけど」
「……やるわけ……ないでしょ……。何のために……予定を……変更したと……」
「そんなにフラフラだと騎獣から落ちそうだものね。供王が転落死なんて洒落にならないわ。だけど」
「文姫。静かにしろ。……寝てる」
「あら、ほんと。寝顔は可憐ね」

とらぶる

5KB  リコ

何ヶ月も前から天条院先輩と入れ替わっていたなんて。
ぜんっぜん気づかなかった。
いつも天条院先輩と一緒にいる二人が気づかなかったのは不思議……じゃないな。
これだけ似てたら誰でも見分けられないだろう。
偽者と言われても本人に見えるくらいソックリだ。

「この子に変身したのはワタクシと性格や話し方が酷似していたからですわ。自分と違うタイプに変身すると、入れ替わっている事に気づかれる危険性が増しますから。実際に誰にも気づかれなかったのですから、大正解でしたわね♪」
「……て……天条院先輩は……本物の天条院先輩は、どうしたんだ!?」
「安心なさい。無事ですわ。情報収集に協力してくれた人間に、危害を加えるワケがないでしょう」

セシルは嘘をついているようには見えない。
オレは安堵のため息をついた。
……よかった。
オレのせいで天条院先輩にもしもの事があったら……。

「ただし……アナタがワタクシに逆らえば話は別ですわよ? 彼女に無事でいてほしければ、おとなしく従いなさい」
「わかってるよ。オレは何でもする。だから天条院先輩には何もするな」
「女なんだから『オレ』はないでしょう。『あたし』か『わたし』……せめて『ボク』にしなさい。そんなにカワイイのにオレなんて言ってたらモッタイナイですわ♪」

……うるせーよ。
今オレは女になっている。
以前ララの発明品で変身した『リコ』の姿だ。
もちろん自分の意志で女になっているワケじゃない。
セシルの命令だ。

「それにしてもオ……ボクの調教を頼んだ人間ってどこの誰なんだ? オレ……じゃない。ボクが本当は男だって知ってるのか?」
「もちろん知ってますわ。男のときは殺したいくらい憎んでいたけれど、女になったアナタを見て、ぜひ自分のペットにしたいと思った……そう言ってましたわ」

……ぺ……ペット……。
宇宙人に頼むんだから宇宙人だろう。
ララに近い人間か?
地球まで追いかけてきたララの婚約者候補の顔を思い出す。
……あいつらのペットになる。
想像しただけで背筋が寒くなった。

「まずは……そうですわね。この機械に入って『素体』になってもらいましょう♪」
「そたい……? な、何だ……それ?」
「なってから説明してあげますわ」

……説明されなきゃ恐くて入れねーよ!
そう怒鳴りたいが下手に抵抗して怒らせると、天条院先輩が危ない。
見るからに怪しい機械の中に、勇気を出して身体を入れる。

「それでは、ごきげんよう。生まれ変わったアナタと出会うのが、今から待ち遠しいですわ♪」





「……どうして……オレ……あんンッ!」
「ふふふ……初めて経験する女の快感は、いかが? たまらなく心地いいんじゃありませんの? ほらほら……もっと激しく胸を揉みなさい。そんなに大きいんだから、使わないと損ですわよ? ふふふふふ……♪」

……ぐぅう゛……オレ……嫌だ……止まれ……止まってくれ……!
オレはセシルに見下ろされながら、ベッドに裸であお向けに横たわり、激しくオナニーしていた。
したくないのに、手が胸やアソコから離れない。
離れるどころか胸を揉みしだき、アソコに指を2本も入れて、かきまわしている。
ただでさえ熱く火照っていた身体はもう、引き返せないくらい熱くなっていた。

「これ、見えます? これはソウルピース(魂の欠片)と言って、素体を思い通りに操るリモコンみたいな物ですわ。これがワタクシの手にある以上アナタはワタクシに絶対に逆らえない……あら? そろそろイクようですわね。最後はクリトリスをいじってイキなさい」
「あヒィッ!? ひぃっ……い゛っ……! いあアァああア……ッ!」

セシルの命令通りクリトリスをいじると、まるで電撃のような快感が、オレの全身を駆け巡った。
……オ……オレ……死ぬっ!
絶対に死ぬっ!
死の恐怖すら覚える凄絶な快感でオレは気絶したけど、すぐにたたき起こされた。
もちろん起こしたのはセシル。

「1回で気絶するようじゃ話にならないですわ。せめて3回は耐えてもらわないと♪」
「……う゛ぅ……ぁ……む、り……だ……。オレ……死ぬ……死んじまう……。あ゛あ゛……ふ――……ぅう゛ぁ……」

……もう休みたい。
眠りたい。
気絶したい。
心は悲鳴を上げまくっているのに、身体はセシルの命令に忠実に従う。
さっきまでの動作をリピートするかのように、胸を揉み、アソコに指を出し入れする。

「大丈夫ですわ。人間の身体は丈夫ですから、これくらいで死んだりしませんわ。男なら万一の事が起きるかもしれないけれど――腹上死とか――あなたは女だから問題ないですわね♪」
「……ちが……オレは……おと、こだ……ん゛あ゛あ゛っ……!」
「あなたは立派な女の子ですわ。ほら、天井を見てみなさい。絶世の美少女が、自分の身体を慰めてますわよ」

……アレが……オレ……?
嘘だ……アレはオレじゃない……。
完全に女の子じゃないか……。
セシルに命令されて見た天井には鏡がはめられていて、オレの全身が映っていた。
大きな胸も。
それを揉みしだく左手も。
グショグショに濡れているアソコも。
そこに指を抜き差ししている右手も。
過度の快感に涙を流している顔も。
……男だったオレが見たら反射的に襲ってしまいそうなくらい、エッチでカワイイ女の子がそこにいた。

「……ち……ちが、う……っ! アレは……オレじゃ……ん゛ん゛あ゛っ!?」
「大きいし形もいいし感度も抜群。最高の乳房ですわね」
「やっやめっやめろぉっ! あ゛っあ゛っあ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

セシルに胸を荒々しく揉まれたオレは、たちまち絶頂に達してしまう。
さっきのアクメに勝るとも劣らない強烈な快美感に裸身を震わせるオレの視界に、おかしなものが映った。
……なんだ……あれ……?
セシルに命令されて見ていた天井の鏡に、オレの胸から白っぽい液体が噴き出している所が。
牛乳みたいに見えるけど……オレは妊娠してないから、母乳なんて出ないよな……?

「さっきより母乳の出がイイですわね。これなら胸だけでも客を取れるかも……」
「……ぉ……おぃ……。なん……で……オレ……むね……で、て……」
「そんなに立派な胸をしてるんだから、徹底的に鍛えてセールスポイントにしようと思いまして。射乳――母乳を出す事をこう言います――を好む人は、けっこう多いのですわ。赤ん坊だった頃を思い出すのかもしれないですわね」

反乱失敗

5KB  十二国  昇鉱・鈴

昇鉱は恐ろしく太った男だった。
歳が分からないくらい常軌を逸して太っている。

「ふふふ……報告どおり、うまそうな女だな。小汚いが磨けば光りそうだ……」
「……こ……来ないで……! あんたに抱かれるくらいなら、死んだ方が……あ゛っ! ん゛ん゛っ……!」
「死にたかったら死ね。舌を噛むなり首を吊るなり、いろいろ方法はあるだろう。ただ、その場合はお前の仲間を1人、殺すがな」

香が立ちこめる牢の中、昇鉱の脅迫が遠くに聞こえる。
胸を服の上から撫でられた。
あたしの意識はそれだけで霞み、消えそうになる。
……清秀の仇に嬲られて感じるなんて……!

「これは獣心香と言ってな……どんな女でも狂わせる媚薬だ。お前のような下賎のものは本来、死ぬまで味わえないほど高価なものだ。しっかり味わえ」
「う゛ぅう゛っ……! やっ……やめ――……やめてっ……! 近づけないで……っ! あ゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

あたしは顔の前に香炉を突きつけられ、たちまち昇りつめてしまう。
眠れない夜に何度も自慰をした事があるので、絶頂は知っていた。
知っていたけど、これほど深く大きな絶頂は知らなかった。
身体中の気力という気力が快感に化けているような、凄まじい脱力感と快美感。
……こ……これ……まず、い……。
こんなので責められたら……あたし……。

「さてと……そろそろ素直に吐く気になったか? 私を殺そうと計画していた人間は、全部で何人だ? 首謀者は?」
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ! な……何回も、言わせないで……! 計画してたのは捕まった人間だけで……首謀者は……あたし……あ゛ん゛っ!」
「ふざけるな。お前のような小娘……しかも海客が主犯だと? もう少しうまく嘘をつけ」
「……う、そ……じゃ……ない、わよ……! あんンッ! 清秀の、か、かた、かたき……! こ……ころ、し……殺してや……ふあ゛あ゛っ! ん゛ん゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」

清秀を思い出し憎悪をかき立てて、何とか快感に抵抗を図るあたし。
その努力は、昇鉱の指1本であえなく潰えてしまう。
秘部を布ごしに指で押される。
たったそれだけの刺激であたしは昇りつめ、失禁までしてしまう。
あたしが小水をもらしたのを見て昇鉱は、手を打って喜ぶ。

「汚れたものを着ていると気持ち悪いだろう? 脱がせてやる。感謝しろ」
「……ぃ……い゛や゛っ……あ゛あ゛っ……! やめて……だめ……だめ……っ! ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」

責められているわけじゃない。
ただ服をはぎ取られているだけ。
昇鉱は脱がせた後あたしを嬲る事で頭がいっぱいで、あたしを鳴かせる意図はないだろう。
それなのに。
あたしの口からもれる嬌声は止まらない。
肌が布と擦れるのが、たまらなく心地いい。

「はっはっは……言うことは大人びているが、身体は子どもだな。歳はいくつだ? 15くらいに見えるが」
「……そ……そんな、こと……どうでも……いいでしょ……。どうして……あんた、なんか、に……あヒィッ! ひぃっ……ぃ……い゛っ……!」
「ほれ。いつも自分でどう、いじってるんだ? 見せてみろ」

昇鉱はあたしの右手を取って、あたしの胸に押し当てる。
ただでさえ敏感な胸は、媚薬の効果で一段と敏感になっていた。
昇鉱の手が離れても、あたしの右手は胸から離れない。
離せない。
なりふり構わず自慰をしたいという欲望と、昇鉱を喜ばせたくない・負けたくないという感情。
相反する2つの気持ちの間で揺れ動くあたし。

「くくく……がんばるな。だが、無駄な努力だ。さっさと堕ちて楽になれ」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! た……たすけ、て……虎嘯……夕暉……!」「虎嘯と夕暉。その2人が仲間か」
「あ゛っ……!? ちっちがっ……!」

……あたし何て馬鹿なの……!?
虎嘯……夕暉……ごめんなさいっ……!
お願いっ……早く逃げてぇっ……!

「そう泣くな。お前はよく頑張った。褒美をくれてやろう」

昇鉱は満面の笑みを浮かべると、服を脱ぎはじめる。
素っ裸になった昇鉱がのしかかって来ても、あたしは全く抵抗しなかった。
逃げるのは無理。
抵抗しても無駄。
それなら素直に犯された方が賢い……。

「~~~~~~!」

昇鉱のモノで純潔を奪われた瞬間、あたしの身体を駆け抜けたのは激痛ではなく、嬌声を上げられないほど圧倒的な快感。
待ち望んだものを得た身体は狂喜して昇鉱を受け入れ、あたしの心を置き去りにして、頂点を目指して駆け上がっていく。
……どうして……こんなに……。
昇鉱はお世辞にも美男子とは言えない。
長年の飽食によって厚くまとった物で、人じゃない別種の生き物にすら見える。
性格なんて下の下の下。
……それなのに……あたし……どうして。

「あ゛あ゛っ……やめて……だめぇっ! あたし……また……また……っ! い゛や゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!」
「お゛お゛っ……!」

ビュルビュルビュル……

……あ……あつ、い……っ!
絶頂で蕩けきっている肢体は射精を受け、一段と高く飛翔する。
あの世まで飛んでいくみたいな……二度と元に戻れないような、圧倒的な絶頂。
あたしの意識は、それに耐えるだけの力を残していなかった。





「……ぅ……ぅう゛……。ぁ……?」
「あ。起きたみたい」
「どう? 自分が誰だか分かる? わからない?」
「急に聞いても無理よ」

あたしは目を覚ますと、三人の女に囲まれていた。
あたしは裸であお向けに横たわっている。
三人も裸で、あたしの身体のあちこちを撫でまわしている。
……昇鉱は……いないの……?
この人たちは……?

「……貴女たちは……誰……? 昇鉱は……? あ……虎嘯たちを……助けに……行かないと……」
「ちょっと、ちょっと、ちょっと。そんな身体で何する気よ?」
「のど、渇いてるんじゃない? 水、飲む?」
「まだ獣心香の効果が残ってるでしょう?」

あたしは簡単に取り押さえられ、水を飲まされた。
身体から水分が抜けきっていたからか、ものすごく美味しかった。
おいしかったけど、ただでさえ重かった身体が、一段と重くなったような気がする。
……水に何か、入ってたのね。
怒りをこめた視線を向けると、女たちは呆れたように笑いながら、あたしへの愛撫を再開した。

「……う゛ぅ……あ゛っ……や……やめ、て……っ! あんた……たち……昇鉱の……アヒィィイッ……!」
「お尻を責められたこと、1度もないでしょう? それなのに果てるくらいの性感帯になってる。獣心香の効果が残っている証拠じゃない」
「あんた、根性あるね。獣心香は私たち商売女でも辛いくらい効果あるの。生娘で理性が残ってるなんて、よっぽど芯が強いのね」
「身体は完全に堕ちてるけど、それは恥ずかしいことじゃないわ。『死人以外には効く』なんて謳い文句が、獣心香の場合は誇張じゃないから」

三人の言葉の半分も耳に入らない。
耳に入った半分以下も、右から左に抜けていく。
昇鉱一人が相手でも悦び悶えた身体が、三人も相手にしたら狂わない方が変だ。
あたしは三人の指や舌が動くたびに嬌声を上げ、裸体を震わせる。
三人は性急に追い上げず、時間をかけて少しずつ、あたしを絶頂に近づけていく。

ゼロの陵辱

5KB  ゼロの使い魔  ルイズ・アンリエッタ

姫様がいた部屋はトリステインの王宮の一室――姫様の寝室とソックリだった。
もちろん偶然じゃないだろう。
姫様を少しでも苦しめるために用意したに違いない。

「祖国を滅ぼした男に抱かれて果てるなど……どこまでワタクシは淫乱なんでしょうね。場末の娼婦でも、ワタクシほど淫乱ではないでしょう」
「……魔法薬(ポーション)のせいです。わ、わたしも……サイトの前で……」

思い出すと涙が浮かんでくる。
サイトの目の前で処女を奪われる私。
私が激痛で泣き叫んでるのを無視して――まるで気づいてないような態度だった――単調に犯し続けるジョゼフ。
ボロボロの身体に鞭打って何とか、私を助けようと足がくサイト。
無表情に私たちを見ながら、ときどきサイトを蹴飛ばすシェフィールド。
まるで悪夢。
それが一変したのは、ジョゼフが私の中で射精した後だった。

「あ、あの魔法薬は……異常です。あんなモノを使われれば、誰でも狂ってしまいます……」

なかば失神していた私は、魔法薬を飲まされた数分後に狂った。
身体の奥底から湧き上がる快感に、私の理性はあっけなく崩壊。
発情した動物のようにジョゼフのモノを欲しがり、ジョゼフのモノを懇願して口にした。
サイトが泣きながら制止する声を遠くに聞きながらフェラチオ――その時はその名称を知らなかった――を続けた。
ジョゼフのモノが大きくなると、自分からジョゼフにまたがり、ソレの上に腰を下ろした。
……わたしの記憶があるのは、そこまで。

「だ、大丈夫だ、ルイズ。泣くな。泣くなって! お前は汚れてなんか、ない。犬に噛まれたと思って忘れちまえ」

魔法薬の効果が切れ、ジョゼフとシェフィールドが牢屋から立ち去った後。
泣きじゃくる私を、サイトはギュッと抱きしめてくれた。
……抱きしめてくれたけど、その顔は強張っていて、声も震えていた。
1時間くらい泣きつづけて少しだけ冷静になった私は、そのことに気づいた。
気づいて、ものすごい恐怖感に襲われた。
……わたし、どんな顔でジョゼフに抱かれたの?
サイトはそれを見て、どう思ったの?

「……ね、ねえ、サイト。わたし……ジョゼフに抱かれてるとき、どうだった? 少しも覚えてないの……教えて」
「………………オレも、覚えてない。ショックが、お、大きすぎて……」
「……そう。ごめんなさい。変なこと聞いて」

……嘘が下手なんだから。
そんな顔して『覚えてない』なんて言っても説得力ないわよ。
覚えてるんでしょう?
それを――ジョゼフに抱かれている私を見て『大きすぎるショック』を受けたのよね?
……そう聞く勇気は私には無かった。
さっきの質問だって勇気を振り絞って、何とか質問したんだから。

「ルイズ……!? どっどういう事ですか!?  ワタクシがおとなしく従えば、ルイズたちには何もしないと約束したではありませんか!」

昨日――わたしが初めてジョゼフに犯されてから数週間後。
わたしはシェフィールドに、姫様がジョゼフに犯されている所に連れていかれた。
純潔を奪われた直後なのか、姫様は激痛に苦悶していた。
だけど私が犬のように裸で四つんばいになっているのを見ると、たちまちジョゼフに食ってかかった。
私たちを守るのと引き替えに、ジョゼフに抱かれる決意をしたらしい。

「そんな約束を守るワケがないだろう? つくづく考えが甘いな。これでも飲んで、少しは大人になれ」
「なっ何ですか、それは……」
「やめてぇえぇえっ! それはダメッ! ダメです姫様それは……あぐぅっ!?」

姫様が魔法薬を飲まされるのを見た私は、自分の置かれている状況も忘れて立ち上がり、シェフィールドに思いっきり腹を蹴られた。
シェフィールドは何度も私の腹を蹴り上げ、わたしが朝食を全て嘔吐すると、ようやく蹴るのを止めた。
……その後は思い出したくない。
思い出したくないけど、ときどき夢に出てくる。
それくらい衝撃的な光景だった。

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ! ルイズ……みっ見ないでぇっ! ワタクシ、たまらないのぉっ! お゛お゛っ! う゛ぅあぁうっ……!」
「犬みたいに舌を突き出して、よだれ撒き散らしながらイキまくって……見てられないわね。アレが女王? 滅びるはずだわ、トリステイン。アレじゃあ牝犬……いえ、牝豚ね。そう思わない?」

軽蔑に満ち満ちた表情ではき捨てるシェフィールドの言葉に、わたしは首を縦に振った。
うなずかないと酷い目にあわされる……そう思ったからじゃない。
ジョゼフに抱かれる姫様が牝犬……いや、牝豚と形容するのが正確に思えるほどの狂態を見せていたから。
……わたしも、あんな顔してたの?
あんな風に乱れてたの?
それをサイトに見られてたの?

「あの魔法薬は人間なら誰もが持っている淫らな部分を数倍、数十倍に増幅するそうです。誰でも色情狂になるのが当然と言ってました」
「……誰が、ですか……? それは……。誰に……聞いたのですか……?」
「へ、兵士に、です。ガリアの兵士が……その……教えてくれて……」

……正確には私を犯した兵士たちに。
魔法薬を無理やり私に飲ませた後、兵士達のリーダーらしい男が、聞いてもいないのに説明しはじめた。
魔法薬の作り方。
作った人間の名前。
実験台になった人の名前。

「……解毒剤みたいなものは」
「ないわよ、そんなの」
「シェフィールド!? 何しに来たの……ってサイト! どうしたの!?」

いきなり会話に割り込んできたシェフィールドの方を見ると、その隣のサイトが異常な様子だった。
裸で四つんばいで首輪をつけているのは、数日前に会った時と同じ。
首輪から伸びた縄をシェフィールドが持っているのも同じ。
違うのはサイトの瞳。
まるで親の敵を見つけたかのように、恐ろしく血走っている。

「騒ぐな。お前たちに飲ませた魔法薬があっただろう。アレを飲ませただけだ」
「なっ……!? シェフィールド、アンタ……ッ!」
「誤解しないで。私が無理やり飲ませたんじゃないわ。『ルイズや姫様に飲ませるくらいならオレが……!』とか言って、自分で勝手に飲んじゃったのよ」

シェフィールドは憂鬱そうに吐息をはいたけど、その目は明らかに笑っている。
……私たちの名前を出して、サイトに飲ませたんだわ。
何て卑怯なの……!

「私が相手しても構わないんだけど、1人で相手するのは大変そうだからね。アンタたちに協力してもらおうと思って」

シェフィールドは笑いながら小瓶を2つ投げた。
受け取って中を見てみると魔法薬……じゃなかった。
例の魔法薬は青色で独特の匂いがするけど、これは無色透明で匂いが全然ない。
……ただの水じゃない、これ?
どういうこと?

「ワタクシたちにサイト殿に抱かれろと、おっしゃるのね。わかりました」
「え? ひ、姫様? どういう事ですか?」

わけが分からず質問する私に答えず、姫様は瓶の中の液体を口にした。
……これを飲めば、わかるのかしら?
とりあえず飲んでみる。
……やっぱり水よね……ただの水としか思えない。
姫様に再び聞いてみると、意外そうな顔になった。

「ワタクシの受け取った瓶の中は、あの魔法薬だったわ。ルイズは違ったの?」
「ただの水でした。間違えたの?」
「魔法薬と水を間違えるワケないじゃない。アンタたちと私を一緒にしないで」

こみパ

7KB  こみパ  和樹・あさひ・郁美

「……ん゛ん゛っ……んぶ……ん゛っ! ふあぁ……あぶっ……! か……和樹……さ、ん……! あ……あた……し……っ! もう……あヒィッ!」
「なに中断してるんですか? 続けてください。早く」
「……わっわかっ……わかり、まし……たぁっ……! だか、だから……とめ……止めてぇっ……!」

わたしがバイブを止めてあげると、あさひさんはノロノロとフェラチオを再開する。
ベッドに腰かけている和樹さんに奉仕する彼女は、数時間前に着ていたステージ衣装を着ていた。
和樹さんがリクエストしたから。
最初は抵抗したみたいだけど『じゃあ二度とオレの前に現れないでね』と和樹さんが冗談で言ったら、あわててOKしたらしい。
……そういうのは酷いと思います、和樹さん。

「そんなに胸をいじって……もうガマンできない? 郁美ちゃん。アソコ、どうなってる?」
「スゴイですよ。太ももまで垂れてます。こんなにエッチな人が『スーパー売れっ子アイドル声優』と言われてるなんて、笑っちゃいますね♪」
「う゛ぅ……ぃ……言わない、で……ください……」

あさひさんは、か細い声で涙ながらに訴える。
だけど、その左手は今まで通り、自分の胸を揉んでいる。
最初は服の上からだったのに満足できなかったのか、今は服の中に手を突っこんでいた。
身体が疼いて仕方ないんですね♪そうなる塗り薬まみれのバイブを入れて今日1日、ライブをしてたんだから当然ですけど。
アソコにガッチリと貞操帯をハメられてなかったら、胸じゃなくてアソコをいじってるだろうな。

「だけど凄いプロ意識ですね、あさひさん。こんなのハメてライブをやり切っちゃうなんて。正直かなり見直しましたよ」
「そうだね。絶対に途中でダウンしちゃうと思ったよ。がんばったね、あさひちゃん」
「……あ……ありが、と……ござ……あ゛っっ! はぁっ……ひぃっ……い゛い゛ぃっ……!」
「……あれ? もしかしてイッちゃった、あさひちゃん?」

……頭を撫でられてイク人なんて、初めて見ました。
本当に限界ギリギリみたいですね。
それなら……。

「あさひさん、もうフェラチオはいいです。お疲れ様でした。後のことは私に任せて、ゆっくり休んでください」
「そうだね。今日はライブで疲れただろうから、セックスはいいよ。ゆっくり休みながら、オレたちの見てて」
「……そ……そん……な……」

あさひさんの絶頂に蕩けていた顔が、絶望感に塗りつぶされる。
ものすごくイイ顔♪
わたしは和樹さんほどのSじゃないと思うけど、それでも今のあさひさんの表情はキます。
――和樹さんに抱かれる事だけ考えて、ずっと耐えつづけた。
こんな土壇場になってお預けを食らうなんて、想像もしてなかったでしょう♪

「そんなに辛そうな顔しないでください。大丈夫! ちゃんと身体は満足させてあげますから♪」
「いっい゛や゛っ! 嫌です! 和樹さんが……和樹さんが、いいです……!」

わたしがバイブのリモコンを見せると、あさひさんの顔が引きつった。
――気持ちよすぎて恐いと思ってるみたいですね。
さっきの反応から見てバイブとの相性が悪いとは思えない。
むしろ相性が良すぎるのかもしれない。
バイブを手放せなくなる不安に襲われてるような。
容姿も実力も抜群の人気アイドル声優がバイブ狂いなんて、最高のスキャンダルですよね♪

「そんなに和樹さんの方がいいのなら、バイブなんかでイキませんよね? これからバイブを動かします。和樹さんに抱いてほしかったら、イカないでください」
「まっ待ってくださいっ! そんなの無理で――……ひああああっ! あ゛あ゛っ! あ゛っ! あんンッ……!」

バイブのスイッチを入れた途端、あさひさんの身体が跳ねた。
快感を少しでも抑えこもうと意図しているのか、あさひさんは自分の身体を両腕で抱きしめて、何とか絶頂を回避しようと試みている。
唇を噛みしめて嬌声がもれ出すのも防ごうとしているけど、それは全く成功していない。
……カ、カワイイ……!
ライブの時はカワイイ以上にカッコイイと思ったけど、今のあさひさんには格好よさなんて微塵も存在しない。
圧倒的な快感に翻弄される、とても気の毒でカワイイ女の子だった。

「郁美ちゃん……いいかな? もう、オレ……」
「……はい。私も……あさひさんを見てたら……。抱いてください……愛してます……和樹さん……」

あさひさんの痴態に刺激されて、和樹さんのは凄く勃起している。
それを見て一段と身体が疼いた私は、急いで服を脱いで裸になった。
……恥ずかしい。
わたしの肢体は、笑うしか無いくらいの幼児体型だ。
年齢が年齢だから……というのは言い訳にならない。
小学生でも私よりスタイルいい子はゴロゴロしてるから。

「郁美ちゃん。ちょっとオッパイ、大きくなった?」
「………………嫌味ですか? 私はあさひさんみたいにマゾじゃないから、言葉責めで興奮しないんですが」

思わず私がにらみつけると、あわてて和樹さんは否定した。
本当に大きくなってるように見えたらしい。
……大きくなってる?
本当に?
自分の胸を見下ろしてみるけど、そこに存在するのは、悲しいくらいの平面。

「本当に嫌味じゃないから! あ、後で計ってみたら? そんな顔しないでよ、郁美ちゃん。数か月ぶりなんだからさ。笑って笑って」
「和樹さんが変なこと言うからじゃないですか。だいたい……むぐっ!?」

最近の和樹さんの女性関係に苦言を呈しようと思ったら、いきなりキスされた。
……こんな形で苦情を回避するのは卑怯ですよ、和樹さん。
そう思いながら私は快感に押し流されていく。
わたしはキスに弱い。
本当に弱い。
キスだけでイッたことは、2回や3回じゃない。
今もキスされながら乳首を撫でられているだけで、アソコから熱いのが太ももに……。

「入れるよ、郁美ちゃん」
「……はい……来てください……ん゛ん゛ん゛あ゛あ゛っ……!」

ベッドにあお向けに横たわり、正常位で和樹さんに貫かれた瞬間、あっけなく私は昇りつめてしまった。
それから後背位で1回。
騎乗位で1回。
最後に座位で1回。
4回目の絶頂を迎えるのと同時に、わたしの意識は白い安息に呑まれて消えた。





「あさひちゃんは本当にエッチだね。あんなにバイブでイッたのに、そんなに腰を振って……。バイブとオレのと、どっちがイイ?」
「……か……和樹さん……の……ほ、うが……あ゛あ゛ん゛っ! 和樹さん……好きです……! 愛してますっ……!」

わたしが目を覚ますと、あさひさんが和樹さんに抱かれていた。
和樹さんの上であさひさんが淫らに動いてる。
普段の気弱で消極的な彼女と同一人物とは思えない。
少しでも多く快感を貪ろうとする姿は一人前の女……というより一匹の牝。
今日のライブで、ステージの上に向かって歓声を浴びせていた人が見たら、間違いなく幻滅するだろう。
だけど……。

「……あさひさん……カワイイ……♪」
「ん゛あ゛っ! い゛っ……郁美さ……あ゛あ゛っん゛っ! やめ――……むねぇ……だめ……っ!」

硬く勃起している乳首をひねり上げると、あさひさんは甲高い嬌声を上げてくれた。
快感に潤んだ瞳を私に向けて、やめるよう哀願する。
……そんな嗜虐心をそそる瞳で見ないでください。
徹底的に鳴かせたくなっちゃうじゃないですか♪

「……あさひさん……イってください」
「ひぃっ! そこ、だめぇっ! イ――……イクッ! イクッ! イッちゃうぅっ……!」
「……ぐっ……!」

乳首をしごきながらクリトリスを責めると、あさひさんは簡単に絶頂に達した。
その影響で激しく収縮する肉襞に耐えられず、和樹さんが射精する。
あさひさんは膣内射精された衝撃で、一段と深い絶頂に到達する。
あまりにも強烈な快感に声も出せず、ガクガクと激しく裸身を震わせるのを見て私は心配……しなかった。
……わたしも和樹さんに負けないくらいSですね。
思わず苦笑いする。
あさひさんが意識を飛ばしかけているのを見て、私の心に芽生えたのは『わたし1人であさひさんを、あそこまで鳴かせてみたい』――だった。





「今度1回、和樹さん抜きで私としませんか?」
「ええっ!? そっその……そ……そそそ、それは……ちょっと……。あ……あた、あたし……その……和樹さんが好きで……。あ゛っ……も、もちろん郁美さんも……す、好きですけど……」
「……あさひさんのサポートが1番お金かかってるんですよね」
「え?」
「ものすごくスケジュールが詰まってるのを動かすために、けっこうな金額を使ってるんですよ。私のおかげで和樹さんに抱かれる時間が取れてるの、わかってます? これからも和樹さんとの付き合いを続けたかったら、わたしの機嫌を悪くしない方がいいと思いますよ?」

……すっごい卑怯者だなあ、わたし。
自分の恥知らずな言葉に、心中で苦笑いする。
あさひさんと和樹さんの逢瀬のために、私が多大な労力を費やしているのは事実。
あさひさんが和樹さんに抱かれたのを知り激怒した大志さんを、お兄ちゃんに力ずくで静めてもらった事もあった。
……愛する女性が親友のセックスフレンドになったんだから、怒るのは当然すぎるくらい当然だけど。
ちなみに現在、大志さんは入院中。
あさひちゃんと和樹さんの愛し合う姿を見て、精神を病んでしまったから。
……ショック療法を言い出した私としては、1日も早い回復を祈るしか、ない。

初春を佐天が犯す

「どっどうして脱がないとダメなんですの!? 初春が人質になっている限り、ワタクシは絶対に逆らわないですわ!」
「オレは石橋をたたいて渡るタイプなんだよ。早く脱げ。脱がないと……」
「わ、わかりましたわっ! 脱ぎますわっ! 脱ぎますから初春にはっ!」

男が私の頭に拳銃を押し当てると、白井さんは自分の服に手をかけた。
憤怒や恐怖・屈辱で震える手で、ゆっくり脱いでいく。
制服を脱いで下着姿になった白井さんに、男はバンザイするように命令した。
おとなしく白井さんが両手を上げると、その手首を天井から伸びる鎖(手錠つき)で拘束する。
さらに男は目隠しをした。

「……こ……ここまで徹底するなんて、臆病にも限度がありますわ。そんな性格で、よくスキルアウトのリーダーが務まりますわね」
「私たち無能力者は、臆病にならないと生きていけないんですよ。白井さんには絶対に理解できないと思いますけど」

ずっと黙って楽しそうに眺めていた佐天さん。
一糸まとわぬ裸だ。
この部屋には男性が十人近くいるのに、全く恥ずかしそうじゃない。
冷たい笑みを浮かべながら白井さんに近づくと、白井さんの顔に唾をはいた。
そして頬を思いっきり引っぱたく。

「お前の相手はそっちじゃないだろ。こっちだ」
「すみません。……初春。天国を見せてあげるよ♪」
「……て……天国? 佐天さん……なに言って……ひゃあっ!?」

スキップしながら近づいてきた佐天さんは、いきなり私のスカートをめくり上げた。
ビックリして身体をひねると、私を拘束している鎖がジャラリと鳴る。
下着を見られて恥ずかしがる私を笑う佐天さんの顔には、さっきみたいな冷たい雰囲気はカケラもない。
いつもの……以前わたしと一緒に学校に行っていた時の佐天さんの笑顔と、全く同じ。
……その身体は、以前と完全に別物だけど。
胸とアソコと耳にピアス。
私と同じくらい小さかった胸が、凄く大きくなっている。
こんな短期間で自然にこんなに大きくなるハズがない。

「……そんなにジロジロ胸を見ないでよ。照れるじゃないの。どうしたの? あ! 初春も胸を大きくしたいんだ! わかった! 私の胸を大きくしてくれた人に、初春のも大きくしてくれるように頼んであげる! 初春みたいにカワイイ子が巨乳になったら、絶対に人気が出まくるだろうね♪ 間違いなく指名が殺到するよ! 間違いない!」
「……さ……佐天さん……やめて……やめてください……! あ゛っ!? そっそんなとこ……ダメです……っ!」

佐天さんは機関銃のように話しながら、わたしの身体をいじりまわす。
以前わたしで遊んでいた時と違う。
目も雰囲気も手つきも。

「初春っ!何やってますの佐天さんっ!? 初春はアナタのために危険を冒して、今こんなところに……!」
「うるさいなあ。もちろん初春には感謝してますよ。感謝してるから、初春を悦ばせるために努力してるんじゃないですか。それに

初春はそんなのナシでも好きですしね。酷い事はしない……というか、できないですよ。白井さんになら、できますけどね♪」

佐天さんは白井さんの怒鳴り声に適当に返事しながら、わたしのアソコを下着ごしに責める。
指でいじったり舌でナメたり。
わたしを快感を与えようと努力しているみたいだけど、全く気持ち良くならない。
気持ち悪いだけ。
わたしが違和感や不快感で悲鳴を上げつづけていると、憂鬱そうな顔をした佐天さんが、スカートの中から顔を出した。

「うーん……初春、よくない? わたしネコばっかりでタチやった事ないからなあ……。最初っからコレに頼るのは何だけど、仕方ないか」
「……佐天さん? そ、それは……?」
「ジャッジメント(風紀委員)の初春なら知ってるかな? 魂砕き(ソウル・ブレイカー)だよ♪」
「え゛っっ……!?」
「あはははは♪ その反応は知ってるみたいだね。大丈夫、大丈夫♪ 魂砕き(ソウル・ブレイカー)なんて言われてるけど、実際に魂が壊れるわけじゃないから。ちょっと心と体に消えない傷跡が残るだけ♪ 代わりに死ぬまで楽しめるんだから最高じゃない」

佐天さんは満面の笑みで言い切る。
……こんな風に、なるの?
魂砕き(ソウル・ブレイカー)を打たれた人間がどうなるか、わかりやすく実例を見せられているような気がする。
魂砕き(ソウル・ブレイカー)を打たれた人間がどうなるかは、何度もジャッジメントの先輩に聞かされた。
聞いていて辛くなり、耳をふさぎたくなるような悲惨な人生。
心の弱さから麻薬に手を出した代償としても、悲しすぎるとしか言えない人生。
……そんな物を売ってる人がいるんですか。
怒りに身体の震えが止まらなかった。
わたしは正義感でジャッジメントになったわけじゃない。
それでも魂砕き(ソウル・ブレイカー)を売るような人間は、絶対に許してはいけない犯罪者だと思った。
……それの入った注射器が、ゆっくり私に近づいてくる。
怒りとは違う感情で、身体の震えが止まらない。

「そんなに脅えないでよ、初春。これは原液じゃないから間違っても死なないって。十倍くらいに薄めたヤツだから、お子様の初春には丁度いいと思うよ? ……これだけ言ってもコワイ? 仕方ないなあ。白井さんに打って、これくらいじゃ死なないって証明してあげるよ」
「……え……? ちょっ……ちょっと待ってください、佐天さんっ! 白井さんに、そんなこと……っ!」
「……止めなくてもイイですわ、初春。佐天さん、わたしに打ちなさい。」
「へえ……初春のために自分が犠牲になる気ですか? さすが白井さん。ジャッジメントの鑑ですね♪」

わたしの制止の声に立ち止まった佐天さんが、また白井さんの方に歩いていく。

「ダッダメですっ! やめてください佐天さんっ! 何でも言うこと、聞きますからぁっ!」
「何でも? 本当に? 本当に何でも聞いてくれるの? じゃあ私の奴隷になりなさい。死ぬまで」
「……ど、どれい……?」
「嫌なの? あっそう。じゃあ白井さんに」
「わっわかりましたっ! なりますっ! 佐天さんの奴隷になりますっ! だからっ! だから白井さんにはっ!」

わたしが必死に叫ぶのを聞いた佐天さんは、嬉しさと悲しさが混じったような複雑な表情で、私のそばに戻ってきた。
そして注射器を私の腕に近づける。
……こわい……!
今すぐ逃げたしたい。
やめてと叫びたい。
……だけど、ガマン。
やめるよう佐天さんを怒鳴る白井さんの方を見る。
……白井さんが壊れるところを見るくらいなら、わたしが壊れる方がマシ。
初めて会った時から白井さんが好きだった。
可愛くて格好よくて強くて優しい。
こんなに魅力的な人はいないと思ったし、もちろん今でも思ってる。

『ワタクシの身も心も、お姉様のモノですわ!』

白井さんが御坂さんの信奉者になったとき、わたしの中に淡い希望が生まれた。
女の子同士なんだから、両思いになるのは無理。
そんな常識を白井さんは全く気にしてないように見えた。
白井さんが御坂さんにフラれた時、白井さんの近くに私がいたら、もしかしたら……。
……そんなことを考えていた罰が当たったのかな?

「……初春の心は……白井さんのモノなんだね……」
「い゛っ……!」
「……せめて初春の身体は……私のモノに……」

佐天さんは聞き取れないくらい小さな声で何かつぶやきながら、注射針を私の腕に突き刺した。
目がくらむくらい痛い。
普通より注射器が大きかったので痛いだろうと思ってたけど、思ってた以上に痛い。

「魂砕き(ソウル・ブレイカー)は効果が現れるまで時間かかるから……おしゃべりでも、してる?」

流されて

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「んむうっ! むむうっ! ふぐうっ……ん゛っくううっ!」
「ただでさえ大きな胸がパンパンにふくらんでるよ? さわっただけで弾けそうな」
「ぐう゛ぅあ゛あ゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

行人様が乳房を揉みしだいた瞬間。
お姉ぇ様の乳房の頂点から大量の母乳が噴き出して、行人様の顔にかかった。
獣のように鳴いたお姉ぇ様は射乳を終えると、グッタリとハリツケにもたれた。
その目は焦点が全く合ってない。
気絶しかけるくらいの、凄まじい快感だったらしい。

「オッパイが出た……。あやねが作った薬って、そんな効果もあったんだ?」
「い、いや、そんな効果は……。ただの媚薬だったはず……」

媚薬の製造法がのっている書物を見つけて一念発起。
必要な材料を集めて製造。
お姉ぇ様に完成した薬を飲ませて、すずと行人様を招待。
薬の効果で朦朧としているお姉ぇ様をひんむいて、ハリツケに縛りつけて陵辱。
……そんな予定だったんだけど。
何か変な方向に行きそうな悪い予感が……。

「……ど……どうして、まちがオッパイを……? ま、まさか……僕の子ども……!? い……いや……ちゃんと外に出してたし……あれ? 外に出すのって避妊の効果ないんだっけ? あれ……?」
「い、行人!? 大丈夫!? 行人!?」

急にブツブツ言いながら、グルグルその場で回りだす行人様。
ものすごくアヤシイ人になってる。

「大丈夫よ行人様。お姉ぇ様、孕んでないわ。確認したから」
「……そ……そう? それなら……ん? どうして確認したの?」
「え゛? そ、それは……どうでもイイじゃない! そんなこと! それより今はお姉ぇ様で遊びましょ!」

お姉ぇ様が孕んでいるか確認したのは先日。
確認した理由は単純。
お姉ぇ様が自分は孕んでいるかもしれないとか言い出したから。
もちろん私もお母様もビックリした。
あまりにも驚いたものだから、飲んでいたお茶を互いの顔に噴き出してしまった。
お母様が確認した結果、お姉ぇ様が孕んでいない事がわかった。

「うわっ。こ、こんなところも感じるんだ……」
「トンでもなく反応いいね。副作用とか大丈夫なの? 効き目が凄いぶん副作用も凄いんじゃあ……」
「書物には何も書いてなかったから大丈夫よ。きっと」
「うぐうううっ! ぐむっ! え゛ふ……うんぐぐう゛っ!」

……確かに凄いわね、これ。
快感のあまり舌を噛むとマズイと思って猿ぐつわ入れたの、大正解だったみたい。
お姉ぇ様は肩や太もも、わきの下や背中を撫でられただけで、絶頂に達しそうな勢いで喘いだ。
まるでイキっぱなしの状態になった時みたいに、ガクガクと裸身を震わせている。
アソコやお尻を責めたら、どうなるんだろう……?
いつも私を壊れそうになるくらい責めるお姉ぇ様。
たまには私がお姉ぇ様を壊れるくらい責めても構わないわよね?

「お姉ぇ様。これ、覚えてる? そうよ。この前お姉ぇ様が私に入れてくれた張型。あの時も大きいと思ったけど、こうして見ると本当

に大きいわよね。よく私のアソコに入ったと思わない? ……これ、お姉ぇ様に入れてあげる。私と同じ苦しみを味わって!」

……あのときは殺されると思った。
わたしが激痛で泣き叫んでるのにお姉ぇ様はやめなかった。
やめるどころか、ますます嬉しそうな表情になって、私が気絶するまで……いや、気絶した後も嬲りつづけた。
意識を取り戻した後。
アソコにまだ張型が入ってるのを知って、わたしは絶望感でまた気絶した。

「それは少し太すぎるんじゃないかな? 長さも凄いし……もう少し小さいので……」
「そ、そうだよ、あやね。別の」
「すずは黙ってなさいっ!」

私がにらみつけると、すずはビクンと震えて話さなくなった。
……行人様が止めるのは構わないわ。
行人様は優しい。
お姉ぇ様や私、すずを抱くようになって性格が結構かわったけど、優しいのは変わらない。
むしろ以前より優しくなったような気がする。

「あの時アンタ止めた!? 止めなかったでしょうが! 止めるどころか笑ってたわよね!? そのアンタが! 止める権利あると

思ってるの!? 答えなさい!」
「………………」

いくら怒鳴っても、すずは小さくなって震えてるだけ。
……よかった。
ここで『アレはアレだよ』とか言われたら絶交してたかも。
わたしは馬鹿でかい張型に潤滑油を塗りたくる。
この大きさに潤滑油なんて焼け石に水だけど、ないよりはマシでしょ。

「いれるわよ、お姉ぇ様。そりゃあっ」
「ぐぉあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」
「あはははははっ! お姉ぇ様どう!? こんなにブットイの入れられて気持ちい……い?」

………………あれ?
お姉ぇ様……?
巨大な張型を入れられたお姉ぇ様は、あまり苦しんでいるように見えなかった。
入れる瞬間はさすがに痛そうに顔を歪めたけど、今は恍惚とした表情になっている。
まるで渇望していたものを、ようやく手に入れたような……。
……試してみよう。

「ぎい゛い゛っ! ふん゛ぐう゛っ! ん゛ん゛っ……!」
「……まち、気持ち良さそうだね……。女の子って凄いな……」
「……おっ女の子なら誰でも……とは思わない方がいいと思うけど……」

巨大な張型でアソコをえぐられて悦ぶお姉ぇ様に、すずも行人様も引いていた。
……気持ちは凄い分かる。
わたしが行人様たちの立場でも引くと思う。
だけど今の私の胸中は、恐怖感で一杯だった。
この張型がどれだけ無茶な大きさなのかは、入れられた私が1番よく分かる。
次の日はまともに歩けなかった。
お風呂に入っても凄くしみて痛かった。
夢にまで出てきた。
それなのに……。

「……お……お姉ぇ様……大丈夫……?」
「……あや……ね……はぁっ……はぁっ……も……もっとぉ……っ!」
「……え?」
「……もっと……おま×こ……えぐってぇっ……! か――……かきまわしてぇえぇっ! おま×こっ! おま×こっ! おま×こぉっ!」

心配になって猿ぐつわを外した私は、お姉ぇ様の言葉に固まった。
……お姉ぇ様、壊れた……?
行人様に抱かれている時も、お姉ぇ様は似たような言葉を口にしていた。
もっと卑猥な……聞いている私たちが恥ずかしくなるようなセリフを言った事もある。
だけど、その言葉の中には理性が残っていた。
恥ずかしくて仕方ないけど行人様に抱かれたいとか、淫乱に振るまって行人様を悦ばせようとか。
今の言葉には、理性なんてカケラもなかった。

「……ま……まち……? あやね。やめよう。様子がおかしい。解毒剤、ある?」
「な、ないわ……」
「ないの!?」
「べっ別に毒じゃないのよ! 毒じゃないのに解毒剤なんか、あるワケないじゃない!」

驚くすずに怒鳴り返す。
……大丈夫よ。
時間がたてば元に戻るはず。
たぶん……きっと……絶対。
戻ってくれるはず……。

黄薔薇★★絵日記

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4月×日  晴れ

今日はトンでもない1日だった。
まず学校で『菜々ちゃん歓迎会』というサプライズパーティーがあった。
何も聞かれていなかった――サプライズだから当然だけど――ので凄く驚いた。
それは問題ない。
凄く驚いたけれど、歓迎会を開いてくれたお姉さま達の気持ちは嬉しかったから。
問題はその後。

「なっ何これっ!?」

歓迎会の最後にジュースを飲んだ私は、たちまち眠ってしまった。
起きて早々ものすごく驚いた。
昼間のサプライズパーティーの比じゃなかった。
私の短い人生の中で、ダントツ1位の衝撃。
なにしろ裸で拘束されていたんだから。

「やっと起きた。心配したよ」
「ダメじゃない、由乃さん。睡眠薬の量を間違えたら」
「……ご、ごめんなさい……」

私の前には山百合会のメンバーがそろっていた。
全員わたしと同じく裸。
志摩子さまの意外に大きな胸も、由乃さまの毛が全然ないアソコも、祐巳さまのカワイイお尻も、全て丸見えだった。
丸見えなのに、誰も恥ずかしがっていない。
薔薇の館にいる時のように、平然とおしゃべりしている。

「……お……お姉さま……! これ……何ですか……!? どうして……こんな……んぐっ!?」

いきなりキスされた。
何をされたか理解できず呆然とする私の口の中に、お姉様の舌が入ってきた。
……い゛っ……い゛や゛っ!
ディープキスは知っていた。
ファーストキスはお姉様とするんだろうなと、ぼんやり思っていた。
期待していた。
だけど、これは違う。
こんな異常な状況でするのは嫌……!

「由乃さん、がっつきすぎ」
「そうよ、由乃さん。落ち着いて。菜々ちゃん、恐がってるわ」
「……そ……そうね。ご、ごめんなさい、菜々。私ちょっとパニックになってるみたい……」

お姉様を私から引き離した祐巳様と志摩子様が、苦笑いしながらお姉様をさとす。

  ――中略――

「ん゛っん゛っ……ん゛ん゛っ……ん゛っ……! ん゛ん゛ん゛~~~~~~!」

お姉様にディープキスされながら私は、もう何度目かも分からない絶頂に達した。
お姉様に口をふさがれているから、思いっきり喘ぎ声を出せない。
そのぶん快感が体内にたまっていくような気がする。
アクメによる長い痙攣が収まる頃になってようやく、お姉様は私の口を自由にしてくれた。

「菜々ちゃん、またイッちゃったね。さっきまで処女だったとは思えないよ」
「……お姉様の責め方も、処女を失ったばかりの女の子にたいするものとは思えませんが……。激しすぎます」
「いいじゃない、瞳子。菜々ちゃん、苦しむどころか悦んでるんだから」
「そうね。菜々ちゃんは激しくされるのが好きみたい。祐巳さんにピッタリね」
「何よ。私にはピッタリじゃないって言うの? 祐巳さん! 菜々は私の妹なんだからね! わたしの許可なく手を出したら、絶対に許さないわよ!」

お姉様たちの会話が遠い。
責められはじめてから数時間。
たび重なる絶頂で私の疲労は極限に達していた。
天井から伸びる鎖で手首を吊られてるから立っているだけで、それが無かったらとっくに倒れていたに違いない。
……セックスってこんなに疲れるんだ……。
オナニーと全然ちがう……。

「……おねえ……さま……私……も……あヒィッ!」
「え? 菜々、どうしたの? もっと責めてほしいの? わかった。もっとイジメてあげるね。みんな、協力して」
「……ち……ちが……あんンッ! ぁ……あ゛っ! はぁっ……はぁっ……ぐ――……お゛あ゛……っ!」

お姉さまの甘ったるい猫なで声とともに、祐巳様たちが一斉に私の身体を取り囲み、指や舌で責めはじめた。
……もう……許して……。
……休ませて……眠らせて……気絶させて……。
身体を鍛えていなかったら、簡単に気絶したかもしれない。
幼いころから剣道を習い、心身ともに鍛えていた私は、気絶する事ができなかった。
発情しきった身体が強制的に頂点に近づいていくのを、朦朧とした意識で感じていた。

  ――中略――

自分では毎日のように聞いているけど、他人には聞かせた事がない――聞かせたらダメな音が、部屋中に響いた。
誰1人しゃべらず、わたしが崩壊する様を観察していたから。
そのうち感嘆する声や揶揄する声、同情する声や批判する声が、崩壊音に混ざりはじめる。
それを聞きながら私は、言語を絶する解放感に、ガクガクと裸身を震わせていた。

「菜々、力を抜きなさい……って、もう言う必要ないみたいね」
「……ぇ……ぁ……」
「あと2回、入れるからね。そうすれば完全にキレイになるから」

半分くらい失神している私の肛門に、お姉さまが浣腸器を突き刺す。

チュルチュル……チュルチュル……

「……ぅ……ぁ……ぉ……」

再び入ってきた温かい液体に、私の口から意味のない呻きがもれる。
1度だしているせいか、効いてくるのが先ほどより早かった。
ガマンも全然できない。
する気力がない。
ガマンにガマンを重ねて崩壊した1度目で、身体中の気力が流れ出してしまったような気がする。

「菜々ちゃんの身体、すっごくキレイだね。胸は全然ないけど」
「お姉さまも人のこと言えないじゃないですか。私や菜々ちゃんと、ほとんど変わりません。誤差の範囲です」
「ドングリの背比べ、やめない? 悲しくなってくる……。胸なんて小さくても全く問題ないわよ!」
「そうね。胸の大きさなんて魅力と関係ないわ。乃梨子がいい例よ」
「……志摩子さん。そこで例に出されると凄く悲しいよ……。巨乳の志摩子さんが言っても説得力ゼロだし……」

おなかの中を出し尽くした私は、お姉様たちと一緒にお風呂に入った。
身動きできないくらい疲れきっていた私は、お姉様たちの会話を聞きながら眠ってしまった。
湯船の中で。
わたしが沈んでいるのに気づいた祐巳様が悲鳴を上げて、あわてて全員で引き上げたらしい。

「菜々、どう? 気持ちイイ? すっごく気持ちイイんじゃない? 声が甘くなってるわよ。少し動かしてあげる」
「う゛ぅあ゛っ!? あ゛っ! い゛ぎぃっ! あ゛っあ゛っあ゛っ! お゛ぐぅっ!」

お風呂から出た私は、大きなベッドの上で、お尻をお姉様に延々と責められた。
最初は違和感や苦痛しか覚えなかった。
本来は出るところなんだから当然だ。
だけど何故か途中から気持ちよくなった。
ローターからアナルパール。
そしてアナルバイブ。
責めるものが変わるにつれて、わたしのアヌス感覚は目覚めていった。

「瞳子のクリトリス、また大きくなってない? オナニーしすぎ。そんなにエッチだと、瞳子と結婚する人は大変だろうね」
「わっわたしをエッチにしたのは……ん゛あ゛っ! お姉様じゃないですかっ……! それに瞳子は結婚なんて……ンギイイイッ…

…!?」

右隣のベッドで祐巳様が瞳子様を嬲っている。
それは『嬲っている』という表現がピッタリな光景だった。
瞳子さまが一糸まとわぬ裸なのに、祐巳様は高価そうなネグリジェを着ている。
お風呂あがりで髪の毛を下ろしている2人は、いつもとは全く違う空気をまとっていた。

「……の……のり、こっ……! 前も……いじって……っ! このまま……だと……やああっっ! イクッ! イッちゃうぅっ……!」
「お尻だけでイクなんて志摩子さんはエッチだなあ。それでも白薔薇様なの? 志摩子さんを本物のマリア様みたいに思っている人が今の志摩子さんを見たら、なんて言うだろうね」
「やめっ! やっ! やめてぇっ! イクッ! またイクッ! イッグゥウッ!」

左隣のベッドで志摩子さまが乃梨子さまにイカされまくっている。
……あの志摩子様があんなに乱れるなんて……。
エッチが似合わないリリアン女学園の中でも、志摩子さまほど似合わない人はいないと思ってた。
清楚で可憐な容姿。
聖女みたいな性格
そういう感覚とか感情とか欲望とか、全然なさそうに見えた。
……それが、今、お尻だけで連続絶頂に陥っている。
その姿は聖女というより痴女だ。

「よそ見するなんて余裕ねえ……。これくらいの振動じゃあ物足りない? いいわ。もっと激しくしてあげるっ!」
「あ゛っ!? お゛ごぉっ! ほお゛お゛っ! ぎゃふっ! あ゛え゛え゛っ!」

お尻を埋めていたアナルバイブの振動が、いきなり激しくなった。
……イ……イイ……ッ!
気持ちイイッ!
太いアナルバイブが腸壁を擦るのが、たまらなく心地いい。
ずーっとお尻を責められていたい。
そう思った。

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「……何よ、これは」
「絵日記です」
「そういうこと聞いてるんじゃないわよっ! この日記の中身を聞いてるのっ!」

お姉さまは怒鳴りながら、日記を机にたたきつけた。
他人の物をそんなに乱暴に扱うのはダメですよ、お姉さま。
いくら妹の物でも。

「何か嘘が書いてありましたか? あまりにも過激な体験だったので、記憶が混乱している所があるかも……。訂正する箇所があったら教えてください」
「……捨てなさい」
「は?」
「捨てなさいって言ってるの! こんなの人に見られたら大変じゃない!」

こんなの見られたら大変……なんて言葉をそんなに大声で叫ぶのは良くないと思いますが。
ここは私の家。
今は誰もいないので問題ないけど、いたら確実に聞かれて疑問を持たれただろう。

「大丈夫です。鍵のかかる引き出しに、厳重に保管しておきますから」
「だからって……!」

その後もお姉様はギャアギャア騒いだけれど、全て右から左に聞き流させてもらった。
これは捨てない。
絶対に捨てない。
トンでもなく大きな衝撃を受けた私が自尊心を保つために、どうしても必要な物だから。

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「おかしいと思わないんですか!? あんなに小さな子たちと……!」
「確かに珍しいとは思うけど……そんなに怒ることかしらぁ? 無理やりじゃないのよぅ? ちゃんと話し合って決めたんだから、周りの人間がとやかく言うのは良くないんじゃないかしら?」
「そういう問題じゃありませんっ!」

桜田くんが雛苺たちと……セ……セックス……してるなんて……!
雛苺が話してくれなかったら知らなかった。
ずっと知らないままだったら、取り返しがつかない事になってたかもしれない。
何とか桜田くんを正しい道に連れ戻さないと。

「それに……その……あ、姉と弟で……そんな関係になるなんて……どうか……してます……っ!」
「あらあら、酷い言い方するのねぇ。驚くのは無理ないけれど……だからって言い方には注意しないとダメよぅ? 同じ内容でも、言い方によって伝わり方は違うからねぇ」

のれんに腕押し。
そんな言葉が頭に浮かぶ。
いくら私が語気を強めても全然こたえない。
以前から掴みどころが無い人と思っていたけど、最近それが一段と酷くなったような気がする。

「つまり巴ちゃんは、自分がジュン君とセックスできないのが不満なのねぇ?」
「………………は? な……なんで……そうなるんですか……?」
「何でって……巴ちゃん、ジュン君が好きでしょう? ジュン君でオナニーするくらい。雛ちゃんから聞いてるわよぅ」

恥ずかしさで顔から火が出たと思った。
……雛苺……見てたの?
自慰しているときの自分の痴態を思い出す。
パジャマを脱いで、ショーツの上からアソコを撫でる。
ショーツにシミができるくらい濡れた後、ショーツを脱いで、指を少しだけ入れる。
もう片方の手で胸をいじる。
桜田くんにアソコと胸を愛されてるのを想像しながらイク。
イク瞬間の喘ぎ声は、枕を噛んで抑えこむ。
……どこから、どこまで見られてたんだろう?
抑えても抑えても漏れる喘ぎ声も、聞かれていたのかもしれない……。

「巴ちゃん、泣かないで。私は別に責めてるわけじゃないのよぅ? ただ巴ちゃんに楽に……素直に……幸福になってほしいの。巴ちゃんにはジュン君が立ち直る時に協力してもらったから。わたし凄く感謝しているの。本当よぅ?」
「……い……いえ……。私は別に……」

涙をぬぐいながら、首を横に振る。
別に謙遜してるわけじゃない。
わたしは大して役に立たなかった。
ジュン君が学校に通えるようになったのは雛苺たちの力が大きい。
………………それは、わかるけど。

「やっぱり私――……」
「こんにちはインターホン鳴らしても返事ないから勝手に入ってきちゃったけど構わないわよね……ってアレ? 誰あなた? もしかして新しい子?」
「……い……いえ……」

いきなり現れたのは20代前半くらいの女性。
隣にいるのは……ローゼンメイデン?
この人もローゼンメイデンのマスター?
……あれ……もしかして、この人……。

「ジュンジュンは? 上?」
「すみません。まだ帰ってません。どこかに寄ってるみたいで……」
「ほほう! あのジュンジュンが寄り道か! 感慨深いねえ!」
「……あ……あの……」

ものすごくテンションが高い人だ。
こういう人は正直ちょっと苦手だけど……。

「わたしは柏葉巴です。桜田ジュンくんのクラスメイトです。それで……その……アナタは……」
「アナタが巴ちゃん? ヒナちゃんから聞いてるわ。今日はよろしくね」
「……今日はって……?」
「え? ジュンジュンとセックスするために来たんでしょ? 違うの?」

……やっぱり。
雛苺から聞いていた特徴とピッタリだから、そうじゃないかと思った。
ローゼンメイデン金糸雀のマスター。
確か名前は……草笛みつ……。

「……違います……。私は……そんな事しません……」
「ジュンジュンのこと好きなんでしょ? ヒナちゃんから聞いたわよ。ジュンジュンでオナニーしてるって」
「~~~~~~!」

雛苺ったら……!
会う人みんなに話してるんじゃないでしょうね……!
わたしは心中の動揺を隠すために、何とか笑顔を作る。

「桜田くんに、そういう感情を抱いてるのは否定しません。だけど、そういう事をするのは、私には早すぎると思うので……」
「そうかしら? こういう事に年齢なんて関係ないと思うけど。アナタより小さなカナたちがヤってるんだし……まあ、生まれてからの

年数じゃあカナたちが上だけど」
「……草笛さんは、桜田くんが好きだから、その……せ……せっく、す……してるんですか?」
「そうよ? それ以外に何があるの? まさか金をもらってヤらせてるセックスフレンドと思った?」

あわてて私は首を横に振った。
一瞬だけど、そんなことを想像した。
だって草笛さん私が想像していたより、ずっと魅力的な女性なんだもの。
何でこの人が桜田くんを好きなのか、正直ちょっと分かんない。
歳も離れてるのに。
のりさんは姉だから、色眼鏡的なものが存在するのかもしれないけど……。

「わたしも初対面のときは正直ちょっと残念な子だなーとか思ったのよ。だけど色々あって、親しくなって……好きになっちゃったのよ。初めて抱かれた時はメチャクチャ緊張したわ」
「まさか処女とは思いませんでした。ベッドの血を見たときはケガしたのかと思いましたよぅ」
「……え? 初めて……だったんですか?」

草笛さんは私の失礼な問いに、恥ずかしそうに頷いた。
……そんなに……桜田くんが好きなの?
意外だわ。
みんな興味本位で桜田くんと……してると思ってた。
桜田くんを本気で愛してる人もいるんだ。

「真紅ちゃんや翠星石ちゃんも、ジュン君が大好きだから抱かれたんだと思うわよぅ? 巴ちゃんも1度だけ、だまされたと思って、ジュン君に抱かれてみない? きっと新しい世界が見えるわよぅ?」
「あ、新しい世界……?」
「ずーっとオナニーしながら妄想していたのが、現実になるのよぅ? こんなチャンス、滅多にないと思うけど」

妄想が現実に……妄想が……。
桜田くんの前で裸になる。
わたしの胸を桜田くんがホメてくれて、愛してくれる。
そのお返しに桜田くんの……お、おち……を愛する。
桜田くんの……が私のアソコに……は……はいって……。

「巴ちゃん!」
「はいっ!?」
「何ぼーっとしてるのよぅ? どうするのぅ? 今日なら私も草笛さんも、一緒にしてあげられるけど」
「………………お……おね、が……お願いっ……しますっ……」
「わかったわ。ふふふ……恋する乙女は盲目ねぇ」
「私もアナタも実利が目的なのにね……」

黄薔薇★絵日記

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6月○日  雨

昨日のうちに『招待』されていた新聞部の人たちと、瞳子さまの家で会う。
地下室とは思えないくらい明るい部屋に、真美さま達はいた。
3人とも一糸まとわぬ裸で、天井から伸びる鎖で拘束されている。
私たちが来る前に祐巳さまや志摩子さまと、秘密を守るか守らないか交渉→決裂して、こうなった。
ため息をつきながら乃梨子さまが説明してくれた。

「できれば話し合いで納得してほしかったけれど……仕方ないわね」
「仕方ないわねえ♪」

西洋人形のように整った顔を、悲しそうに歪めている志摩子さま。
隣のお姉さまは対照的に、とても嬉しそうな表情を浮かべている。
……言葉だけ真似しても意味ないです、お姉さま。
口調に嬉しさが思いっきり出てます。
ホントにイジメるのが好きなんだから。
……イジメられるのは、それ以上に好きなのが不思議。

「何やってるのよ菜々! 始めるわよ!」
「わかりました」

お姉さまは手にたっぷりローションをつけて、真美さまの胸を撫ではじめた。
もちろん真美さまは大声でやめるように言うけど、お姉さまは完全に無視。

「う゛う゛っっ……や……やめ――……ん゛お゛っ! ん゛ん゛っ……ん゛っ……! ぁあ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ!」

右、わたし。
左、お姉さま。
乳房や乳首を丹念に責めつづけると、だんだん真美さまの息が荒くなっていく。
いつも毅然としている表情が快感に蕩けていくのは、ものすごく魅惑的だった。
こんなに胸が感じる人は珍しい。
小ぶりな胸……貧乳だと感度がいいって言うけど……。

「何その目。何が言いたいの?」
「……いえ。別に……」

お姉さまも貧乳で敏感だけど、真美様ほどじゃないですね――。
正直に言うわけには行かないので言葉を濁した。
いつまでも胸ばかり責めているのは何なので、胸以外も責める。
背中、わきの下、耳、のど、肩。
どこを責めても真美さまは鋭く反応して、甘い声を上げてくれる。
こんなに開発されてるなんて。

「すっごいエッチな身体してるわね、真美さん。自分はこんなにエッチが好きなのに、私たちは許さないって言うのは横暴じゃない?」
「……わ……私と……アナタたちは……たち、ばが……あヒィッ!?」
「すっご……これ見なさい、菜々」

お姉さまが指についた愛液を見せてくれた。
まだアソコは全然さわってないのに、こんなに……。
アソコを直に責めたら、どんな反応するんだろう?
狂い悶える真美さまを想像している私の肩を、誰かがツンツンつつく。
誰?

「私たちも混ぜてくれないかしら」
「志摩子さま、どうしたんですか?」
「日出実ちゃんが……おびえてて……」

志摩子さんの視線の先には真美さまの妹(プティ・スール)である日出実さま。
真美さまと同じく裸だけど、手足の拘束は解かれていた。

「ちょっと志摩子さん。自由にしちゃダメじゃない。暴れたら面倒でしょ?」
「大丈夫よ。今の日出実ちゃんは、そんなこと絶対しないから。見れば分かるでしょう?」

……確かに。
普段の日出実さまは姉(グラン・スール)である真美さまと同じくらいクールだ。
そこがカッコイイと下級生(わたしの同級生)に人気がある。
その日出実さまが今は、まるで幼子のようだ。
ボロボロと大粒の涙を流しながら、恐怖と屈辱に裸体を震わせている。
……これは演技じゃない。
これが演技なら今すぐ演劇部でトップになれる。

「ふうん……ま、いいわ。お姉さまに奉仕しなさい。いつもやってるみたいに、ね」
「………………」
「何その目? お姉さまと一緒に嬲られる方がいい? 私はどっちでも構わないわよ?」
「………………わ……わかりました……」

日出実さまが真美さまにノロノロと近づいていく。
何をされるか気づいた真美さまが必死に止めるけど、日出実さまの舌でアソコを責められると、だんだん声が変わっていった。
悲鳴から嬌声に。
嬌声から絶叫に。

「真美さん、お尻が好きなのね。指を3本も軽々と受け入れちゃって。あれはアナルオナニーやってるわね」
「お姉さまと同じですね……うわっ。何するんですか。事実じゃないですか」
「志摩子さん、気づいてる? 日出実さんの左手……」
「え? 何のこ……あら。日出実ちゃんも悦んでるみたいね」

日出実さまは右手と舌で真美さまに奉仕しながら、自分のアソコを左手でいじっていた。
イキっぱなしの真美さまの裸身がガクガクと打ち震えるけど、それに気づいていないのか、日出実さまは愛撫の手をゆるめない。
ゆるめるどころか一段と激しくする。
もちろん激しくするのは右手……真美さまを愛撫する手だけじゃない。
自分を愛撫する……自慰にいそしむ左手が右手と同じくらい激しくなっていき、不意に静止する。

「お姉さまっ! イクッ! イッちゃうぅっ……!」

絶頂に達した日出実さまは床に崩れ落ちる途中で、乃梨子さまに受け止められた。
そのまま乃梨子さまと志摩子さまに愛されはじめる。
真美さまに奉仕する前の脅え方が嘘みたいに、素直に反応している。
もう真美さまを絡めなくても大丈夫だろう。
真美さまを拘束しておく必要も、ないな。
連続絶頂で心身ともにメロメロになっている今の真美さまなら、逃亡なんて夢にも思わないだろう。

「真美さんをイジメるの? 私たちも混ぜてよ」
「祐巳さま? 瞳子さまも……。三奈子さまは?」
「完全に気絶してますわ。これ以上やるのはマズイと思って中断しましたの」
「……祐巳さん。今度は何やったの?」

お姉さまがジト目で見ると、祐巳さまは苦笑いしながら頭をかいた。
……祐巳さまはドSだ。
小動物みたいに可憐な日常の姿からは想像できないが、ドSだ。
責めて責めて責めまくる。
相手が気絶しても責めつづける。
わたしも気絶するまで責められて、意識を取り戻したら、まだ責められていた事がある。

~~~~~~♪

場違いな音楽。
携帯電話の着信音?

「瞳子のじゃない?」
「そうみたいですわね」

あわてて瞳子さまが携帯電話のところに走る。
誰からの電話だろう?

「蔦子様からの電話でした。すぐに行くと。笙子さんも来るそうです」
「そう。良かった」
「別に笙子ちゃんは来なくても構わないのに……よっぽど蔦子さんと一緒にいたいのね」

蔦子さまと笙子さま。
お二人は恋人――もちろん肉体関係あり――にも関わらず姉妹(スール)じゃないという変わった関係だ。
笙子さまに出会う前に蔦子さまが妹を作っていたというのなら、まだ話は分かる。
そうじゃないのだから話は難解だ。
以前それとなく聞いてみたけど、笑って答えてくれなかった。

「笙子ちゃんといえば……新しいアルバム、見た?」
「……また新しいアルバムできたの?」

あきれたように笑うお姉さま。
写真部に所属するお二人は、自分たちのセックスを写真にして、親しい人間に見せて回っている。
恋人と愛し合う姿を写真にして残す。
残すどころか見せて回る……想像しただけで顔が赤くなる。
図太いというか何というか、スゴイ方たちだ。
蔦子さまと笙子さまが2人ならんで……している写真を見たときは、あまりの衝撃に頭が真っ白になった。

とらぶる!

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「お、お前が誘拐犯か……?」

現れた犯人の意外すぎる姿に驚いた。
腰にかかるくらい髪が長いことを除けば、どこでも見かけるような、ごく普通の――美柑と同い年くらいの女の子。
電話の声から中年くらいの男を想像してたのに。

「ワタクシの名前はセシル。アナタに電話したのはワタクシの部下ですわ。あとワタクシこれでも20歳ですから、アナタより年上ですわよ?」
「……20歳……? う、宇宙人か……?」
「ええ。ラコスポの依頼を受けて地球に来ましたの」
「ラコスポ?」

ラコスポ。
ララの婚約者候補の1人。
ヤミにオレの殺害を依頼した張本人……って!

「おい! それじゃあ狙いはオレだろ! どうして西蓮寺をさらったんだ!?」
「アナタをペットにしたくなりましたの」
「………………は?」

完全に予想外の言葉に、マヌケな声がもれる。
オレが……何だって?
セシルはため息をついてメガネをはずした。
……何だ?
何か凄く悪い予感がする……。

「脱いでください」
「え? な、何で……え゛っ!? ちょっ! お……おいっ!? これっ! 何でっ……!?」

オレを見つめていたセシルの瞳が、黒から金色に変わる。
いきなり身体が勝手に動きはじめた。
マフラー、服、ズボン、くつ下……どんどん脱いでいく。
止めようとしても止まらない。
あっという間にトランクスだけになってしまう。

「へっくしゅんっ! はっくしゅんっ!」

オレは盛大なくしゃみを連発する。
真冬の屋外にトランクス1枚でいたら当然だ。
このままだと風邪を引くどころか凍死しそうだ……!
オレがブルブル震えていると、いつの間にかセシルがそばに立っていた。
金色に変わっていた瞳は、黒に戻っている。

「ワタクシの宇宙船に招待します。地球人ではアナタが最初ですわ。光栄に思いなさい」





「結城くん……♪」
「さっ西蓮寺っ! 何でお前、はっ裸なんだっ!? うわっ!」

いきなり抱きつかないでくれ!
しかも裸で!
オレ裸なんだぞっ!

「その子が好きだったんでしょう? 遠慮せず楽しみなさい」
「で……できるかっ……!」

もちろん春菜ちゃんと、その……するのを想像した事はある。
というかオナニーのネタは大半がそれだった。
だけど当然それは1対1で。
こんな異様な状況――十数人の裸の女の子が囲んでいる――なんて妄想した事すらない。

「西蓮寺っ! やめろっ! ぐっ……! はっ離せっ! ちくしょうっ……!」

いくら言っても春菜ちゃんは止めない。
力ずくでも……と思ったら女の子たちに手足を押さえられた。
オレが少しでも暴れる気配を見せたら、止めるように命令されていたらしい。
女の子たちは全員オレより年下に見える。
だけど凄い腕力だった。
全力で抵抗してもビクともしない。

「無駄ですわ。その子たちは怪力を誇るリキマル星の人間。地球人の力では絶対かないません」
「くそっ……! うぁっ!? あ゛っ……あうう゛っ! 西蓮寺っ! やめてくれっ……! ふあ゛あ゛っ! はぁっ!」
「結城くんの……おいしそう……♪」
「~~~~~~!?」

チンチンが生温かいモノに包まれる。
手でしごかれるだけで感じまくっていたオレは、あっという間に限界を超えてしまった。

ビュルビュルビュル……!

「ん゛ぐっっ!?」

こんなに早く射精するとは思ってなかったんだろう。
春菜ちゃんは精液をのどに詰まらせて、せきこんでいる。

「……早漏にも限度があると思いますわ」

セシルの冷たい言葉が心に刺さる。
し、仕方ないだろ……。
最近オナニーしてなかったんだから……。

「好きな女の子に愛撫されたのですから、感じるのは理解できますけど……。いい『素体』になるという期待は捨てた方が良さそうですわね」
「……そ……そたい……?」

何のことだ……?
何か凄く不気味というか……危険に聞こえたけれど。

「結城くん……次は私のオマンコに出して……♪」
「~~~~~~!? まっ待てっ! 西蓮寺っ!」

春菜ちゃんがオレにまたがり、自分のアソコを両手で開いて、オレの上に腰を下ろそうとする。
それを見て射精直後の余韻とかふっ飛んだ。
春菜ちゃんの初めてをオレがもらうなんて!
春菜ちゃんと両思いになった結果なら狂喜乱舞するけど、こんな形でもらっても……!

「……結城くん……大丈夫よ。わたし……初めてじゃないから……ん゛っっ……!」
「うぁああ゛あ゛っっ……!」

オレのモノが根元まで一気に、春菜ちゃんの中に呑みこまれた。
何だ……これ……!?
女の子のアソコに対するイメージは、以前1度だけ使ったオナホールだった。
だけど春菜ちゃんのソコは、そんなものとは桁が違った。
さっき出したばっかりなのに、また出してしまいそうだ……!

「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
「結城くん、ガマンしないで。わたしの中に出して。絶対に妊娠しないから。……絶対に妊娠しない身体に、されちゃったから。だから……」
「……さ……西蓮寺……?」
「あのね……私……」

春菜ちゃんは泣きながら説明した。
学校から帰る途中で誘拐されたこと。
誘拐された日から1週間レイプされ続けたこと。
アヤシイ機械に入れられ『素体』に改造されたこと。

「……わたしのアソコ……スゴイでしょ……? 出して……いっぱい……。結城くんの……欲しい……!」
「ん゛ん゛ん゛っ!? ん゛ん゛っ……西蓮寺……や、やめ――……あ゛え゛え゛っ! あ゛っ! おおおべえぇ~~~!」

ビュルビュルビュルビュルビュル……!

春菜ちゃんが腰を振りはじめると、オレの理性はたちまち溶けてしまった。
頭が真っ白になり、奇声を上げるだけの肉になる。
そんなオレの様子に気づいているのか気づいていないのか、春菜ちゃんは腰を振りつづける。
その期待通りオレは、射精したばかりとは思えない大量の精液を、春菜ちゃんのアソコにぶちまけた。
満足そうな春菜ちゃんの喘ぎ声。
それを聞きながらオレの意識は消え……なかった。

パァン! パァン! パァン!

「何をしてますの? 次はワタクシの番ですわ」
「……ぁ……ぇ……?」

往復ビンタを食らってヒリヒリする顔。
その真上にセシルの身体。
いつの間にかゴスロリ衣装を脱いでいて、毛が1本もないアソコが丸見えになっている。
何をするか聞くよりも早く、顔の上に身体が乗った。

「うぶっ」
「ワタクシが満足するまでナメなさい。ワタクシが満足する前にやめた場合……ワタクシを満足させられなかった場合は、アナタの妹……美柑と言いましたかしら? あの子を誘拐して犯します。わかりました? わかったら始めなさい」

魔法少女キョン子  最終章?

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「……ど……どうし……て……ハルヒ……が……」

ゆらぎがハルヒを襲っている。
意外すぎる展開に一瞬、自分が置かれている状況も忘れる。
ゆらぎは今までハルヒは完全に無視してたのに……何で今になって。

「ちょっ……そこはっ! キョン子っ! 何ボーっと見てんのよ!? 助けなさい! うぁっ!?」
「ハルヒッ! ハルヒをはな……あうっ!」

ハルヒを助けようとロッドを振るいかけたボクを、ゆらぎの触手が立て続けに打つ。
霧状の媚薬を吸いこみ続けた結果、完全に発情状態にあったボクは、それだけでロッドを落としてしまう。
あわててロッドを拾おうとした右腕に触手が巻きつく。

メギィッッ!

「がっ……うぶっ!」

鈍い音とともに、右腕が変な方向に曲がる。
間髪を入れず、触手が口の中に入ってきた。
不気味な脈動。
ま……まずい!

「ぶぐぅっ! む゛むっ! ぐひぃっ!?」

何とか触手を吐き出そうと足がくボクのコスチュームの中に、細い触手が何本も入ってきた。
催淫性の粘液を塗りながら、胸やアソコに近づいていく。
肌を擦られただけで感じるのに、性感帯を責められたら……!

「ぐぶっ!?」

口中の触手が粘ついた体液を大量に吐き出した。
飲むわけには行かない……だけど飲まないと窒息死する。

ゴクゴク……ゴク……ゴクゴク……

「ワタクシに愛してほしくなったら、すぐに言いなさい。優しく優しく愛してあげますわ。何もかも忘れるくらい優しく……」
「げほっ! げふっ! だ……だ、れが……あ゛ん゛っ!」
「カワイイ胸をこんなに張りつめさせて……乳首が完全に勃起してますわよ?」
「ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

たび重なる陵辱で敏感に改造されているボクの身体。
その中でも特に念入りに改造されたのが、胸。

「ホントに胸が弱いですわね。貧乳は感度がイイと言いますけど……アナタの場合ちょっと良すぎですわ。それでは恋人――確か国木田と言いましたか――も喜ぶのを通り越して、あきれるんじゃありませんの?」
「……う……うるさ……い……」
「この子はあまり、感度が良くなかったのに」
「ん゛あ゛あ゛っ! あ゛あ゛っ! あんンッ! お゛お゛う゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~!」 

突然。
本当に突然。
触手に嬲られている長門が現れた。
長門は裸だった。
裸だったけど、裸に見えないくらい、触手がまとわり付いていた。
おなか、背中、脇腹、腕、足、のど、耳……身体中でうごめいている。
それで長門は、狂ったように悦び悶えていた。

「あ゛あ゛っん゛っ! ひぃっ……ん゛ん゛っ! あうあ゛あ゛ん゛っっ!」

いつもは小さくしか開けない口を大きく開けて、甲高い嬌声を上げまくっている。
焦点の合わない瞳を快感に熱く潤ませている。
触手が激しく出入りしているアソコは、触手の粘液に混じり、白っぽい愛液が噴き出している。
お尻にも細い触手を何本も受け入れている。
わたしと同じくらい小さな胸から、引っ切りなしに母乳が噴き出している。

「……な……なが……と……」

最も心強い仲間の無残な姿に、目の前が暗くなる。
ボクや妹や森さんが負けても、長門だけは負けないと思っていた。
ボクたちは負けた事があったけど、長門は負けた事がなかったから。
長門は絶対に負けない――そう思って、この最終決戦に挑んだのに。

「この子、最初は不感症なんじゃないかってくらい反応が薄かったですわ。ありったけの媚薬を使っても、しばらくは反応が鈍くて。あきらめて殺そうかと思ったころ、ようやく反応が良くなって。殺さなくて良かったですわ」
「やっやめろっ! それ以上やったら、し、死ぬっ……!」

激しさを増す触手の動きに恐怖を覚え、叫ぶ。
人間じゃない長門の打たれ強さは、人間を遥かに上回る。
だけど当然、限界がある。
このまま嬲られつづければ、死ぬかもしれない。

「それならアナタが相手しなさい」
「え……う゛っあ゛っ」

長門の肢体に絡んでいた触手の一部が、長門から離れボクに近づいてくる。
……こ……恐い……。
恐いけど耐えないと……。
耐えていたら妹や森さんが助けに来てくれるかもしれない。

「ぁ……ふっ……。ぐっ……う゛ぅ……」

ボロボロになっていたコスチュームが破り捨てられ、全裸になってしまった。
アソコやお尻を直接さわる触手の感触が気持ち悪………………くない。
入り口の近くを撫でられると、早く入れてほしくて、身体がビクビクと震えてしまう。
こんな化け物とのセックスに期待するなんて……!
媚薬で強制的に発情させられているとはいえ、自分の身体が恨めしくなる。

「はぁあっ! ぁあ゛っ! あ゛っあ゛っ!」

触手がアソコとお尻に、同時に入りはじめた。
ゆっくり時間をかけて最奥まで入ると、2本目が侵入を開始する。
2本目が終わると3本目。
3本目が終わると4本目。
4本目が終わると5本目。

「あ゛あ゛あ゛っ……! ん゛あ゛っ……あ゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」

今までは太い触手が1本だったのに何で……?
1本1本は細くて何ともなくても、何本も入ると苦しくなってくる。
太い触手が強引に入ってくるのとは、また違う苦痛。

「だんだん良くなってきたようですわね」
「……よ……よ、く……ない……! 苦しいだけ……あ゛ぁう゛っ!」

ビュルビュルビュル……!

軽く胸を責められただけで母乳を噴出してしまう。
全身を快感が駆け抜け、視界が数秒間、白くなる。
……や……やばい……!
触手が1本ずつ入ってくるのに比例して、体内で荒れ狂う快楽の嵐が、その大きさを増していく。
ゆらぎや長門の声が遠くなっていく。

「よだれダラダラたらして……そんなにイイんですの?」
「ち……ちが……あヒィッ! ふああああ……っ!」

新しくアソコに入ってきた触手で1回。
お尻の奥まで入っていった触手で1回。
連続絶頂で頭が真っ白になったボクは、四つんばいの姿勢を保てなくなってしまう。
熱く火照った身体に、床の冷たさが心地いい。

「アヒィィイッ……!?」

気絶しかけていたボクは、激しい衝撃でたたき起こされた。
アソコとお尻。
2つの穴を埋めた触手が、激しく衝突しながら動いている。

「う゛ぅう゛っ……あ゛あ゛っ! ぁ……あ゛っ……うぁあっ……! あヒィッ……ひぃっ……ひぃっ……ふわぁっ!?」

暴力的かつ破壊的な快感に泣きじゃくるボクを、触手が強引に立たせた。
目の前に長門の顔――と思った次の瞬間、長門にキスされた。
……な……なんで……?
長門は唇を重ねるだけでは満足せず、舌をボクの口中に入れてきた。
ボクの舌に自分の舌を絡め、強く吸う。

「~~~~~~!」

圧倒的な快感が困惑や疑問を吹き飛ばす。
ディープキスは国木田とした事がある。
その時もイッたけど、今回の絶頂は、その時の比じゃなかった。
全身から力が抜けて、完全に触手に身体をゆだねてしまう。

朝倉&長門の陵辱

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「あっはっは! 何その胸! 有希アンタ本当に高校生!? 今どき小学生でも、もう少し胸あるわよ!」

長門さんの胸を指差しながら罵倒する涼宮さん。
長門さんは羞恥に震えながら、ひたすら耐えている。
こちらを見るように言われた長門さんの視線が、わたしの視線と合う。
反射的に目をそらした。
……ごめんなさい。
その瞳はそう言っているように見えた。
違うのに。
悪いのは長門さんじゃないのに。

「どう思う古泉くん?」
「どう……と言われましても」
「こんな身体、抱きたい?」
「抱きたくありませんね。僕はロリコンじゃないので」

ため息をつきながら古泉君がお手上げのポーズをすると、涼宮さんは満足そうに笑いながら、さらに長門さんを罵倒する。
……何て茶番。
どうせ何を言うか相談して決めてたんでしょう?
長門さんが自分のスタイルにコンプレックスを抱いているのを知ってて、そこを攻撃するなんて。
最低……!

「涼子はどう思う?」
「……ぁ……ぅ……」
「はあ? もっと大きな声を出しなさいよ! 聞こえないわ!」
「~~~~~~!」

涼宮さんが笑いながら私の身体を乱暴に揺さぶる。
全身を駆け抜ける激痛に、悲鳴も上げられない。
あまりの苦痛に意識が遠のき、涼宮さんの顔がぼやける。
そんな私の耳元で涼宮さんが、ボソッとつぶやいた。

「……アンタが気絶したら、有希を犯す……」
「~~~~~~!」

わたしは消えかけている気力を総動員して、何とか意識を保つ。
わたしを気絶させたいのか、涼宮さんは右足、右腕、左腕、肩、おなか――私が骨折している部分を撫でていく。
鉄パイプで殴られ折れているところは、撫でられただけでも激痛が走った。

「朝倉さんっ! やめて涼宮さんっ! 何で朝倉さんに酷い事するのっ!? 私ちゃんと言われた事やったのにっ!」
「……はあ? なに言ってんのアンタ? わたしは裸になれって言ったのよ? それが裸? アンタはショーツはいたままフロに入るの? 変わってるわねえ」
「………………こ、これ……」
「はあ?」
「脱いだら……酷いこと、しない……?」
「もちろん」

涼宮さんが即答すると、長門さんは何か決意するように目を閉じた。
羞恥で震える手をショーツにかける。
少しずつ……少しずつ、降ろしていく。

「何グズグズやってんのよ! 焦れったいわね! こうやって………………え゛?」

長門さんのショーツを一気に下ろした涼宮さんが、素っとん狂な声を上げる。
それから30秒後。
おなかを抱えて涼宮さんは爆笑した。

「……こ……高校生にも、なって……アソコの毛が全然ない……なんて……! ぷくくくく……!」
「ここまで発育が遅いと、病気を疑ってしまいますね」
「そうね! 有希アンタ何かの病気じゃないの!? 私いい病院を知ってるから紹介してあげましょうか! あっはっはっはっは!」

たっぷり5分くらい涼宮さんを笑いつづけた。
途中から長門さんは床に横になり、アソコを両手で広げて嘲笑を受けた。
もちろん涼宮さんの命令。
わたしを人質にして長門さんに命令する涼宮さんに、はらわたが煮えくり返る。
身体が動かないのが悔しくて仕方ない……!
動けたら涼宮さんたちを殺してでも、長門さんを助けるのに……!

「きゃあっ!?」

笑い終わった涼宮さんは古泉くんに長門さんを押さえさせると、自分は鉄パイプを長門さんの……まっまさかっ!?

「……や……やめ……てぇ……! そん、な……こと……!」

わたしが声を絞り出すと涼宮さんは振り向き、晴れやかな笑顔を見せた。
そして私が危惧したとおり鉄パイプを長門さんのアソコに突っこんだ。
声にならない声で絶叫する長門さん。
さすがに古泉くんも笑えず、顔を青くしている。
涼宮さんは常軌を逸した笑い声を上げながら、鉄パイプを前後左右に動かす。
長門さんのアソコが裂けまくり、鉄パイプが血まみれになっても、全く動揺しない。

「……す……涼宮さん……。もう……もう……いいんじゃないでしょうか?」

古泉くんが恐る恐る止めなかったら、ずっと長門さんを嬲っていたかもしれない。
古泉くんを咎めるような目でにらみつける涼宮さん。
だけど鉄パイプが血まみれなのを指摘されると、今ごろ気づいたような顔になった。
赤くなった鉄パイプと、血まみれの長門さんを見比べる。
おもむろに携帯電話を取り出すと、気絶している長門さんを撮影しはじめた。

「……す、涼宮さん……何を……?」
「何をって今回の目的を忘れたの? 有希たちの弱みを握って、二度とキョンに近づかないように……あ゛あ゛っ! そういえば全然ビデオ使ってないじゃない!」
「そうですね……」
「そうですねじゃないわよ! あれ高かったんだから! 今日のために買ったんだから使わないと! 古泉くん持ってきて! 早く!」

涼宮さんに怒鳴られた古泉君が、あわてて部屋から飛び出して……行かなかった。
古泉くんは涼宮さんに土下座して頼みこむ。
『朝倉さんを犯させてほしい』と。

「………………何よ、それ。古泉くんアンタ、わたしが好きじゃなかったの? 涼子が好きだったの?」
「ちっ違いますっ! 僕が好きなのは、す、涼宮さんだけです! 本当です信じてください!」
「そんなに大声を出さないでよ……信じるわ。で? それじゃあ何で涼子を犯したいの?」
「……その。恥ずかしいので……」

古泉くんは涼宮さんを連れて部屋から出て行く。
……冗談じゃないわ。
レイプされるくらいなら死んだ方がマシ。
私はボロボロの身体を何とか起こして、長門さんにノロノロと近づいていく。
何とか逃げないと……このままじゃあ、わたしも長門さんも……!

「あら? 凄いわね。あちこち骨折してるのに……さすが涼子ね!」
「~~~~~~!」

戻ってきた涼宮さんが、砕けている私の右手を思いっきり握りしめた。
手が爆発したような激痛に、声も出せず苦しみ悶える私。
そんな私の服を古泉くんが脱がしはじめた。
激痛に気を取られて全く抵抗できない。
何とか抵抗しようと思っても、そのたびに涼宮さんが邪魔をする。
邪魔をする方法は簡単。
わたしの骨折している部分に圧力を加えるだけ。
単純だけど非常に効果的な方法。
わたしは責められるたびに気絶しかけて、気づいた時には犯されていた。

「あら? もしかして涼子、気づいてない? アンタもう犯されてるわよ。処女じゃないの。残念だったわね~~有希にあげられなくて」
「……なが……と……さん……?」
「アンタ有希が好きじゃなかったの? 長門さん長門さん言ってるから、そう思ってたんだけど。違うの?」

違う。
私はそんな目で長門さんを見た事はない。
……私にとって長門さんは……妹みたいな………………そんな………………。

「ちょっと涼子。セックスの最中に寝るなんて失礼すぎるわよ。せっかく古泉くんが童貞をくれたのに。それにしても古泉くん面白いわね。童貞のままじゃ私とセックスできないから涼子とセックスするなんて」

乱交

プリズマ★イリヤ  7KB

「おはよう、イリヤ」
「……クロ? どうして……ああ、そうか」

クロの姿を見て思い出した。
わたしはお兄ちゃんに抱かれてる最中に気絶したんだ。
……腰が少し痛い。
ちょっと激しすぎたかな……まっまあ、久しぶりだったしね!
わたしが苦笑いしていると、あきれたような顔でクロが話しかけてきた。

「凄かったわねえ、イリヤ」
「……あはははは……」
「自分で腰をガンガン動かして、家の外まで届きそうな大声で鳴きまくって。お兄ちゃん少し引いてたわよ」
「ほ、ほんと?」
「嘘。お兄ちゃんが今さら引くわけ無いじゃない。それくらいで」

わたしの胸にかかった精液で遊びながら、クロはコロコロと笑う。
クロは私と同じように一糸まとわぬ全裸だった。
わたしが気絶する前は確か、下着だけは着けていたのに。
左手で私の胸を撫でながら、右手で自分のアソコをいじっている。

「あ゛あ゛っ! あ゛っ……あ゛っ! イクッ! イキますっ! あ゛あ゛ん゛っ! ふああああ~~~!」
「お゛っあ゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

ベッドの上でお兄ちゃんに抱かれていたミユが、甲高い嬌声を上げながら天井を向いた。
汗まみれの裸体を一瞬だけ硬直させた後、ガクガクと痙攣させる。
お兄ちゃんも限界を超えて、ミユの中に精液をぶちまけた。
収まり切らなかった精液が、結合部から溢れ出る。
いいなあ、ミユ。
お兄ちゃんのを中で出してもらえて。
私が――私たちがお兄ちゃんに抱かれるようになって半年。
お兄ちゃんは1度も、私の中で出した事がない。
『妹を妊娠させるワケにはいかない!』――そう思っているに違いない。
魔術で避妊しているから、絶対に妊娠しないのに。

「いつも思うけどさ。普段と性格が変わりすぎだよね」
「……え? な、何?」
「ミユよミユ。いつもは暗く見えちゃうくらい物静かなのに、お兄ちゃんに抱かれるときは何ていうか……その、別人と思わない?」
「ああ。うん、そうね。二重人格みたい」

おとなしく正常位で抱かれてそうなイメージなのに、実際は騎乗位が大好き。
私に負けないくらい激しく動いて、お兄ちゃんを悦ばせ、自分も快感をむさぼる。
さっきまで自分の中で暴れていたモノを、愛しそうにナメている。
アソコからは白い粘液がこぼれ落ちている。
……何かウズウズする。
気絶するくらい激しく愛してもらった後なのに、身体が何か熱くなってきた。
隣のクロを見ると、クロは熱く瞳を潤ませ、お兄ちゃんとミユを見つめている。
カワイイ……!

「クロ……」
「何イリ……んむっ!?」

クロの唇を不意打ちで奪う。
舌を入れてクロの舌を絡め取って、強く吸う。
唾液を流しこむ。
それと並行してクロの胸やアソコ、お尻を指で責める。

「はぁっ……イリヤ……そっそこっ! だめぇっ! ひうっ……!」
「別人になっちゃうのはクロもだよね」

明るく活発で勝気。
男の子より女の子に人気がある『カッコイイ女の子』で通ってる。
だけど抱かれるときは完全にカワイイ女の子。
獣みたいな体位――後背位って言うんだっけ――でネチネチ言われながら嬲られるのが大好きなマゾっ子。

「こんなに濡らしちゃって……ほら、見える? こんなにネバネバしてる」

クロの愛液まみれの指をクロの目の前に突き出すと、クロは耳まで真っ赤になった。
いつもは強気に輝いている瞳に、いっぱい涙をためて、いやいやと首を横に振る。
パクパクと開閉する口からは、熱く甘い喘ぎが、ひっ切りなしに漏れていた。

「わたしも混ぜてくれる……?」
「え? あ、ミユ。お兄ちゃんは?」
「……リズさんが」
「リズ?」

ベッドの方に顔を向けると、リズがお兄ちゃんのオチンチンを愛撫していた。
嫉妬するのが馬鹿らしくなるくらい大きな胸でお兄ちゃんのを挟みながら、さきっぽをペロペロとナメている。
お兄ちゃんが血走った目で腰を突き上げても全く動じない。
淡々と奉仕を続ける……って、あれ?
ミユの次はクロじゃなかったっけ?
そう言うとミユは、おかしそうに笑った。

「イリヤがクロを責めて楽しんでるから、リズさんがクロより先になったんじゃない」
「あ、そうか。ごめん、クロ。おわびに悦ばせてあげる」
「わたしも手伝う」

わたしとミユが二人がかりで責めると、たちまちクロは頂上付近まで昇りつめた。
このままイカせるのは面白くないな。
ミユに目で知らせる。
意図を理解したらしく、ミユは愛撫するペースをゆるめた。
わたしも愛撫を性感帯から遠ざけると、クロはもどかしそうに裸身をクネクネとうねらせる。
アソコの入り口に指を押し当てただけで、驚いたみたいに腰を跳ね上げる。
その滑稽な姿をミユと一緒にクスクス笑うと、クロは大粒の涙を流しはじめた。
……ちょっと、やりすぎた?

「ごめん、クロ。意地悪やめる。ちゃんと愛してあげるから、泣かないで」

わたしは双頭ディルドーを2つ準備して、1つをミユに渡して、もう1つを自分で装着した。
クロの悶える姿を見て興奮していたアソコは、あっさりディルドーを呑みこむ。
期待と不安で震えるクロを四つんばいにして、ローションまみれのディルドーの先っぽを、カワイイお尻の入り口に押し当てた。

「ぁ……あ゛っ……あ゛あ゛っ……! うぁあっ! あはあ……っ!」

ディルドーを根元まで受け入れたクロは、ブルブルと全身を震わせた。
……え?
もしかして……もう?
クロの下に横たわったミユが、クロが舌を突き出し、よだれをダラダラ垂れ流していると教えてくれる。
お尻に入れられただけでイッたんだ……。
クロがお尻ヨワイのは知ってたけど……というか開発したのは私だけど、ますます弱くなってない?
トイレで大きいの出しながら感じてるのか聞きたかったけど、やめた。
感じてるって言われると、リアクションに困るから。

「クロ……そのまま動かないで……うんっっ」
「ひああっ……!」

ミユの双頭ディルドーをアソコで受け入れ、前後の穴をふさがれたクロ。
小麦色の裸体を震わせているのを見ていると、ムラムラと熱いものが沸き立ってきた。

パァン!

「ひゃっ……!?」 

お尻を平手打ちするとクロは、悲鳴を上げ振り向いた。
その泣き顔を見て、ますます私はゾクゾクするような衝動に襲われる。
その衝動のおもむくまま、何度もクロのお尻をたたく。

パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン!

「……イ……イリヤ。それくらいで……もう、やめておいた方が……」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……。そ……そうだね……」

ミユに制止されて手を止める。
止められなかったら延々たたいてたかも。
手のひらがジンジンと痺れて痛い。
クロのお尻は真っ赤になっている。
少しやりすぎたかな?

「………………ぁ」

クロは精魂つきたようにグッタリしていたけど、軽くディルドーで突くと、弱々しく反応した。
泣き濡れた瞳をこっちに向けてくる。
う゛っ……そ、そんな目で見ないで……!
クロに謝って『サンドイッチ』を再開する。
前後の穴をえぐられてクロは、何回も絶頂に達した。
最後の方はほとんどイキっぱなし。
オシッコもらしながら気絶しちゃった。

「幸せそうな顔して寝ちゃって……。後始末してから寝なさいよね」

ブツブツ愚痴りながら、クロの身体を乱暴にふいていく。
私と同じく小柄で華奢な肢体。
まだまだ未成熟なのに何で気絶するくらい快感を覚えるのか、ちょっと不思議。

「イリヤ。終わった。折檻そろそろ始める?」
「そうだね」

わたしやミユがお兄ちゃんに抱かれたベッドの上で、お兄ちゃんがうつ伏せでグッタリしてる。
短時間で私とミユ・リズに射精したんだから当然かな。
……ごめんなさい、お兄ちゃん。
セラの誘惑に負けた罰として少しイジメるだけの予定だったのに……。
これもセラのせいだ!
強引に責任転嫁して隣のベッドを見る。

「……ぁ……ぅ……ぉ……」

手足をベッドの隅に縛られたセラが、蚊の鳴くような声をもらしながら、悶えている。
雪のように白い肢体には、玉のような汗がいっぱい浮いていた。
乳首やクリトリスにつけたローター3つ。
アソコとお尻に入れたバイブ2つ。
全てMAXにしても、セラはほとんど反応しなかった。
最初は少し心配になるくらい反応しまくったのに。

「リズ。セラが何回くらいイッたか分かる?」
「わからない。10回までは数えてたけど。けっこう時間たってるから……30回くらいイッたんじゃない?」
「さ、さんじゅっかい……」

どんだけ敏感なのよセラ。
体型は私とほとんど変わらないのに。
あきれてる私の目に、バイブを手にしているミユが映る。
そ、そのバイブは……!

「ちょっちょっとミユ! それ本当に入れるの?」
「? だって今日のためにリズさんが用意したんでしょう?」
「そ、そうだけど……」
「?」

不思議そうに首をかしげているミユが持っているバイブは長く太い。
ハンパなサイズじゃない。
太さ20センチ長さ50センチ!
『化け物バイブ』として紹介されていたのを、お仕置き道具を探していたリズが、ネット通販で購入したらしい。
……初めて見たときは何に使う物か本気で分からなかった。

「そ、そんなの入れたらセラのアソコ、壊れちゃうよ」
「……なに言ってるの? 壊すために入れるんじゃない」

……さらっと恐いセリフを言わないでよ。
ミユはお兄ちゃんを愛してる。
愛してなかったら抱かれないから当然なんだけど、ミユの愛情はちょっと桁外れだ。

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