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シーグル陵辱

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「はぁっ……はぁっ……はぁっ……。シーグル……お前……本当に機械なのか……? 熱くて……ヌルヌルしてて……きつくて……人間としか思えない……」
「……ばん……ぺ、い……」

ようやくシーグルに中に入れた仙太郎君は、その甘美な感触に酔いしれてる。
対照的にシーグルは、虚ろな瞳で天井を眺めてる。
さっきまで猛獣みたいに暴れまくってたのが嘘みたい。
よっぽど挿入されたのがショックだったんだろう。
……ショックに決まってるわよね。
私だって螢一に処女を奪われた時は殺意を覚えたし、その後イカされた時は自殺を考えた。
どっちも実行せず――実行できず――今日に至ってるけど。

「あー……疲れた。こんなに苦労するとは思わなかったよ。甘く見てた」
「こりゃ後でたっっぷり奉仕してもらわないと釣り合いが取れないわね。っていうか何してんのよ、スクルド? カワイイ娘の一生に

一度の晴れ舞台なんだから、そばで見守るのが親の義務でしょーが」
「………………」
「大丈夫よ、スクルド。感覚回路を組み込むとき、すぐに快感を覚えるよう触感を鋭くしたのでしょう? きっと悦ぶわ、シーグル」

お姉様の無邪気で残酷な言葉は、すぐに現実になる。
身体の奥底から湧き上がってくる甘い感覚に、シーグルは熱い吐息をもらしはじめた。
限りなく人間の肌に近づけた皮膚には、玉のような汗が浮きはじめてる。
……ああ……もう……。
シーグルが悲惨な階段を上りはじめたのを悟り私は、馬鹿みたいに大粒の涙をボロボロこぼしながら、シーグルから視線をそらした。
わたしは本当にバカだ。
大バカだ。
自分の快楽のためにシーグルを売るなんて。

「なあ、スクルド。お前の作ったシーグルだっけ? あの機械、すげえカワイイよな。……あ、あのさ……スクルド。あの子と1回……やりたいんだけどダメか?」
「………………」
「スクルド? おい。スクルド?」
「…………………な……に……言ってるの……?」

仙太郎君の本心とは思いたくなかった。
たちの悪い冗談だと思いたかった。
たちの悪い冗談だと言ってくれたら、きつく言って終わったのに。
……冗談なんかじゃなかった。
仙太郎君は本気でシーグルを犯したがってた。
どうして仙太郎君が豹変したのか……なんて考えなかった。
考える必要なかったから。
私との……私たちとの爛れきった関係が原因としか考えられないから。

「……あ゛あ゛……はぁっ……う゛っ……! やめて……やめな、いと……今やめたら……半殺し……で……はぁあ゛っっ! あ゛っあ゛っあ゛っ……あんンッ……!」
「だいぶ声が甘くなってきたな……。濡れ方もスゴイし……ホントに人間みたいだ。」
「……ち、がう……あ゛あ゛ん゛っっ! ん゛ん゛っ……ん゛っ……スクルドさま……たすけて……どうして……スクルドさまぁ……! ふあ゛あ゛っ!」

螢一に初めて犯された時を思い出す。
……お姉様……たすけて……どうして……お姉様ぁ……!
処女を奪われた私は激痛に喘ぎながら、必死にお姉様に助けを求めつづけた。
快感を覚えるようになったのは数回目。
初体験で快感をたたきこまれ、今にもイキそうになってるシーグルと、どっちがマシな初体験だろう?
……考えるだけ時間の無駄か。
五十歩百歩。
目くそ鼻くそ。
ドングリの背比べ。
カレー味のウ○コとウン○味のカレー。
比較すれば比較するほど空しくなる。

「だから何ボンヤリしてんの? あの子、そろそろイキそうよ。近くで顔、見ててあげなさい。手くらい握ってあげたら? アンタの初体験のとき、ベルダンディーがやってたでしょーが」
「……う……うん……。シーグル……」
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……! ス……スクルドさま……!? た……たすけ、て……ください……! わたし……身体中にエラーが……あぁうっ! 動力回路が……あちこち……だん……せ……ん゛ん゛っ……! スクルドさま……どうして……助けてくれないんですか……!? お゛あ゛あ゛っ!」

手を恐る恐る握ると、驚くくらい強い力で握りかえされた。
そして悲痛な声で助けを求めるシーグル。
……そんな目で見ないで。
私には何もできない。
する資格もない。
女神とは名ばかりのクズだから。

「シーグル……オレ……もう……出る……! 機械なんだから……中でも……大丈夫だよな……!? あ゛あ゛っ……で――……出るぅっ……!」
「~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……
ビュルビュルビュル……

仙太郎君は最後に深々とシーグルに突き入れて、たまりにたまった精液をぶちまける。
初めての膣内射精(なかだし)の衝撃は、ギリギリのとこで耐えてたシーグルには、十分すぎるトドメになった。
無音の絶叫とともに壊れたように裸身はブルブルと痙攣し、小ぶりな胸からは白い液体が飛び出す。
……オッパイが出るように改造したんだ。
自分が改造したのに完全に忘れてた。
ウルドや螢一に言われるまま、機械みたいに身体を動かしてたから当然かな。
機械が機械を作るって何のギャグ?
笑えないよ。
ぜんっぜん笑えない。
笑えないよ……。





シーグルが初めての中出しでイった数時間後。
わたしとシーグルは、わたしの部屋にいた。
シーグルが2人きりで話したいって言ったから。
……こわい。
シーグルの顔は能面みたいに無表情だった。
あらゆる感情がカケラもない。
機械なんだから当然……という指摘はシーグルには当たらない。
感情回路を組み込んであるんだから。
いつもは感情豊かなのに、どうして今みたいな状況で……。

「……わ……わかったわ……」

できればOKしたくなかった。
でも同じ家に住んでるんだから顔をずっと合わせないのは無理。
それなら……とOKした。
なのにシーグルは何も話さない。
無言でジッと私を見たまま動かない。

「……あ……あのね……シーグル……。わた……わたし……その……あの……」
「何も言わなくて結構です、スクルドさま。いえ、何も言わないでくれますか? 今はスクルドさまの声を、できるだけ聞きたくありません。私の質問に答えるだけにしてくれませんか? お願いします」
「……ご……ごめんなさい……。うん……わ……わかった……。そうする……」

わたしはヘビににらまれたカエルみたいに、小さくなってシーグルの言葉を聞き入れた。

「私はまた彼に抱かれないと駄目ですか?」
「……う……うん……」
「私に感覚回路を組み込んだのは、彼のダッチワイフにするためですか?」
「……ち……ちが、う……」
「しょせん機械だから彼に抱かせたんですか? ばんぺいの気持ち、知ってますよね? ばんぺいに、どう説明する気ですか? 黙っている気ですか? 私にも黙っていろと命令するんですか? どうなんですか?」
「……そ……それは……。そ、れ……は……うう……」
「どうなんですか! 答えてください! スクルドさま!」

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