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乱交

プリズマ★イリヤ  7KB

「おはよう、イリヤ」
「……クロ? どうして……ああ、そうか」

クロの姿を見て思い出した。
わたしはお兄ちゃんに抱かれてる最中に気絶したんだ。
……腰が少し痛い。
ちょっと激しすぎたかな……まっまあ、久しぶりだったしね!
わたしが苦笑いしていると、あきれたような顔でクロが話しかけてきた。

「凄かったわねえ、イリヤ」
「……あはははは……」
「自分で腰をガンガン動かして、家の外まで届きそうな大声で鳴きまくって。お兄ちゃん少し引いてたわよ」
「ほ、ほんと?」
「嘘。お兄ちゃんが今さら引くわけ無いじゃない。それくらいで」

わたしの胸にかかった精液で遊びながら、クロはコロコロと笑う。
クロは私と同じように一糸まとわぬ全裸だった。
わたしが気絶する前は確か、下着だけは着けていたのに。
左手で私の胸を撫でながら、右手で自分のアソコをいじっている。

「あ゛あ゛っ! あ゛っ……あ゛っ! イクッ! イキますっ! あ゛あ゛ん゛っ! ふああああ~~~!」
「お゛っあ゛あ゛っ……!」

ビュルビュルビュル……!

ベッドの上でお兄ちゃんに抱かれていたミユが、甲高い嬌声を上げながら天井を向いた。
汗まみれの裸体を一瞬だけ硬直させた後、ガクガクと痙攣させる。
お兄ちゃんも限界を超えて、ミユの中に精液をぶちまけた。
収まり切らなかった精液が、結合部から溢れ出る。
いいなあ、ミユ。
お兄ちゃんのを中で出してもらえて。
私が――私たちがお兄ちゃんに抱かれるようになって半年。
お兄ちゃんは1度も、私の中で出した事がない。
『妹を妊娠させるワケにはいかない!』――そう思っているに違いない。
魔術で避妊しているから、絶対に妊娠しないのに。

「いつも思うけどさ。普段と性格が変わりすぎだよね」
「……え? な、何?」
「ミユよミユ。いつもは暗く見えちゃうくらい物静かなのに、お兄ちゃんに抱かれるときは何ていうか……その、別人と思わない?」
「ああ。うん、そうね。二重人格みたい」

おとなしく正常位で抱かれてそうなイメージなのに、実際は騎乗位が大好き。
私に負けないくらい激しく動いて、お兄ちゃんを悦ばせ、自分も快感をむさぼる。
さっきまで自分の中で暴れていたモノを、愛しそうにナメている。
アソコからは白い粘液がこぼれ落ちている。
……何かウズウズする。
気絶するくらい激しく愛してもらった後なのに、身体が何か熱くなってきた。
隣のクロを見ると、クロは熱く瞳を潤ませ、お兄ちゃんとミユを見つめている。
カワイイ……!

「クロ……」
「何イリ……んむっ!?」

クロの唇を不意打ちで奪う。
舌を入れてクロの舌を絡め取って、強く吸う。
唾液を流しこむ。
それと並行してクロの胸やアソコ、お尻を指で責める。

「はぁっ……イリヤ……そっそこっ! だめぇっ! ひうっ……!」
「別人になっちゃうのはクロもだよね」

明るく活発で勝気。
男の子より女の子に人気がある『カッコイイ女の子』で通ってる。
だけど抱かれるときは完全にカワイイ女の子。
獣みたいな体位――後背位って言うんだっけ――でネチネチ言われながら嬲られるのが大好きなマゾっ子。

「こんなに濡らしちゃって……ほら、見える? こんなにネバネバしてる」

クロの愛液まみれの指をクロの目の前に突き出すと、クロは耳まで真っ赤になった。
いつもは強気に輝いている瞳に、いっぱい涙をためて、いやいやと首を横に振る。
パクパクと開閉する口からは、熱く甘い喘ぎが、ひっ切りなしに漏れていた。

「わたしも混ぜてくれる……?」
「え? あ、ミユ。お兄ちゃんは?」
「……リズさんが」
「リズ?」

ベッドの方に顔を向けると、リズがお兄ちゃんのオチンチンを愛撫していた。
嫉妬するのが馬鹿らしくなるくらい大きな胸でお兄ちゃんのを挟みながら、さきっぽをペロペロとナメている。
お兄ちゃんが血走った目で腰を突き上げても全く動じない。
淡々と奉仕を続ける……って、あれ?
ミユの次はクロじゃなかったっけ?
そう言うとミユは、おかしそうに笑った。

「イリヤがクロを責めて楽しんでるから、リズさんがクロより先になったんじゃない」
「あ、そうか。ごめん、クロ。おわびに悦ばせてあげる」
「わたしも手伝う」

わたしとミユが二人がかりで責めると、たちまちクロは頂上付近まで昇りつめた。
このままイカせるのは面白くないな。
ミユに目で知らせる。
意図を理解したらしく、ミユは愛撫するペースをゆるめた。
わたしも愛撫を性感帯から遠ざけると、クロはもどかしそうに裸身をクネクネとうねらせる。
アソコの入り口に指を押し当てただけで、驚いたみたいに腰を跳ね上げる。
その滑稽な姿をミユと一緒にクスクス笑うと、クロは大粒の涙を流しはじめた。
……ちょっと、やりすぎた?

「ごめん、クロ。意地悪やめる。ちゃんと愛してあげるから、泣かないで」

わたしは双頭ディルドーを2つ準備して、1つをミユに渡して、もう1つを自分で装着した。
クロの悶える姿を見て興奮していたアソコは、あっさりディルドーを呑みこむ。
期待と不安で震えるクロを四つんばいにして、ローションまみれのディルドーの先っぽを、カワイイお尻の入り口に押し当てた。

「ぁ……あ゛っ……あ゛あ゛っ……! うぁあっ! あはあ……っ!」

ディルドーを根元まで受け入れたクロは、ブルブルと全身を震わせた。
……え?
もしかして……もう?
クロの下に横たわったミユが、クロが舌を突き出し、よだれをダラダラ垂れ流していると教えてくれる。
お尻に入れられただけでイッたんだ……。
クロがお尻ヨワイのは知ってたけど……というか開発したのは私だけど、ますます弱くなってない?
トイレで大きいの出しながら感じてるのか聞きたかったけど、やめた。
感じてるって言われると、リアクションに困るから。

「クロ……そのまま動かないで……うんっっ」
「ひああっ……!」

ミユの双頭ディルドーをアソコで受け入れ、前後の穴をふさがれたクロ。
小麦色の裸体を震わせているのを見ていると、ムラムラと熱いものが沸き立ってきた。

パァン!

「ひゃっ……!?」 

お尻を平手打ちするとクロは、悲鳴を上げ振り向いた。
その泣き顔を見て、ますます私はゾクゾクするような衝動に襲われる。
その衝動のおもむくまま、何度もクロのお尻をたたく。

パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン!

「……イ……イリヤ。それくらいで……もう、やめておいた方が……」
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……。そ……そうだね……」

ミユに制止されて手を止める。
止められなかったら延々たたいてたかも。
手のひらがジンジンと痺れて痛い。
クロのお尻は真っ赤になっている。
少しやりすぎたかな?

「………………ぁ」

クロは精魂つきたようにグッタリしていたけど、軽くディルドーで突くと、弱々しく反応した。
泣き濡れた瞳をこっちに向けてくる。
う゛っ……そ、そんな目で見ないで……!
クロに謝って『サンドイッチ』を再開する。
前後の穴をえぐられてクロは、何回も絶頂に達した。
最後の方はほとんどイキっぱなし。
オシッコもらしながら気絶しちゃった。

「幸せそうな顔して寝ちゃって……。後始末してから寝なさいよね」

ブツブツ愚痴りながら、クロの身体を乱暴にふいていく。
私と同じく小柄で華奢な肢体。
まだまだ未成熟なのに何で気絶するくらい快感を覚えるのか、ちょっと不思議。

「イリヤ。終わった。折檻そろそろ始める?」
「そうだね」

わたしやミユがお兄ちゃんに抱かれたベッドの上で、お兄ちゃんがうつ伏せでグッタリしてる。
短時間で私とミユ・リズに射精したんだから当然かな。
……ごめんなさい、お兄ちゃん。
セラの誘惑に負けた罰として少しイジメるだけの予定だったのに……。
これもセラのせいだ!
強引に責任転嫁して隣のベッドを見る。

「……ぁ……ぅ……ぉ……」

手足をベッドの隅に縛られたセラが、蚊の鳴くような声をもらしながら、悶えている。
雪のように白い肢体には、玉のような汗がいっぱい浮いていた。
乳首やクリトリスにつけたローター3つ。
アソコとお尻に入れたバイブ2つ。
全てMAXにしても、セラはほとんど反応しなかった。
最初は少し心配になるくらい反応しまくったのに。

「リズ。セラが何回くらいイッたか分かる?」
「わからない。10回までは数えてたけど。けっこう時間たってるから……30回くらいイッたんじゃない?」
「さ、さんじゅっかい……」

どんだけ敏感なのよセラ。
体型は私とほとんど変わらないのに。
あきれてる私の目に、バイブを手にしているミユが映る。
そ、そのバイブは……!

「ちょっちょっとミユ! それ本当に入れるの?」
「? だって今日のためにリズさんが用意したんでしょう?」
「そ、そうだけど……」
「?」

不思議そうに首をかしげているミユが持っているバイブは長く太い。
ハンパなサイズじゃない。
太さ20センチ長さ50センチ!
『化け物バイブ』として紹介されていたのを、お仕置き道具を探していたリズが、ネット通販で購入したらしい。
……初めて見たときは何に使う物か本気で分からなかった。

「そ、そんなの入れたらセラのアソコ、壊れちゃうよ」
「……なに言ってるの? 壊すために入れるんじゃない」

……さらっと恐いセリフを言わないでよ。
ミユはお兄ちゃんを愛してる。
愛してなかったら抱かれないから当然なんだけど、ミユの愛情はちょっと桁外れだ。

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