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イリヤ「セラがお兄ちゃんの子どもを妊娠!?」

5KB  プリズマ★イリヤ

イリヤ「セラがお兄ちゃんの子どもを妊娠!?」
アイリ「あら、イリヤも知らなかったの?」
イリヤ「ぜんっぜん知らなかったよ! というか付き合ってたのを知らなかったよ! いつから付き合ってたの!?」
士郎「ええと……3ヶ月くらい前から……」
イリヤ「そんなに前から!?」



クロ「イリヤって鈍感よね。かなり雰囲気っていうか空気が変わってたのに全く気づかないなんて」
イリヤ「クロは気づいてたの!?」
クロ「うん」
イリヤ「どうして教えてくれなかったの!?」
クロ「セラに口止めされてたのよ」



イリヤ「口止め?」
セラ「すいません、イリヤさん……。その……恥ずかしくて……」
イリヤ「そう……こうなる前に教えてほしかったな」
セラ「すいません」
アイリ「だけど付き合いはじめて3ヶ月で妊娠2ヶ月かあ。ちょっとペース早すぎない?」



士郎「う……そ、それは……」
アイリ「まさか嫌がるセラを、無理やり押し倒したんじゃないでしょうね?」
士郎「そ、そんなこと――」
セラ「そんな事ありません、奥様! 合意の上でシロウと私は……!」
リズ「セラが誘惑したんだよね」



セラ「そう! わたしが誘惑……ってどうしてリズが知ってるんですか!」
リズ「見てたから」
士郎「え゛」
セラ「……みて、た……?」
リズ「うん」



アイリ「あらあら。処女なのに誘惑なんて凄いわね、セラ♪ 具体的にどうやったの?」
リズ「いきなりシロウにキスして、ベッドに押し倒して、シロウの服を脱がして、それから」
セラ「やめなさいリズ! イリヤさんの前ですよ! というか奥様、どうして私が処女だったって知ってるんですか!?」
アイリ「見てたら分かるわよ、それくらい。以前と今でほとんど別人よ、あなた」
セラ「そ、そうですか?」



美遊「セラさんは凄い変わったと思います。以前も素敵でしたけど、今の方がずっと魅力的です」
セラ「ありがとうございます。……あの、美遊さん? 今頃こんなことを聞くのも何ですが、どうしてアナタがここにいらっしゃるんですか?」
美遊「え?」
セラ「個人的な話なので身内だけに話したいんですけど……」
美遊「わたしはイリヤの恋人なので、十二分に身内ですよ?」



セラ「……え? い、今、何て言いました?」
美遊「わたしはイリヤの恋人って言いました」
セラ「イリヤさん……?」
イリヤ「あ、あはは……」
セラ「本当なんですか?」



イリヤ「……うん。ごめんなさい……」
美遊「謝る必要ないよ、イリヤ。セラさんも黙ってたんだから、おあいこだよ」
イリヤ「そ、そうかな?」
美遊「うん。そうだよ。そうですよね、セラさん?」
セラ「え? あ、はい。そうかもしれませんね……」



アイリ「どうしたの、切嗣? ヘンな顔して」
切嗣「いや……意外すぎる事実がポンポン出てくるから頭がオーバーヒートしそうだ。君はよく平気でいられるね」
アイリ「話したい事があるから帰国してくれって電話を受けた時点で、いろいろ想像してたからよ。イリヤと美遊ちゃんの仲が怪しいっていうのは、前に帰国したとき思ってたし」
イリヤ「そ、そうなの?」
アイリ「ええ。ただの友人にしては距離が近すぎると思ったわ」



美遊「交際を認めてくれますか?」
アイリ「ええ」
美遊「よかった……反対されたら、どうしようかと。まだ小学生なのに、とか同性で、とか」
アイリ「愛し合ってるなら年齢も性別も関係ないわよ。ただし子どもを作るのは待ってね。さすがに小学生で母親ってのは問題だから」
セラ「奥様。女の子同士で子どもは……」



アイリ「作れるわよ?」
セラ「え?」
アイリ「そういう魔術があるのよ。知らなかった?」
セラ「し、知りません。聞いた事もありませんでした」
アイリ「そう。まあ、あまり有名な魔術じゃないからね。知らないのも無理ないわ」



美遊「その魔術、教えてください」
イリヤ「ちょ、ちょっと美遊?」
美遊「イリヤは私の子ども、欲しくない?」
イリヤ「欲しくないって言ったら嘘になるけど……でも……」
美遊「わたしはイリヤを妊娠させたい。イリヤに私の子どもを産んでほしい。わたしとイリヤと子どもの3人で、死ぬまで幸せに暮らしたい」



アイリ「小学生なのにしっかり人生設計してるなんて偉いわ、美遊さん」
美遊「恐れ入ります」
アイリ「この後わたしの部屋に来なさい。いろいろ教えてあげる」
美遊「ありがとうございますっ」
イリヤ「あああああ……」
美遊「いっぱい教えてもらうから、さっそく明日から試そうね、イリヤ」
イリヤ「お、お手柔らかにお願いします……」



リズ「シロウもイリヤも楽しそう……わたしも恋人、作ろうかな」
アイリ「リズは性格もスタイルも抜群だから、作ろうと思ったらすぐに作れちゃうんじゃない?」
リズ「そうかな?」
美遊「バスト92ですよね。巨乳が好きな男性はイチコロですね」
アイリ「シロウみたいな貧乳ラブ以外には絶大な効果を発揮しそうねえ」



士郎「ひ、貧乳ラブって……変な言い方やめてくれよ。別にスタイルで決めたわけじゃないんだから」
アイリ「だけど大きいより小さい方が好みでしょ? リズよりセラを選んだんだから。性格で選んだ部分が大きいだろうけど、スタイルも少しは考えたでしょ?」
士郎「そ、それは……」
セラ「……そうなんですか、シロウ?」
士郎「ち、違うぞ、セラ。オレはお前の内面……性格とかが好きになったんだ。スタイルは二の次、三の次だ」



セラ「本当ですか?」
士郎「本当だ。お前の性格は最高だ。もちろん容姿も凄い好みだけどな」
セラ「シ、シロウ……」
アイリ「両親や妹の前で愛の告白とはやってくれるわねー」
切嗣「成長したな、士郎」



イリヤ「恥ずかしくないの、お兄ちゃん?」
美遊「何かドラマみたいですね」
リズ「士郎、豪胆」
セラ「シロウ……」
士郎「あ、あんまり見ないでくれ。何かメチャクチャ恥ずかしい……!」



アイリ「出産は来年の3月くらいよね。その頃には帰国するようにするわ。ね、切嗣?」
切嗣「ああ。初孫の誕生だからな。できれば立ち会いたい」
アイリ「名前、私たちに決めさせてくれない? いい名前を考えるから」
士郎「オレはいいよ。セラは?」
セラ「こちらから頼みたいくらいです。ぜひお願いしますっ」



リズ「育児は私が手伝ってあげる。子ども、好きだから」
美遊「私たちも手伝おうね、イリヤ」
イリヤ「う、うん」
美遊「イリヤ、どうしたの?」
イリヤ「いま気づいたんだけど、わたし、小学生で『おばさん』になっちゃうんだね……」



美遊「嫌なの?」
イリヤ「嫌じゃないけど……複雑……」
アイリ「わかるわ。わたし○○歳なのに『おばあちゃん』だから」
イリヤ「年齢のところが聞こえなかったけど」
アイリ「禁則事項よ」

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