2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

芳佳「おなにーって知ってる?」

6KB

芳佳「リーネちゃんペリーヌさん『おなにー』って知ってる?」
リーネ「………………え?」
ペリーヌ「………………はい?」
芳佳「ものすごく気持ちよくて楽しいんだって」
リーネ「……よ、芳佳ちゃん……?」



芳佳「なにリーネちゃん……痛っ!? ペリーヌさん、何するんですか!?」
ペリーヌ「それはこっちのセリフですわっ! 急に何てこと聞くんですの!? この豆狸!」
芳佳「その呼び方はやめてくださいって何度も言ってるじゃないですか! 何回いったら分かってくれるんですか!?」
ペリーヌ「豆狸だから豆狸って言うんです!」
芳佳「理由になってません!」



リーネ「ふ、二人とも落ち着いて……。芳佳ちゃん、どうして、その……それを聞くの?」
芳佳「ルッキーニちゃんに聞かれたの。『オナニーって知ってる?』って。知らないって言ったら『すっごく楽しいから芳佳もしなよ! 誰かに教えてもらって!』って言われたの。だから」
リーネ「そ、そう……」
ペリーヌ「それならルッキーニさんに聞けばイイでしょう。何でわたくし達に聞くんですの?」
芳佳「ルッキーニちゃん、すぐにシャーリーさんと出かけちゃったから聞けなかったの。ねえ、リーネちゃん。リーネちゃんは『おなにー』知ってる?」



リーネ「し……知ってる、けど……」
芳佳「本当? 教えて」
リーネ「お、教えてって……こういうことは、教えるようなことじゃ……そ、そうだ。ペリーヌさんに教えてもらえば?」
ペリーヌ「ちょっと!?」
芳佳「ペリーヌさんも知ってるんですか?」



リーネ「知ってるよ」
ペリーヌ「し、知りませんわよ! そ、そんなことっ!」
リーネ「嘘つかないでください。一緒にガリアにいたころ、よくしてたじゃないですか」
ペリーヌ「なっ……!?」
リーネ「もしかして気づかれてないと思ってました? 毎晩のように大声を出して鳴いていたら気づきますよ。いくら私が鈍くても」



ペリーヌ「……な……な、ななな……」
芳佳「毎晩? 鳴く? ペリーヌさんが?」
リーネ「うん。坂本少佐の名前を呼びながら」
芳佳「坂本さんの名前……?」
リーネ「たまに芳佳ちゃんの名前を呼ぶ事もあったかな」



ペリーヌ「リーネさんっ! な、何で下品な嘘をつくんですの!? わ……わたくしが、そのようなこと……!」
リーネ「嘘? 何が嘘なんですか?」
ペリーヌ「宮藤さんを想いながらやった事なんて1度もありませんわっ!」
リーネ「でも坂本少佐を想いながらは何度もありますよね?」
ペリーヌ「そ、それは……その……」



ハルトマン「にぎやかだね。何の話してるの?」
芳佳「あ。ハルトマンさん、バルクホルンさん。『おなにー』について話してたんです」
バルクホルン「………………」
ハルトマン「……へえ。昼間っから大胆だね、3人とも」
ペリーヌ「ちっ違いますわっ! わたくしとリーネさんは……宮藤さんが一方的に……!」



芳佳「ペリーヌさんは坂本さんを想いながらやってるそうです」
ペリーヌ「~~~~~~!」
芳佳「痛っ!? 何するんですかペリーヌさん!?」
ペリーヌ「アナタはわたくしに何か恨みでもあるんですのっ!?」
芳佳「事実を言っただけじゃないですかっ!」
ペリーヌ「事実でも言ってイイことと悪い事がありますわっ! そんなことも理解できませんのっ!?」



ハルトマン「事実なんだ?」
ペリーヌ「あ゛っ……! あ、ああ、あの、その、わたくし……!」
ハルトマン「そんなにパニックにならなくても。オナニーなんて誰でもやってる事だよ。ねえトゥルーデ?」
バルクホルン「………………」
ハルトマン「いつまで固まってるの。トゥルーデ。トゥルーデってば」



バルクホルン「………………宮藤。お前、しているのか?」
芳佳「はい?」
バルクホルン「経験があるのかと聞いている。率直に答えろ」
芳佳「何の経験ですか?」
バルクホルン「いや、経験しているのは問題ない。お前の歳なら自然なことだ」
芳佳「あの……バルクホルンさん……?」



バルクホルン「問題は誰を想いながらやっているかだ! 坂本少佐か? リーネか? それとも……ま、まさか……!?」
ハルトマン「宮藤はトゥルーデを想いながらやってるんだよね」
バルクホルン「~~~~~~!」
リーネ「ほ、本当なの芳佳ちゃん!?」
芳佳「な、何が?」



リーネ「バルクホルン大尉でしてるの!?」
芳佳「……ごめん、リーネちゃん。何を聞かれてるのか分かんない」
リーネ「とぼけないで芳佳ちゃん! 答えて!」
芳佳「と、とぼけてないよ! 本当に分かんなくて……バルクホルンさん、ハルトマンさん、助けてください!」
ハルトマン「トゥルーデなら歓喜のあまりあっちの世界に行っちゃったから、しばらくは戻ってこないよ? わたしは面白いから観戦してるね」



芳佳「そんな……ぺ、ペリーヌさん!」
ペリーヌ「わたくしに振らないでくださいな!」
リーネ「芳佳ちゃん、どうなの!? 誰でやってるの!? わたし!? それともバルクホルンさん!?」
芳佳「リーネちゃん落ち着いて! なに聞かれてるのか分からないってば! あと顔が近いよ!」
ハルトマン「修羅場だね~~」



美緒「何をしてるんだ?」
芳佳「坂本さん! ミーナ中佐も! た、助けてください!」
ミーナ「どうしたの?」
芳佳「ええと……」
ハルトマン「オナニーについて話してたらバルクホルンとリーネが大興奮して大変なことになっちゃったの」



美緒「……何をしてるんだ、お前らは。もっと他にいくらでも話す事があるだろう。なあ、ミーナ?」
ミーナ「そうね……誰から言い出したの?」
ハルトマン「ペリーヌ」
ペリーヌ「なっ……!?」
美緒「意外だな……お前はこういう話が苦手だと思っていたんだが」



ペリーヌ「ち、違いますわ少佐! わたくしは、そのようなこと……!」
美緒「誤解するな、ペリーヌ。責めているわけじゃない。お前らは年頃だから、そういう事に興味を持つのは自然だ」
ペリーヌ「で、ですから……!」
ミーナ「ただ場所を時間を考えてね? 昼間に食堂で話すような事じゃないわ」
ハルトマン「そうだね。こういう話は真夜中に、自分たちの部屋で、コソコソとするもんだよ」



ペリーヌ「わっわたくしの話を聞いてくださいましっっ……!」
美緒「すまんペリーヌ。わたしは猥談はあまり好きじゃないので付き合ってやれん」
ミーナ「私も……」
ペリーヌ「そ、そうじゃありませんわっ! この話を持ち出したのは、わたくしじゃなくて宮藤さんですっ!」
美緒「宮藤が?」



ミーナ「宮藤さんが?」
ペリーヌ「そうですわよね!?」
芳佳「え? な、何ですか、ペリーヌさん?」
ペリーヌ「あなたが『オナニーって何ですか』とか言ったところから会話が始まったんですわよね!?」
芳佳「え? あ、はい。そうです」



美緒「何だ宮藤。お前、そんなことも知らないのか?」
芳佳「だって学校じゃ習いませんでしたし……坂本さんは知ってるんですか?」
美緒「当然だ。学校で習わなくても自然と覚えるものだと思うがな」
芳佳「そうなんですか? ミーナ中佐も知ってるんですか?」
ミーナ「え、ええ……」



芳佳「誰でしてるんですか? ペリーヌさんは坂本さんでやってるそうなんですけど」
ペリーヌ「~~~~~~! トネール!」
芳佳「うわあああっ……!? な、何するんですかペリーヌさん! 殺す気ですか!?」
ペリーヌ「あなた絶対わざとでしょう!? わざとですわよね! わざとに決まってますわ!」
芳佳「な、何がですかっ!?」

Appendix

Categories Archives

Profile

AZAEL

FC2ブログへようこそ!

Extra

プロフィール

AZAEL

Author:AZAEL
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索