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乃枝「い……今、何て言ったの?」

5KB  乃枝

乃枝「い……今、何て言ったの?」
晶子「二度とここに来ないでくださいと言ったんです」
乃枝「な、何で?」
雪「理由は川島さんがご存知だと思いますけど?」
乃枝「……鈴川さんのこと?」
雪「はい」
乃枝「あ、あれは悪かったと思っているわ! ちゃんと話を聞かなかった私が悪いもの」
晶子「それではありません」



乃枝「え?」
雪「小梅さんを劇に出演させた理由です」
乃枝「ど、どういうこと? ごぶっ!?」
鏡子「巴お姉さま!?」
静「姉さん、やめて! 落ち着いて!」
巴「はぁっ……はぁっ……はぁっ……。男のために仲間を売るなんて……この卑怯者っ……!」
晶子「おととい山村さんが、川島さんの卑猥な姿が写っている写真を持ってきたのよ。その様子だと知らなかったみたいね」
乃枝「……ひ……卑猥な写真って……」



環「言葉にすれば口が汚れそうな、トンでもない写真だ! あのような事をしておきながら、よく平然と学園に顔を出せたな」
乃枝「ち、違うの……話を聞いて。そうじゃないの」
巴「何が違うって言うのよ!? あなたのせいで鈴川さんは学校を辞めるって言ってるのよ!」
乃枝「え?」
胡蝶「川島先輩」
乃枝「なに、胡蝶ちゃ……ぶっ!?」 (顔にサッカーボールキックを食らう)
胡蝶「あなたのせいで鈴川先輩は……!」
鏡子「やめて胡蝶!」



胡蝶「はなして鏡子! こいつのせいで鈴川先輩が、どんなに……!」
晶子「落ち着いて、胡蝶ちゃん。人に見えるところを傷つけるのはマズイわ」
胡蝶「……はい」
雪「落ち込まないで。はい、これ」 (バットを渡す)
胡蝶「え? あの、これは……」
雪「ケツバットってご存知かしら?」
胡蝶「いえ、知りません」
雪「バットでお尻を思いきり叩く折檻法よ」



晶子「面白そうね。全員1回ずつヤりましょう♪」
巴「賛成!」
乃枝「い、いやっ! そんなの……げふっ!」
巴「あなたに拒否する権利があると思うの? もしかして自分が悪いと思ってないの? ねえ、どうなのよ!?」 (全力で蹴りつづける)
静「やめて、姉さん! それ以上やったら死んじゃうわ!」
巴「くっ」 (蹴るのを中止)
乃枝「うぶ……え゛ぇえ゛……おえええええええ……」 ビチャビチャビチャ……



胡蝶「靴に少しかかったじゃない! 掃除しなさい!」 (乃枝の髪をつかんで顔をゲロに擦りつける)
乃枝「……ううぅ……やめ……て……胡蝶ちゃん……」
胡蝶「うるさい!」
環「えらい剣幕だな」
鏡子「胡蝶、鈴川先輩のこと大好きだから……」
雪「胡蝶ちゃん、準備できたわよ」
巴「思いっきり殴りなさい。わたしが許すわ」
静「どうして姉さんが許可するのよ……」



乃枝「……やめて……胡蝶ちゃん……許して……」 (四つんばい尻が丸出しの状態)
胡蝶「えいっ!」
乃枝「ぐっ!」
巴「それじゃダメよ、胡蝶ちゃん。バット貸して」
胡蝶「どうぞ」
鏡子「頑張ってください、巴お姉さま!」
巴「う~ん。あのさ、たたきやすいように持ち上げてくれるかな?」
晶子「わかったわ。みんな手伝って」



巴「うん。それくらいの高さだと殴りやすい」
環「間違えて私たちを殴らないでくれよ?」
巴「わかってるって。それじゃ行くよ。はあっ!」
乃枝「がっ!」
巴「まだまだ!」
乃枝「ぎっ! あ゛っ! い゛っ! え゛っ! う゛っ!」
晶子「巴さん。代わってくださる?」
巴「いいよ」



晶子「白かったお尻が真っ赤ですわね。まるで猿みたいよ、川島さん♪」
乃枝「……ぁあア……だめ……もう、やめて……。許して……わたしが悪かったから……鈴川さんに土下座して謝るから……。だから……お願い……やめて……」
晶子「どうします?」
雪「わたしは続けるべきだと思う」
環「お雪」
雪「反省しているようには見えないわ。ただ苦痛から逃げたいだけに見える。たまちゃんは?」
環「わたしは……」



雪「わたしと同じ意見よね?」 (笑顔だけど目が笑っていない)
環「あ、ああ。同じだ。その……続けるべきだと思う」
雪「胡蝶ちゃんと鏡子ちゃんは?」
胡蝶「この程度で許すわけには行きません」
鏡子「……わかりません」
雪「巴さんと静さんは?」
巴「絶対に続けるべきよ! こんなこと二度と企まない……想像もできないくらい徹底的にヤるべきだわ!」
静「……はあ。とりあえず姉さんに賛成しておくわ」



晶子「賛成の方が圧倒的に多かったから続行するわね」
乃枝「いや……やめて……だめ……痛い……痛いの……」
晶子「痛いって言われても……」
雪「じゃあコレを塗ることにする?」
晶子「何なの、それ?」
雪「塩水です」 (乃枝の真っ赤な尻に塗る)
乃枝「~~~~~~!? ~~~~~~! ~~~~~~!」 (激痛に転げまわる)
静「か、川島さん!?」



晶子「……ものすごい効果ね」
雪「巴さんが痛めつけてくれたおかげだわ。ありがとう」
巴「わたしにも塗らせて」
胡蝶「わたしにも塗らせてください!」
環「待て。お雪、川島の様子が……」
静「白目むいて泡ふいて……このままだと危ないんじゃない? 完全に気絶してるわ」
巴「これで起きるよ」 (塩水を乱暴に塗りこむ)
乃枝「ぎゃああああああっ……!?」



巴「ほら起きた」
乃枝「ぎひぃっ! くひ……くあアアアぁぁぁぁっ……! ぎ……っっっ!」
雪「巴さんはバットで殴って。胡蝶ちゃんは塩水を塗る係やってくれる?」
胡蝶「わかりました」
巴「行くよ~~!」 (フルスイングしたバットが尻を直撃)
乃枝「ぎああああっ!」
胡蝶「塗ります。舌を噛まないよう注意してください」
乃枝「ひぎィッ! が、げ……ぐおお……っ!」



静「……ねえ。もう……それくらいで……。鏡子ちゃん気絶してるし……」
巴「え? あ、ホントだ。何で?」
静「大好きな『巴お姉さま』の意外すぎる顔に凄いショックを受けたんじゃないの?」
巴「ふーん……」
静「親友の胡蝶ちゃんも意外な一面を見せていたから余計にショックだったんでしょう」
胡蝶「意外な一面ですか?」
静「わたしも驚いたわ。怒ると凄い恐いのね、あなた。普段が物静かだから落差がトンでもない」
胡蝶「よく言われます」

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