2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

涼宮ハルヒの憤慨

5KB 絵なし四コマ漫画っぽい何か

     涼宮ハルヒの憤慨(35ページ)
会長「SOS団は学内に存在しないからだ。違ったかね」
キョン「くっ……」
長門「………………」 (無言で土下座する)
キョン「なっ……!?」
古泉「長門さん!?」
会長「………………何のつもりだ?」
長門「SOS団の存続を認めてほしい」
会長「……土下座されてもダメなものはダメだ。早く立ちたまえ」
キョン「そ、そうだぞ長門。お前が土下座することは……」
ハルヒ「こらぁっ! このヘボ会長! あたしの忠実な……」 (土下座している長門を見て固まる)



古泉「……涼宮さん。誤解しないでください。落ち着いてください」
ハルヒ「……あたしは落ち着いてるわよ。何を言ってるの、古泉くん?」
キョン「ぜんっぜん目が笑ってないじゃねえか……」
ハルヒ「黙りなさい、キョン。……有希に何させてるのかしら会長さん」
会長「わたしは何も言ってな」
長門「SOS団の存続を認めてほしかったら土下座するように言われた」
会長「なっ……!」
長門「土下座したら次は靴の裏をナメるように言われた」
ハルヒ「………………へえ」
会長「な、何を言ってるんだ! 事実無根の嘘を言うな! いきなり君が勝手に土下座したんじゃないか!?」



長門「涼宮ハルヒを退屈させないために仕組んだ事と判断した」
キョン「それで『いじめられる友人』を演じたのか……」
古泉「大正解ですが、もう少し涼宮さんの気持ちを考えて行動してほしかったです。無断で進めた僕も悪かったですが」
ハルヒ「何やってるのよ、アンタたち! 早く職員室に行くわよ!」
会長「だから、誤解だと言っているじゃないか! 何回いえば理解するのかね!?」 (殴られ蹴られボロボロ)
ハルヒ「申し開きは教師の前でしなさい!」
長門「待って。彼を許してあげて」
ハルヒ「許せるわけ無いじゃない!」
長門「それほど怒ることではない」
ハルヒ「怒ることよ! 有希を土下座させるなんて……!」



     涼宮ハルヒの憤慨(69ページ)
キョン「幻想ホラーか……古泉。お前は?」
古泉「ミステリですね」
みくる「わたしは童話です」
キョン「長門は?」
長門「……恋愛小説」
キョン「恋愛か……長門、俺の幻想ホラーと交換しないか?」
古泉「おや。ラブストーリーを執筆したいのですか?」
キョン「したくねえけど幻想ホラーよりはマシだろう」
長門「……わたしは、恋愛小説を書きたい」
キョン「そうか。じゃあ仕方ないか……」



ハルヒ「ななななな、何よ、これは!」 (真っ赤な顔で原稿を机にたたきつける)
キョン「どうしたハルヒ。何を騒いでるんだ?」
ハルヒ「見てよ、これ!」
キョン「長門の恋愛小説か?」
長門「そう」
キョン「どれどれ……。~~~~~~!?」
長門「面白い?」
ハルヒ「ぜんっぜん面白くないわよ!」
キョン「………………長門、文芸部の会誌に18禁は……」
長門「年齢制限があるとは聞いていない」



ハルヒ「常識的に考えれば分かるでしょ! 18禁なのは一万歩くらい譲って認めるとしても、この小説の登場人物の名前は何なの!? 『ハヒル』とか『長問』とか……!」
長門「わたしたちがモデル」
ハルヒ「言われなくても分かるわよ! 何で男×女じゃなくて女×女なのよ!?」
長門「わたしの願望を小説化した」
ハルヒ「~~~~~~!?」
キョン「……な、長門。お前あまり冗談は言わない方がいいぞ。というか、冗談を言うときは笑顔で言え。真顔で言うな」
長門「冗談ではない。本気」
ハルヒ「~~~~~~!?」
キョン「お、落ち着け、ハルヒ」
長門「涼宮ハルヒ……わたしは貴女のことを、初めて見たときから愛していた。付き合ってほしい」



古泉「そうですか……。そんなことを長門さんが……」
キョン「お前、こんなところでノンビリしていても大丈夫なのか?」
古泉「大丈夫です。今のところは閉鎖空間は一つも発生していません」
キョン「そうなのか?」
古泉「意外すぎる告白に驚いているだけで、不快感は全く感じていないようです」
キョン「長門は冗談のセンス無いな。あまりに荒唐無稽で笑えない。『ハルヒを退屈させない』っていう意味では及第点だが」
古泉「……本当に冗談でしょうか?」
キョン「なに?」
古泉「もしかしたら本気かもしれません。本気だったら極めて強力なライバルの誕生ですね?」
キョン「……ねえよ、そんなこと」



     涼宮ハルヒの憤慨(152ページ)
ハルヒ「ミヨキチって誰? アンタとどういう関係?」
キョン「俺の妹の親友で、俺の奴隷だ」
ハルヒ「………………どれい?」
長門「キョン。それは内緒のはず」
キョン「あ、そうだったな。悪い悪い」
長門「キョンはおっちょこちょい。先日も妹を放置したまま忘れた」
キョン「だから悪かったって」
ハルヒ「……アンタ、妹に何してるのよ……? それに有希、キョンのこと『キョン』って……」
長門「あ」
キョン「おいおい。俺を『キョン』と呼ぶのはプレイ中だけだろ?」



森「涼宮ハルヒさんに何をおっしゃったのですか?」
キョン「え? いや、その……古泉は? あいつに呼び出されたんですけど……」
森「過労で倒れました」
キョン「え……」
森「わたしの質問に答えてください。涼宮ハルヒさんに何をおっしゃったのですか?」
キョン「……いえ……ええと、古泉ばかりサプライズなのは悪いと思って、俺と長門で色々と……」
森「………………」
キョン「……す、すいません。二度としません。許してください」
森「……閉鎖空間が発生するような行為は慎んでいただけますか?」
キョン「は……はい……。すいませんでした……」



     涼宮ハルヒの憤慨(209ページ)
キョン「古泉。森さんはお前の上司なのか?」
古泉「何ですか、突然。あなたは森さんのような方がタイプなのですか?」
キョン「ああ」
古泉「……即答ですか」
キョン「ど真ん中のストライクだな。容姿、声、雰囲気。全て完璧だ。ああいう人と付き合えたら死んでも構わないな」
古泉「……そうですか」
キョン「性格はどうなんだ? お前みたいに腹黒じゃないよな?」
古泉「僕より腹黒ですよ。真っ黒です」
キョン「……マジか……?」
古泉「きれいな花にはトゲがあると言うでしょう? 森さんは典型的なソレです。近づかない方が身のためです」

Appendix

Categories Archives

Profile

AZAEL

FC2ブログへようこそ!

Extra

プロフィール

AZAEL

Author:AZAEL
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索