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エンドレスエイト

5KB 絵なし四コマ漫画っぽい何か

     エンドレスエイト
朝倉「い、いきなり何するのよ!? 有機生命体なら確実に死んでるわよ!」
長門「……うるさい」 (無数の槍で朝倉を狙う)
朝倉「わたし、あなたのために再生されたのよ! 何で殺そうとするの!?」
長門「うるさいって言ってるでしょう……!」
喜緑「はいはい。そこまで」
朝倉「喜緑さん!? お願い、長門さんを止めて!」
喜緑「はい。長門さん、気持ちは痛いほど分かります。分かりますが、ここは耐えてください」
長門「………………わかった」
朝倉「しばらく見ない内にメチャクチャ感情的になったわね、長門さん。ほとんど別人だわ」
長門「……変わりたくて変わったんじゃない……」



     エンドレスエイト(その2)
朝倉「夏休みを15498回か……そりゃあ壊れない方が変ね」
喜緑「長門さんを支えてあげてくれますか?」
朝倉「それは構わないけど……何すればイイの?」
長門「愚痴を聞いてほしい。あと八つ当たりの相手」
朝倉「……愚痴はOKだけど、八つ当たりっていうのは……?」
長門「さっきみたいなこと」
朝倉「ええっ! あれ、毎日やるの!?」
長門「毎日じゃない……週に三回くらい」
朝倉「二日に一回じゃないの!」
喜緑「長門さんにエラーが出るのを防ぐためです。お願いします」



     エンドレスエイト(その3)
森「イイです……キョン……もっと激しく……激しく突き上げてっ……壊れるくらいっ……! あんンッ……!」
キョン「くううっ……!」 ビュルビュルビュル……
森「イクッ……イ、イキますっ……! イクゥッ!」 (反り返らせた裸体をガクガクと痙攣させ絶叫)
キョン「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
森「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……。キョ……キョン……。もう一回、しましょう……?」
キョン「も、もう無理だ……。もう出ない……。園生、俺を殺す気か……?」
森「若いのに情けないですね……」
キョン「す……すまん……申し訳ない」
森「シャワー浴びてきます」
キョン「ああ……行ってらっしゃい」



     エンドレスエイト(その4)
森「駄目ですよ。『キョン』『園生』と呼び合うのはベッドの上だけと決めたでしょう?」
キョン「す、すいません。ついウッカリ……」
森「それで今、何とおっしゃいました? 『ループを抜け出す方法を見つけた』とか聞こえたのですが……」
キョン「ええ……一つ、思いついたことがあるんです。メチャクチャくだらないことで、これが正解とは思えないですが……」
森「長門有希さんに聞いてください。一度も試したことの無い行動なら正解かもしれません」
キョン「……はい」 (期待と不安が半々の顔)
森「どうしました? 何か心配事でもありますか?」
キョン「いや……夏休みが終わると、森さんと会う時間が激減するなあ、と……」
森「……そうですね。わたしも凄く寂しいですが、それ以上に嬉しいです。あなたと結婚できる日が少しずつ、だけど着実に近づいていくのですから……」
キョン「森さん……」



     エンドレスエイト(その5)
森「その後キョン君が何て言ったと思う? 何て言ったと思う?」
古泉「さあ……全く想像できませんね。何とおっしゃったのですか?」
森「キョン君ね……『必ず迎えに行くから待っててください』って凄く真剣な顔で言ってくれたの! その後キスもキョン君からしてくれたの! いつもは私からなのに! 心臓の音が聞こえるくらい、すっごいドキドキしちゃった……」
古泉「……そうですか。それは良かったですね。結婚式には呼んでください」 (凄い棒読み)
森「何よ、ずいぶん冷めてるわね。どうしたの?」
古泉「のろけ話ほど聞いてて苦痛なものは無いって言ったのは森さんじゃないですか」
森「古泉、わたしが嫌がっているのを聞かずに話しつづけたじゃないの。……ああ、もしかして」
古泉「……何ですか、その邪悪な笑みは?」
森「朝比奈みくるさんと何かあった?」
古泉「………………何も、ありませんよ」
森「何も無かったからイライラしてるの?」



     エンドレスエイト(その6)
古泉「悪いですか? 僕も健全な男です。そういうことに興味を持たない方が異常でしょう?」
森「そうだけど……どうしたの? もしかして強引に迫って引っぱたかれた?」
古泉「違います。そういう雰囲気になって、そういうことを始めようと思ったら、鶴屋さんから電話がかかってきたんです」
森「電話を切った後に始めればイイじゃないの」
古泉「今日が初めてじゃないんですよ。昨日も、一昨日も、その前も……絶対に監視カメラか盗聴器が仕かけられてますね、朝比奈さんの家」
森「過保護ね、鶴屋さん。気持ちは分からないでもないけど。朝比奈さん、悪い男に簡単に引っかかりそうだから。周囲が気をつけてないと、結婚詐欺とかに遭いそう」
古泉「僕のことも信用できない男と見ているのでしょうか……」
森「古泉、いまいち何を考えているか分からないから。もう少し素を見せれば?」



     エンドレスエイト(終わり)
キョン「まさか宿題が原因だったとはな。悪かったな、長門」
長門「何が?」
キョン「もっと早く俺が気づいたら15000回以上も繰り返さずに済んだのに」
長門「構わない。気にしないで」
古泉「ああ、森さんからの伝言を忘れていました」
キョン「何だ?」
古泉「大したことじゃありません。『迎えに来られる日を待ち望んでおります』の一言です」
みくる「何のことですか?」
古泉「彼と森さん、交際を始めたんですよ。すでに肉体関係にまで発展し、結婚の約束までしているそうです」
みくる「ええっ! そ、そうなんですか!?」



     エンドレスエイト(おまけ)
朝倉「何イライラしてるの? 今朝はすっごい笑顔だったのに」
長門「……別に」
朝倉「キョン君と森園生の関係?」
長門「……知ってたの?」
朝倉「もちろん。長門さん知らなかったの?」
長門「………………」
朝倉「ループから抜けることで頭一杯だったから仕方ないか。ま、あきらめなさい。わたしたちと有機生命体の恋愛なんて……きゃあっ!?」 (鉄槌を紙一重で回避する)
長門「うるさい。食事中にペチャクチャしゃべらないで」

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