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古泉「涼宮さんの力が朝比奈さんに移りました」 その2
5KB エロなし
30分後。帰り道。
ハルヒ「……ねえ、キョン。あんた知ってた?」
キョン「何をだ」
ハルヒ「みくるちゃんが私を恨んでいたこと」
キョン「……ああ」
ハルヒ「知ってたなら何で教えてくれなかったのよ!?」
キョン「教えたら直したのか? 逆ギレしたんじゃないか?」
ハルヒ「う……」
キョン「聞く耳ないやつにアドバイスしても時間の無駄だろ」
ハルヒ「………………」
キョン「………………」
ハルヒ「古泉くんも私に不満があったのよね……」
キョン「ないわけ無いだろ? お前のワガママばかり聞かされてムカつかないのは、マザー=テレサ級の聖人君子くらいだよ」
ハルヒ「有希やキョンも?」
キョン「ああ。殴るほどじゃないけどな」
ハルヒ「どうして……」
キョン「お前がワガママばかり」
ハルヒ「そうじゃないわよ! どうして私に何も言わなかったのか聞いてるの!」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「言われなきゃ分からないじゃない! わたしは神様でも何でもないんだから!」
キョン「神様でも何でもない割に、ずいぶん偉そうに振る舞っていたな」
ハルヒ「それは……団長だから……」
キョン「お前が団長だと誰が決めた? 誰が賛成した?」
ハルヒ「………………」
キョン「自分の思いつきを決定事項にして押しつけるだけの人間に、誰が好意を抱くんだ?」
ハルヒ「………………」
キョン「ハルヒ。明日の放課後、朝比奈さんに謝れ」
ハルヒ「……え……?」
キョン「俺も一緒に謝罪する。お前が朝比奈さんに酷い事するのを傍観していた俺も責められるべきだからな」
ハルヒ「……わかった。ありがとう、キョン」
キョン「礼は明日、朝比奈さんに許してもらった後にしてくれ」
翌日の放課後。部室。
ハルヒ「今までゴメンなさい、みくるちゃん」
キョン「申し訳ありませんでした、朝比奈さん」
みくる「顔を上げてください、キョンくん」
キョン「朝比奈さん……」
ハルヒ「みくるちゃん……げぶっ!?」
キョン「古泉!?」
みくる「何を勘違いしてるんですか、涼宮さん。涼宮さんの悪事が1度の謝罪でチャラになるわけ無いじゃないですかぁ」
ハルヒ「……げほっ……がほっ……」
みくる「1年くらい悩まされてきたんだから、1年くらい苦しめないと気が済みません……」
ハルヒ「そんな……」
キョン「朝比奈さん。さすがに1年は長すぎじゃないですか? 朝比奈さん、卒業しちゃうじゃないですか」
みくる「そうですね。それが何か?」
キョン「何かって……」
みくる「わたしが涼宮さんに散々酷い目に遭わされてきたのを間近で見ていたのに、今さら変なこと言わないでください。それとも涼宮さんに言わされてるんですかぁ?」
キョン「え?」
みくる「酷いです、涼宮さん。わたしに反抗されたからってキョン君に命令するなんて……」
キョン「誤解しないでくださいよ、朝比奈さん。命令なんてされてません。謝罪したのもハルヒを庇うのも俺の意志です」
みくる「……古泉くん」
古泉「それでは貴方も涼宮さんと一緒に罰を受けてもらいましょう。一人なら一年かかりますが、二人なら半年で済みます」
キョン「俺だけか? ハルヒの傍若無人を傍観していたのはオマエも一緒だろう。いや、ハルヒに進んで協力していたぶん、俺より罪が重いんじゃないか?」
みくる「古泉くんは良いんです。いち早く私に賛同してくれたから」
キョン「……はあ。わかりましたよ。ハルヒを一緒に罰を受けます。その代わり半年後には、また以前みたいな笑顔を見せてくださいよ?」
みくる「いつでも笑顔なんて見せますよ。ほら」 ニコリ
キョン「……目が笑ってません。正直かなり恐いです」
ハルヒ「キョン……ごめんね」
キョン「同罪だから仕方ない。そう落ち込むな」
ハルヒ「……うん」
みくる「まず涼宮さんは、これに着替えてください」
ハルヒ&キョン「!」
みくる「可愛い衣装でしょう? 鶴屋さんが用意してくれたんです」
ハルヒ「つ、鶴屋さんが?」
みくる「はい。涼宮さんに復讐するって言ったら、喜んで協力してくれました♪」
ハルヒ「………………」
みくる「どうしたんですか? 早く着替えてください」
ハルヒ「これ……大胆すぎない? 少し動いたら見えちゃう……」
みくる「……涼宮さん。わたしにメイドやバニーの衣装を着せるときに、わたしの意見を聞きましたか?」
ハルヒ「聞いてないけど……」
みくる「自分が着るときだけグチャグチャ文句を言わないでください。凄くムカつきます」
ハルヒ「……わかったわ」
キョン「じゃ……じゃあ俺は出てるな」
古泉「待ってください。あなたは涼宮さんの着替えを見るんです」
キョン「はあ!?」
ハルヒ「~~~~~~!?」
みくる「キョン君も罰を受けるんでしょう? その一環です」
キョン「いや……でも……これ、罰なんですか? 罰じゃないような気するんですが……」
古泉「見たくないものを無理やり見せられるのだから罰でしょう? それとも見たいのですか?」
キョン「いや……そういうわけじゃないが……」
みくる「とにかく見ててください。涼宮さん、早く着替えてくださいよ。時間ないんですからね」
ハルヒ「時間?」
みくる「その衣装で迷惑かけた人たちに謝って回るんです」
ハルヒ「そんなの……えっ? な……何よ、どうなってるの!?」
キョン「ど、どうしたんだ、ハルヒ?」
ハルヒ「身体が勝手に動くのよ! やだ、見ないでキョンッ……!」
みくる「何を馬鹿なこと言ってるんですか?」
キョン「……おい、あれは朝比奈さんの仕業か……」 ボソボソ
古泉「おそらく……」 ボソボソ
みくる「何ヒソヒソ話してるんですか? おしゃべりしてないで、団長さんのストリップを見てくださいよ」
ハルヒ「い、いやっ!」
みくる「いい脱ぎっぷりですね。もしかして露出狂の素質あるんじゃないですか?」
ハルヒ「そ、そんなの無いっ! あっ!? ああっ!」
みくる「あっさり下着まで脱いで説得力0です」
キョン「うぁ……」
古泉「目を逸らさずに直視してください。朝比奈さんが満足しません」
キョン「む、無茶を言うなよ……。ハルヒ、裸なんだろう……?」
古泉「ええ。一糸まとわぬ全裸、生まれてきたままの姿です」
キョン「よく冷静に解説できるな、お前……」
古泉「僕にとって涼宮さんは長い間『神様』でしたからね」
ハルヒ「……ねえ、キョン。あんた知ってた?」
キョン「何をだ」
ハルヒ「みくるちゃんが私を恨んでいたこと」
キョン「……ああ」
ハルヒ「知ってたなら何で教えてくれなかったのよ!?」
キョン「教えたら直したのか? 逆ギレしたんじゃないか?」
ハルヒ「う……」
キョン「聞く耳ないやつにアドバイスしても時間の無駄だろ」
ハルヒ「………………」
キョン「………………」
ハルヒ「古泉くんも私に不満があったのよね……」
キョン「ないわけ無いだろ? お前のワガママばかり聞かされてムカつかないのは、マザー=テレサ級の聖人君子くらいだよ」
ハルヒ「有希やキョンも?」
キョン「ああ。殴るほどじゃないけどな」
ハルヒ「どうして……」
キョン「お前がワガママばかり」
ハルヒ「そうじゃないわよ! どうして私に何も言わなかったのか聞いてるの!」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「言われなきゃ分からないじゃない! わたしは神様でも何でもないんだから!」
キョン「神様でも何でもない割に、ずいぶん偉そうに振る舞っていたな」
ハルヒ「それは……団長だから……」
キョン「お前が団長だと誰が決めた? 誰が賛成した?」
ハルヒ「………………」
キョン「自分の思いつきを決定事項にして押しつけるだけの人間に、誰が好意を抱くんだ?」
ハルヒ「………………」
キョン「ハルヒ。明日の放課後、朝比奈さんに謝れ」
ハルヒ「……え……?」
キョン「俺も一緒に謝罪する。お前が朝比奈さんに酷い事するのを傍観していた俺も責められるべきだからな」
ハルヒ「……わかった。ありがとう、キョン」
キョン「礼は明日、朝比奈さんに許してもらった後にしてくれ」
翌日の放課後。部室。
ハルヒ「今までゴメンなさい、みくるちゃん」
キョン「申し訳ありませんでした、朝比奈さん」
みくる「顔を上げてください、キョンくん」
キョン「朝比奈さん……」
ハルヒ「みくるちゃん……げぶっ!?」
キョン「古泉!?」
みくる「何を勘違いしてるんですか、涼宮さん。涼宮さんの悪事が1度の謝罪でチャラになるわけ無いじゃないですかぁ」
ハルヒ「……げほっ……がほっ……」
みくる「1年くらい悩まされてきたんだから、1年くらい苦しめないと気が済みません……」
ハルヒ「そんな……」
キョン「朝比奈さん。さすがに1年は長すぎじゃないですか? 朝比奈さん、卒業しちゃうじゃないですか」
みくる「そうですね。それが何か?」
キョン「何かって……」
みくる「わたしが涼宮さんに散々酷い目に遭わされてきたのを間近で見ていたのに、今さら変なこと言わないでください。それとも涼宮さんに言わされてるんですかぁ?」
キョン「え?」
みくる「酷いです、涼宮さん。わたしに反抗されたからってキョン君に命令するなんて……」
キョン「誤解しないでくださいよ、朝比奈さん。命令なんてされてません。謝罪したのもハルヒを庇うのも俺の意志です」
みくる「……古泉くん」
古泉「それでは貴方も涼宮さんと一緒に罰を受けてもらいましょう。一人なら一年かかりますが、二人なら半年で済みます」
キョン「俺だけか? ハルヒの傍若無人を傍観していたのはオマエも一緒だろう。いや、ハルヒに進んで協力していたぶん、俺より罪が重いんじゃないか?」
みくる「古泉くんは良いんです。いち早く私に賛同してくれたから」
キョン「……はあ。わかりましたよ。ハルヒを一緒に罰を受けます。その代わり半年後には、また以前みたいな笑顔を見せてくださいよ?」
みくる「いつでも笑顔なんて見せますよ。ほら」 ニコリ
キョン「……目が笑ってません。正直かなり恐いです」
ハルヒ「キョン……ごめんね」
キョン「同罪だから仕方ない。そう落ち込むな」
ハルヒ「……うん」
みくる「まず涼宮さんは、これに着替えてください」
ハルヒ&キョン「!」
みくる「可愛い衣装でしょう? 鶴屋さんが用意してくれたんです」
ハルヒ「つ、鶴屋さんが?」
みくる「はい。涼宮さんに復讐するって言ったら、喜んで協力してくれました♪」
ハルヒ「………………」
みくる「どうしたんですか? 早く着替えてください」
ハルヒ「これ……大胆すぎない? 少し動いたら見えちゃう……」
みくる「……涼宮さん。わたしにメイドやバニーの衣装を着せるときに、わたしの意見を聞きましたか?」
ハルヒ「聞いてないけど……」
みくる「自分が着るときだけグチャグチャ文句を言わないでください。凄くムカつきます」
ハルヒ「……わかったわ」
キョン「じゃ……じゃあ俺は出てるな」
古泉「待ってください。あなたは涼宮さんの着替えを見るんです」
キョン「はあ!?」
ハルヒ「~~~~~~!?」
みくる「キョン君も罰を受けるんでしょう? その一環です」
キョン「いや……でも……これ、罰なんですか? 罰じゃないような気するんですが……」
古泉「見たくないものを無理やり見せられるのだから罰でしょう? それとも見たいのですか?」
キョン「いや……そういうわけじゃないが……」
みくる「とにかく見ててください。涼宮さん、早く着替えてくださいよ。時間ないんですからね」
ハルヒ「時間?」
みくる「その衣装で迷惑かけた人たちに謝って回るんです」
ハルヒ「そんなの……えっ? な……何よ、どうなってるの!?」
キョン「ど、どうしたんだ、ハルヒ?」
ハルヒ「身体が勝手に動くのよ! やだ、見ないでキョンッ……!」
みくる「何を馬鹿なこと言ってるんですか?」
キョン「……おい、あれは朝比奈さんの仕業か……」 ボソボソ
古泉「おそらく……」 ボソボソ
みくる「何ヒソヒソ話してるんですか? おしゃべりしてないで、団長さんのストリップを見てくださいよ」
ハルヒ「い、いやっ!」
みくる「いい脱ぎっぷりですね。もしかして露出狂の素質あるんじゃないですか?」
ハルヒ「そ、そんなの無いっ! あっ!? ああっ!」
みくる「あっさり下着まで脱いで説得力0です」
キョン「うぁ……」
古泉「目を逸らさずに直視してください。朝比奈さんが満足しません」
キョン「む、無茶を言うなよ……。ハルヒ、裸なんだろう……?」
古泉「ええ。一糸まとわぬ全裸、生まれてきたままの姿です」
キョン「よく冷静に解説できるな、お前……」
古泉「僕にとって涼宮さんは長い間『神様』でしたからね」
- 2009-07-02
- カテゴリ : 涼宮ハルヒの憂鬱
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