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マジカルハートその4

テンタクルス×マジカルワールド(刹那) 3キロバイト
「始める前にルールを確認しておくぞ。時間は今から30分。貴様がイッたら俺の勝利、イカなかったら俺の敗北だ」
「時間を計るのは心ちゃんに。貴方に任せると絶対ごまかすだろうから」
「信用ねえなオイ」

当たり前だ。テンタクルスを信用するなど馬鹿げている。
刹那は自分と同じように触手に拘束されている心を見た。

「せ、刹那さん……」
「心配しないで。心ちゃんは私が守るから……絶対に」

心配そうに自分を見つめる心に、刹那は微笑で応える。そんな2人を嘲笑するように触手が一斉に動きはじめる。
コスチュームと身体の間に潜り込む触手と、コスチュームの上から愛撫する触手の二手に分かれた。

(30分くらいなら、耐えられる……心ちゃんの純潔は、絶対に汚させない……)

コスチュームの内側で触手がやりたい放題する。乳房を撫で、乳首を吸い、秘唇を擦り、白尻を這い、背中を舐める。コスチュームに覆われていないとこ

ろも同じこと。わきの下、うなじ、耳、頬、のど、太ももなどを触手が蹂躙する。

「うあ……あ……ん……ん……ああ……」

魔薬に侵された身体を愛撫されているのに、甘い声をもらすだけとは……テンタクルスは心の底から感心していた。これほど我慢強い人間は見たことは

おろか、聞いたことすらない。よほど強靭な精神力の持ち主なのだろう。

(これは、掘り出し物だ……)

前に刹那を犯したテンタクルスに『マグロ』だと聞いていたので、マジカルハートを嬲ることしか考えていなかった。嬉しい誤算にテンタクルスは胸が高鳴

るのを抑えられない。

(普通に責めたら30分、耐えられるかもしれんな……よし)

テンタクルスは触手で刹那のコスチュームを引き裂いて、魔法を直接ぶつけられるようにする。
知識だけで実践は初めてだ。成功する確率は少しでも上げたい。

「マジカルワールド、喜べ。今から貴様に良いものをやる」
「え……な、何……」
「ウユニクサ」

テンタクルスが呪文を唱えた瞬間、刹那の胸が光に包まれる。光が消え胸が見えたとき、テンタクルスは内心でガッツポーズした。
乳房も乳首も以前より一回り、いや、二回りは大きくなっている。変化は外見だけではなく、内部でも起きていた。

(な……な、に……痛い……?)

「これで終わりだ。気分はどうだ?」
「……あ……んあ……あう、う……」
「成功みたいだな」

テンタクルスは満足げに笑いながら、触手で刹那の乳房を強くつかんだ。

「んああああっ……!」

刹那の叫び声とともに、ふくらんだ乳首から母乳が噴き出した。刹那が混乱している間に畳み掛けるのが吉と判断したテンタクルスは、何度も何度も乳房

を揉みしだく。
そのたびに乳首から母乳が噴き出した。





「ああっ……く、くうう……やめ、て……動かないで……!」

眉根を寄せ、涙を浮かべて、荒々しい息を吐きながら喘ぐ刹那。
触手に揉みしだかれる乳房から断続的に母乳が噴き出し、刹那の前には白い水たまりができている。

「遠慮するな。それは貴様の魔力を変換したものだからな。存分に味わえ」
「……な……んっ……わ、わたしの……?」
「ああ、貴様の魔力が尽きるまで出しつづけられる。貴様なら何時間も楽しめるだろうよ」

テンタクルスの言葉は、刹那には死刑宣告のように聞こえた。
変えられてしまった自身の身体に脅える刹那は、心の方に目を向ける。
蒼白な表情で見ていた心は慌てて時間を確かめるが、力なく首を横に振った。

「……んああ……ま、また出る……出ちゃう……だ、だめ……出るっ!」

絶叫とともに乳房から母乳が迸る。

「母乳が噴き出すときの快感は射精に匹敵すると聞くが……貴様、達していないだろうな?」
「イッて……ない……わたし……イッて、ない……」
「それならいいがな」

納得したように引き下がるテンタクルスだが、内心では苦笑いしていた。刹那が何度も昇りつめているのは、とっくに気づいている。
母乳が噴き出す際に生じる快感は、精神力などで対抗できるものではない。水分や睡眠を取らなければ死んでしまうのと同じレベルの、物理的なものである。

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