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祐麒★絵日記  やおい

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三月×日  晴れ

今日は人生最悪の1日だった。
日記なんて書いてないで寝てしまいたいけど、柏木先輩の命令なんだから仕方ない。
柏木信者に輪姦されるなんて真っ平ゴメンだ。
万一そんな事されたら100%登校拒否する。
自殺するかもしれない。
それにしても自分が犯した人間の日記を読みたいなんて、柏木先輩は絶対に真性のSだ!
間違いない!

「柏木先輩! ここ、どこですか!? どうしてオレたち……むぐぶっ!?」
「ちょっとウルサイね」
「ギャグボールあったのか。用意がいいな。完全防音の部屋だから使わないと思って、持ってこなかったよ」
「……ひ……光の君……」
「脅えるな、アリス。酷い事はしない。いま説明するし」

柏木先輩は、オレたちの生徒会役員就任を祝福してくれた。
そして伝統の儀式を行うと宣言した。
新しい生徒会役員は、旧生徒会役員に抱かれるのが伝統。
……とうとう狂ったのかコイツ?
それがオレの正直な感想だった。
そんな伝統があるなんて聞いた事がない。
信じられるワケがない。
だけど柏木先輩はオレの疑いの眼差しを無視して――気づいているのは明らかだ――ことを進めていく。
日光先輩と協力してオレとアリスの服を脱がしにかかる。

「……ちょっ……な……何するんですか!? やめてください……ほんと……やめ……がふっ!? げっ……あ゛……が……ご

ぶぅっ! げふっ……ぐぶっ……あ゛ぶぅっ! おえ゛っっ! う゛エエエお゛え゛え゛エエ……!」
「ユ、ユキチ! やめてください……日光先輩……! 光の君……ユキチが……ど……どうして……!?」
「……大丈夫だよ、アリス。大丈夫だから……。僕に任せて……」

激しく抵抗したオレは、日光先輩に思いっきり腹を殴られた。
日光先輩は倒れたオレを引き起こし、壁に押し当てる。
そして深々と腹に拳を入れた。
あまりの激痛に意識が遠のく。
もう抵抗なんて絶対できない状態になっているのに、しつこく日光先輩はボディブローをくり返す。
オレが嘔吐を始めると、ようやく殴るのを止める。
自分のゲロに向かって崩れ落ちながら、オレ意識を失った。

「おはよう、ユキチ。ユキチは寝顔もカワイイね。もっとカワイイ顔を、これから見せてもらおう」

頬をたたかれ目を覚ましたとき、全て終わっていた。
オレとアリスは不気味な台に、裸で拘束されている。
裸を見られるのが大嫌いなアリスは、大粒の涙をポロポロこぼしてる。
身体は男だけど心は女なアリスにとっては、これは悪夢みたいなものだろう。
身体も心も男なオレの何倍も傷ついてるに違いない。
やるならオレだけにしてくれ!
アリスには何もしないでくれ……!

「それは背面拘束肛門さらし台と言って……何だユキチ? 何か言いたいのか? 仕方ないな……日光」
「ぶはっ……げほっ……え゛ほ……! か……柏木先輩……! お願いします……アリスには何もしないでください……! そのぶんオレを……してください……。お願いします……」
「……ユキチ……」

すぐ隣の台に拘束されていたアリスがオレを見る。
その表情はものすごく複雑だった。
安堵、謝罪、不安、罪悪感、憧憬。
……どうして憧憬?
今のオレのどこに憧れる部分があるんだ?
やっぱりアリスの考える事はわからない。
目の前の変態に比べれば一億倍マシだけど。

「自分だけ愛されたいのかい、ユキチ? 欲張りだね。きっと後悔するよ……日光」
「ひぃっ!? なっ何を……あ゛っ! や……やめてください……日光先輩……!」
「しっかり準備しないと楽しめないよ。初体験なんだから。いくら強力なクスリでも、それだけじゃダメさ」
「……く……くすり……?」
「ユキチが失神している間に注射されたの……。私も打たれて……とても強い媚薬なんだって……」

媚薬。
エロ本とかエロDVDに登場する便利な薬。
あくまで架空のモノで現実には存在するワケないって思いこんでた。
……柏木先輩なら持っていてもヘンじゃない。
いろいろ規格外の人だから。
家がスゴイから独自のルートとか持ってるかもしれないし。
というか持っているからってソレを後輩に使うなんて。
なに考えてるんだよ。
できれば思いつく限りの罵詈雑言をぶつけたい。
だけどダメだ。
精いっぱい従順に振る舞って、オレだけに狙いを集中させないと。
アリスはオレが守る。

「……あ゛あ゛っ……う……う゛ぅぅあ゛っ……! はぁっ……ひ――……ひぃい゛っっ! 日光先輩……痛い……くる……しっ……!

 い゛や゛っ! あ゛あ゛あ゛っ……!」
「痛いのも苦しいのも気持ちイイだろ? オチンチンがビンビンになっちゃってるぞ。さわってほしそうにヨダレたらして……どれ」
「アヒィィイッ……!? だっだめぇっ! さわらな……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~! ~~~~~~! ~~~~~~!」

ビュルビュルビュル……!

すでに先走りをダラダラたらしていたオレのは、柏木先輩が軽くしごいただけで暴発してしまった。
オナニーとは比較にならない絶頂感が延々と続いて、オレは声も出せなくなる。
……し、しぬ!
しんじまう……!
本気で死ぬんじゃないかと恐怖を覚えるくらいの、凄まじい快感が体内を駆け巡る。
こんな快感を味わえるのなら、ずっと柏木先輩に犯されていたい。
そんな退廃的な感情がめばえて……あぐぅっ!?

「我のことも忘れてもらっては困る」
「さっきまでとは反応が段違いだな。そこがイイんじゃないか? そこを重点的に責めてみろ」
「……やっ……やめてくださいっ……! それ以上やったらユキチが死んじゃいます……! わ……私がやりますから……!」
「~~~~~~!」

馬鹿オレのこと気にすんな自分のことだけ考えろ。
そう言ってやりたいけど声が出ない。
お尻をえぐられるのが気持ちよすぎるから。
お尻の中にトンでもなく感じる場所が1つ。
そこを突かれると自然に腰が揺れる。
ついさっき射精して小さくなっていたアレが、グングン大きく硬くなっていく。
……この、ままだと。
またオレもう……!

「~~~~~~!」
「おや……またイッたのかい、ユキチ? いくら薬を使ってると言っても早すぎるぞ。たまってたのか? それとも早漏なのかい? 後者だと烏帽子親として少し恥ずかしいな」
「……ああ……ユキチ……んぶっ!」
「誰がフェラチオを中断する許可をあげたのかな? ほら、もっと舌を使って。うん……その調子」



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「乱文乱筆そのものの文章だが、よくユキチの心情が表れてて面白い。それに引きかえ……アリスのはダメだな。淡々と事実を描

写しているだけで、感情が全然こもってない。いつもはユキチより遥かに文章うまいのに、どうしたんだ?」
「……ど……どうしたって……あ……あの……その……」
「僕のに奉仕している時の感情とか、ものすごく聞きたかったんだけどな。飲むように言う前に飲んでくれたから。あと……ユキチと僕、どっち愛されるのが良かったか……とか。僕に抱かれてる時も、ユキチに抱かれてる時も、少しあきれるくらい悦んでくれたからね」
「~~~~~~!」

柏木先輩の露骨な言い方に、アリスは耳まで真っ赤になった。
あまりの羞恥に目に涙を浮かべている。
それを見たオレ激しい怒りを……覚えない。
オレが感じたのは欲情。
……あの日からオレは変わった。
表面上は変化ない。
だけど内面は恐ろしく変化してしまった。
アリスを友人や親友と思えない。
アリスの一挙手一投足を目で追ってしまう。
認めるしかない。
オレはアリスにほれてしまった。
またアリスを抱きたいと思ってる。
夢の中で抱くくらい強く。

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