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黄薔薇★絵日記

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6月○日  雨

昨日のうちに『招待』されていた新聞部の人たちと、瞳子さまの家で会う。
地下室とは思えないくらい明るい部屋に、真美さま達はいた。
3人とも一糸まとわぬ裸で、天井から伸びる鎖で拘束されている。
私たちが来る前に祐巳さまや志摩子さまと、秘密を守るか守らないか交渉→決裂して、こうなった。
ため息をつきながら乃梨子さまが説明してくれた。

「できれば話し合いで納得してほしかったけれど……仕方ないわね」
「仕方ないわねえ♪」

西洋人形のように整った顔を、悲しそうに歪めている志摩子さま。
隣のお姉さまは対照的に、とても嬉しそうな表情を浮かべている。
……言葉だけ真似しても意味ないです、お姉さま。
口調に嬉しさが思いっきり出てます。
ホントにイジメるのが好きなんだから。
……イジメられるのは、それ以上に好きなのが不思議。

「何やってるのよ菜々! 始めるわよ!」
「わかりました」

お姉さまは手にたっぷりローションをつけて、真美さまの胸を撫ではじめた。
もちろん真美さまは大声でやめるように言うけど、お姉さまは完全に無視。

「う゛う゛っっ……や……やめ――……ん゛お゛っ! ん゛ん゛っ……ん゛っ……! ぁあ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ!」

右、わたし。
左、お姉さま。
乳房や乳首を丹念に責めつづけると、だんだん真美さまの息が荒くなっていく。
いつも毅然としている表情が快感に蕩けていくのは、ものすごく魅惑的だった。
こんなに胸が感じる人は珍しい。
小ぶりな胸……貧乳だと感度がいいって言うけど……。

「何その目。何が言いたいの?」
「……いえ。別に……」

お姉さまも貧乳で敏感だけど、真美様ほどじゃないですね――。
正直に言うわけには行かないので言葉を濁した。
いつまでも胸ばかり責めているのは何なので、胸以外も責める。
背中、わきの下、耳、のど、肩。
どこを責めても真美さまは鋭く反応して、甘い声を上げてくれる。
こんなに開発されてるなんて。

「すっごいエッチな身体してるわね、真美さん。自分はこんなにエッチが好きなのに、私たちは許さないって言うのは横暴じゃない?」
「……わ……私と……アナタたちは……たち、ばが……あヒィッ!?」
「すっご……これ見なさい、菜々」

お姉さまが指についた愛液を見せてくれた。
まだアソコは全然さわってないのに、こんなに……。
アソコを直に責めたら、どんな反応するんだろう?
狂い悶える真美さまを想像している私の肩を、誰かがツンツンつつく。
誰?

「私たちも混ぜてくれないかしら」
「志摩子さま、どうしたんですか?」
「日出実ちゃんが……おびえてて……」

志摩子さんの視線の先には真美さまの妹(プティ・スール)である日出実さま。
真美さまと同じく裸だけど、手足の拘束は解かれていた。

「ちょっと志摩子さん。自由にしちゃダメじゃない。暴れたら面倒でしょ?」
「大丈夫よ。今の日出実ちゃんは、そんなこと絶対しないから。見れば分かるでしょう?」

……確かに。
普段の日出実さまは姉(グラン・スール)である真美さまと同じくらいクールだ。
そこがカッコイイと下級生(わたしの同級生)に人気がある。
その日出実さまが今は、まるで幼子のようだ。
ボロボロと大粒の涙を流しながら、恐怖と屈辱に裸体を震わせている。
……これは演技じゃない。
これが演技なら今すぐ演劇部でトップになれる。

「ふうん……ま、いいわ。お姉さまに奉仕しなさい。いつもやってるみたいに、ね」
「………………」
「何その目? お姉さまと一緒に嬲られる方がいい? 私はどっちでも構わないわよ?」
「………………わ……わかりました……」

日出実さまが真美さまにノロノロと近づいていく。
何をされるか気づいた真美さまが必死に止めるけど、日出実さまの舌でアソコを責められると、だんだん声が変わっていった。
悲鳴から嬌声に。
嬌声から絶叫に。

「真美さん、お尻が好きなのね。指を3本も軽々と受け入れちゃって。あれはアナルオナニーやってるわね」
「お姉さまと同じですね……うわっ。何するんですか。事実じゃないですか」
「志摩子さん、気づいてる? 日出実さんの左手……」
「え? 何のこ……あら。日出実ちゃんも悦んでるみたいね」

日出実さまは右手と舌で真美さまに奉仕しながら、自分のアソコを左手でいじっていた。
イキっぱなしの真美さまの裸身がガクガクと打ち震えるけど、それに気づいていないのか、日出実さまは愛撫の手をゆるめない。
ゆるめるどころか一段と激しくする。
もちろん激しくするのは右手……真美さまを愛撫する手だけじゃない。
自分を愛撫する……自慰にいそしむ左手が右手と同じくらい激しくなっていき、不意に静止する。

「お姉さまっ! イクッ! イッちゃうぅっ……!」

絶頂に達した日出実さまは床に崩れ落ちる途中で、乃梨子さまに受け止められた。
そのまま乃梨子さまと志摩子さまに愛されはじめる。
真美さまに奉仕する前の脅え方が嘘みたいに、素直に反応している。
もう真美さまを絡めなくても大丈夫だろう。
真美さまを拘束しておく必要も、ないな。
連続絶頂で心身ともにメロメロになっている今の真美さまなら、逃亡なんて夢にも思わないだろう。

「真美さんをイジメるの? 私たちも混ぜてよ」
「祐巳さま? 瞳子さまも……。三奈子さまは?」
「完全に気絶してますわ。これ以上やるのはマズイと思って中断しましたの」
「……祐巳さん。今度は何やったの?」

お姉さまがジト目で見ると、祐巳さまは苦笑いしながら頭をかいた。
……祐巳さまはドSだ。
小動物みたいに可憐な日常の姿からは想像できないが、ドSだ。
責めて責めて責めまくる。
相手が気絶しても責めつづける。
わたしも気絶するまで責められて、意識を取り戻したら、まだ責められていた事がある。

~~~~~~♪

場違いな音楽。
携帯電話の着信音?

「瞳子のじゃない?」
「そうみたいですわね」

あわてて瞳子さまが携帯電話のところに走る。
誰からの電話だろう?

「蔦子様からの電話でした。すぐに行くと。笙子さんも来るそうです」
「そう。良かった」
「別に笙子ちゃんは来なくても構わないのに……よっぽど蔦子さんと一緒にいたいのね」

蔦子さまと笙子さま。
お二人は恋人――もちろん肉体関係あり――にも関わらず姉妹(スール)じゃないという変わった関係だ。
笙子さまに出会う前に蔦子さまが妹を作っていたというのなら、まだ話は分かる。
そうじゃないのだから話は難解だ。
以前それとなく聞いてみたけど、笑って答えてくれなかった。

「笙子ちゃんといえば……新しいアルバム、見た?」
「……また新しいアルバムできたの?」

あきれたように笑うお姉さま。
写真部に所属するお二人は、自分たちのセックスを写真にして、親しい人間に見せて回っている。
恋人と愛し合う姿を写真にして残す。
残すどころか見せて回る……想像しただけで顔が赤くなる。
図太いというか何というか、スゴイ方たちだ。
蔦子さまと笙子さまが2人ならんで……している写真を見たときは、あまりの衝撃に頭が真っ白になった。

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