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初春「佐天さん、わたしに見せたいものって何ですか?」

5KB  佐天×初春

初春「佐天さん、わたしに見せたいものって何ですか?」
佐天「これよ」
初春「………………え?」
佐天「うまく撮れるか心配だったんだけど、なかなかキレイに撮れているでしょう?」
初春「……こ……これ……どうして……」



佐天「ここ(初春の部屋)に仕かけた監視カメラで撮影したの。他にもあるのよ。ほら」
初春「……こ、こんなに……」
佐天「これなんかスゴイよね。初春のアソコも白井さんのアソコも丸見え。苦労して何個も置いて良かったよ」
初春「……ど……どういうことですか……? これ……」
佐天「あたし、初春が好きなの」



初春「……は?」
佐天「こういう事がしてみたい」
初春「………………」
佐天「異常なんて言わないわよね? 初春も同じなんだから」
初春「……い、言いません、けど……」



佐天「あたしと付き合ってくれる?」
初春「……ごめんなさい」
佐天「え? なに? 聞こえなかった」
初春「佐天さんと付き合う事はできません」
佐天「どうして? あたしのこと嫌いなの?」



初春「好きですけど、そういう好きじゃなくて……」
佐天「あくまでも友人として好きってこと?」
初春「……はい。すみません……」
佐天「そうか。じゃあ仕方ないわね。この写真はネットに流すわ」
初春「えぇっ……!?」



佐天「どうして驚くの? この写真いらないって、いま言ったじゃないの。あたしの物をどうしようと、あたしの勝手でしょ?」
初春「や、やめてくださいっ! そんな事したら……!」
佐天「初春も白井さんも学園都市にいられなくなっちゃうかもしれないわね」
初春「それが分かってて何でっ……!」
佐天「可愛さあまって憎さ百倍って言葉を知らないの?」



初春「……そんな……。ム……ムチャクチャです……」
佐天「パニックになってるのは、言われなくても分かってるわよ。だけど止められないの。で、どうする? あたしと付き合う? 白井さんと一緒に学園都市から追われる?」
初春「……え、選べません……」
佐天「ここで今すぐ選んで。そうね。30秒以内に言わないとネットに放流しちゃう」
初春「えっ!? ま、待ってくださいっ! 佐天さんっ!」



佐天「待たないわ。あと20秒よ」
初春「ど、どっちも嫌ですっ! 何か、別のもので……!」
佐天「ダメ。あと10秒。9.8.7」
初春「わっわかりましたっ! 佐天さんと付き合いますっ!」
佐天「……ホントにあたしと付き合ってくれるの? 口から出任せじゃないわよね? その場しのぎの嘘だったら許さないわよ?」



初春「……は、はい。だから……その……写真は……」
佐天「うん。あたしが大事に保管しとく。誰にも見せないから安心して」
初春「……あの……わたしに渡してくれませんか?」
佐天「どうして? もしかして処分するため」
初春「ちっ違いますっ。そうじゃなくて……」



佐天「絶対に誰にも見せないから安心してってば」
初春「……は……はい……。わかりました……」
佐天「それじゃあ早速やりましょ」
初春「え? な、何を……?」
佐天「何とぼけてんの。エッチに決まってるじゃない♪」



初春「ん゛ん゛っ!? ん゛っ! ん゛ん゛っ……!」
佐天「……はぁっ。初春の唇、凄くおいしい……。舌を入れてイイ? イイわよね? 入れるわよ」
初春「あ゛――……は、う゛っ! ん゛っ……む……。く、ふ……ん゛っん゛ん゛っ……!」
佐天「夢を見ているみたい……。初春とキスできるなんて……今日は人生最高の日だわ」
初春「……はぁっ……はぁっ……」



佐天「初春、服を脱いで」
初春「………………はい」
佐天「ねえ、初春。ひとつ聞いてもイイかな?」
初春「な、何ですか……?」
佐天「そんなに警戒しないでよ。大した事じゃないから脱ぎながら話して。初春と白井さん、どっちから告白したの?」



初春「……わ、わたし……です……」
佐天「へえ。やっぱり。それで白井さんあっさりOKしたの?」
初春「しばらく考えさせてくれって……。それで1週間くらい後に……」
佐天「OKしてくれたの?」
初春「……はい」



佐天「よくOKしてくれたわねえ。白井さんって御坂さんが好きなんじゃなかった?」
初春「……それは……あの……その……」
佐天「なに? 何かあったの? 教えて教えて」
初春「……わたしが告白した後に、御坂さんに告白して、振られて……それで……」
佐天「何よそれ? 御坂さんがダメだったから初春で我慢ってこと?」



初春「………………」
佐天「よくそんなのと付き合ってたわね、初春。幻滅しなかったの?」
初春「……ちょっとガッカリしましたけど……だけど、それでも好きだったから……」
佐天「ふうん。あの子の何がそんなにイイのかさっぱり分からないわ」
初春「……接している時間が長ければ長いほど、ひかれる人です」



佐天「あ、そう。……初春」
初春「何ですか? がふっ!?」
佐天「あたしの前で他の女の子のほめるのは厳禁よ。覚えておきなさい。ほめる度にこうやって蹴るからね。わかった? わかったら返事しなさい」
初春「ぐふっ! う゛げっ! ごぶぅっ!」
佐天「返事しろって言ってるでしょっ!」



初春「ぐぱぁっっ!」
佐天「初春って意外と馬鹿だよね。あたしに逆らえば逆らうほど痛い目にあうのが分からないの?」
初春「……ご……お゛っ……お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇっ……!」 ビチャビチャビチャ……
佐天「………………」
初春「……う゛……あ゛……お゛え゛ぇ……!」



佐天「初春」
初春「………はぁっ……はぁっ……はぁっ……! な……何ですか、佐天さん……? あぐぅっ!?」
佐天「あたし、ゲロを吐けっていつ言ったの? ねえ? いつ言ったの!?」
初春「あ゛っ! い、いやっ! やめて……やめてくださいっ……!」
佐天「髪の毛って結構タオルの代わりに使えるのね。だいぶキレイになったじゃない床。髪の毛はゲロまみれになっちゃったけど♪」



初春「……う゛う゛っ……う゛っ……」 ボロボロ
佐天「初春は泣き顔も最高にカワイイわねえ。あ、そうだ。一緒にお風呂に入ろう!」
初春「……え……? あっ……」
佐天「ほらほら、早く。頭がゲロまみれじゃ臭くて嫌でしょ? 洗ってあげる」
初春「……は、はい。ありがとうございます……」

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