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晶子「小梅さん、行きましょう」

5KB 晶子×小梅

晶子「小梅さん、行きましょう」
小梅「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
晶子「小梅さん? 小梅さん。小梅さん!」
小梅「……え……? あ……晶子さん」
乃枝「どうしたの?」
晶子「小梅さん、体調が悪いみたいで……」
乃枝「顔が赤いわね。熱があるんじゃないの? 今日は休む?」
小梅「うん、そうする……」



乃枝「それがイイわ。じゃあ私は先に行ってる」
晶子「はい」
小梅「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
晶子「大丈夫、小梅さん?」
小梅「晶子さん……お願い……助けて……」
晶子「はい?」
小梅「身体……熱いの……アソコなんて……もう……苦しい……!」
晶子「トイレで自分でいじるくらいじゃ物足りない?」



小梅「えっ……!?」
晶子「気づかれていないと思っていたの? 馬鹿ねぇ」
小梅「……だ……誰にも言ってないよね……?」
晶子「誰にも言ってないわ。胡蝶ちゃんは知っているけど」
小梅「胡蝶ちゃんが……ど……どうして……!?」
晶子「小梅がアンアン言っているのを聞いていたからに決まってるじゃないの」
小梅「……う……嘘……」
晶子「本当よ。胡蝶ちゃん泣いてたわ。当然よね。尊敬する先輩がトイレで自慰する変態だったんだから」



小梅「………………」
晶子「じゃあ行きましょう」
小梅「え? ど、どこに?」
晶子「どこにって……野球の練習に決まっているでしょう?」
小梅「……トイレで……解毒剤……ちょうだい……」
晶子「は?」
小梅「~~~~~~! いいから、熱いの、治してぇっ……!」
晶子「ちょ、ちょっと、落ち着いて。解毒剤、ないわ。家に忘れてきたから」



小梅「そ、そんなっ……!?」
晶子「だから野球が終わるまで我慢して。ね?」
小梅「む、無理っ。こんなので……野球なんて……。絶対に無理っ……!」
晶子「小梅さんなら大丈夫よ♪ さあ、行きましょう」
小梅「ひ、引っ張らないで。無理だったら。晶子さんっ……!」
晶子「やる前から弱気なんて小梅さんらしくないわ」



1時間後。グラウンド。
アンナ「今日はどうしたの、小梅? 全く動けてないけれど」
小梅「……少し……頭が痛くて……」
乃枝「やっぱり帰った方がいいんじゃない?」
晶子「大丈夫ですわ。ね、小梅さん?」
小梅「……うん」
乃枝「晶子さん。今は私が小梅さんと話しているんだけど?」
晶子「わたしは小梅さんの夫ですもの。妻である小梅さんに関することなら、全て私を通してください」



アンナ「小梅、どうする? 帰る?」
小梅「……はい」
晶子「小梅さん!」
小梅「……ごめんなさい……晶子さん……。もう……」 ボロボロ
乃枝「泣かないで、小梅さん。あなたは悪くないわ」
晶子「……わかりました。わたしも帰ります」
小梅「え?」
アンナ「晶子も頭が痛いの?」



晶子「はい。それに体調が悪い小梅さんを1人では帰すのは危険だと思います」
乃枝「大丈夫でしょう」
晶子「万一の事が起きたら責任を取れるの!?」
乃枝「ど……怒鳴らないでよ……」
アンナ「わかりました。小梅を送ってあげなさい」
晶子「はい」



10分後。部室。
晶子「じゃあ帰りましょうか」
小梅「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
晶子「よだれが落ちているわよ、小梅さん。はしたない」
小梅「ぐっ……。あ……晶子さんのせいじゃない……」
晶子「わたくしは悪くないわ。少し責められただけでイク小梅さんが悪いのよ。ここがどこか分かってるの?」
小梅「……あ……晶子さんが言う……?」
晶子「恐い顔しても無駄よ。全く恐くないから。むしろカワイイわ」 (接吻する)



小梅「んっ!? んっ……んんぅっ! な、何するのっ!? 誰かに見られたらっ……!」
晶子「見せてるのよ」
小梅「……え?」
晶子「入ってきなさい、胡蝶ちゃん」
小梅「なっ……!?」
胡蝶「……気づいてたんですか……」
晶子「ええ。最初から」
胡蝶「わたしが見ているのを知りながら鈴川先輩と……!」



晶子「小梅さんが私のモノだとハッキリ理解してもらおうと思って」
胡蝶「~~~~~~!」
晶子「そんな目で見ないで。わたくしと小梅さんが夫婦になったのは川島さんが勧めたからよ。文句があったら川島さんに言って」
乃枝「わたしのせいにされても困るんだけど」
晶子「あら? 乃枝さんも見ていたの?」
乃枝「ええ」
晶子「感想は?」
乃枝「非常に興味深いモノを見せてもらったことには感謝するわ。だけどアレを私のせいにしないで」



晶子「どうして?」
乃枝「わたしは貴女たちに『夫婦のように仲良くなれ』と言ったの。本物の夫婦になれ、なんて一言も言ってないわ」
晶子「夫婦のように仲良くなるには、体を重ねるのは最も迅速で確実でしょう?」
乃枝「いつからなの?」
晶子「え?」
乃枝「いつから……その……そういう関係だったの!?」
晶子「大声を出さないでくださる? 耳が痛いわ」
乃枝「うるさいわね! 早く答えて!」



晶子「何でそんなに怒ってるの? あ……もしかして乃枝さん」
乃枝「な、何よ? 何で笑ってるのっ?」
晶子「小梅さんが好きなの?」
乃枝「なっ……!? ち、違うわよっ! 何を言ってるのっ!?」
晶子「耳まで赤くして否定しても説得力が無いですわよ?」
乃枝「あなたと一緒にしないで!」
アンナ「何を騒いでいるの?」
乃枝「アンナ先生」



アンナ「……小梅。その格好は……?」
小梅「え? あ……」 (自分が半裸なのに気づく)
アンナ「何をしていたの、晶子?」
晶子「夫婦の営みです」
アンナ「……小梅。5分ほど待つから服を整えなさい。乃枝、説明して」
乃枝「はい」
小梅「……はい」



5分後。
アンナ「乃枝から話を聞いたわ。晶子、もう小梅に手を出すのは止めなさい」
晶子「なぜですか?」
アンナ「女同士で愛し合っても不幸になるだけだからです」
晶子「アンナ先生みたいに、ですか?」
アンナ「!」
晶子「適当に言っただけだったんですけど……事実みたいですね。自分と同じ過ちを犯してほしくないということですか?」
アンナ「……そうよ。女同士で愛し合っても空しいだけ。いつかは別れないと駄目なんだから」



晶子「わたくしと小梅さんは別れません。死ぬまで添い遂げます」
アンナ「そんなの無理よ」
晶子「わたくしなら可能です。正確には私の家なら、ですが」
乃枝「晶子さん」
晶子「何ですか? いまアンナ先生と話しているんですが? 割り込まないでもらえますか」
乃枝「あなたの誇大妄想なんて聞いていたら耳が腐ってしまいます。……二度と小梅さんに手を出さないと誓ってください」
晶子「は? そのようや約束、するわけが無いでしょう?」

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