媚薬ラブ超短編１００％自己満足モウソウの墓場スカトロジー

妙な音と声を聞いて祐麒の部屋をこっそりのぞいた祐巳は、驚愕に目を見開いた。
裸の由乃が、同じく裸の祐麒の股間に顔を埋めていたのだ。
（なっ・・・何してるの２人とも！）
胸中で絶叫する祐巳。声に出さなかったのはほとんど奇跡だった。
２人で泊まりの旅行をしたのだから、『そういう関係』になっているのは予想していた。
しかし、頭の中で漠然と想像するのと実際に目撃するのは衝撃が段違いだ。
「んっ・・・祐麒の、おいしい・・・身体が・・・熱くなっちゃう・・・」
由乃はいったん口から離し、手でしごきながら熱い吐息をはいた。
「よ・・・由乃・・・また、上手くなったんじゃないか・・・？」
「ふふっ。練習してますから」
由乃はいたずらっぽく笑い、口淫を再開した。
口と左手で祐麒の肉棒を愛撫し、右手は自分の秘部で踊る。
（うわ・・・よ、由乃さん・・・）
オナニーしながら男のモノを銜える由乃を見て、祐巳は頭がクラクラした。
（これ以上見るのは良くないよね。弟でも。由乃さん怒るだろうし。でも、どんな風にするのか見たいかも・・・）
祐巳が十八番の百面相をフルに発揮しながら錯乱していると、部屋の中から由乃の嬌声が聞こえた。
我に返った祐巳が見たのは、後ろから祐麒に犯されている由乃の姿だった。
「祐麒の、相変わらず大きい・・・気持ちいい・・・」
「動いてもいい？」
由乃がうなずくと、祐麒はゆっくり腰を動かしはじめた。
由乃の声が甘く大きくなるにつれて腰の動きが早く激しくなっていく。
（うわ・・・あ・・・あ・・・）
エロ本やアダルトビデオも見たことがない祐巳に、生のセックスは刺激が強すぎた。
立ち去ることも出来ず、ぽかんと口を開いたまま見つめることしかできない。
由乃と祐麒はそんな親友（姉）の存在も知らず、セックスに没頭している。
体位を騎乗位に変え、今度は由乃が激しく腰を動かしている。
「ああっ！　あっ！　ゆっ、祐麒っ！　わたし・・・！」
敏感な乳房を揉みながら腰を振りたてる由乃と祐麒の結合部から、ぐちゃっ、ぐちゃっ、と音が聞こえる。
腰の動きの変化で由乃の限界を察した祐麒は、自分も腰を突き上げはじめた。
「あああっ！　あっ、ああっ！　イクッ！　イッちゃうっ！」
「はあっ・・・はあっ・・・！」
唇を噛みしめ射精を我慢しながら、祐麒はベッドが壊れるんじゃないかと心配になるほどの激しさで由乃を責めつづける。
由乃は激しい突き上げで一瞬宙に舞うが、すぐにまた深々とえぐられる。
「あああっ！　だめっ、だめっ、ああーーっ！」
「ううっ・・・！」
絶叫とともに２人の身体が硬直し、大きく痙攣する。
絶頂に息を荒げる２人を見ながら、祐巳はただ呆然としていた。